- タンを食うならやっぱり「焼肉 一龍」
- → dagings at 04/29 (01:49)
- → てつや at 04/30 (09:41)
- たまには一人でぶらりと「焼肉 ポッサムチプ」
- → dagings at 04/28 (00:30)
- → てつや at 04/28 (12:10)
- 汲めども尽きぬマッコリの泉
- → おがちゃん at 04/25 (14:08)
- → てつや at 04/25 (14:38)
- → ぜん at 04/26 (17:07)
- → てつや at 04/26 (18:24)
- 一週間は長いのですか?「焼肉 ポッサムチプ」
- → おがちゃん at 04/24 (15:44)
- → てつや at 04/24 (16:47)
- → おがちゃん at 04/24 (17:09)
- → こまつ at 04/25 (11:39)
- → てつや at 04/25 (14:27)
- カッパ肉といってもあのカッパじゃありません
- → ぜん at 04/21 (00:47)
- → フジワラ at 04/21 (11:04)
- → てつや at 04/21 (11:41)
- → dagings at 04/22 (00:13)
- → てつや at 04/23 (11:49)
実は、先々日の一人焼肉。御料人様が某有名牛タン専門店に行っていたために、悔し紛れに私も焼肉、と言う経緯があった訳です。ええ、誰かが食べれば自分も食べたくなるという焼肉ジャンキー。
で、その御料人様ですが、その某有名牛タン専門店のお味に納得されなかったそうなのです。何というか味対価格比がおかしいのではないか?と。では仕方ありません。超コストパフォーマンス牛タン刺を喰おうじゃないですか。
ということで、二日続けて焼肉の莫迦夫婦がやって来ましたよ、貴方の町に。向かいましたのは、生には定評のある一龍さん。定評を振りまいているのは主に私たちなのですが、そんな小さな事は気にしません。
まずは刺身で。タン刺、ミノ刺、レバ刺の三種の神器はお忘れなく。この本当に生のミノ刺なんて堪らなく旨いです。湯引き等なら他の店でも食べられますが、この本生ミノを扱っているお店、少ないです。
さて、件のタン刺。頭おかしいんじゃないの?と思わせる上質のタンを、これでもかと喰っちゃう訳ですよ。ピンクのタンを生でガッツリ。本当は薬味の生姜なども一緒に食べるべきなんですが、味に雑味が出るという勝手な理屈で食べないのです。
薬味ってのは、実は大切なんですよね。山葵、生姜、ニンニクなどは、殺菌効果があるので、生で肉や魚を食べる時には出来れば使う方がいいと思います。でもわがまま一杯の私はよけてしまう。
ま、以前、生焼けの牡蠣(当然加熱用)を喰って食あたり、三日三晩トイレと布団を往復し続けながらも、未だに「牡蠣は生が旨い(生食用)」と喰い続けるような意地汚い私ですから、刺身の薬味で、そんな。
とまぁ脳内で勝手なストーリーが進んでいるところで続いては「チレ刺」が。相変わらず信じられない量のチレ刺が。ここのチレ刺が旨いんだよ。本当に旨い。舌と上顎の裏っ側とで“むにゅ”っと押しつぶすように喰らうと、もう。
新鮮なホルモンの旨味がじゅわっと口内に広がる感じが堪らんです。「軟らかい肉が旨い肉」とおっしゃる方には是非試して頂きたい一品。もうね、堪らんですよ。焼いても旨いですが生は信じられない旨さなのです。
やっぱり神戸でも西の方がコストパフォーマンスが異常によいですね。で、せっかくなので滅多に食べないタン塩も頂きましょう。生で喰って旨いんだから当然といえば当然ですが、焼いても旨い。
思ったよりも厚めにカットされたタンを炙るように焼いて喰えば、驚くばかりの旨さなのです。基本的にタン塩に思い入れはないのですが、ここまで旨ければ言うことなし。実に、実に美味しく頂くのです。
当然ですが、焼肉といえばホルモン。これを辛口タレでお願いしまして。盛り合わせってのがないので、コブクロとウルテを。というか、コブクロ食い過ぎかな?また注文しましたよ、昨日に続いて。
とはいえ、旨いんだから問題なし。ガッツリと辛いタレがからんだホルモンは得も言えぬ旨さ。旨い。さっくりとした歯応えが堪らんです。いやぁ、本日も御馳走様でした。行けなかった某有名牛タン専門店のことはすっかりと忘れ去りました。
やはり地元でゆっくりと喰うのが一番幸せなようです。
といいながら、焼肉遠征の企画が沸々と湧いておりますが。
今回のお店:焼肉「一龍」
兵庫県神戸市長田区菅原通2-1
TEL.(078)578-5230
昨夜は、御料人様が外食。私は一人で途方に暮れていた訳です。ま、自分で作れば何一つ問題はない訳ですが、前日に調子に乗って、自宅にある食材全部使い切って(喰い切って)しまいましたので、買い物に行かねばならず。面倒なので断念。
ああ、そうだ。こういう時は久しぶりに一人焼肉に行ってみよう。新規開拓したいけれども、イマイチ気乗りがしないのと、遠出が面倒だったのでいつものようにいつものお店。ただいま、ボクのメインダイニング・ポッサムチプ。
一人ですので、ここは慎重にメニューをチョイスせねばなりません。間違ったメニュー選びは胃腸に負担をかけるだけでなく、懐具合にも大きく影響してきます。とはいえ、生全部盛りは基本。
クリとハラミとカメノコが赤肉の刺身。量の方はきっちりと少なめにして頂きました。まぁこの、クリが旨い。あ、クリってのは「うでさんかく」の赤身肉らしいです。サシは少なく刺身にしても旨いです。
では、このクリを塩焼きで頂きましょう。何でも、丁度今日切ろうと思っていたクリがあったそうなので、早速カットします、とのこと。そういわれちゃあ楽しみじゃないですか。やって来たのは三種のクリ。
「あたまと中としっぽです」と言われても。よくわからんですが、取り敢えず焼いていきましょう、喰いましょう。順番に焼いていきますってぇと、確かに味というか歯触りに違いがあります。
