- 年末のご挨拶
- → 事務局長♀ at 01/03 (03:35)
- → てつや at 01/04 (22:33)
- 肉の日納めは「ポッサムチプ」
- → おーちゃん at 12/30 (20:11)
- → こまつ at 12/30 (21:04)
- → おがちゃん at 12/30 (21:32)
- → ゆうちゃん之助 at 12/31 (00:29)
- → ぜん at 12/31 (00:38)
- 忘年会II at「くにきや」
- → ながしま at 12/27 (19:41)
- → やっさん@鳥頭 at 12/27 (22:58)
- → ゆうちゃん之助 at 12/28 (12:28)
- → てつや at 12/28 (20:54)
- 言い訳無用の連荘「ポッサムチプ」
- → ゆうちゃん之助 at 12/26 (01:09)
- → ぜん at 12/26 (10:57)
- → あさみ at 12/27 (16:08)
- → てつや at 12/27 (18:59)
- 忘年会at「ポッサムチプ」
- → おがちゃん at 12/25 (09:37)
- → ぜん at 12/25 (10:14)
- → 骨なし at 12/25 (11:05)
- → こまつ at 12/25 (11:59)
- → てつや at 12/25 (22:31)
本年も残すところ数十分。本年も莫迦で喰い意地が張った、このサイトにおつきあい下さいましてありがとうございます。来年度も引き続きよろしくお引き立て下さい。
というのが建前。実は大量のネタを載せることなく年を越してしまうことになりました。これては非常に不本意なのです。実に勿体ない。そこで、正月はひとり言のお休み決定(飲み倒し)なので、正月明けからクリスマスあたりのネタをお送りいたします。
あ、それと。先月あたりから相互リンクのお申し出をいただいているのですが、如何せん公私ともにばたばたなもので遅れております。出来るだけ早く対応させて頂きます。申し訳ありません。
ということで、本当に来年もよろしくお願いします。
焼肉にご一緒できる方は、特によろしくお願いします。
昨日は今年最後の「肉の日」でした。ということは当然ですが、焼肉を喰って来たということです。断定。もはや誰も疑うことのない莫迦夫婦ですから、本当の今年の肉納めを決行してきました。結構なことです。
で、お店の前まで来ますとですね、トンでもないものが黒板メニューに。え〜と?「火肉山(かざん)」って。これはアレですね、とうとうメニュー化してしまったのですね。今日は軽く摘んで終わりましょう、と言っていたのに。
もうね、こういう場合の対処の方法は、人海戦術。だって、一枚で4〜5人前という肉ですよ。いくら莫迦夫婦の莫迦胃袋とはいえ人間だもの、無理は禁物。ということで、呼び出しをかけようと思うのですが、思い切り年末。
こういうときは家族持ちを避けて、独り者に連絡。ぜんちゃん、電話に出ない。仕方がないのでメールも送る。返事がない。あ〜あ仕方ない。二人じゃなあ、無理かなぁ、と話していると厨房の方から「小さい火肉山ありますよ〜」。ああ、読まれている。心読まれている。
ということでその“小さな”火肉山(かざん)をお願いしましょう。で、生ものはホルモンが全滅。年末だもの。なので「ハラミ刺」「ネギ塩ユッケ」「ミノ湯引き」をチョイス。英断。更に塩はカッパを単品で。
いやいや、最後に喰らう生肉はいいですね。何ですかほら、心につもった今年の埃を払ってくれるような気がします。いや、適当に言ってますよ、いつものことですが。で、カッパ。これもまぁ何といいますか…何といいましょうか。
旨い。しっかりとした歯ごたえ。これがカッパの旨さ。スジですからね、ある意味では。それをしっかりと塩で焼いて喰らえば、肉の旨味が染み出します。旨い。本日はマッコリのみで終わりましょうという決めてますので、チビチビといただきます。
ここで火肉山が。もうね、このネーミング素晴らしいですよ、そのまんま。肉が立ってますよ見事なまでに。これを横目に一心不乱にカッパを喰らいます。だって、塩焼き終えてから喰いたいじゃあ無いですか。
で、食い終わったところで、ノンカットで網にばあああーーーーん!と。一気にばああーーーん!と。二人で(自称)300g強の肉ですから、勢いが必要です。片面をしっかりと焼いて、ひっくり返し、少し焼けてきた辺りで、いよいよ!
ハサミでじょっきじょっきと切り刻み。これが楽しい!のです。こういう塊肉、他には骨付きカルビなんかもそうなのですが、そのまま焼いた方が美味しいです。味もさることながら、このじょっきじょっきヤリながら焼ける様を見るのも味のうち。
今回は炎が舞い上がるほどではありませんでしたが、それでも迫力なのです。さて、それではがんがんと頂きましょう。旨、堪らん、旨。これはやはり旨いですわ。で、きっちりとポッサムするのです。巻きますよ巻きます。
こういう肉は野菜に実に合いますね。出来れば白ご飯も欲しいところですが、ええ、一緒に巻くのです、チシャで。でもそんなことをしたら絶対喰いきれないでしょうね。てなことを話しながら喰っているうちに終了。え?終了?
