最近のインスタント食品や代用食品は良くできていますが、ホンモノを食べた事がない場合は比べようがありません。頑張れ畑のキャビア・トンブリ。
よく「うどん定食」「お好み焼き定食」が変と話題になります。炭水化物同士の取り合わせが納得できないとの事。では、ラーメンとご飯も駄目でしょうね。すると、ラーメンと炒飯もおかしいのでしょうか?更には「餃子定食」も同類です。
実際、中国では白飯と餃子は一緒に食べないそうです。餃子は主食扱いだそうです。言ってみれば、炒飯をおかずに白飯を食べているようなものですか。なるほど、そういわれると確かに不気味です。しかしこれが、天津飯と炒飯の場合は微妙になってきます。いやそれよりも、天津飯と炒飯はどちらが主食でしょう?あれ?そうすると炒飯と餃子を食べる場合も、微妙な関係が浮き上がります。餃子が主食扱いならば、炒飯がオカズですか?すると、炒飯についてくるスープの立場がありません。スープとしては、主メニューである炒飯の添え物ですから、炒飯が惣菜扱いになるといよいよ困ってしまいます。アイデンティティの崩壊です。最もスープにそれだけの自覚があればの話ですが。
さて、今回の話で何が言いたいかというと、昔、ショットバーでテキーラを飲んでいたところ、「チェイサーはビールで呑んで欲しい」と言われた事を思い出したからです。ビールがチェイサーって……。それでなくても、塩とレモンもテキーラには付き物です。なんてアイテムの多い飲物なのかと思ってしまいます。そのチェイサーのビールがコロナビールの場合は、ライムまで付いてきます。レモン・ライムとテキーラとビール……。
なんて爽やかな、柑橘系の酒飲みなのでしょう?
ちなみにレモンライムはフィロデンドロン(サトイモ科)です。