どこがどうとは旨く言えませんが、違うモノですよ、と言われれば分かる程度の差。特にしっぽの方がねっとりとした感じがしました。旨かったです。やはりこういう肉は一人で喰ってもいいですねぇ。
と舌の根も乾かぬうちにタレの盛り合わせ。旨辛カルビでお願いしたのですが、気を利かせて頂いてホルモンとのハーフ&ハーフ。うは、これ一人焼肉に持ってこいだ。個人的にメニュー化して欲しいのです。
でもって旨い。満足。一通り喰えると幸せです。というか、最初ハーフ&ハーフとは知らずに、ああ、ホルモン盛りと旨辛カルビを間違って持ってきたのかな?と思っていたのです。
で、喰いながら、どうしてもこれはハラミには思えないし、カルビじゃないの?と。昔、ハラミが世間でメジャーでなかった頃に、カルビと混ぜていた時代があった、なんてことを聞いていたので、なるほどカルビとハラミって似てるよなぁと思いこんでました。
すみません、ロースとカルビどころかハラミとも区別つかないです。まったく困ったことですねぇ。ということで、本日も御馳走様でした。もう一品喰いたいところですがやめておきます。実はこの翌日(今日)、健康診断だったものですから。
血糖値や尿酸値が高い場合の言い訳は完璧に出来ました。
こういう計算だけは得意なのです。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
最近は焼酎よりも日本酒やマッコリなどの醸造酒に走りがちです。あ、焼酎も呑んでますよ。それも甲類焼酎を。どぼどぼに水で割って頂いています。こうすると少ない焼酎で長く楽しめます。酔っ払いの必須知識。
で、前出の日本酒やマッコリ。冬といえば日本酒の蔵出しの季節。なのでつい最近まで美味しい日本酒を楽しませて頂きました。そしていよいよ春となった四月は後半。むしろ四月末。マッコリを呑みに行きましょう。
いや、季節関係ないのですが、本当は。ただ、真夏のマッコリは酸っぱくなっていることが多いので、そうなる前に呑みに行きたかったのです。つーか、あれですわ。知り合いのblogで変わった種類のマッコリを見かけたので食指がうにゅにゅにゅ。
無駄に軽いフットワークで、ご近所の呑み助たちに声をかけていざ出陣。結局四人だったのでマッコリは二瓶しか呑めませんでした。人参のマッコリと黒豆マッコリ。あれ?もう一瓶呑んだような…。
今回お店から撮影禁止を言い渡されたので写真がありません。そうか、自分の記憶はデジカメでデジタル処理されていたのか、ということで、ま、思い出せないモノは仕方がない。うん、旨かった…はず。それもあまりアテにならない記憶。酔っ払いはこれだから。
ここで問題は件のマッコリ。お店の方がおっしゃるには「韓国惣菜のお店ならどこでも手にはいるよ」と教えて頂きまして。あ、ここだけは記憶しっかりしてるね。そう、買えるそうなんですよ。でも見かけないですよ〜?と言っても「売ってますよ」と。
そこまで言われればアレです。ネット検索の鬼と呼ばれたこの私。絶対に探し出させて頂きます。お昼休みはマッコリ探しの電子の旅。ははははは。あっという間に見つけましたがな。
確かにこちらで売ってますね。で、値段を見ると、おお、この価格の酒を瓶で1,000円ですか。これは安いですねぇ。素晴らしい。どうしてこの辺りは酒の値段が恐ろしく安いのでしょうか。
ということで、その内通販で買ってみましょう。自宅でマッコリパーティ。肉は我がダイニングと化しているポッサムチプさんで持ち帰り。キムチはあそこの店で買って、ナムルは自分で作って…。うは、夢が広がりまくり!
原価で呑むと酷いことになりそうな予感はしますが。(呑過警報)
ぜんちゃん、おがちゃん御馳走様でした!
鱒の寿司祭も無事に終了。やはり何のかんの言っても旨かったです。圧倒的な旨さ。自分の足と舌で選んだものが一番ですね。とまぁ、次回の富山旅行を決意しつつ、既に次に行ったときに買う鱒の寿司店を検索していたりする莫迦野郎。
で、ですね。昨夜は一週間ぶりにポッサムチプさんへと行ってまいりました。先週の無茶な食べ方で、しばらく焼肉離れしていたのですが。あ、ちなみに御料人様は仕事関係で焼肉を食べてらっしゃいました。うらやましいというか、どんだけ胃腸が頑張っているのか、というか。
そうそうポッサムチプです。黒板メニューに惹かれてフラフラと入った訳ですが、店内には更なる新メニュー。
ほう、トンドン酒が入りましたか。前々からトンドン酒がいつでも呑めればなぁ、とは言ってましたが本当に入れてくださるとはありがたい。生の韓国酒は堪らなく旨いですから。しかし、若干の問題もありますが。
そう、火入れしていない生の酒は非常に安定が悪くて、ちょっとした環境の変化で酸っぱくなってしまうのです。それも致命的に。う〜ん、大丈夫かなぁ?という心配は杞憂に終わりました。旨い。
あれです、しゅわしゅわとした発酵しているマッコリという口当たり。しかも、イードンに比べてあっさりと口当たりもよく。度数は6度くらいでビールよりもちょっと高いかな?くらいでガンガンと呑めてしまう。
危険な酒が近所に出没しましたねぇ。これは十分に注意せねばなりません。ま、どんなに気をつけても、どうせすぐに呑まれてしまうんだから。呑まれても家が近いということでごまかしてしまおう、うん。酔ってないよという酔っぱらい。
あ、でもまだそんなに酔ってないです。だって肉が始まってないんだから。はい。いつもの生全部盛りを頂きまして。今回のお気に入りは「クリ」ですね。肩の上肉。これが旨い。刺しそのものはきつくなく、筋肉という感じの食感ですが適度な柔らかさを持っています。
こいつは刺身には実に合うという感じ。うん、旨い。で、黒板で気になっていた「ミスジ」も頂きましょうか。ってか、これステーキじゃないですか、まるで。御料人様とも話していたのですが、ミスジって大抵薄切りですよね?