いや、まだ喰える。何だこれは?この食欲はどこから沸いてくるのでしょうか?なんだか、火肉山を喰った後の方が食欲増進なんですが。壊れちゃったのでしょうか、私の満腹中枢が。
ま、このところ食べ過ぎが多すぎましたから、気分的に腹八分目で終えておきましょう。今年最後の焼肉は上品な感じで終わらせるのが正しいと言うことで。ご馳走様でした。
さて、すっかりと満足して自宅でくつろいでいますとメールが。何かな?と見ればぜんちゃん。いやね、遅いって。もうすっかり食い終わってますって。しかも残念なことに、今年の火肉山は予約で終了。来年までおあずけですよ。年明け一緒に行こうね。と慰めておくことにします。
二日から営業だそうですが、
多分、その日は火肉山ないですよ(ぜんちゃんへ私信)
やはり、勢いのある肉は年の瀬に合いますねぇ。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
第三回忘年会、立った今終わって帰って参りました。ってか、仕事の忘年会なのですが。普段はプライベートな会ばかりですので、こういう仕事関係の会はそれはそれで楽しいのです。そして喰いました、思い切り。
今年は中華ということでやはりまわる卓のお店へ。やっぱりほら、宴会といえばまわらなければ、中華なら。予約も何も無しだったので、コースのようなものは無し。取り敢えずアラカルトで頂きました。
で、中華といえばレタス包み。私の個人的な趣味。あ、四人だったので料理は二人前ずつお願いしました。このレタス包み、実に旨い。昼間のビールに実に合うじゃあ無いですか。レタスに負けないしっかりとしたお味。
注文の時に忘れていたスープを後から追加で。ザーサイのスープ。何となくザーサイというと塩気が強いイメージがあるのですが、意外とあっさりと美味しいのです。うん、いいね、中華はスープも美味しいね。
芙蓉蟹も注文しましたが、蟹のイメージ無し。どちらかといえば海老が目立っておりました。でも味の方はなかなか。いいじゃないですか、昼間っからビールがすすむすすむ。やっぱり年末はこうでなければいけませんな。
中華といえば個人的定番は酢豚。これ無くして中華とは呼べません。豚肉最高!旨い旨い!食い尽くしますよん。このお店の酢豚は、きっちりと酢がきいていてかなりの好みです。酸っぱいものは酸っぱいのが旨いのです。
更に麻婆豆腐も。こちらは一緒に注文した焼き飯にぶっかけて食べるとまたオツなものです。旨、旨いわ。麻婆豆腐には辛油をがんがんとかけて、辛味アップで更に旨味もアップなのです。旨くて旨くて。
そして〆は焼そば。ちょっと油が多かったのですが、麺は平麺で私の好みの焼そばなのです。うは、旨いわ。次回はこの焼そばだけでも喰いに来ようかと思わせる、個人的に好みのお味。
最後にデザートでも、と思ったのですが、さすがに時間を大幅に超えてますし、胃袋も限界をお迎えの様子。ご馳走様ということで。いやぁ満足満足。これで四人で一万円少しと実にリーズナブルじゃあないですか。これからの忘年会・新年会は昼間に企画しようかと本気で考えますね。
世間の冷たい目に耐えられれば(昼間から酔っ払い)。
それにしても腹がはち切れそうなのですが…。
今回のお店:北京料理「聚鳳(しゅうほう)」
神戸市中央区八雲通1-1-39
TEL.(078)251-4473
26日は本年度二回目の忘年会。まぁ第三回、第四回があるとは思えませんが。いよいよ年の瀬ってヤツですからねぇ。で、本来はクリスマスイブであるところの24日、クリスマス本番の25日にもカッ喰らってましたから時系列的に先に書きたかったのです。
ですが。ですが!余りの旨さに「第二回忘年会atくにきや」の方を先行させて頂きます。だって、だって旨かったんだものスキヤキ。
スキヤキ。昭和の子供達にとっては家庭で食べる最高の御馳走。そう、魅惑のスキヤキなのです。こいつを外食で頂くなんてのは、平成にオトナを迎えた私たちの特権じゃあないでしょうか?そんなに気張る程の事ではなかったかも知れない。
恐らく、この気持ちを共感して頂ける人々は少なからずいらっしゃるでしょう。その前に、何を好き好んで「焼肉店」でスキヤキを食べるんだ、というご意見もあるかと思います。でもね、恐らく数年前から張り出されていた「スキヤキあります。要予約」の張り紙。これに心惹かれるのは仕方ないじゃないですか。昭和の子供は心の底に「外食でスキヤキ」に対する憧れがあるのです。
とまぁ、無駄に前置きが長いのはいつものこと。今回の幹事であるところのぜんちゃんが仕切っての第二回忘年会。お店に着く頃には既に野菜は準備完了。では、まだ全員は揃ってませんが順次初めて参りましょうか。
乾杯の音頭の後は、お店のお姉様に身を任せ、どんどんと調理が始まります。ええ、焼肉とは違いまして、こういう場合は全てお任せ。私なんかの狭見では偏ったスキヤキしか出来そうもありません。ってか割り下ってどうやって使うのか分からないし。
そして非常に旨そうな肉が仕上がっていくじゃあないですか、堪らん!美しく花咲く牛肉(霜降り)がドンドンとスキヤキへと昇華していく様は、サナギから蝶へと羽化していくヒメアカタテハを思わせます。あ、いや、適当に書いてますよ。
で、味。もうね、今更どうこう言う必要はないですわ、はぁ。旨い。この一言。言ってみれば、生まれてから一番美味しいスキヤキ。<旨>スキヤキ最高!もう、このまま死んでもいい</旨>という感じですかね、ええ。
日本に生まれた幸せは、和食だけじゃあないのです。日本独自の文化。文明開化から育んできた牛鍋文化。その最高傑作が、今目の前にどど〜んと鎮座坐す我が幸せ。わはははは、最高。これより上の何を望むというのか。
本当に旨い。ってか、さっきから旨い以外の単語が無いような気がしてきた。いや、肉が旨いのは当たり前。「くにきや」さんで喰う肉が旨くない訳がない。旨いに決まっている。でもね、それだけじゃあないのです。
野菜。この存在を忘れちゃあいけません。スキヤキとは最高の牛肉と旬の野菜の出会いが大切。白菜旨〜、白葱旨〜、春菊旨〜、麩旨〜。スキヤキの醍醐味が今ここに極まれり、なのです。間違いなく!
