今週は、色々とあってしばらくは外食無しかなぁ、と思っていたのですが、金曜日に機会に恵まれまして。このところめっきりと韓国料理の新規開拓がなかったのですが、平日お昼に御料人様が偵察して良さそうだったという湊川神社近くの韓国料理店へと。
すっかりと酒の量が減る生活ですが、韓国料理といえばやはりマッコリが欲しい。ということでいきなりマッコリをボトルで。うひょー！まずは先付けに【キムチの盛り合わせ】から。こちらのキムチ、割と深漬けで酸味が旨い。酸っぱ目のキムチは甘めのマッコリとベストマッチなのです。特に白菜キムチがお気に入り。
御料人様はオイキムチが美味しいということ。カクテギは余りに小さく切ってあるので、もっと大きい方が食べ応えがあるかな？という感想。さて、それでは続いて【チヂミ】。最近よく行っている「チヂミ」のチヂミは胡麻油たっぷりで、焼くと言うよりも揚げているかのようなチヂミなのですが、こちらのお店は薄焼きお好み焼のようなチヂミ。
いたってノーマルなチヂミですが、奇を衒わずに普通に美味しく頂きます。ツケダレもそうですが、基本的にそんなに辛くはないですね。あとでお店の方にお聞きしたところ、いくらでも辛い味付けは出来ますが、基本的に抑えています、とのことでした。なるほど、確かに辛い料理はそれ以上どうしようもないですからね。
で、本日のメイン料理。【カンジャタン】です。二人前からという鍋料理。まずはその姿にびっくり。もうね、これでもかと言わんがばかりにエゴマの葉が乗っかってます。下の具材が見えないほどのエゴマの葉。これは凄い。その上に唐辛子の粉と謎の粉。ん？調味料とも違いますね。何でしょうかこの粉は？当然お店の方にお聞きします。
「エゴマの粉です」と。へぇ、エゴマの粉。実を挽いて皮を取り除いた粉。なるほど言われてみれば胡麻の粒にも見えますね。この鍋をぐつぐつと煮込んでいくわけです。当然ですがしばらくはキムチとマッコリで待機状態。この一時も幸せなのです。しばらく待っているとエゴマがへちゃりと沈んでいきます。「そろそろ食べ頃です」いただきます。
うほ、旨！辛さは抑えていますが、エゴマが堪らなく旨い。ジャガイモの方も下茹でしてあるからかホッコリと。豆腐も入っているのですね。ん？あれ？見たこと無いものが。トックの様でもあるけれでもジャガイモのようでもあり。何でしょうか？「ニョッキです」へぇーーーー！これは素敵。つか、この鍋に合ってますねぇ。
この意外な取り合わせ。旨いです。韓国料理とイタリア料理に共通な唐辛子の辛味が、ニョッキに実に合います。がっつりと二人で具材を頂いて「おじやにしますか？」ええ、お願いします。ご飯、どーーん、ぐつぐつ煮込んで玉子をとろーーーー、さらに韓国海苔を乗せて出来上がり。うわ、これは旨そう。頂きます！
幸せです。〆のおじや最高。余り食べないからとおっしゃっていた御料人様も結構な量喰っちゃってます。いやーすっかりと完食。次回はホルモン鍋なども喰ってみたいものですね。と