いや、たまたま私たちが行く店が薄切りだっただけかも知れませんが、こういう拍子木に切れるほどの厚みってのはいいですねぇ。あ、ということはこれも焼き加減試してみましょうか。ほら、以前のフランクみたいに。
で早速。まずはいつものようにミディアムレアで。旨い。確かに旨い。肉汁の旨さがしっかりと感じられて。サシ加減も実にいい感じです。では続いてしっかりとウェルダンにじゅわじゅわと肉汁が噴き出してきても焼き続け、しっかりと焼いたところで頬張る。
旨!肉!これ肉ですわ。なるほど、ロース系もしっかり焼いてしまうという食べ方ありですね。旨い。確かに網焼きなので肉汁は落ちますが、肉の肉たる味を堪能するにはこういう焼き加減もいけます。焼き加減で二度美味しいというか、二種類の肉を喰っている気分です。
いやいや、これは素晴らしい体験をありがとうございます。カルビ(フランク)に続いてロース(ミスジ)も焼き方に研究の価値有りです。是非色々と試してみたいと思います。う〜ん、しかしロースを焼ききって食べるのが旨いとなると、いよいよ考察せねばならなくなりました。
とまぁ、その辺りは時間を見つけてちまちまとやるとして。肉の方はコブクロ。今回はブラックペッパーではなくカイエンペッパーでいただきます。ほう、ピリリと味が締まっていいですね、これ。
塩加減がかなり軽くなっているので、自分で適当に足しながら頂くのですが、コブクロのこりっとした食感が、ぴりっとしたカイエンペッパーの辛味でいくらでも喰えてしまう。ああ、旨い。幸せだ。
てなこと言っていると「味比べしてみてください」てなことでお味見用のお肉頂きました。ほう、クリ・上ミスジ・トウガラシですか。今回は肩肉からの味比べ。では先ほど頂いたクリから焼いて行きましょう。
うん、焼くと更に旨い。肉の本来の歯応えがしっかりと出て、火を通した肉汁は甘味と旨味をしっかりと兼ね備えて口の中で広がるのです。ああ、これ、もっと喰いたいな。サシが少ない分いくらでも喰えそうな気になるのです。
続いての上ミスジ。こちらも旨いのですが、やはりクリの方が肉として旨く感じてしまうのです。これはその日の自分の体調もあると思うのですが。このところの過食で胃腸が弱ってましたから、サシが少ない肉を欲していたのかも知れません。
最後にトウガラシ。本来、この肉が一番旨いはずだと思います。肉質は柔らかくサシも適度。実にバランスがとれています。ねっとりと絡み付く赤身ではなく、さっぱりとしていて。それでもクリが旨いと思うと言うことは、相当胃袋が弱ってたんでしょうねぇ。
いよいよ最後の〆は辛口ホルモン盛り。これを喰わずに帰れましょうか、といういつものコース。ほら、最後にご飯類や麺類がないと、というのと同じ。最後に辛いホルモンガッツリと喰わねば焼肉喰った気にならないじゃあないですか。
いつものことですが、何が入っているのか確認しながら小腸、テッチャン、センマイ、アカセン、ウルテ、ミノ、アブシン、お、コブクロも。てな具合にどんどん焼いていきますよ、喰っていきますよ。
あ、そういえば「アブシン」って脂付き心臓の事だったんですね。最近知りました。まだまだ勉強すべき事は多いです。人は生きている限り勉強せねばならないのです。ということでご馳走様でした。本日も実に堪能させて頂きました。何といってもトンドン酒、美味しゅうございました。これからはホルモンとトンドン酒の誘惑と戦います。
ま、勝てる道理はありませんが。
旨いものの誘惑に打ち勝つ強い意志が欲しいものです(無理)
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
思い起こせば、最後に富山に行ってから幾年月。第二の故郷として、心の底から愛してやまない富山。そう、昨年の十月から行くことが出来ていないのです。十月といえば秋。冬の最高に美味しい富山訪問が叶わなかった心の痛み。これを解消するためには…。
ということで、鱒の寿司を通販で頂くことにしました。鱒の寿司。これほど手軽に富山を味わえるものはありません。では早速注文しましょう。と思ったのです。しかし、せっかく注文するんなら出来るだけ多くの方と喜びを共有したい。
早速、ご近所さんに広報活動したところ、あっという間に注文殺到。うん、私の周りは莫迦ばかりです。間違いない。で、つい先ほど到着した訳ですよ。
ダンボール一杯の鱒の寿司。あのね、某駅弁取扱所じゃないんだから。ダンボールで納品されちゃったよ。数にして13個。もっとも二段重ねが四つあるので17人前。世の中には莫迦なことするやつもいたもんです。私。
で、取りに来れる方はサッサと持ち帰って、まだの方は配達という、何やってんだ私。という状況下。お昼ご飯に喰っちゃいました。二段。当然一人で喰えるはずもなく、御料人様に来て頂いて、二人で。
そういえば、今まで現地で買い求めて持ち帰ったことはありますが、電話で通販というのは初めてです。ある意味それはそれで楽しみです。もうね、これに味を占めてマメに注文しそうで怖いですが。
さて。梱包の方は一段と二段で厚さが全く違います。当たり前ですが二段は二倍の厚み。添付のナイフ(プラスチック)で切る訳ですが、一段目と二段目に笹の葉とラップで仕分けてあります。ほう。
てっきり二段ケーキや海苔段々のようにそのまま積んであるのかと思っていたので軽くビックリ。まぁ、この方が間違いなく喰いやすいのでいいかな。もしかすると別のお店では本当にそのまま積んであるのかも知れませんが。
その辺りは次回機会がある時に是非とも確かめてみましょう。で、早速喰らって味の方。旨い。実に旨い。これは数ある鱒の寿司の中でも一番に選んで悔い無しの旨さ。見事な〆具合に涙がちょちょぎれますな。
ただし、ここで御料人様が気になる発言を。「以前に持ち帰った分と味が違わない?」と。なるほど、いわれてみれば、鱒の脂の乗り具合が幾分違います。以前、富山のお店で買って、持ち帰った時はもっと、こう、生々しい鱒の浸かり具合でした。いや、もう半年も前の話ですから脳内美化ってのもあるかも知れません。
とはいえ、通販用のものは余計に〆ているのかも知れません。若しくは時間がたってしまったからなのか?まぁ、鱒がサーモンに変わっている、ということはないようですので、味付けというか、漬け方の違いと理解しておきます。うん、でも旨いんですけどね、圧倒的に。
さて、旨いことは分かりましたが、どうやら店頭販売とは違うかも知れないという疑問が出てきました。違うといっても、通販専用に作っているのではないか?という疑問。これは是非ともお店に行って確かめる必要があります。いや、確かめるべきです。
結局、余計に富山へ行きたくなるという結果を招きました。
ああ、そろそろ岩牡蠣が美味しい季節ですねぇ…。
先日頂いたカッパ巻。ええ、キュウリを巻いたカッパ巻ではなくて、肉です肉。さすがに1kgほどもあると二人で喰いきれるはずもなく。一部はお嫁に出しまして、無事に食べられたようです。よかったよかった。
