ようやく日記が書けました「やきにく ポッサムチプ」

ようやく更新出来るようになりました。無事に写真も扱えるようになって、一ヶ月ぶりに戻って参りました。この間、色々と喰っておりました。もうね、書きたくて書きたくて仕方がなかったのです。というのは嘘ではありませんが本当でもないです。仕事が忙しすぎたので。何にせよ、本日から本格復活です。

基本的に焼肉を食べる回数自体が減っていることは否めませんが、それでも前回の更新以降では1/18中畑商店でホルモン焼、1/20と2/9、2/14は港提で、お昼に炭火家で定食などもいただいています。まぁだいたい週に一回は喰っている計算です。それでも年回数三桁に届きそうだった頃とは比べものにならないですね。

で、今回の復活を記念して、このところの書けなかった焼肉をまとめて!ではなく、せっかくなので我が第二のキッチンとまで呼んでいたポッサムチプに久しぶりに行ってみました。いや、本当に久しぶり。何せポイントカードの最後の日付が八月二十九日なんですから。え?半年ぶり?ビックリですわ。第二キッチンに半年も足を踏み入れないなんて。

しかも今回は御料人様が仕事でご一緒出来なかったので一人焼肉。むしろ独り焼肉。孤独の焼肉。実は独りで焼肉って好きなんですけどね、ええ。何といっても好きな物を好きなだけ好きなように食べれますから。みんなでワイワイと食べるのも楽しいのですが、時々は肉と炎と私の三者面談も必要なのです。心を炎に照らし出すのです。焼肉欲。

いつものように基本はお任せで。量は少なく種類を多く。我が侭一杯の注文方法。これに応えて頂けるのがこのポッサムチプの素晴らしいところなのです。最近はあまり参加していませんが、走る焼肉紳士や大阪の焼肉王子が催している焼肉宴会では物凄い量の肉や料理で大変なことになっていますが、私のような孤食焼肉にも対応してくださる素敵なお店なのです。

まずは【キムチとナムルの盛り合わせ】を。しっかりと野菜を摂らねばなりません。特に焼肉の場合はチシャやキャベツを除いてはキムチとナムルこそが正義なのですから。相変わらず種類たくさんのナムルは旨いです。特に茄子のナムルが旨かった。しっとりと濃いめの味がビールに合うのですわ。と、そこへタタキが。

どうやら宴会のお客様がいらっしゃるようでその御相伴にあずかれることに。【サーロインのタタキ】はほんのりと温かく、舌の上でとろけるような味わい。ピリ辛なポン酢がなんともいいがたい幸せ。この先生パンチは実に嬉しいのです。そして更に【炙りクラシタの握り】を一貫。最近は当たり前のように寿司が出てくるんですけど。嬉しいからいいんですが。

こちらもホロリとほどける握りの具合が、すっかりと寿司職人の技かと見紛う素晴らしさ。旨い。そして【生もの盛り合わせ】は少量精鋭オススメパック。ハツ刺、ユッケ、牛刺、生センマイ、生レバー、ミノ湯引きが少しずつの盛り合わせ。これが実に楽しい。白磁の皿に盛りつけられた様は王侯貴族の食事を彷彿とさせてくれるのです。

相変わらず旨い生ものにホッペタが落ちそうになっているところに本日のメイン【辛口ホルモン盛り】の登場です。こちらも多種少量でお願いしていますからバラエティに富んでおります。てっちゃん、小腸、タンカルビ、ハチノス、赤センマイ、脂付きハツ、上ミノ、ハチカブ、焼きレバー、テッポウとホルモンを網羅しているのです。

これを網の上に展開して、ナムルをいただきながら焼けるのを待ちます。なんで全部をいきなり乗せてしまうかといえば、焼けるタイミングが各部位で違うから。下茹でしてあるハチノスなどは温まったくらいで即いただけますが、赤センマイなどはしっかりと火を入れた方が甘味がある脂がじゅわりと広がるのです。まぁ本当は面倒だというのもあるんですが、一つづつ焼くのが。

辛口ホルモンは粘度の高いタレがからんでますから多少焦げるくらいが丁度旨い食べ頃。特に焼きレバーが旨かったです。これ、嫌う方が多いようですが、それはレバーが駄目なお店で食べるから。ちゃんとしたお店なら基本的に生レバーで使うものと焼きレバーで使うものは同じ鮮度です。ただ、レバーのスジが多い部位を焼きに、そうでないつるりとした食感の方を刺身にしているだけらしいです。

なのでレバーは表面から1〜1.5mmくらい色が変わったかな?というくらいでいただくと生で食べるよりも旨味と甘味が増したものがいただけます。売れ残った生レバー用のものを焼くのとは違います、ええ。と、ご機嫌でいただいているところにご店主が。わざわざ一品差し入れをくださいました。【但馬のあっさりフィレ】ですか。

これがまた実に真っ赤なフィレ。もうね、フィレはこうでなくてないけませんと思わず膝を叩きそうになります。本来は脂が少なく柔らかいから好まれていたフィレですからね。で焼きます。網の上にじゅう。あ、ハサミをいただくの忘れてた。まあいいかとばかりに箸とトングで引っ張ったら綺麗に裂けるように切れました。うう、なにこのふんわり肉は。

早速一口いただくとまさに桃源郷。ロースを噛んだ時のキシキシした歯応えでなく、カルビの脂の旨味でもない、まさにフィレ肉の旨さ大爆発です。いやー大満足。実はこの後、およばれで元町の方へと移動せねばならなかったのでここで御馳走様でした。最後にピノをデザートにいただいて。すっかり満腹ですわ。やっぱりポッサムチプはいいですねぇ。また機会があれば独り焼肉に来たいと思います。

これで次回が焼肉の日(8/29)だったら顰蹙ものです。
いや、絶対に来ますよ、ええ、必ず。

今回のお店:
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888

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