お江戸気分を満喫します「お好み焼 チャコちゃん」

神戸でもんじゃ焼が食べられるお店の情報を探している、というお話がありまして。「焼」の文字が付けば気になるのが当サイトの管理人たる私。そんな訳で行ってみました、もんじゃ焼。御料人様が以前行ったことのあるお店にあったのではないかという記憶を頼りに。

果たしてありました。お店の名前は「お好み焼 チャコちゃん」。案外我が家から御近所でした。取り敢えず店の前まで行ってみたところ、看板下のメニューに堂々の”もんじゃ焼”の文字が。お江戸の名物がなぜ神戸に、しかもお好み焼よりも前にもんじゃ焼のメニューが優先されて掲げられているのか。早速お店に入って確かめねば。

まずは生ビールを。キンキンに冷やして凍っているジョッキに極力泡が出ないように注がれた生ビール。こういう暑い時には実に嬉しい心配り。あまりに冷たすぎてジョッキ持てなかったけど(嘘)。では注文を。当然もんじゃとお願いするわけですが、ご存じのように色々とトッピングがあるわけですよ。さすがにお江戸のもんじゃほどではないですが。

で、我ら夫婦がチョイスしたのは王道の【チーズもんじゃ】と、せっかく神戸で食べるんだからと【すじもんじゃ】の二種類。餅とかコーンにも心惹かれましたが、今回は様子見ということでこの二品を。あとで気が付いたのですが、追加注文として具を一品150円で加えることが出来たようです。これは次回の宿題と致しましょう。

やって来た二種類のもんじゃ。水っぽい生地の上には刻んだキャベツ、するめ(鱈?)、紅ショウガ、干しエビ。これはまさにもんじゃ焼。トッピングのチーズとスジコンも結構な量。ウキウキしてきます。が、我々はもんじゃを自分で焼いたことがないのです。どうしたものかと思っていたらお店のお姉さんが焼いてくださる様子。これは助かった。

「別々で焼きますか?それとも一緒に焼きますか?」と訊かれたのですが最初なんのことだか分かりませんでした。よくよく訊いてみれば二枚で焼くか一緒に大きく焼きますか?とのこと。ここは豪快に一気焼きでお願いします。どーーんと鉄板にぶちまけられるもんじゃの素。すげーーー!鉄板一杯に広がるもんじゃの海。

ここで自分用に焼き方メモ。まずは具材を炒める。あ、チーズ以外です。で次にキャベツをざばっと。てこでガンガンと刻みつつ真ん中に穴を開けて土手状にして空いた場所に残りの生地の素をじゃばり。やや間を取ってから全てを混ぜ合わせて焼き上がりを待つ。OK、次回からは自分で焼けるぜbaby。ま、ちょっと不安ですが。

「端のあたりからたこ焼きみたいに食べてくださいね」はいはい、頂きます。おー、こりゃ楽しい。そして旨い旨い。とろけたチーズが糸をひくひく。んで、焦げる前にはがしで押さえ付けながら焼いて口に運ぶのです。もうね、あまりに熱中しすぎてビールを呑むの忘れちゃいますから。しかし、なんでまた神戸でもんじゃ、と思ったのでお母さんに聞いてみたのです。

どうやら娘さんが東京にいらっしゃるそうで、平成9年からこちらのお店でもんじゃを扱ってらっしゃるそうです。さて、なんのかんのといいながらすっかりと食い尽くすもんじゃの海。焦げ付いたチーズまで剥がして酒の肴。でもまだまだ喰える。追加で【豚そばモダン】を。メニューには焼うどんのモダン焼もあるみたいです。

こちらのモダンもまた旨いのです。ソースにドロソースを使うと冷たいお酒が恋しくなります。ええ、冷酒を一合いただきました。御料人様は本日休肝日ということなので一人でちびちび。あー幸せ。こちらのお店、15:00からということなので、今度一人で昼酒の際には是非利用しようと心密かに誓うのですわ。うふふ。

ということで御馳走様でした。実に美味しいもんじゃでした、といっても人生で三回目くらいのもんじゃ焼なので相対的ではなく主観的に美味しかったということで。いやいや、大満足。

次回は「明石焼風チャコちゃん巻」に挑戦します。
なんとも魅力的な響きじゃあないですか。

今回のお店:
お好み焼 チャコちゃん
兵庫県神戸市兵庫区上沢通1-1-22
TEL.(078)521-1850?
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