で、私たちもいい加減喰いましょう。日曜日の焼肉喰いすぎで、かなりのダメージを受けた胃袋。そろそろ復活してきたので、カッパを調理する事にしました。
ほら、カッパってのは基本的にスジ肉ではないですか。いや、厳密には違うのでしょうが、ま、ほぼそんな感じ。ということは調理法としては煮込むのが一番。これをフライパンで焼くと、間違いなく脂で一杯になるでしょうから。あ、そういう勇者もいましたが、賢明な私たちは網焼き以外では焼きません。
ということで、カッパカレーを作ることにしました。カッパカレー。この甘美なる響き。えーと。まず作り方としては、カッパ、切ります。脂は取り除きません。そのまんま。で、ぶつ切りのカッパを寸胴に放り込みます。
この時注意すべき事は、脂の部分を下にすること。ええ、油を引きませんから。カッパからの脂だけで調理するのです。あっという間に脂が溶け出して、塩胡椒されたカッパがじゅうじゅうと焼けていきます。
なるほど、このまま喰いたい気持ちはよく分かります。でもここは我慢。肉の焼ける香ばしくも芳しい香りがキッチンに充満してきた頃にジャガイモとニンジンを放り込みます。こちらはバババーンと。
で、せわしなく木べらで材料をごろごろごろごろと転がして。ここからは説明するまでもなくカレーの作り方。詳しくはカレールーの箱の裏側でも見てください。
あ、玉葱が入っていないのは、自宅に置いておいた玉葱がお亡くなりになられていたから。御料人様に帰りに買ってきて頂くように連絡して、後追いでフライパンで炒めて放り込み。あとは煮込むだけ。出来る。カレールー簡単。粉を合わせるの面倒。
とまぁ、あっという間に手抜きカレー。でもまぁこれが貴方、旨いんだわ。カッパの肉の旨味が実にしっかりとカレーに反映されているじゃあないですか。やはり肉の脂だけで作ると旨味が見事に調和します。そして煮込みには、やはりこういうスジ系の肉が合いますね。是非、また作ってみたいと思います。
どうやってカッパ肉を入手すればいいのか分かりませんが。
精肉店で売ってないですよねぇ。また、裏から手を回して…。
先週、御料人様の生誕祭だった訳ですが、実は私の誕生月も今月。そんなこんなで、我が御両親様が飯でも喰わせてやろう、ということで昨夜はポッサムチプさんへ。前もって予約しておいたのはいうまでもありません。
今回は特に取り置きなどお願いせずに、何か面白い肉があったらよろしく、とご連絡していました。裏工作は完璧に。で、いつもの生全部盛り。本日も美味しく頂きました。が。我が御両親様は好き嫌い一杯。
なのにロースが喰いたい、カルビが喰いたいと注文。いや、今からお任せにしてあるから…といっても駄々っ子状態。もうね、勝手にしてくれと。勝手にして頂いた結果、大変なことになりました。
個人的にコブクロが喰いたかったので、これは塩でお願いして。あと、カイノミと。で、もう少し待てばいいのにいきなりタレでロースなど注文するから、メニューの組み立てが無茶苦茶。
レアアイテムもありまして、ああ、これ焼肉好きな連中と来ていたら大騒ぎだなぁ、とまぁしみじみと。早い話が我が御両親様には豚に真珠ですな。例えばセンボンスジやマクラ。この辺りなどは素晴らしいお味。
センボンスジの歯応えはタンルートに似て異なるしっかりと肉の旨味じゅわじゅわで。これがざっくりとカットされた一品は、実に味わい深く、そして旨い。基本的に淡泊なのですが、噛めば噛むほど味わえる。
で、我が母様はこれを食べるのを拒否。全く。こんなことぜんちゃんあたりが聞きつけたら無煙ロースターごとひっくり返しそうな。まぁ、仕方がない。お金を出すのは御両親様だから。うんうん、と納得しておきましょう。
で、そうこうするうちにタレもの盛り合わせ。これがまた恐ろしいばかりに気合いが入っていて。つーか、気合い入りすぎてんじゃないですか?すげぇの。まず目を引くのがハツの塊。がつんと。
え〜とね。脂付のハツの塊に賽の目の切り込みで焼きやすくなってるのですが、本当に勢いのある肉ですわ。しかも本日のハツの旨いこと。事前に刺身でも旨かったのですが、これを塊で焼いて、表面しっかりと焼けた辺りでハサミでジョキジョキ。
分厚い塊のハツをざっくざっくと切っていく、この快感が。堪らん。更には、え〜とこれは何だっけ?ミノだっけかな?(関係者の方、教えてください)の塊も。これも焼ながらぶっつぶっつとハサミで切りながら。旨〜。
つか、もうどれもこれも堪らなく旨い。でも、我が御両親様がホルモン系にあまり手を出さないので、1.5人前ずつを御料人様と二人でもっさもっさと頂きます。旨い旨い。でもさすがにそろそろ満腹。
空気の読めない御両親様は追加注文しようとするのを強引に止めまして。何だ、私たちは喰い盛りの中高生じゃないんだから。私なんてむしろ中高年なんだから。無茶するなよと。もう既にお願い状態。
で、冷麺を喰いたいと言い出して。喰ってください。私たちはいりません。喰えません。入りません。なのに人数分注文しようとするのは勘弁。で、実際に食い始めたら、麺が固いだの色々と言い出して。いや、そういうものです。おとなしく喰ってください。
まぁ、祝ってくださる気持ちだけありがたく受け取りつつ、私たちはピビン麺二人で一つを美味しく頂いて終了。終了というか、もうこれ以上は全く喰えませんがな。はち切れんばかりの胃袋なんて実に久しぶり。最近の節制はこれで一気にチャラですわ。
ということで御馳走様でした。ええ、奢りという甘言に釣られて、激重な胃袋に。喰いすぎ。さて、では帰りましょうか、というところでポッサムチプのご主人から頂き物。はいそうです。私と御両親様への生誕祭祝い。うわお。
「ロールケーキですぅ」と頂いた包みはずっしり。いや、これ違う。こんなケーキは認めないという重さ。「本当はカッパ巻ですw」と。わははははは。確かに“カッパ”巻です。でも肉のカッパじゃあないですか。
参りました。本当に参りました。今まで色々な肉を見てきましたが、一枚カッパをくるくると巻いたカッパ巻なんて頂いたのは初めて。んで、すげぇ重いの。その上ケーキまで頂いて。す、すみません。気を遣わせてしまって!
っていうか、そう。カッパ。これ恐ろしいことになってますよ。自宅に帰ってから重さを量ってみたのです。こういうネタ的なプレゼントはきっちりとネタとして昇華せねばならないですから。スペックは正確に必要。
約900g!…。あのね、1kg弱のカッパって。これスゴイよ。ビックリだよ。っていうか見たことないね。今、目の前にあるのは一体何なんだと問いたい。自らの記憶に対して問いたい。ええ、紛う事なきまさにカッパ。
ま、私たちには本当に相応しいプレゼントを頂きました。これ以上のものは無いかも知れません。バースディ・カッパ。肉好きには素晴らしいプレゼントを頂いて無事にご帰宅。ちなみにケーキも頂きましたので、この満腹のままつまんで本当にご馳走様でした。
さぁ、このカッパをどう食べようかと実に楽しみです!
