土曜日はゆっくりと寝て昼からお出かけ。なぜゆっくり寝たかというとフライディナイトは大騒ぎだったからなのですが、そちらの件はまた機会があれば。というのも「焼」でも「肉」でもなかったので。実に残念です。楽しかったのに。
ということで土曜日はお散歩。よさげな焼肉店を見つけたのでチェックチェック。早速夜にお店へと行ってみました。お店の名前は「焼肉処 八丁堀」。実は以前からちょっと気になっていたお店なのです。今回たまたま買い物に行く途中で見かけて、是非一度行ってみましょう、そうしましょう、と御料人様との間で決定なのです。
我が家からは歩いてそこそこの距離があります。歩いている間に空腹感が増して更に美味しく肉にありつけるという算段。ビールで乾杯してから、早速肉をいただきましょう。まずは【白菜キムチ】と【カクテギ】を。ほら、やっぱり野菜は喰わないとね。こちらのキムチは甘くて辛いタイプ。砂糖が多めのキムチですね。
そして生もの。【生レバー】いただきます。焼肉といえば定番でしょう。薄めのカットでゴマが振ってあるタイプ。胡麻油塩という鉄板の味付けですね。レバーの旨味は薄めですが美味しいレバー。やはり薄切りだと濃厚なレバー感が少ないのでちょっと物足りなく思ってしまうのは、普段からごついレバーを喰い馴れているせいでしょうか。
そして今回御料人様の心を鷲掴みにしてくれたメニューの登場。【ニンニクオイル焼】なのです。ニンニクをそのまんま胡麻油でぐつぐつとやるわけですが、たったこれだけのメニューが何とも旨いのです。大抵は塩でそのまま食べるのですが、よく焼けたところを箸でぐぎゅっと潰して肉で巻いて喰うとえもいわれぬ旨さ。最強焼肉アイテム。
でようやく肉です。【てっちゃん】と【ホルモン】が一皿で。おっと、揉みダレはツケダレと同じですね。醤油系の揉みダレ。最近のお店ではてっちゃん系は味噌の揉みダレが多いのですがこれは何とも懐かしい醤油ダレ。そして辛めでお願いしましたのでしっかりと辛い。ツケダレの方はコチュで調整して粘度を増しておきます。
このてっちゃん脂付きだわ。といっても昔のようにぶりぶりには付いてませんが、それでも結構な肉厚&脂が堪らない。つか、旨いです、これ。このお店、ランチメニューもあるのですが、次回は必ずホルモン定食を昼に喰おうと心に決めた瞬間です。そしてホルモン。こちらは小腸。これも大ぶりにカットでしっかりと脂が旨い。
如何せん醤油ダレが焦げやすいので焼き加減は要注意です。というところで次のメニュー。【アバラ】と【赤センマイ】。アバラはまさにアバラ。ホルス系の赤肉はしっかりとした肉の味。上物は和牛らしいですが、私好みはこの赤肉。赤センは横ではなく縦にカットしてあるタイプ。これは歯応えがしっかりとしていますね。
ビールをお代わりしつつ【骨付きカルビ】と【ハラミ】もいただきましょう。この骨付きカルビ、いいお味です。はやりこの揉みダレは赤肉似合うというのを実感です。骨まわりを削ぐようにカットしているタイプではなく、骨ごと薄切りのカルビ。こちらの方が昔からの馴染みの骨付きですね。ハラミは冷凍だったのがちょっと残念。
ということで御馳走様でした。最近流行のタイプの焼肉店ではなく、昔ながらのスタイルを守っているという印象ですね。お値段もリーズナブルですし、こういうお店は変わらずに続けて頂きたいです。
私も変わることなく焼肉を愛し続けますので。
そりゃあもう溺愛です。
焼肉処 八丁堀
兵庫県神戸市兵庫区小松通2-1-5
TEL.(078)682-0298