日曜日はポッサムチプの日。行ってきました、今週も。もうね、その内指定席でも出来そうな勢いで。6月の第三日曜日は父の日だそうです。私にはまるで関係ないのですが、ご近所のさいとーさんがお父さんということでご相伴に。最近、この方と毎週会っているような気がするのですが。ええ、気のせいではありません。焼肉なかーま!
当然今回の主役はさいとーさんという事で、メニューはお任せ。何が起こる事やら。そしてご一緒するのは我が最愛の御料人様とゆうちゃん之助さん。この方とも今年はご一緒する機会が多いです。焼肉なかーま!なのです。最近では私よりもこのお二方の方が圧倒的に焼肉漬けな生活。羨ましくもあり、後は任せた気分でもあり。
さてさて。そんなこんなで早速肉が運ばれてきます。まずは生の盛り合わせ。ミノ湯引き・生センマイはレギュラー。生レバーは二種類。通常バージョンと味付きレバー。醤油ダレ系の甘めの味付けのレバーは、これはこれで旨い旨い。そして更にタケノコボイルは千切り。固い食感のタケノコもこうやって食べれば味わい深い。
今回の肉刺しはフランクだそうです。綺麗なサシの赤身。割とサシがきつくないので塩山葵がよく合いますね。ま、醤油で喰ったんですけどね。塩がなかったから。そうだった、生は塩をもらっとくべきだった。後悔先に立たず。私の記憶力は役立たず。で、ハツ刺。これ素晴らしい。しゃっきりと歯応えの良い素晴らしいハツ。
いやいや、旨いねぇ、と言っているところに運ばれてきたのは…。す…し…?肉のちらし寿司ですか?上にはぼっかけ、周りには焼いた肉。あー、なんでご飯かな?これは私・さいとーさん・ゆうちゃん之助さんという「ご飯てんこ盛りの会」に対する挑戦でしょうか?ていうか、これ旨いわ、堪らんね。
神戸名物ぼっかけ。スジ肉とコンニャクを甘辛く煮たもの。これが酢飯に実に合う。いやー旨いねー。ただね。このご飯。ちらし寿司じゃないでしょ?だって明らかにみちみちに詰まっているもの。これ押し寿司だよね?たしか運ばれてきた時にそう聞こえたし。で、ご飯の量も半端ないし。御料人様はご飯はあまり食べない方の派閥の方なので男衆でわしわしと頂きました。あー旨い。
で続いてはにぎり寿司。あ?寿司?連続?ふふん、いいでしょう。いただきましょう。乗っかっているのはカルビ。これに大根おろしと柚胡椒。ポン酢で味付けしてあるのですがこれがもう絶品に旨い。まさにとろけるカルビではないですか、旨。堪らなく旨!あーお代わりが欲しいくらいの旨さですわこれ。
一口でわっつりと頂いたところで次のメニュー。ん?マジですか?またご飯なんですけど。今度は手巻き寿司ですか。ユッケとアボカドを手巻きで。うわーーー!何て恐ろしい。しかも結構な量のご飯じゃないですか。えーい喰っちまえ!旨ーー!ネギトロ風の口当たりながら、そのユッケの濃厚さが堪らんぜー!当然ですが御料人様のシャリは半分私のモノ。つーか、意地になって完食。旨!
もうね、はっきりいっときますが、普通ならここで食事終わりですよ。そう。丼でご飯を一杯食べたくらいの飯の量ですから。すっかりと満腹の頂上が見えていますよ。ここでホルモン盛りが出てきて「これで終わりです」と言われても仕方がないほど。なのに。やって来たのは脂付きハツとブリスケカッパの焼シャブ。
ええ、喰いますとも。このハツが堪らんのですよ。もうね、じゅんわりと脂がちじれた頃をダシ醤油と唐辛子で。あうあう。旨いわ、コレ旨いわー。ブリスケカッパも、カッパとは思えぬ美しさ。脂とサシが絶妙。旨い。塩だれに合う。堪りませんわ。とまぁ、感動していると、再び生肉。ユッケの登場。ユッケ四種。
あのね。四種盛のユッケって。お、トマトユッケ。これさっぱりと旨いんだわ。でタンユッケ。こちらは濃厚ねっとりと旨味。タンの端の成形の時にでる部位でユッケも旨味がぎゅっと詰まっているので大好き。そしてキウイのユッケ。こ、これはどうだろう?不味くはない。が、コンビネーションとして再考の余地はあるかも。皆の箸がすすんでいないのが答えでしょうか?