今のところ最有力は煮込もうかと思っております。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
このところ、焼肉以外での活躍(活躍?)を端折ってましたが、その辺りをちょろっと載せておきます。ええ、単にネタ切れのようなものです。
昨年のかもめ〜るで、あたりました故郷小包。これを期限ぎりぎりまで放置している辺りがうつけ者。で、本当にぎりぎり(締め切り日)に申し込んで、無事にゲットしたのがこの河豚なのです。
普段、肉をメインでガッツリいくので、こういう機会は魚へとシフトしてしまいます。ふぐチリで非常に美味しく頂いてしまいました。どうやら4〜5人用だったようですが知った事じゃありません。喰いまくり。旨かった!御馳走様!
中華なんかも喰うんですよ。私に近しい人たちご存じの海月食堂で。生春巻きが旨い旨い。特製ソースに首っ丈です。中でもイチゴのソースってのが凄かった。何がスゴイかといえばイチゴジャム。
ジャムなのに辛いの。それが口に入れた瞬間は、あ?甘い?と思うのですが、次の瞬間には辛味がじわっと広がる。これが何とも心地よいのです。もうね、箸が止まらなくて。あ、手で掴んで喰ってたけれども。旨かった!御馳走様!
そういえばステーキランチも頂きました。仕事でストレスが溜まった御料人様の解消にお付き合いさせて頂いて。久しぶりのステーキなんで、もう舞い上がる舞い上がる。当然ステーキといえばサーロインを。
これがまた見事なお肉さんじゃあないですか。美しい。まるでポッサムチプで食べる肉とそっくり…って、逆ですがな。で、肉。ミディアムレアに焼かれた肉を堪能。昼間っから仕事そっちのけでワインまで。旨かった!御馳走様!
別の日にはホテルのバーなんかで。何でもその月中ならボトルが安く入れられるってんで、御料人様の奢りで行ってきまして。そこで食べたのがハモンイベリコ。どど〜んとカウンターに置いてあるんだから喰います。
どうも専用ナイフがなかったようで、随分と苦労してカットして頂き。口に運べば香りと舌触りでノックアウト。二人でワイン片手にわしわしとかっ喰らってお代わりなんかしたりして。人として々だろうと思いつつ。旨かった!御馳走様!
御料人様のご両親が韓国へと旅行されまして。で、お土産に頂いたのが韓国海苔と一緒にサムジャンを。これがまたニンニクがざくざくと入っていて実にいい香り。ってかニンニク臭い。スゴイの。
でもこれまたいいんです。キュウリをスティック状にカットして、このサムジャンをガッツリとつけて喰らうと実に幸せ。旨いんですよね。これってキャベツとかアスパラとかでもいけそうですね。周りに迷惑かけつつ。旨かった!御馳走様!
そして先日の御料人様の生誕祭。この時にお友達のアマグリさんからプレゼントとして蟹が。蟹が。蟹が。いやっほ〜〜〜〜!蟹〜!がやって来ましたよ。いらっしゃいませ蟹。ようこそようこそ蟹。
生ズワイガニの棒ポーションってんですか?もう既に剥き身になっていらっしゃる蟹。いやん、これすぐにしゃぶしゃぶ出来ますやん。やりますやん。昆布で出汁しいてしゃ〜ぶしゃぶ。た、堪りません!最高!旨かった!御馳走様!
そしてようやく粋牛さんから頂いた日本酒も開栓。鳳凰美田。生のお酒は旨いです。で、思っていたよりもかなり甘口。いい!甘口の酒いい!実に旨いのです。最近の日本酒の傾向として淡麗辛口が多いですが、甘い酒旨い!
最近のお気に入りの日本酒は、アル添なんですよね。淡麗辛口のさらりとした呑み心地の酒よりも、適当に吟醸香を飛ばして食べ物に合わせやすいアル添の方がいいんです。そして、今回の甘口のこの鳳凰美田。これは辛めの肴が食いたくなりますねぇ。旨い塩辛とか。ちょいと探しに行かねばなりません。
まだ今なら酒は残っていますよ。呑みたい人は肴持参でよろしく。
いやぁ、日本酒って本当に幸せになりますね。焼酎も相変わらず呑んでますが。
昨日は宣言通りに焼肉。御料人様が日帰り出張からお帰りになるのに合わせて。某SNSで小耳に挟んだお店を目指して。ほら、せっかく情報が入ったら行きたいと思うじゃないですか。本当は大阪の焼肉店を目指していたのですが、時間が遅くなったので断念。
で、JRは鷹取駅を降りまして少々歩いてお店に向かいます、が。いきなり通り過ぎたらしく、目的のお店に辿り着けず。かすかな焼肉の匂いを頼りに探し出したお店は違うお店。仕方がないので来た道を戻り。
でまぁ、見つけました。割合と目立つ看板がありました。やはりちゃんと地図を用意した方がいいですね、という悪い見本を示しつつ。
ま、あれです。二人で食べるには向かないお店でした。基本的に4人以上いないと辛い感じ。メニューの選択肢が少なく、盛り合わせはホルモンだけ。値段も場所にしては高めですが、並肉だとそうでもない。
何はともあれご注文。レバ刺と心臓刺身を。え?ないんですか、そうですか。それは残念。ということでせっかくなので肉刺。それとカルビとホルモン盛り下さい。酒は…マッコリもないですねぇ、ふむ。では生ビールで。
これはやはり大勢でわっと盛り上がるお店なのかな?最初に、二人だと追い返されそうな雰囲気だったし。席は空いてたのに…。でもまぁ肉は旨いということだったので、取り敢えず喰いましょう。
肉刺。綺麗なサシの肉でした。肉の甘みというか旨味は薄いですがあっさりと。付いていたタレが醤油ではなく、ちょっと変わってました。焼肉のツケダレでもそうだったのですが、何だか昔なつかしい味付けがうっすらと。何だっけ?これ。
とまぁそんなこんなで焼きもの。ホルモンのミックスは結構いけます。基本的に分かりやすい部位が入っているので安心して食べられますし。カルビの方は、うん、昔ながらのアバラという感じ。ということで、この辺りで御馳走様。
あー、不味いとかではないんですが、自分達の好みのお店ではありませんでした。残念ですが。ということでこういう場合は当然ですがハシゴ。決まり事です。せっかくなので最初に間違って行ってしまった方のお店に行きましょう。
実はこのお店の前を通った時に、こっちの方がいいんじゃない?と思ったのです。店構えが。国道に面したお店は実に魅力的なのです。ということで早速。がらりと引き戸を開けるとそこはめくるめく焼肉の世界。
テーブルが4席と広めの座敷席。ほう、これはなかなか盛況ですねぇ。メニューを見ると、あ、やはりここでもマッコリがありません。この辺りの焼肉店では扱ってないのでしょうか、たまたまでしょうか?