しかも、肉はこれだけで終わらず。残り全部です〜って。そんな。全部ってそんな。あ、野菜のお代わりお願いします。ええ、肉だけじゃあ片手落ちですから。喰い進めていると肉無くなっちゃった。で、隣のテーブル(身内)からお裾分けして頂いて。
え〜と。どう考えても一番高齢、三人テーブル、しかもガスコンロが調子悪くて火力弱し、なのに喰い意地はフルスロットルだったようです。あっという間にスキヤキは完了寸前。もうね、いい歳なんだから色々と考えようよ。
あ、ついでに言えば、誰が牛脂(最初の脂肉)を食べるかで協議も行われました。そりゃあそうです。こういった如何にも体に悪そうなものほど旨いと相場は決まっています。で喧々囂々の話し合いの結果、私が頂きました。旨。これがスキヤキの醍醐味。醍醐味多すぎ。
さて、実は今回お店に着いた時から気になっていたのです。座敷にはテーブルが4卓。人数は10人なので3卓あれば十分なのに、どういう訳だか1卓キープされています。しかもそこは「荷物置き場にどうそ〜」といわれつつ。
ハッキリ言ってお店は満席。1卓でもお客さんを回したいところ。なのにそこにはコンロに「?」マークが。まさか。これってまさかのサプライズ○○?いやん、期待しちゃいます。何々?何が起こるというのでしょうか?
ええ、予想通りのサプライズ。え〜と。予想通りは普通サプライズって言わないのですが、驚きました。何が驚いたかって、スキヤキ喰った後に「ホルモン(テッチャン)鍋」ですよ。これが驚かずにおられましょうか!
最初から「腹八分目〜九分目くらいにしておいて下さいね」とは言われてましたが、うどんで〆のつもりが追加で鍋。で、みんななんのかんのと言いながら結構な量を喰っている訳ですよ。ええ、99%完成型。
なのに群がる群がる。腹一杯といいながらも、取り敢えず小鉢に一杯だけは喰らいます。こいつら、鬼や、牛肉の鬼や!と心の中で叫びながら、どういう訳だかその鍋が私のすぐ隣でぐつぐつと言っているモンですから、ついつい手が出て口が出て…。
気がつけば、最後の方は一人で喰ってました。ホルモン最高!こりゃ堪らんですよ。てな感じで。あ、ちなみにてっちゃんも追加ありました。これもほぼ完食。旨かった。キムチとテッチャンとマッコリの取り合わせはやはり最強に間違いなし!そして本年度を締めるに相応しい忘年会となりました。
参加くださった皆様、本当に今年はありがとうございました。来年も今年同様わしわしと喰らいます。肉にしろ魚にしろ行き着くところまでお付き合いくださいませ。
そして、「くにきや」さん。無茶なリクエストに最高の対応をありがとうございます。心の底から満足させて頂きました。
最後に。ここを読んで興味を覚えた方。こういったちょっと頭のおかしい会合に是非ともご参加ください。きっと楽しく呑み喰い出来ることと思います。ええ、取り敢えず私は楽しいです。
何はともあれ、喰いすぎてボンレスハムの気持ちは分かりますよ。
腹が張りすぎて眠れなかったのは久しぶりの体験でした…。
今回のお店:炭火焼肉「くにきや」
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
私たちがポッサムチプさんで忘年会を執り行っている同時刻、御料人様が忘年会ということで、お土産は松前寿司。以前、旨くて気を失いそうになっていたお店の松前寿司。旨い。
なんというか、こういう寿司ってのは、一晩おいておいても美味しいんですよね。自分の酢でお互い(魚と飯)を〆あって、見事に旨味が増すのです。ってか、素が旨いから、なれ鮨の旨さが際だつのでしょうか?いや、もう、旨いから何でもいいんですけれどもね。
で、昨日のひとり言は22日の忘年会。あけて23日はポッサムチプのご主人のお誕生日。おめでたいおめでたい。しかも、さるやんごとなきお方とも同じお誕生日。こういう場合はお祝いするのが礼儀というものです。
ということでお祝い用のスパークリングワインをぶら下げて御訪店。昨日はどうもありがとうございました、で、これお祝いですぅ。などと世間話とお店への点数稼ぎなどしながら本日も少しだけ頂いて帰りましょう。
本当に少しだけ。生は…、盛り合わせを、そうですね今日できるもの全部お願いします。などというわがまま三昧。出てきたのはいつもの盛り合わせに赤身が三種。後で聞いたところ全てカメノコで、部位が微妙に違うとか。で、旨い。実に旨い。
前日もそうだったのですが、ハラミが刺身でも非常に旨いのです。今年最後(かな?)のハラミは実に旨かった。そして、塩。こちらは御料人様が食べ損ねている但馬ロース。こちらもやはり旨い。実に旨い。
さらに辛口ホルモン盛りを更に辛口で、まぁ前日ほどではないほどに辛口でいただいて終了。ほら、軽くというのは本当でしょ?いやぁ、(恐らく)今年最後のポッサムチプさん、ご馳走様でした。
本年は、恐らくン十回ほどお世話になりましたが、来年も間違いなくお世話になります。ってか、普通に自分の家と間違っている感さえあります。
あまりにも近すぎて、そして旨すぎるのです。
こんな年末まで連荘という暴挙。まぁ、元気な証拠ということで。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
やってきました、お待ちかねの忘年会。もうね、楽しみで楽しみで。というのも今年最初の忘年会。世間様では既に何度か行われている模様の忘年会も、年末無駄に忙しく過ごしていたために、本年度最初が22日というスロースタート。
お店の方はお馴染みポッサムチプさん。前もってぜんちゃんが予約を入れてくれてましたので、無事に席の方も確保。というのもですね、さすがは年末というか、この日、22日ってのが西日本に恐ろしいまでの寒波がやってきまして、交通網は乱れに乱れ、なのにお店は立錐の余地もないほどの満席。
ということでご注文は基本的にお任せ。飲み物は適当にマッコリやら生ビールで乾杯。最初の肉は旨辛ユッケと但馬牛ロースの塩焼そして塩タン。で、ユッケ。この辛いユッケが実に旨い。今年最初の忘年会としてはナイスチョイスじゃあありませんか。
ユッケってのはもう混ぜまくるのが旨いのですが、いわゆる「ピビン麺」状態の旨辛ユッケはその必要をあまり感じず。このままで喰っても旨いよな、と思うのです。そんなユッケ。ってか、これが今回の全ての始まりとは、この時には気づいていませんでした。
まぁ、それはともかく但馬牛ロース。サシの具合も調子よく、旨い赤身の高級肉ですね、旨い実に旨い。こういう肉は一人2〜3切れをいただくのがちょうどいいのです。サシはきついのですが、肉の味がしっかりと楽しめる感じが塩焼きとしての質の高さを物語っていますね、旨いのです。
