久しぶりに北の大地に立つ　〜最終篇〜

ちょっと旅行に行っていたものでまたしても長らく開いてしまいました。まぁどこにも行かなくてもこんなペースですが。毎日何か書いていた頃が思い出せない…。ということで覚えているあいだに札幌旅行記の続きを。

といっても大きなイベントはほとんど終わってしまいましたが。会いたい方には偶然ながらあえたし、喰いたいものはほとんど喰ったし。まぁ惜しむらくは生肉専門店が跡形もなく消えていたことくらいでしょうか。ということで気を取り直して朝飯。丸井今井までフラフラと歩いて調達。御料人様はアスパラ入りのサンドイッチ、私はザンギのおにぎり。

さらには先日お会いした福司酒造のカズマさんから教えて頂いた「horo酔プリン」という福司の純米酒を使ったプリン。ついでに北海道限定のサッポロクラシックとハスカップのいろはす。限定品揃いなのです。何といいますか、超ミーハーな訳ですわ。旅先ではこういうのも楽しいのです。

さて荷物の方のパッキングも終わり、ホテルに預けたところで昼飯に。北海道で後喰っていないものは…そうそう蕎麦喰ってなかった。ということでちょいと調べて「手打ちそば　さくら」へと。蕎麦といえば蕎麦焼酎、ということで蕎麦湯割りで。あー、ちょっと思っていた蕎麦湯と違うけどまぁいいや。蕎麦湯にはツマミに山菜がついていたのでちょっと嬉しかったり。

で肝心の蕎麦の方は【ブタせいろ】。北海道産の豚肉使用と聞けばそりゃあ注文するでしょう。やって来たのは鴨せいろの鴨の代わりに豚バラ。これがまた結構旨い。そのまんま焼酎の肴にできます。うん、味が濃い。何でこんなに濃いのかと思ったら蕎麦の方が田舎蕎麦。いわゆる十割で平たく幅広タイプ。しっかりとした歯応えなのと汁へのからみが少なめ。なるほど納得。

たしかにこの麺ならこの味はいい塩梅です。つるつるではなく、割ともそもそとしますが食事としては正解かも知れません。御料人様の方はというと【ブタ山菜蕎麦】。こちらは汁蕎麦でブタは同じ。そこに山菜が入っているのです。これもなかなか美味。麺も同じタイプですね。そしてやはり汁は濃いめの味。ちょっと肌寒い日だったのでこれはこれでよかったです。

さてさて。ここからすっかりと予定がない。帰りの飛行機まで何して遊ぼう高砂屋。前にも行ったけど煉瓦庁舎に行ってみましょうかと移動開始なのです。で、その途中、ずっと探していた例のものを発見してしまいました。

初日に見て以来の【からあげくん北海道ザンギ（醤油味）】なのです、ええ、発見です！北海道のソウルフードザンギ。それがローソンにてからあげくんとして販売されているのです。早速食べてみるとこれが旨い！最近食べた唐揚げの中でもトップクラス（ちょっと言い過ぎ）です！思わずビール（サッポロ黒ラベル）を呑んでしまったことを告白しておきます。あ、いわなくても知ってますね。

いやぁ感動感動。これで思い残すことなく神戸の地へと戻ることが出来ますね。あ、ちなみに煉瓦庁舎では例の北方領土なんとかせんべいは販売継続でした。がんばれ、せんべい。

でまぁ空港へ向かうために札幌駅へ。昼食をいただこうとうろうろと。最後は華々しく回転寿しで終わりましょうと店に向かったところ長蛇の列。ええぇーー！これ帰りの飛行機に間に合わないかも。ということで急遽同系列店の廻らない方の寿司店「花まる」に行ってきました。基本的には同じだろうということで。結果としては同じだったようです。次回は回転寿しで確認せねば。

あ、喰ったメニューはまぁいつもの感じです。【青そい、イカ、鳥貝、下足、エゾジカ、明太子、雲丹】というラインナップ。ん？ちょっとおかしいぞ？というのがエゾジカ。これ結構旨かったです。なんというか赤身の握りっぽいんですがやっぱり肉。あっさりしているから酢飯にも違和感が全くないのです。これ北海道に行く機会があれば是非食べてみてください。

ということで楽しい札幌の旅もこれでおしまい。御機嫌で欲望という
名のスカイマークで帰ってきました。帰りはまったく何事もなく、いや、何かあったかも知れないけど大したことも無く帰宅。やっぱり北海道は楽しいなぁ。

次回は釧路に行く予定なのでこんなに平和では無いと思いますが。
何はともあれ札幌の旅にお付き合いありがとうございました。