現在、非常に節制しております。先週のイベント以降はおとなしく生活しましょう、という夫婦暗黙の了解の元に。なので、昨夜は大量の関東煮を作っております。当然一日や二日などではなくなる事がないほどの大量さ。御近所の方は食べに来てもいいよ、と笑顔で言えそうに大量。今日も具材を追加投入して一ヶ月はもちそうな勢いで。
そんな訳で、先週のまだ勢い冷めやらぬ頃に焼肉を欲して夫婦二人して元町まで行ってきたのです。某焼肉王子が行ったという最近出来たお店へと。ところが満席(多分)だったようで、断られちゃったので仕方なく別もお店…と思ったのですが、その隣のビルの二階にフレンチのお店。じゃあここでジビエなど喰ってみましょうかということになりました。
お店は「Le Bistro(ル・ビストロ)」というジビエで有名なお店。ほら、肉といえば何でも喰いたいお年頃。早速いただきましょうか。アラカルトでいいでしょう。と、メニューを見ながら、牝鹿ロースのソテー
を…え?無い。じゃあ雌キジの…あ、これもない。うむむ。ではバスク豚の塩漬け…これもないですか。出来るのは猪だけ。
ということでジビエは諦めて普通に喰いましょう。「釧路産生カキ・ジンジャー・ライム・エシャロット酢添」ってのを二人に一つずつお願いします。そして「バスク豚ロースのロティ」を一人前。あとはゆっくり考えます。とお願いしたら、なぜか前菜がやって来た。あれ?何でだろう?まぁいいか。とスープと前菜をワインでいただく。お、旨い。
特にスープがお気に入りだったのは寒かったからかしら。機嫌良くワインも進みながら、次にやってきたのが牡蠣。うは、デカ!さすが北海道の牡蠣はでかいわ。お味の方も実にスッキリと旨いのです。これはいいな。もう一ついっちゃおうか?それはやりすぎ?とか話していると今度はサラダが。あ、これはどうやらコースになっちゃったのね。
まぁ美味しいしいいか。で、メインのトリ。キジバトにパン粉を付けて云々ってのを聞いたのですが、覚えてないや。でもこれが非常に旨かった。ジューシーな肉に齧り付けば、絶妙な旨味がじゅわっと染み出してきて。あー、もうワインが、ワインが旨い!付け合わせまで瞬殺で頂いちゃいますわ。うははは、よーし次いこうか!
バスク豚!コイツがまぁ500gという素敵サイズ。御料人様は控えめにします、とのことなので私がガッツリといただきます。旨!マスタード大量に乗っけて喰うと堪らない。御料人様は100gちょっとくらい、残りは私の独壇場。がっつがつと頂くのです旨ぇ!こちらの付け合わせのほうは野菜だったのでイラネ。大満足!
最後にフロマージュをいただいて。ブルー、ウオッシュ、シェーベルと取り合わせて頂いて。いやー旨かった。どうも御馳走様でした。ちょこちょこと少ない量で出てくるタイプのフレンチと違って、どかーーんとやって来る肉の塊は非常に見目にも麗しく、そして喰ったー!という感が満喫できますね。やっぱり肉ってのはこうでなくては。
てな事言いつつポッサムチプでは喰いきれなかったりするのですが。
あの量は豪放磊落すぎるのです。ええ、言い訳しておきますとも。
今回のお店:フランス料理 Le Bistro(ル・ビストロ)
兵庫県神戸市中央区下山手通3-8-14-2F
TEL.(078)393-0758