あと、タン塩の方も。細長いタイプの、いわゆる「輪切り」っぽくないタン塩はかなりしっかりと歯ごたえのある繊維平行カット。これがこれで実に旨い。ぷりぷりと喰える感じが実に素晴らしい。ただ軟らかい肉のオンパレードよりも、緩急つけたメニューに痺れます。
でまぁ、タレ焼が出てくるのですが、ここでどういう訳か生の盛り合わせ。なるほど、辛いユッケと塩、淡泊な生の盛り合わせとタレ、という組み合わせの妙ですか。巧い!そして旨い!こういう出され方はいいですよ、ええ。
生→塩→タレ→米(麺)という流れもいいですが、こういう意表をついてセットというのは何とも楽しいものです。タレの方は巻きロースとフランク、生はハラミ・ミノ湯引き・ハツ・牛刺・レバー・生センマイ。
巻きロースとフランクは実に巧みな旨さ加減。焼きすぎないように十分注意して。ほとんどレアで旨いステーキ状ですから。拍子木ステーキって感じですかね?そんな感じです。もうねそれをタレで喰うという贅沢さはたまらんものがありますよ。
ひたすら旨いのです、喰うのですってところでもう一発。これはソトヒラだそうです。腿の外側、スジが多いところだそうですが、それを薄切りで。あのね。これ旨いですよ。ああ、肉、まさに昔から喰っている旨い牛肉の代表な旨さ。
このお店でいつも思うのですが、肉に一つ一つ名前を付けているのです。フランク、巻きロース、ソトヒラ、はねした等々。この名前ってのは、分からなくても聞きたくなりますよね?で、取りあえず聞いてみると、身振り手振りで教えてくれます。
そうすると、なんだか分かったような気になって、次回注文するときに、ああ、あの肉だな、美味しかったな、と思うわけですよ。こういうのも有りかな、と思いますね。単に特上・特選という分け方だけではなく、本来の専門用語でも浸透させるというのは売り方だよな、と。
でまぁ、ハラミ。タレのハラミ。あのね。今回の中ではこのハラミが超絶品でした。旨い完璧に旨い。何といいましょうか、これだけのハラミは人生の中でもそう何度も喰えませんよ、といいたくなるほどの旨さ。
とはいえ、この辺りはある程度好みの問題もあるのですよね。繊維の強いごろりとしたハラミが苦手な方にはそこまで絶賛するほどでは、と思われてしまうかも知れませんが、肉の歯ごたえを旨さの要素に数える私としては、このハラミ、最高です。
この辺りまでは、普通にメニューに載っております。ここで「火山ロース」がやってきます。火山の謂われは、その立ち姿。って、肉が立っているわけですよ。そんな莫迦な。というメニュー。莫迦メニュー。
クラシタをそのまんま、見事なまでに一枚肉。網に乗せれば網が一杯。素晴らしい絶景。これぞ焼肉の醍醐味。こいつを片面しっかり焼きまして、もう片面は軽くあぶったところで、トングでぶら下げてハサミでじょきじょき。
見事な霜降り肉ですから、ハサミで切った脂がしたたり落ちて、そこから炎が立ち上がります。これがさらに「火山」を思わせるのです。火事でもいいかな?という恐ろしいネーミング。乾燥してますから火災には十分お気をつけて肉を焼いてくださいませ。
まぁ、でかいので一気に焼き上がると喰いきれないという弱点はありますが、そこはそれ。食べ盛りの私たちには一気に喰える旨い肉なのです。いやぁ旨かった。こういう豪快な焼肉は家庭ではなかなか出来ませんから是非ご予約の上お試し下さい、という店の回し者。
実際、3〜4日前に予約しておかないと出来ないメニューだそうですので、食べたいという方は本当に予約してみてください。というところでホルモン。辛口ホルモン盛り。しかも「激辛ホルモン盛り」だそうです。激辛って。
確かに辛いものは大好きですが、そんな激辛って、嬉しいじゃないですか。うは、辛!辛いよこれ。でも旨い辛さなのです。ただ辛いだけならすぐにイヤになるのですが、旨味がしっかりしているのでクセになる、止まらない。
こういう辛くて旨いモノって覚醒作用というか常習性というか止まらないですね。どんどん喰いたくなる。なるほど、最初の辛口ユッケが普段より辛くなっていたのはこの布石ですか。いやぁやられました。旨かったです。
全員額から汗を流しつつ完食。ご馳走様でした。いやいや本当に旨かった。え?まだ辛口クッパもあったのですか?いや、すみません、腹が、一杯です。その辛口クッパってのはすげぇ気になりますが、さすがに喰い切れそうにありません。次回、機会があれば是非いただきます。
無事第一回2005年忘年会は終了いたしました。
第二回はくにきやさんの予定です。うは、楽しみ。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
余りのバタバタに放置しておりましたが生きております。お出かけに、仕事に、所用と実に多彩な週末から週初め。まだしばらくは続く模様です。なのに世間はクリスマスを前に浮かれておられます。
神戸では恒例のルミナリエが開催され、人々はその美しさに見とれたり。個人的には道が混むので思い切り避けて生きておりますが。人混み嫌い。無駄に疲れてお腹が減るから。なので人通りの少ないくらい道を選ぶのです。
さてさて。この何日かは更新無く過ごしていました。で、本日も忙しい最中にちょいと書いてみたくなったのも、自分が喰ったことを忘れるから。覚えてられないほどの怒濤の暮らし。
え〜と、週末はお呼ばれでフレンチなど頂きまして。何でも会員制の場所なので、古くからその存在を知りつつも実態を知らなかったというお店。まぁ、アレですよ。食欲の前にはそういう事柄は二の次。美味しいもの頂きます。
ということで、いつものようにつらつらと書きたいところですが、ばっさりと割愛。別に書くことを止められている訳ではないですが、またの機会がある時に。ちなみに肉はラムのスペアリブだったことはメモ代わりに。メチャメチャ旨かった。
で、昨日は余りの忙しさに料理の時間がなく、仕方なく、仕方なく(ここ大切ですよ、試験に出ます)外食。久々の日本食!を喰らって参りました。冬の定番、牡蛎に海鼠に寒鰤に。あ、カキとナマコとカンブリです。漢字だと旨そうに見えない…。
カキはバター焼、ナマコはポン酢で、ブリはタタキという豪華さ。旨かった。こちらの方もばっさりと割愛しときます。行った時間が遅かったので鰺の棒寿司用の酢飯が無くなっていたという事だけは残念でした。
とまぁ、こんな感じですよ、ええ。特に不都合はなく、楽しく呑み喰いしております。取り敢えず今週一杯はばたばたと走り回っておりますので、ひとり言もぼちぼちとやらせて頂きます。
まだ、忘年会やってないのです。
今週末と来週頭にようやく予定が入りました。嬉しい!
