さて、二月ももう半ばにさしかかってきました。この調子で行けば寒さも終わりを向かえます、ありがたい。という日々の中いきなり風呂釜が壊れるという超弩級の不幸が訪れました。せめて風呂でくつろがせて欲しいのですよ、疲れてますからこの寒さに。さすがに水風呂にはいるほどの根性は持ち合わせていませんから、大家さんにお願いして修理して貰いますよ。前回のトイレに続いて水回りの災難というヤツですね。水難の相でも出てるのかしらん。
でまぁ、当面は何とかしないといけないのですが、如何せん銭湯は遠く現実的ではありません。寒いですから。近くにサウナはあるのですが、そんな大尽風を吹かすような真似は出来ません。そこで、昔々の学生時代、風呂もない部屋で風呂代をうかすためにやっていた方法。コンロで湯を沸かすという強引技。その当時は流し台で髪を洗うという荒技でしたが、今は違います。風呂場は使えるのですから、大量の熱湯を持ち込めば問題なく入浴もどきです。
さて、ここでの問題は何に熱湯を入れるかです。いちいち風呂桶に入れていたのでは冷めてしまいます。ふと、昨年キムチをつけた桶があるのを思い出しました。そうです。コイツなら20リットル近く入りますよ。早速引っ張り出してきますと、なるほど熱にも耐えられそうです。
ガンガンと鍋と電気ポットで湯を沸かします。そしてキムチ桶に流し込みます。ちょっとキムチ臭がするものの、気にするほどではありません。湯が冷める前に入浴です。普段の焼酎の湯割りの要領で、水と熱湯を割りながら身体を洗ったり洗髪したり。ほほう、案外大丈夫なモノですね。というか、この方が水道・ガス代が節約できそうですよ。この際風呂は修理せずにこのままでいきましょうか。
激しく貧乏くさいですが。
「一万円で一ヶ月生活」が出来そうな予感。