なので眞露をロックで頂きます。え〜と、先ほど食べ損ねたレバ刺とハツ刺を。突き出しは豆腐ですね。お、これは旨い。お店は一人で切り盛りされているようですが、ちょうど入れ替わりの時間帯なのか比較的ゆったりしてますね。
で、生もの。うん、旨いです。最近はごろりとしたカットのレバーを食べていたので、薄切りの刺身は逆に新鮮な気分で食せました。ハツ刺もしかり美味しい美味しい。で、焼肉の方ですがこちらでもホルモンミックスとカルビ。別に食べ比べようという訳でもないですが。
こちらのホルモンミックスは300
gと実に大盛り。しっかりとした量をガッツリと。両店通して思うのは辛さが控えめですね。年齢層の設定が広いためかと思われますが、恐らく辛めになどの注文もありなんでしょうね。
でまぁ実に美味しいホルモンでした。予想通りの肉の感じ。これはまた食べに来てみたいと思うのです。というのも、最初に気がつかなかったのですが、塩盛り合わせやタレ盛り合わせなどのメニューがあったのです。試したい、でももう喰えない。こういう場合は再訪で確認するのが一番です。というわけで、どなたかご一緒しませんか?
ガッツリ喰うには人数が必要ということが分かりました。
今回の大きな収穫でした。
今回のお店:
一軒目は内緒ということで…。
二軒目・焼肉「千歳」
兵庫県神戸市長田区長楽町5-7-9
TEL.(078)737-1929
昨日は久しぶりに、御料人様とは別行動で外食の日。なのでせっかくだからと新規店を狙ってみたのですが、如何せん月曜日。焼肉店がもっとも定休日とする日。仕事場から東へ向かって万一休みの場合は目も当てられないのでそちらは次回へと回して。
で、雨の降る中、てくてくと豚串ホルモンを目指して。こういう雨の日は、繁華街も比較的空いてます。しかも月曜日ですから、ゆっくりと出来ることでしょう。ところが満席。考えることは誰しも同じようです。仕方なし。
なので今度は、以前昼食を食べたホルモン店に変更。こちらは牛のホルモンで、お昼に食べた感触ではなかなか良さげなお店です。が、定休日。なんだこれ?もう、仕方がないなぁ、ここはあそこしかないか。
と、我が心の故郷「くにきや」さん。ええ、もう賢明なる貴兄のご想像通り満席御礼の張り紙。まぁね。分かってましたよ、ええ。例え雨の月曜日であろうとも、いきなり気が向いたからといって突撃してもまず入れないことくらいは。
ふふん、こういう時は我が家の目の前のあの別宅ダイニングポッサムチプさんへ…。あ、そうか、定休日だった。と、もうどこまでもツイていない。いっそのこと、某SNSで話題になっていた鷹取駅のご近所店でも行こうか!と思ったところで断念。
どうも一人で食べるのに向いていないような感じです。仕方がないのでポッサムチプ隣の焼鳥店で、と、ここも満席。ああ、もういいや。しばらく自宅で待機してから食べに行こう。うん、それがいいそれがいい。
てな訳で自宅へと戻って着替えているところで御料人様から帰ってきたとの事。ああ、時間切れ。そんな訳で、結局どこへも行けずじまいで自宅で適当に自炊となりました。
これは何ですか?神様が「今日はやめておけ」とおっしゃってるのでしょうか?もうね、外食気分満々だったわけですよ。で、こういう日に限って誰とも予定が合わず、しかもお店ともタイミング合わず。非常にストレスが溜まる訳です。
今から焼肉喰いに行って参ります!
ほとんどヤケクソです。
昨日は御料人様の生誕祭。ということで、二人で軽くお祝いなど。朝っぱらから自分で注文した生花店に叩き起こされ、それでも無事に花を受け取れたので、まぁいいかと。喜んで頂けたようですし。
せっかくなのでお昼ご飯は「めずらしく」私の奢りでイタリアン。ま、お祝いする方がお金を出すのは当然ですが。このお店、お昼時にはランチなどもあり実にリーズナブル。せっかくなので昼間っからワイン。
前菜も頂きましょう。一人前150円と安いのですが、どう考えても量が少ないだろうと二人前を一皿に。これでそれなりの見栄えですね。でもこれで300円ってのは安いっすね。お味の方も実によろしい。
この前菜でワインをちびちびと頂いて、パスタ。タケノコと挽肉のカルボナーラ。カルボナーラマニアックの私ですよ、どれどれ。うは、旨い旨い。これは旨い。しっかりとしたパルメジャーノレッジャーノの旨さ。
割合あっさりとした口当たりですが、旨味はしっかり。あえていえば黒胡椒をもっとぶっかけて頂けてもよろしいかしら。ぴりっとしたしまりにかけているかな?いや、普通にめちゃめちゃ旨いんですがね。
御料人様のほうは、ペンネ。自家製パンチエッタのトマトソース。おう、これ旨い。パンチエッタが塩ゆるめで食べやすいってか、肉の旨味しっかり。もともとペンネってのが得意じゃないですが、この辛口ソースは旨いです。
二つ比べると、このペンネの方が好みかも知れない。いや、カルボナーラも旨かったのですが、やはり具材にタケノコが入った分、味がぼやけたのかも知れないですね。などと、分かったようなことを言いつつご馳走様でした。
で、せっかくのなので、先週の花見場所へと行ってきました。前回は五厘咲きといった風情でしたが、このところの気候の緩みで一気に開花していました。きれい。やはり桜は日本人の心にしみますなぁ。といいつつ、周りの花見弁当が気になる辺りに卑しさが隠しきれず。
さて。歩きながらの花見を終えて、というか、誰か知り合いでもいれば、ビールの一本も頂戴しようと画策したのですが誰にも会えなかったので、そのままケーキを購入に移動。電車に揺られてハーバーランド。
ここはほら、生誕祭ですから、御料人様のお好きなケーキを、ということでモーツアルトのトルテ。チョコレートたっぷり、チョコ大好き。さすがに二人なので4号サイズの一番小さな物を選びまして帰宅。
このトルテがまた堪らなく旨い。濃厚なチョコレートの旨味がスパークリングワインにもよく合います。つーか、昼頃からずーーっと飲み続けている訳ですよ。お祝いですから、ええ、全然かまわない訳です。
ま、年に一度のお祝い事ですから、酒の一つや二つでどうこういう訳無いんです。で、すっかり酔っぱらったところでアマグリさんからお祝いの蟹が届きました。いやっほーーーっい!蟹ーーーー!どうしよう!食べようか?ねぇ?
