東日本大震災について

3月11日に発生した東日本大震災、未曾有の被害が発生しています。阪神淡路大震災を体験した身としては他人事ではありません。被災された方へのお見舞い申し上げます。

そして恐らく長期戦になりそうな対応に政府・自衛隊・東京電力の方など関係者各位のご苦労が忍ばれます。神戸からは出来るだけ被害が少なく収まることをお祈りするしかできません。

今は危険なため一般の人が被災地に入れないと思いますし物資の輸送も簡単ではないと思います。現地で不足しているものがあるという報道がありますが、今しばらく様子を見守る事しかできません。実際、毛布や食料が不足していることに関しては、交通網が復旧するまでに自衛隊などのお力である程度解決すると思います。

ですので古着や自宅で眠っている毛布の供出を考えてらっしゃる方はすこし状況を見られることをお勧めします。というのも、神戸での被災の際に友人から必要な物資（水・食料・衣類・毛布など）を聞いて持っていったときには既に配給されていた、という事が往々にしてありました。

そして使うことのない日本中からの厚意が無駄になってしまうこともあったようです。ですので世知辛い話になってしまいますが出来れば義援金をお送りする方がいいと思います。恐らく当面の予算は日本政府から出ると思いますが、長期戦が確実な復旧作業や生活の立て直しにはやはり義援金が必要になります。実際、私もずいぶんと助けていただきました。

義援金に関してはどこに送ればいいのかなど、後々政府主導で報道があると思います。その時まで焦らず日々のお小遣いをちょっとだけでも積み立てておくことが被災地への一番の手助けになると思います。

とはいえ、全ての経済活動が止まると日本という国も停滞してしまいますから当たり前に明日からも日常は続きます。被災という日常も、学業・仕事という日常も。確かに後ろ髪を引かれるとは思いますが随時情報を見ながら自分たちの日常を頑張りましょう。