年末進行のさなか、メーラーが不調なので新しいものに入れ替え作業しておりました。ほら、仕事が差し迫っているのに、大事なメールが上手く受け取れなかったりすると非常に困る訳ですよ。
で、バタバタしつつも新メーラー導入。これがなかなか大変でして。一筋縄でいかないのです。以前のメールを移行したり。ええ、その辺りは手慣れたもんです。ネットで手順を見ながらちょちょいと…。
すみません、ここ一ヶ月にメール頂いた方、再送お願いできますか?
消えました、ええ、消してしまいましたとも…。
ああ、年末は忙しい。ということで今月は週に二回くらいの更新ということでよろしくお願いします。ってかそれも危ないですが。そんなことを言いつつ、本日も愛しのぜんちゃんのおかげで焼肉。ポッサムチプさんでゴチです。
お誘いをいただけば、早々に仕事を終えて(忙しいんじゃないのか?)お店へと向かいます。しっかりと予約の方も入れまして。今回はぜんちゃんのお友達もご一緒ということで三人様ご案内。あ、私がご案内する訳じゃあないですが。
さて、お店で待ち合わせて、頂きますのは刺し盛り。相変わらず旨いですねぇ、この生肉の群れ。特にハツ刺しは命名暫定日本一に恥じない鮮度を誇り実に旨い。寒い時期の生ホルモンは堪らんですよ。
今回お初のぜんちゃんのお友達さん(以後「友さん」)も気に入って頂いたご様子。だって旨いもの。牛刺やハラミ刺も信じられない旨さですから。当然レバーや生センマイも旨いですよ。あえて言えば、センマイのタレが好みではないくらいのもの。それもわずかな誤差程度ですが、ええ。
で、今回の塩は「但馬牛ロース」と…え〜と何だっけ?はねしたかな?あーー、後で調べます(フランクでした)。最近の赤肉に対する自分のいい加減さが愛おしいのです。ってくらい雑。いけませんねぇ。赤肉も焼肉ですよ。
そんなことを言いつつも旨いことには変わりなし。もっともロースの“しゃっくり”とした歯ごたえは、若干の違和感はあるのですが。ま、それを差し引いても旨い肉です。この旨さはそうそう味わえるもんじゃ無いですよ。
あ、忘れるところでした。今回は久しぶりに「うま辛ユッケ」もいただいたのでした。相変わらずの辛さと美味さの融合は健在。塩ユッケもいいのですが、この辛いユッケは心揺さぶること間違いなしなのです。
基本的に辛い物好きですから、相当辛くても美味しくいただきます。で、某カレーチェーン(ここいち)の五倍カレーがちょうどいいとおっしゃる友さんが、美味しいという辛さ。世間の皆様。そのくらいの辛さです。是非おためし下さい。
私の周りの莫迦どもは、辛さ青天井な為に世間の辛さ比較の試金石とならないのです。この無垢な味覚の友さんを是非基準に。ま、旨いことには間違いありませんが。で、辛口の継続として、次は「辛口ホルモン盛り」なのです。
ああ、やはりこの盛り合わせが堪らんですよ。旨い。実に旨い。相変わらず、何でも食べるという私たちのために、適当にその辺りのホルモンの切り身を放り込んで頂きまして。本当にありがたい。というか、大抵部位に詳しい方ですが、これってどの辺り?と思うホルモンも含まれていて、それは実に楽しかったりするのです。
で、今回はゆっくりと味わう系の食べ方だったのですが、ちょいと追加でハラミをタレで。ポッサムチプの名前の通り葉っぱでくるんで頂きます。旨い。ハラミとチシャの取り合わせは焼肉史上最強ではないかと思いますね、ええ。
そんなこんなですっかりとご馳走様です。いよいよ最後にデザートとしてアイスをいただき。これがトッ入りのアイス。旨い。実に旨い。
基本的に、というか肉以外に興味のない私はデザートがあることも気づいていませんでしたが、心配りの細かい(もしくはチェックの厳しい)ぜんちゃんはきっちりと押さえていたようで、いつもまにやらご注文。う〜ん。こういうところも旨いんですねぇ…。
年内に、少なくともあと一回は行こうと心に秘めつつご馳走様でした。
いやいや、相変わらずの美味しさ、ありがとうございました。大満足の久々の焼肉でした。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
本来は「アメリカ・カナダの牛肉輸入再開」について何か書こうと思ったのですが、詳細を調べる時間がないので、その内書こうと思います。が、実はそういった内容に需要がないことを知ってます。ええ、知ってますとも。