と思ったのですが、この時すでに朝から三本目のワインに手を出しているところ。ケーキもとっくに二人で食い尽くし、韓国海苔と野菜用の韓国味噌でキュウリを摘んだりして。…うん、勿体ない。せっかくの蟹を、こんな酔っぱらいが喰っちゃあ勿体ない。
ということで、今現在、蟹さんは解凍中。本日の夕飯として着々と準備中なのです。ああ楽しみ。嬉しいな蟹〜♪とまぁ大騒ぎ。
御料人様の蟹であると思い切り釘を刺されていますが…。
いや、その、ちょっとくらい食べてもいいでしょ?
今回のお店:イタリア料理「ペル・ドマ−ニ」
兵庫県神戸市兵庫区中道通7-3-6
TEL.(078)512-5517
緊急情報。昨日の黒板メニューは火肉山(かざん)でした。約500gとのことですから、4〜5人で注文するのがよいのではないでしょうか?ま、今日もあるかどうかは分かりませんが。なにせお店は満員御礼でしたから。喰ったのかよ。喰った。
残念ながら二人だったので火肉山は無し。無理です。これだけで終わってしまうから。というか、最近は量を減らすように努力しているのです。細く長く焼肉を美味しく食べ続けるために。保身。
とはいえ、生は全部盛り。本日のお薦め肉刺も頂いちゃいます。旨々と頂きながら、本日のお薦め、火肉山以外のフランク。そういえば、先日の花見で、フランクフルトのことをフランクと呼んでいたのですが、どうしても牛肉の「フランク」を思い浮かべてしまう病気を発症。
で、この日のフランクは恐らくこれでしょう、というパックの写真。実物は結構な重さです。なるほどこんな風に仕入れてるんだぁ、と脳天気に見てたのですが、普通、焼肉店でパックごと見せてくれないよな、と。
とはいえ、こういう貴重な体験は楽しいのです。あ、ちなみにこの写真は日曜日に撮影したものです。もしかすると、全て完売で違う肉かも知れません。その辺りの確認はとっていませんので、違った場合は私の妄想ということで。
さて、肉の方。フランク。カルビっすね。独自の感性で決め打ちです。歯触りがカルビ。で、大抵レアで頂くのですが、先日のヒレ肉のこともありますから、食べ比べてみようじゃありませんか。
まずはいつものようにレア気味に。うん、旨い。やはりカルビとして旨い。では続いてじっくりとよく焼いて。どのくらいよく焼くかというと、肉から脂が染み出して、それがじゅうじゅうと音を立てて焼けるまで。
これだけ焼いたら焼きすぎ?とか思いつつも口へ運ぶと、あらまぁ。これいいよ。うん、じっくりと焦げないように焼き切ったカルビってのは実に旨いという事を実感。ははぁん、さては世間の方々は知っていたのに教えてくれなかったんだな、と逆恨み。
本当に、焼きすぎたかな?と思ったのですが、全然そんなことはなく旨い。う〜ん、いよいよ焼肉の奥の深さに溺れそうになって参りました。深い。焼き加減についても、これからまだまだ勉強の余地があります。
ということで、勉強会にはいつでもお誘い下さい、会費は私の焼肉代…ってのは昨日も書きましたか、そうですね。実際、喰えども喰えども「これで悟った」ってな所に行き着きません。そりゃあ私の勉強不足といえばそこまでなんですが。
何というか、幅が広すぎるんですよね。例えばカルビでも「和牛」「F1」「ホルスタイン」と大まかに別れる上に、部位ごとにまた違う。同じ牛でも部位で味が変わるとなるといよいよ焼き加減まで考えつかないというのが実際。
困りました。ああ、本当に。よく聞かれるんですよ。「この肉はどのくらい焼けばいいですか?」とか。そんなこと、修行中の私などに分かる訳がない。そういう意味ではお店の方に教えて頂くのが一番間違いがない。
といいつつ。帰り際に見せて頂いた肉。これが「焼シャブ」としてメニューになるそうです。この見事なサシ肉が薄くスライスされて焼シャブ。あのね。立った今喰ったばかりでこれを見せられるということは「明日もおいで」と呼ばれているようなものですよ?
ま、さすがにそれはない。そこまで連荘で焼肉って。そんなの痛風への呼び水以外ないじゃないですか。もう、しばらくはおとなしくしてますよ。もっともお呼びがかかればすぐにでも飛び出しかねませんが。
その場合、会費は私の焼肉代ということで。
こうやって、誰かに食べさせて頂こうと画策するのです。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
え〜と。実は花見の前日、焼肉喰ってました。いつものようにポッサムチプさんで。あまりにも日常となった風景は、もはや描写に何の意味もないのではないかと思うほどに自然な行為となりました。
いつものように生盛りをがっつりと頂き、ハラミ刺の旨さに涙を流し、という本当に日常が展開されるのです。もうね、毎回毎回、行くたびに「うおおおお〜!」とか「かんべんしてくれぇ」なんてことある訳ないでしょう?
と思ってたのですが。実は今回もやられました。何というか、まさに頭上をぶっ飛んだ味覚をいただきました。いや、正確にはアレだな。「お陰で苦手なものが一つ減りました」という感謝かな?
と言うのもですね、私焼肉についての考察でも書いていますが、ヒレ(フィレ)は焼肉には合わないと、常々考えている訳なんですよ。ああいう肉は、ステーキなどで食べる方が絶対に旨いと。事実、今まで「おまかせ」以外では注文したことありませんでしたから。
それが何を血迷ったのか、黒板メニューにあったものだから、つい注文してしまいました。ええ、自らのポリシーを曲げて。というか「普段からお気に入りの店で食べても、やっぱり好きじゃなかった」という確認でも取ろうと思ったのかも知れません。
当然、この手の肉をきっちり理解するためには「塩」でいただくのが一番。やって来たのは、まるでヒレステーキかと見まがう見事な肉。あ、当然切ってありますよ。一枚ではないです。
で、コイツ。厚さと幅をほぼそろえてありまして拍子木風。これをですね、焼いていく訳ですよ、いつものように。ヒレ肉ですから、ステーキで言うところのレアかミディアムレアで食すのです。
ま、ハッキリ言って予想通り。直火では一気に火が通るのでレアで食べると芯の火の通りが半端。だからといって薄切りにすると、その肉質(柔らかい)故に旨味が損なわれがちになりそうです。
失望はしませんでしたが、順当な評価で終わるところでした。ところがですね、私の脳味噌の片隅に焼肉の神様が光臨されたのです。そう。焼き加減を間違っているのではないだろうか?というお言葉で。
ああ、そういえば。この拍子木型のカットは以前に「やまがた屋」さんで頂いたタンとそっくりじゃあないですか?あの時、焼き方指導で「しっかりと、パンパンになるまで焼いてください」と言われたじゃあないか。
早速試してみることに。もうね、肉をころころころころと転がしつつ、全部の面がしっかりと、それでいて焦げないように。で、いい頃合いを見計らってがぶりと。うわああああああああ!