再び焼き物へと。タン。黒毛和牛のタンステーキ。いいでしょ?ステーキで。どう見ても超高級タンステーキにしか見えないし。で、間違いなくそうだし。二枚で大人五人と子供二人なので、まぁそういう食べ方すれば大丈夫かな?料金的に。つーか、いったいどういう設定のメニューなんですか?今回さいとーさんの発注なのでよく分かっておりませんが。旨いから何一つ文句ないですけどね。ええ、莫迦旨です。ホッペタ落ちる。
そしてここで梅肉味でホルモン四種。ネクタイ・タケノコ・ウルテ・ミノという取り合わせの妙。さっぱりとホルモンで口直し。口直しにホルモンというところがちょっとおかしい気もしますが。これ、本当にさっぱりと口直しになってしまうのが恐ろしいところではあるのですがね。マジで旨い。やっぱりホルモンは旨いですわ。
てなこと言いつつも赤肉へと移る訳です。サンカクバラの骨付きカルビという逸品へ。このね骨付きというのに騙されてはいけません。かなりの特上部位です。サシと赤身のキメの美しさが物語っております。旨い。骨付き肉は実に旨い。わしわしとかっ喰らいつつ、どうしようかなー、ご飯食べようかなーと思い巡る頭の悪さ。
ふと見るとさいとーさんはご飯を注文。おー、いいねー、じゃあ私もお願いします。ゆうちゃん之助さんは、ここは様子見ということで。あ、ご飯は中ライスですよ。くれぐれも大盛りはダメですよ。つーか、既に大盛りくらいの飯の量は喰ってますがね。では肉の方もどんどん焼きましょう。次々と焼きましょう。
小腸。脂みっちり。これがまたご飯にぴったんこ。脂の旨味はどこまでもジューシー!そして狂気の沙汰のミノ火肉山。あのね、ミノをべろんと一枚。しかも唐辛子しっかりと超辛口。これがまぁ旨いんだわ。マヨラーであらせられるゆうちゃん之助さんが、手巻き寿司の時にお願いしていたマヨネーズがあったので、これをつけると辛口ミノがマイルドに、そしてメチャ旨。うは、いいねー!
もういい加減喰ってるところへ焼ハツの盛り合わせ。盛り合わせかよ。脂付き・ハツスジ・弁・タケノコとの境界部分。全部旨そう。えーい、迷う事なかれ、焼け焼け!網の上の平等は守られているんだから喰ってしまえばいいんだぁ!意味分からんけれども、ここまで来たら勢いがなければ完食は不可能ですわ。
で、ここで恐怖の火肉山。リブの火肉山はいつものように我らを圧倒するのです。ご飯もの三種で見えていた満腹の頂を遙かに超えて、更なる高みへと連れて行かれます。うわーーー。もうねヤケですわ。厚さが二センチはあろうかという網一面のリブロースを強火で一気に焼いてタレで頂きます!
この時ご飯の存在が実に頼もしいのです。ご飯に乗せてあっという間にステーキ丼。いや、マジで普通に丼ですわ。これにワカメスープでも付けて600円くらいでランチにいかがですか?そのくらいの勢い。あのね。ここまでの合計で、カロリー的には通常男性の三食分は軽く行っていると思います。そのくらいの勢い。
更にホルモン盛りが来たところでギブアップ。無理です。人間の胃袋では喰い切れません。さいとーさんのお家へとお持ち帰りとなりました。げふーーー!と御馳走様。本日も破れたとはいえ人としての限界に挑ませてくださってありがとうございます。
ちなみに、この日もジムで目一杯カロリー消費して、自宅で体重を量っておりました。そして、満腹で帰宅してもう一度量ってみました。その差は軽く2kg。え?2kgも喰ってきたの?そりゃあ腹はち切れんばかりになるのも当然ですわ。
これだけ肉を喰いまくったのなら本来は翌日まで胃もたれするのが普通ですが、なぜかポッサムチプで食べても大丈夫。翌朝からしっかり朝食が美味しく頂けるというポッサムチプマジック。いやぁ不思議不思議。ということで今夜も焼肉を喰う事になりました。
もう少し間をあけないと色々な事がやばそうです。
特に腹回りの云々が…。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
押し寿司?
食べたいです。食べたいです。
食べたいです?!!!
来年には1歳児も2歳児に(当たり前)
その頃には兄貴のように
生肉もガッツリいけるでしょう。
その日が来るまで妄想しときます。
美味しいのですが、ご飯ものが多すぎる時があるのです。
押し寿司って、マジで押し飯なので物凄い量です。
いや、ホント、是非喰って欲しいです(笑)