焼肉の日2012〜今年もまた前夜祭から〜

ということで。何がということかというと、なんという書き出しが良いのか思い浮かばなかったから。まぁそんな訳ですっかりと10月です。オクトーバーといえばミュンヘンではビールの祭。でも八月二十九日の神戸ではビーフの祭があったことを今更つぶやく季節感の無さがこのサイトの特色です。

いやぁ、本当に、すっかりと二ヶ月放置という荒技を繰り出してしまいました。普通は二ヶ月も経つと記憶というものが消えて無くなるものですが、私にはゆうちゃん之助さんという素晴らしい記憶媒体があるので大丈夫。いや本当は大丈夫じゃないからコッソリと記事を見て誤魔化すんですけどね。それはあまりにもいつもの光景なのです。そう、そんな訳でメニューについてはコチラでご確認下さい。

私の方はひたすら日記風にまとめることで誤魔化していきたいと思います。最初から誤魔化すことを前提としているのですが、それもこのサイトのお約束。生温い目でつるりとご容赦を。

さて。本来は29日の宴会だけを順を追っていけば良さそうなものですが、そこはそれ。そういうのは今流行りのグルメブロガーさん達におまかせして、私はいわゆる”適当喰い物日記”。嘘・大袈裟・紛らわしいのをモットーに前日のお客様お迎え当たりからユルユルとスタートなのです。もうはっきり言ってこの前日からスタートという悪魔の所業に毎度大騒ぎです。

今回は8月29日が水曜日ということで、東京からの前乗りはお二人様一組。私としては大変助かります。というのも、人数が多いと私自身が調子に乗って無茶なことをしでかしてしまうのです。前日昼から焼肉とか、酒呑みすぎで動きが悪いとか。お二人様ならそこまでのことはないと自分自身を信じようじゃないですか。幸いなことに、私のストッパーである御料人様もご一緒してくれることになりましたし。

いつものように原酒店で一杯引っ掛けて兵庫駅で集合の予定。今回のゲストのご希望は”お好み焼”だそうで。それならば、酒も呑めてつまめる「てこいち」が良いんじゃないかと。待ち合わせ前に、まずはお店の予約など…と、電話しても繋がらない。仕方が無いので開店前の店に直撃してその場で予約。相変わらず段取りが悪いところは積極性で補います。

無事に席を確保したところで原酒店にてきゅーっと一杯【ホッピー】を。気合いを入れて待ち合わせ場所へと。おおぉ、お久しぶりです。一年ぶりの花屋さんとお連れさん。では早速行きましょうかとお店の方へ。とそこへ御料人様から合流のメールが。無事に四人で「てこいち」へと到着。早速乾杯などして、さぁ喰いましょう！呑みましょう！

まずは酒の肴に【オクラサラダ、地鳥タタキ、鰹のりゅうきゅう、ボンジリ、生ハムチーズ、とん平焼、ローストポテト、ガーリック焼】を。いつもなら一品ずつ感嘆の感想を述べるところですが、今回は先が長いので一気です。朝〆の地鳥はどのメニューも実に旨い。相変わらず名称を見ても分からない”りゅうきゅう”についてまたしても質問したり旨かったり。さすが、ここを選んで大正解。

でいよいよお好み焼きメニューへと突入。【そばめし、脂カスモダン焼】の二品を。というのもどちらも神戸のオリジナルメニュー。最近では全国各地で食べられるようになりましたが、それでもせっかくなのでと是非にと喰って頂きました。当然ですが旨いです。私個人的に、ここの焼そばの麺が大好きなのです。麺類にこだわりがない方ですが、ここの麺は大好き。

ということで駆け足で一気に食事タイム終了。実際の所、18:00スタートで19:30には終了してますから相当早いほうだとは思いますが。で、せっかくだからちょっと呑みに行きましょうということに。本当なら元町の熊澤で立ち飲みなどと画策していたのですが残念ながら臨時休業。泣く泣く諦めたのですが、そういえば最近すっかりと足が遠のいていた「カネサ」がありました。

早速お店の方へ。四人なので中二階のボックス席へ。こちらは椅子もあるので実にゆっくり落ち着けます。早速の注文は【ローストポーク、キッシュ、チーズ盛り合わせ】を。まぁちょっと注文しすぎな気もしますがそこはそれ、祭前日の勢いというものです。こちらのお店のローストポークは決して外してはいけない必須メニュー。うん、相変わらす旨いです。

そしてキッシュも残り二つと言われたので全部いただきました。四人なら丁度いいね。そして当然ながらいただくのはワインですわ。当たり前のようにボトルで。私にはワインのことは良くわからんので荷物番。でまぁ無事に選ばれたワインをいただきます。おお、良いじゃないですか。こうなってくるとチーズがいいですなぁ。ちみちみとつまみつつワインをぐいぐい。

でまぁいつものことですが。あっという間に一本呑みきってさらにもう一本。四人だから問題ないとはいえ、さっきの店でも呑んでまた呑んで。えーと。人数少ない上にストッパーの御料人様がいるから大丈夫とか行ってませんでしたっけ？何だかそんなこと考えていた頃もありました、ってな感じですわ。もう楽しいから何でも良いわ、わははははー！

とまぁそんなこんなで翌日もガッツリと焼肉が待っていますから本日はこの辺りで。危うくカラオケボックスに行きそうになったのを堪えただけでもオトナになったということで。実際、あのまま遊んでいたら翌日の本番ではやばいところでしたから。そろそろ先のことも考えられるお年頃にさしかかりました。

既に初老の域を超えているはずなんですけどね。
若いというのは褒め言葉ではなく、暗に莫迦だと言われていることにようやく気付きました。