いや、自分で言うのも何ですが、完璧な焼き具合。箸でも切れそうに柔らかいヒレ肉が、うどんほどの太さのピンクの芯を残して焼き上がり。これが貴方。旨いの。もうね、今までの自分の発言全て撤回。
あれだ、ヒレ肉が焼肉に合わないと言うよりも「ヒレ肉はステーキと焼肉では焼き加減を変えないと最高の旨さは引き出せない」ってことですよ。参った。本当に参りました。私は人生を随分存して生きてきたんじゃないだろうかと反省しきり。
ということで、件のページの私の主張は変えねばなりません。ま、旨いものを発見出来たのだから、そのくらい何と言うこともなく。確固たる信念てなものはないですからね、私には。旨けりゃなんだって構いやしない。
しかし、散々喰い散らかしてきたと思ってましたが、まだまだ勉強の機会は転がっています。今回のヒレ肉は本当に目から鱗でした。ということで、私と勉強会を開こうという方はいつでも誘ってください。じっくりと網を囲んで勉強しましょう。
会費は私の焼肉代ということでよろしくお願いします。
おこづかい制になっているので、そうそう勉強出来ません。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
ようやく四月に入って少し陽気も和らいできました。こうなると「外で酒飲み心」がうずうずとしてくるのです。いわゆる心の啓蟄ってヤツですか。酒飲みの虫が騒ぎ出す。こればっかりはお釈迦様でも治せない。
ということで早速。四月の一日、いわゆる四月莫迦に莫迦をやって参ります。朝からそこそこの晴天で夕方から雨という、絶妙に絶好のシチュエーション。行こう、行かねば。お誘いを断る術を知らない莫迦。
…。うん。桜咲いてない。五厘咲き。ま、ほらアレですよ。花なんて飾りです!偉い人にはそれがわからんのです!!(ガンオタだけ分かればいい)ということで呑み開始。持ち寄りって事なので家にあったワインを持ち出し。
でまぁ、機嫌良く呑んだ。実に呑んだ。途中、栗より美味しい十三里のかけ声に負けて石焼き芋も買った。見事に甘みのない焼き芋に、酒の肴としての生涯を全うして頂きつつ呑んだ。訳の分からん酒まで呑んだ。
焼鳥だのフランクだのアスパラだのおがちゃんのご厚意と活躍でがんがん喰いつつ、その内すっかりと気分がよくなり。当然のように店呑みに突入。ほら、夕方から雨っていう予報だったし…、という強引な理由を付けて。
ここで鳥頭の人が活躍。というか、六時開店のお店を五時に強引に開けさせ。その、何だ、これってもしかしてよくない事じゃないのか?ほら、脅して開けさせたとか、後から訴えられたりとか…。
と言うようなこともなく、普通に着席、で壺焼き。神戸名物壺焼き(だそうです)。散々呑み散らかしてきましたから、酒の方はほら、生ビールで。壺焼き旨い。これ、本当に旨いね。
確かにサザエの壺焼きってのも旨いのですが、それとは違った、ちょっとチープ感漂うその味やルックスに、堪らない郷愁を感じるのです。子供の頃に屋台で食べたくても食べさせてもらえなかった、あの切なさ。
でまぁ、そのままカラオケで時間を潰して韓国料理。最近すっかりお見限りの「すっから、ちょっから」へと。いや、何度か挑戦したのですが、いつも満席。泣く泣く諦めていたのですが、こういう機会に。
結構いいお時間だったので無理かと思いつつも突入。旨い具合に席があったので腰掛けて。呑むのは当然マッコリ。瓶でいただくマッコリ。ツマミの方も、突き出しと、あとは適当に辛いのやそうでもないもの。
やはりせっかくなので蒸しホルモン(ハチノス)もわっしりと喰らって。いつもながらしっかりと旨い。そうそう、せっかくだからとポッサムの方も。…。あれ?野菜が付いてなかったっけ?
ポッサムって「包む」って意味ですよね?これって、豚肉でキムチを包むんでしたっけ?あ〜れ〜?とちょいと自らの過去の記憶をノックしてみたけれども、全く返事がないので諦めました。うん、きっとこういうモノに間違いがない。
これはこれでマッコリに実に合うので全く問題なし。旨い。ちょいと付けるコチュっぽいタレも、辛さが酒をすすめます。やっぱりこういう辛い料理ってのは時々無性に欲しくなるのです。
他にも野菜の類もいただいて、結構満腹でゴチソウサマ。さて、では参りましょうか。次の店。もうね、莫迦ばっかり。まだ喰うってさ。喰うけどね、うん喰う。いくらでも。次に向かうのは…。どこだっけ?
駅からず〜んと南下しまして「川島しょう店」へ。元酒屋さんだとか。なのでワインが豊富。といわれても、既に泥酔者ですから、内容なんて憶えてません。お店のことも色々と教えて頂いたはずですが。
ま、基本的に旨けりゃいいのでパスタ、下さい。ウニのパスタ。トマトソースですか。ほうほう、この細めのパスタにウニが実に旨い。わしわしと。もう、手が止まらないほどにわしわしと。
ワインの方もお手頃。こりゃいいですわ。箸で食べるパスタってのもいけますね。メニューも訳分からないくらいありますし。ええ、酔っ払いには細かい文字は読めません。なのでお薦めをお願いします。
焼き穴子?ほう。で、それ以外は?やはり焼き穴子。うん、そこまで勧められては仕方がない是非いただきましょう。海苔たっぷりのオイルパスタ。なるほど、自信を持ってお薦めのメニューだけのことはあります。実に旨い。奇を衒わない味付けで、非常にあっさりと頂戴しました。
ということで、本当にゴチソウサマ。ようやく帰路に向かう頃には雨が降り始め。ま、このくらいなら大丈夫でしょう。という間に本降り。タクシーで早々に退散。皆様お疲れ様でした。
家にたどり着くなり熟睡して叱られたことは言うまでもないですが。
懲りずに来年も行く気満々です。
今回のお店:
・妙法寺公園@おがちゃんBBQ
・貝つぼ焼きの店「なりや」
・韓国料理「すっから、ちょっから」
・「川島しょう店」