基本的には旨いもの喰ってきた話を、虚実(いや、ほとんど事実ですよ)交えて書いていくのが「ひとり言」のスタイルなのですが、ほら、このサイトって、自分用の健忘録も兼ねてるんですよ。なもんで、肉系のニュースについて、ちょろっとでも意見を書いてみたいお年頃な訳です。
BSEについても、世間では勘違いが多かったり。例えば「BSE感染牛を一口でも食べると、食べた人に狂牛病が移る」だとか「腸は全て廃棄処分するべき」だとか。こういう事に関しては、分かる範囲で書きたいんですよ、肉を愛するものとして。
そうはいっても私も決して専門家な訳ではなく、ネットやニュースや文献で調べるより他にない訳で。特にネットに関しては間違った情報が多すぎたり、私自身が持っている情報が古すぎたりしてなかなかまとめるところにまで辿り着かず。
それに加えて、以前から立ち上げたいと画策している「カルビとロースの線引き」コンテンツなど、ほら、浮気性ってヤツですか?あっちこっちの事柄に手を出したいのです。なのに。年末ってヤツは容赦なく師走な訳で。走る走る。立ち止まることなど不可能不可避無理無理。
ということで、残念ながらしばらくは誤魔化しながらの更新と、忘年会ではなくとも年末年始の暴飲暴食風景の描写でお茶を濁すこととさせて頂きます。
あ、普段からそれがメインでした、このサイト。
ああ、やっぱり忘年会、やりたいなぁ。
すっかり十二月になりまして。世間では忘年会などと呼ばれる非常に楽しそうな宴が繰り広げられているようで。うらやましい。実にうらやましい。もはや妬ましいと言っても過言ではないほどに。
というのも、何かと飲食の機会があるのですが、これが大騒ぎする方向のものではなく、粛々と行われる密会のようなもの。その全貌はそのうち明らかにさせて頂きますが、今はまったく内緒なのです。
で、忘年会。こんなものは昭和の時代に降ってわいた徒花かと思っていたのですが、どうやら違うようで。遡ること鎌倉の時代。実に厳かな行事だったようです。う〜ん、そんな歴史的な行事であるとは露知らず。
我が家では、御料人様はその仕事の関係で既に予定は決まってらっしゃいます。それに反して私自身は全くのノープラン。予定無し。友達いないから誰も誘ってくれないの、みたいな状態。これはいけない。
御料人様との外食は普通に執り行ってはいるものの、いわゆる忘年会シーズンに取り残された感が否めない自らの日常に、何とかせねばと焦るのです。いや、焦って何をするのかというと何も出来ないわけですが。
ま、あれです。実際私生活が忙しすぎて、誰とも予定が合わないという。そして、物入りな年末は懐具合も問題ありすぎるのです。
奢りと聞けば万難を排してご一緒させて頂きます。
本当に忘年会やりたいのです…。
ちょっと焼肉分が少ない、などと戯けた事を書いていた訳ですが。その日の家に焼肉喰うという暴挙に出ておきました。何でも書いてみるものですね、ええ。せっかくだから書いておきます「年末ジャンボで3億円ください」。
それはさておき。久しぶりにポッサムチプさんへと。久しぶりといっても、きっと世間では久しぶりの内に入っていないのかもなぁ、などと不埒な事を思いつつ、こんばんわ。どおうもです〜。
珍しく四分入りくらいのお店状況。まぁ、そんな日もありますよね。ということでご注文。生。生はレバー。これは定番。もしくは定説。そしてハラミ刺。この所喰ってませんでしたからね。
レバーはいつもながらの旨さ。そしてハラミ刺も見事なばかりのホロリ加減。旨、旨すぎ。生肉が普通に旨いのは、健康な証なのですというのを免罪符に美味しく頂きます。うふふ。続いては塩ものを。
今回の訪店最大のお目当て「但馬牛のロース」を塩で。綺麗な肉。最近サシ肉に負け気味ですが、これは適度なサシ加減でイイ!!お聞きしたところでは「いい但馬牛が入ったので」という素晴らしい飛び込み情報。ほら、予約できない旨さ加減ですよ。
きっと前もってお願いしておけば、こういう美味しい肉の時に連絡頂けるのかも知れませんが、そこまで甘えてはいけません。それがオトナというものです。と物わかりがいいふりをしつつ、続いてはカッパ。カッパ好きぃ。
繊維に水平にカットが多いカッパですが、これをあえて繊維垂直脂付という加減でカットしてあるのです。これが旨い。じわっと浮き上がる脂と肉の旨味。カッパってのがそもそもスジ肉に近いだけに噛み締めるほどに旨味が。旨!
