肉が喰いたい、焼肉が喰いたい、思う存分喰いたい、と駄々をこねてみたところ、見事に焼肉喰いに連れて行って頂きました。ありがとう、yoshi。君はとてもいい人だ。ということで、久しぶりの(久しぶりの?)ポッサムチプさんへ。
本日は三人(同居者様御同伴)なので生も三品贅沢に。ネギ塩ユッケ、生レバ、ハツ刺。さて、ネギ塩ユッケ。お、以前ちょっと店長さんと話していたのですが、鶏卵じゃ大きいよね、と言ったのが反映されたのかウズラの卵になってます。
うんうん。普通のユッケなら鶏卵でもいいのですが、ネギ塩ユッケはどうしても玉子が強くなりすぎるので、小さい方が旨いと思ったのです。そして思った通り、この方が圧倒的に肉の旨味を楽しめます。
そしていつものように美味しい生レバ、ハツ刺。べったりとした刺身とは違い、見事にエッジの効いた素晴らしい鮮度。旨い、甘い。レバーは甘みが感じられるほどの旨さ。そしてハツ刺はその舌触りで恍惚です。旨い。
しかし、考えてみればこれだけの生肉を普通に食べているというのは罪ですね。これが普通ですもの。少しでも鮮度が落ちると如実に食欲減退しますから。御陰様で初見のお店で生もの頼めなくなりつつありますから。
と、べた褒めしている場合じゃない。焼きます。塩。はねした。これはこれは、コンニチハ。ようこそここへやって来ましたね。綺麗。美しいサシの鏤められた赤肉。これは素晴らしいの一言。
焼き始めると、あっという間にサシが溶け出す、そして旨味がじわりじわりと。あ、あ、あ、喰いますよ、喰います。焦げちゃう前に食らいつきます。あ、旨、これ旨。堪らんッス。あっという間に口内が幸せで一杯。
いやぁ、やっぱりこういうサシ三昧のお肉も旨いですねぇ、と言うところに塩の盛り合わせ。ツラミ・ひうち・上カルビ。各々薬味やタレが違うという凝りよう。素晴らしい。そして、塩のツラミは実に旨いのです。
いつものように炙るかのようにサッと火に通して、ちりりとなったところが食べ頃。うん、素晴らしい。旨い。カルビもロースも旨い。ポン酢や薬味ネギなど使い、また韓国産の塩ってのにちょいとつけながら頂くとまさに幸せの絶頂。旨。
あと一品塩ものを頂いた後にタレ。盛り合わせ。リブロース、ひうち、上カルビ、ハラミ。上カルビのサシ具合はちょいと多いかな?と思わせるほど。ですが、これがチシャと一緒に頂くと適度に丸く収まるのです、旨。
いやいや、しかし旨いですねぇ。盛り合わせのお陰で種類的にもほぼ制覇しました。赤身の方は。なのでそろそろホルモンに移りましょうか。ホルモンの盛り合わせ。何と言いますか、どこまでも種類を食べようとする意地汚さが私の特徴です。むしろ長所。
てなことを言ってますと、ちょうどテーブルを通りかかる店長さん。その手には肉の塊。うわ、旨そうじゃないですか。美しいロースだよロース。「この辺りがはねしたです」という説明に、ほほうなるほど、と分かったようなお返事で返す私たち。
それにしても旨そうな。喰いたい。もう一度はねしたを喰いたいという悪魔の欲求がこみ上げるのですが、天使の自制心で「痛風怖い」と囁いて、お代わりという言葉を飲み込むのです。いや、本当に喰いたかった。
で、ホルモンタレ盛り合わせ。ウルテ、タケノコ、カッパの三種盛り。頂きます。か、かっぱ旨。このスジっぽいこりっとした食感が、旨味が、ああ、旨い。ウルテもしっかりと火を通してこりこりこりと、ああ、もう幸せ。タケノコ?うん、これも旨いよ旨い。こりこりこりと三種一気食い。
いやいや、本当に幸せな一時でした。ご馳走様、yoshi。もうね大満足。ああ、これで明日からもう一度頑張れるというものです。我が人生に悔いは無し。
で、本日も別の方から奢って頂く予定です、焼肉!
えー、色々と世の中に感謝です。友人は大切にせねばなりません。はい。
焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
焼肉の罠
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