一昨日は、我が敬愛してやまないおこづかい帳さんと和食でちょいと一杯、のつもりが何故か最終的には三軒目にポッサムチプという大変な事になってしまいました。(私信:おこづかい帳さん、最初の店のお金、私払いましたでしょうか?もしや…)ついでに寝冷えでもしたのか、宿酔+風邪気味というダブルパンチ。それでも昨日は旧友との食事会に行ってきました、ひさびさの「くにきや」へと。
今年も半分が終わり、今年の上半期焼肉訪店回数を数えてみたところ、我が心の故郷くにきや5回という惨憺たる結果。月に一度も来ていない。まぁ本当の実家へ帰る回数よりは遙かに多いのですが、それにしてもこれはよろしくない。
ということで、しばらく個人的な焼肉はくにきやさんを利用する「くにきや強化キャンペーン」を行います。ということで。旧友との親交を図るのにも焼肉。こんばんわ、ご無沙汰しております。いつものようにお任せしますので量は少なめにお願いします。キムチとナムルを摘みつつ生ビールで乾杯。
さて。それではとやって来たのは生もの。生センマイ・生レバー・ハツ刺・サガリ刺・サンカク刺のセット。相変わらず生センマイの旨い事。もっさもさと喰らう。ああ、旨いねぇ。ハツ刺、レバ刺は当然。サガリ刺も堪らんですよ。
サンカクはサシが多めですが、じゅんわりと口内でとろける上質な赤身。旨ーー!実に上品な組み合わせ。うはうはですわ。で、続いては塩焼を頂きましょう。こちらは五種類。ハツは脂付き。サガリも美しい。
タンは根元の芯のきめの細かい上タン。これ堪らんですよ。ほぼ片面焼でぱくり。塩は控えめタンの旨味がじゅわ。溢れんばかりの肉汁。もうね、のたうち回りそうになるのです。赤身は更にヒウチ…でしたっけ?多分。ま、間違っていたら指摘が入るでしょう。これがまた旨いんだわ。
本来の赤肉の旨味。焼きすぎのチョイ手前くらいで肉汁を閉じこめた一切れに絶叫せんばかりの快感。ああ、いいわ。やっぱりここの塩焼きは旨いわ。このちょいと一切れな感じで色々と楽しめるのが嬉しいのです。
そしてタレ。ハラミは相変わらず美しい。アカセンもぶりぶり。レバーは生でも喰えそうな新鮮さ。でもこのレバーをしっかりと焼いて、それでも芯の部分がレアのままという絶妙な焼き加減で頂くと、最高に旨いのです旨いのです旨いです。
ああ、ソッチャンの脂。これが流れることなくぶりりと新鮮。ホルモンの脂特有の甘味を楽しむ幸せ。やっぱりてんこ盛りご飯をお願いすればよかった。といいつつ上ロース・上カルビ。っていうか、いつものように上だか特上だか特撰だかよく分かっておりません。旨い肉、という事で。
本日は少なくお願いしたので、「まだお肉いけますか?」と声をかけていただき、ええ、大丈夫です。でもピビンパはやめておきますということでタレ肉継続。やがりこのお店では〆にいただくのはゲタカルビなのです。
もう言うまでもないですがアバラ肉。カルビの中でももっともスジっぽくて旨味しっかりな部位。人によっては固いとか筋張っているとかの評価もあるようですが、私はこのゲタカルビこそが最強カルビと信じております。ええ、間違いなく。
そして非常にサシの強いロース。こちらはゲタカルビとは対極のサシ肉。脂がじゅんわり、なれどもチシャで巻く事で旨味を増す。旨、これも旨!更に嬉しい事にハラミのスジ。うーん、スジじゃないんですが端っこの部分。敢えてハラミスジとでも呼んでおきます。
これがまたスジ肉好きには堪らない旨味。噛むほどに染み出すハラミの旨味。あふう、勢いスジコンまでお願いしてしまいましたわ。ここまでにかかった時間が60分足らず。さすがに一気に喰っちゃったのでスジコンつまみにマッコリをちびちび。よく考えれば旧友との語らいよりも肉に集中しすぎ。
でまぁ、しばらくマッコリで歓談して御馳走様でした。やはり私にとってはここは故郷。原点。スタート地点。これからもよろしくお願いします。
だからもっと里帰りの回数を増やさねば。
よし、いい言い訳を見つけたね。
今回のお店:炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
はじめて「くにきやさん」で食べた焼肉は、衝撃的でした。
私の焼肉人生を歩き出す原点でもあります。
里帰り、今度お供させてください。
>アマグリさん
私にとっても原点に間違いがありません。
なかなか回帰できない自分の不甲斐なさに困っております。
ぜひともタンユッケを求める里帰りにお付き合いください。
で、いつがいいですか?(笑)