で、ツラミ。今回も厚切り。ああ、これならタレでもよかったかな?と思いつつも旨い。しっかりとした肉の旨味を感じさせる素晴らしいカット。さすがにこの辺りは好みが出てしまうかも知れませんね。
ズバリ、薄切りは塩・厚切りはタレというのが個人的なツラミの好みではあるのです。が、さすがにそういう切り分けは出来ないそうです。うん、そこまで無茶は言いませんよ。次回からはその日のツラミの厚さで塩とタレを使い分けようと決めたのでした。(迷惑な客その壱)
ここで、本来のメニューにはない特別メニュー。本当はこんな事内緒にしておくのですが、どうしても書いちゃいます。え〜とね。スジの三種盛り。まぁ、内容は○○○のカッパとか△△のスジとかなのですが、詳細は…忘れました。
要はメチャメチャ旨かったのです。これに関しては思いっきり好き嫌いが別れると思うのですよ、ええ。いわゆる「固い」スジ肉ですから。でも私はこういうのが大好きなのです。なので、嬉しくて書いちゃうのです。
いやいや、ありがたいことですよ。サシ肉を頂くよりも、本来「そつ」でしかないスジ肉を頂けるというのが嬉しい限りです。あ〜旨い。といいながら最後には旨辛ホルモン盛を。ホルモンは私のガソリンですから。
こちらの方も、相変わらず辛くて旨くて堪りません。もうね、一人でこっそりとこれだけ喰ってマッコリ一本ってのを常に妄想するほどの旨さ。酒止まらない。ああ、危険な領域に突入だ。うは。
ってなことをやっていた訳です、昨日は。いやいや、本来は「ちょっとだけ摘んで、あとは豆腐でも食べましょう」という予定だったのです。見事に予定外の喰いすぎ。
我が夫婦に「量を控えめに焼肉」というのは机上空論です。
いわゆる莫迦喰い夫婦ってヤツですか。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
さすがは年末、忙しいです。わらわらと仕事やらプライベートやらで更新作業は遅々として進まず。パソコン前には終日張り付いていながら、余裕のない日々を過ごしています。という言い訳で、今月3回目のひとり言。
忙しいといいつつも、食事に割く時間は惜しみません。先日も海月食堂さんへと昼食をいただきに行ったり。大好きな餃子と生春巻きなどしっかりと頂いてしまいました。旨い。生春巻き旨い。大好き。
その時に、開店三周年のパーティーに誘って頂いたのに、案の定仕事が多忙、というか急ぎ仕事で身動き取れず断念。何でも美味しくも楽しい宴だったと聞き実に残念だったり。まぁ、来年も再来年もあることだし、その時に。
そうかと思えば和食づいているという訳でもないのですが寿司。しっかりと寿司を堪能したり。どか〜んとにぎり寿司など久しぶりに腹一杯喰らいまして。旨かった。蒸穴子旨かった。最高!
で、今回は特に松前寿司の旨いこと。気を失いそうになるほど肉厚の松前寿司。鯖旨〜です。大好きな雄司の鰺棒とは違った趣。しっとりと、しっかりとした身の厚さと脂ののり。これは堪らん。ということで、年末の予約まで御料人様が押さえてくれました。持ち帰ってお正月のお楽しみ。
後は、アレです。普段から蕎麦好きで通していますが、たまにはうどんなど頂きましょうと天ぷらうどん。大体うどんといえばきつねうどんが頭に浮かぶ関西人ですが、あの甘い揚げよりも油が欲しかったりして。
何となく焼肉から離れていた時期だったので、天ぷらの油に心惹かれて。で、このお店の海老は美味でした。うん、最近の天ぷらではなかなかの好成績。御料人様のぶっかけうどんも気になりましたので、次回はそちらを頂きましょう。
とまぁ、それなりに楽しく暮らしております。ただ、焼肉回数がめっきり減ってしまっておりますので、ご報告できることが少ないのが難点。年間80回を越えたとはいえ、もう少し新規開拓の旅に出なければと反省中です。
反省の方向性を見誤っている感はありますが。
食べ過ぎ。
今回のお店:
中華酒飯「海月食堂」
兵庫県神戸市中央区相生町4-8-12
TEL.(078)361-1858
鮨「花ごよみ」
兵庫県神戸市中央区北長狭通2-8-12
TEL.(078)331-0025
うどん「つるてん西店」
兵庫県神戸市中央区元町通5-7-18
TEL.(078)382-0315
ようやく通常更新。というか、なかなか時間がなくてすすまなかったのです、で、一週間丸々かかる体たらく。もはや堕落の域にまで落ちてしまいました。といいつつ。その間にもちょこちょこと飲食しております。人は生きるために喰うのではなく、喰うために生きるのです。はっ!私だけでしたか!?
ま、何はともあれ久しぶりにぜんちゃんと。最近私生活が忙しくてなかなかご一緒できませんでしたが、この日は久しぶりに。当然のように焼肉店の予約、ということで「くにきや」さんへと電話をかけると満席宣言。そりゃあ週末(ボーナス直後)にいきなりは無理。8:30くらいなら…とお聞きしましたが、腹が持たないので。残念無念。
そんな訳で、自宅近所の「ポッサムチプ」さん。が、こちらも満席。しかもウチの御料人様が忘年会で利用中。すっかり忘れる鳥頭。
取り敢えず肉は諦めて和食のお店。最近お気に入りの「宏」さん。ちょいと歩くのですが、それも腹ごなしということで。さて、そろそろ12月といういわゆる師走ならば、ここは日本酒熱燗で。純米酒だとか吟醸酒なんて必要なし。普通に燗酒。
肴の方も冬らしく、茄子の田舎煮。あ、ちっとも冬らしくないか。ならばブリ大根も。大皿の料理は基本的に大好きなので嬉しい、そしてすぐに食べられる幸せ。いつものように写真を撮りまくっていると訝しげに見られました。訝しいです。
さて、この料理。ハッキリ言ってしまえば旨い。茄子最高!一緒に煮込まれた鶏肉が黒い所も最高。いや、最初何の肉か分からなかったですが、見た目と違って旨い。正に田舎煮という風情とあっさりとした上品なお味。
以前から気になっていたので、どちらで修行されたのか聞いてみますと大阪、神戸アチラコチラでとか。へ〜、凄いなぁ。盛りつけも綺麗だし味付けも上品だし、京料理の方かと思ってましたが。
さて、ブリ大根も食いながら、少しは油も摂らねばとタケノコの天ぷら。塩とカレー粉が付いていて実に旨い。う〜ん、ビールに走りそうなメニューなのに、意外とあっさりと日本酒に合っちゃいますな。旨。
調子に乗って喰いながら、そうそう、前回喰った明石焼風出汁巻きを頂きましょう、そうしましょう。とご注文。が、違う。前回と違うじゃないか。出汁に浸かって出てきたよ、何?何なのこれは?
