先週の土曜日。ポッサムチプへと行けなかったあの日。代わりに韓国料理を食べてきたのです。これまたご近所の「アリランハウス」へと御料人様と待ち合わせて。目的は豚の焼肉「サムギョップサル」をがっつりと頂く事。
お店が満席だったらどうしようか、と無駄にびくついたけれども大丈夫。団体さんはいらっしゃいましたが席の方は確保。早速つきだしを頂いて、酒はトンドンジュを瓶で。といってもボトルを瓶で頂くのですが。
こちらのトンドンジュ、ポッサムチプや春櫻亭で呑んだものとは味が違う。どこのメーカーなのかと聞いてみたのですが、よく分からない、とのこと。う〜ん。トンドンジュの割に発泡がほとんど無く、朝鮮人参の香りがするのでちょっと気になったのですが…。
ま、酒の事はその内に誰かが調べてくれる事でしょう。私達は喰うのです。必要なのは喰う事です。まずは小袋と肺。蒸したホルモンは旨いのです。ぶりっとした歯応えがますます酒をすすめますな。
このコブクロってのは本当に旨い。お店からは岩塩と辛味噌を頂いたのですが、どちらかというと塩の方が好みですね。あっさりと、それでいてホルモン自体の甘味を楽しませてくれますから。あ、塩の方には他の味付けもちょいとされてますから、塩辛いだけじゃありません。
そして肺。なんだか別の名前がついてましたが忘れました。俗に言うフワ・プップギ、神戸ではバサってのが通り名ですが、このお店では、え〜と何て呼んでたっけ?まぁその内思い出す事でしょう(「ほっぺ」だそうです)。要は旨かった、とこういう事です。
この肺は、本当にあっさりとした味。そして歯応えも、はふっと軽やか。でもこれが喰っていると病み付きになるという代物。実に旨いのです。そしてトンドンジュやマッコリに実に合うのです。ああ、旨い。
さて。ここで是非挑戦しておきたかったものがあります。ええ、チヂミです。以前、辛口で喰ったのですが、更にその上の辛さがあるとお聞きしていたのです。これは喰っておかねばなりません。いや、いかんことは無いですが、挑戦したいお年頃。
で、最上級の辛さで。これが辛い。でも旨くて辛い、旨辛いのです。辛さは青唐辛子のようですが、これがピリッとではなくバルリっと辛いのです。ああ、このタレの方もニンニクが効いていて実に旨い。
やはり韓国料理はこの辛さを楽しまねば。はひはひと喰らいつつ、目の前ではそろそろサムギョプサルの準備が始まっております。楽しみ。ここの豚バラは、結構な厚切り。これをじゅうじゅうと焼ながら喰らうのです。
そして鉄板ではなく石の板。溶け出した脂が流れるように溝が彫ってある長水石の石板。一緒に焼くのはキノコ類。椎茸、エリンギ、エノキダケ。そして忘れてならないニンニクぶつ切りなのです。
さて、肉の方はといいますと、お店の方に全てお任せ。適当に焼けた頃にひっくり返して、いい感じで焼けたところをハサミでジョキジョキ。さぁ、喰い頃。頂きます。肉汁がじゅう、チシャとゴマの葉でパムチムとキノコと肉を巻いて…。
旨、これ最高!旨いわ、堪らんです。豚バラ肉はこれが最高ですね。いろいろといじくり回すよりも、塩胡椒で焼いて野菜で食べる、これ最強。ニンニクとコチュジャンが、旨さを更に引き出すのです。
ほとんど会話もなく、二人黙々と食べ続けます。ええ、こんな旨いモン、一気に無くなるってもんです。貪るように喰いまくり御馳走様でした。いやぁ、旨かった。牛だけが焼肉じゃないね、豚肉最高!
結構な肉の量ですが、脂をきっちりと落としながら焼いているので胃もたれなんてとんでもない。そりゃそうです、野菜の方もかなりの量を喰ってますから。うん、実にヘルシーな夕飯となりました。
しっかりと喰いすぎですが。
色々食べたい衝動は抑え切れません。
う・・・よだれが
恐るべし韓国料理!
腹減ってきたぞ!
肺は「ほっぺ」じゃないですかね?
元町の「美男子」でも、「ほっぺ」って言いますから。
>おーちゃん
そう、この店が安くて旨いのです。
もうちょっと家に近かったら、さらに足繁く通っていた事でしょう。
マジで旨いよ。
>おがちゃん
そうでした、早速直しておきました。
まるで自分で思い出したかのように(笑)