「あ、すみません。この間は普通の出汁巻き出しちゃいました」と。なるほど、そうだったのかぁ。で、この“本当の”明石焼風出汁巻きはスゴイ。中に蛸が入ってます。正に明石焼風出汁巻きですね。
味の方も、これまた見事に明石焼風じゃあないですか。旨い旨い。これは填ります。堪らんです。ほとんど一気食い。いやいや、これは素晴らしい。さて、いい感じで酒も回ってきましたがどうしますかね?
最後にブリのカマ焼きを。脂ののった鰤は日本酒キラーですなぁ。どこに吸い取られたのか分からない勢いで酒が無くなります。うははは。これは旨い。冬の味覚を堪能させて頂きました。日本に生まれてよかった。
ここで終われば上品なのですが、ここで終わらないからこんなサイトが長続きする訳でして。先ほど電話で20:30なら、といわれた「くにきや」さんに再度電話。20分後にいけますか?大丈夫ですよ。大丈夫ですか。
あっという間に店の中。ちょうど第一陣が終わったくらいなのか、席を取って頂きまして。早速噂のミニセットを。ええ、喰ってきましたから、和食。美味しいところだけをちょいと摘んで。
なので生のセットは健在。やっぱりほら、センマイとかハラミ刺(あれ?サガリ刺だっけ?)は食べなければいけません。ミニセットなので量は少なめ、一切れずつという感じ。でも旨さは変わらず、久しぶりの生は旨〜。
塩焼の方も実に上品に。上品なのですが、ハツは脂しっかりな方を私が確保。肉は上品でも喰う野郎の質は下落傾向。あ、タンも普通のタンですね。それにしても綺麗な一切れですが。
しっかりとミノもついてますからこれでホルモン不足は解消。うん、やっぱり旨いです。さっきの店で散々喰い尽くしてきたのにまだまだ入りそうな自分の胃袋が素晴らしい出来だと思うのです。うん、良くできてる。
最後に「まだ大丈夫ですか?」とお声掛け頂き、ロースのゲタってのを頂きました。ロースのゲタ。まぁ私の莫迦舌ではよく分からんのですが旨いことだけは分かりました。確かに見た目はゲタカルビ風。繊維の向きもやや縦に近い感じでしっかり噛み応えが。
最後にタレを摘んだので、実にフルコース感を噛み締めながらご馳走様でした。あ、ちなみに酒の方は生ビールと抱川を頂きました。やはり焼肉といえばマッコリに生ビールでしょう、という特に何も考えていない主張と共に。
いやいや、本日もご馳走様でした、ぜんちゃん。貴方のお陰でこの焼肉の罠は更新できるのです。また奢ってくださいね。
全ては貴方の肩(と財布)にかかっているのです。
ここの更新が止まったら、ぜんちゃんが緊急入院または喧嘩した、と思ってください。
今回のお店:
お食事処・酒処「宏(ひろ)」
兵庫県神戸市兵庫区水木通8-2-4
TEL.(078)578-4056
炭火焼肉「くにきや」
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
すっかりと会はお開きになり、皆さん帰宅の途につかれました。ということで私たちもお暇します。さようなら。でも。会場から外に出たところには、本来のお店があるじゃあないですか。そして、赤肉と惣菜だけで帰るほど焼肉に対する情熱がか細い夫婦ではございません。
ごめんください。いきなりお店に。ホルモンだけ頂きましょう。ええ、ほら、今回のような試食会では本来のお店の味が分からない。せっかくここまで来たのですから、本来のメニュー(主にホルモン)を頂いて帰りましょう。
当たり前のように生レバーをご注文。お店の方は余りお客さんもなく、静か。金曜なのにねぇ、と時計を見れば、まだ18:00じゃあないですか。そりゃあそうだ、まだ夕食時間になったばかり。さて、では。
やはりこれですよ。ホルモン無くして私たちの焼肉は終わりません。甘みは少し足りませんが、そこそこのレバー。特にサシの攻撃にあった体には実に美味しかったのです。で、焼き物の方も少しだけ頂きましょう。
うん、普通に腹はふくれてますから、少量で。カッパとタン下を塩で、テッチャンの量を減らして頂いてタレ(辛口)で。こちらのカッパは実に上品。基本的にスジっぽくてガッツリとした歯ごたえを期待していたのですが、実に柔らかく食べやすい。
塩の加減もやや少なめ、自分で調節できるようになっています。これはいいです。じっくりと焼きながらタン下の方にも箸を付けます。このタン下。よく行く「くにきや」さんのタンのクリと同じ場所のようですね。切り方が大振りなのでスジ部分も入っていますがこれはこれで美味しい。
ちょっとこりっとした歯ごたえがいいのです。で、酒は「とっかり」という濁り酒。マッコリとはまた違うのですが、これはこれでさっぱりといただけます。で、これまた辛口のテッチャンに合うのです。
やはりこの手の濁り系の酒はホルモンに合いますねぇ。などと機嫌よく食べまして。というか、ほとんどはち切れんばかりになってご馳走様。次回、再訪の機会があれば、是非お店の方でゆっくりといただこうと思いつつ、今回の試食会を堪能させて頂きました。
ちなみに、面識のある方ともお会いしたのですが、如何せん切っ掛けをつかめずお話すら出来なかった事が心残りです…。
いやぁ、今回実に勉強させて頂きました。勉強というよりも「自らの無知を知る」という本当に有意義な会だったと思います(主に私にとって)。またこんな機会があれば参加したいと思います。よろしければお誘い下さい。
ま、次回も莫迦舌のままかも知れませんが…。
その辺りは如何ともしがたく。
今回のお店: 焼肉レストラン「南山」
京都市左京区下鴨北野々神町31
Tel:075-722-4131