怒濤の年末日記 2011/9/22〜25 “そして再び鹿児島”

年末が思いの外に忙しくて頑張っている割に更新できない自分を労っている管理人です。いやぁ今年もいよいよ終わりですねぇ。こういう寒いときには暖かい地域季節を懐かしんでしまおうということで、昨年９月の鹿児島旅行などをアップしてみましょうか。というか、初めての鹿児島が昨年の７月でその次が９月。どれだけ気に入ったのかというお話。

あ、ちなみに今回からはさらにスピードアップのためにテキスト削っていきます。がんがんと削ります。最新式の超電動鉛筆削り機くらいの勢いで。というか今でも鉛筆削り機は新型が作られているのでしょうか？そんなどうでもいいことが気になるほど勢いよく削ります。もうね、写真を用意するだけで気が遠くなるほどネタが貯まりすぎてますからね。

でまぁ移動は一気に省いて鹿児島到着から。ホテルに荷物を放り込んだら速攻で飯食いに行きます。もちろん行く店は決まってます。前回、超お気に入りになった「味乃さつき」なのです。

ちなみに今回の旅日記では54枚の写真が用意されていますのでマジでテキストはカッ飛ばします。【オクラと長芋のねばねば小鉢】と【キビナゴ刺】。小鉢ものが旨い！

そして刺盛りは【鰹、しめ鯖、鯛昆布締め、蛸、イカ、ウニ】と今回も実に豪華！

魚は煮付けで【鰹煮付け】は濃いめの味付けが堪らんです。今回は基本的に料理はおまかせです。予約時にお願いしてました。

【シビのフライ】は小ぶりのマグロだそうで、淡白ながら旨味がぎゅっと。

さらに焼き魚で【鰹ハラミ】も。ハラミというか中骨部分なのでしょうか？

口直しはポテサラ。こういう小鉢も旨いです。

キュウリの漬物は浅漬け。甘口醤油でいただきます。

揚げ物へと。【スズメダイ素揚げ】は一人一尾。割と小ぶりですががっつりと。

【おぼろ豆腐】はあっさり。これも芋焼酎にあいますねぇ。

私の髪を心配してくれたのか【ワカメの酢の物】。これもやや甘口なのは鹿児島の醤油の成せる技？

【蛸の刺身】は芥子酢味噌で。瀬戸内の蛸とは違ってしっかりした歯応え。

【味噌汁】なのですが、具が豪快。魚と一緒にうちわエビがごろごろと。この衝撃は沖縄の味噌汁、花咲のテッポウ汁以来です。

梅酒をつけた後の梅をお土産にいただきました。ちょっと味見したのですが、芋焼酎に漬かっていたからアルコール度数高めですｗ

ということで御馳走様でした。このお店、実は島から魚介を取り寄せているそうで新鮮で珍しい料理が盛り沢山です。また次回機会があれば来ようと思います。女将さん、御馳走様でした！

でまぁ、今少し余裕があったので一軒呑みに。前回の鹿児島旅行の際に気になっていた仮面ライダーの等身大人形がなぜか入った店にありました。不思議。

よくよく聞いたら以前の場所から移転だったようですが。いやー鹿児島は楽しいなぁ。ということで一日目終了。皆様お疲れ様でした。明日に備えて！

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翌朝はコンビニにおにぎりで血糖値を上げていきます。アゲアゲで行こうぜ！

いつものように街中を歩いて歩いて歩きまくって。さてどうしたものかとお昼は前回帰宅直前に入ったとんかつ店に行ったのですが予想通り満席。あので近くにあった洋食店「ひろはま」でお昼ご飯。

選んだのは【十勝牛ハンバーグチーズフォンデュ風】をば。なぜに鹿児島で十勝牛なのか？単に十勝牛フェアをそのお店が行っていたからです。うん、至って普通。お味の方も普通に美味しかったです。まぁ見たまんまでした。

御料人様は【生姜焼き定食】を頼まれたのですが、これがまた鉄板に乗っていてボリューム満点。意外とこちらがおいしかったのです。

さぁ腹もくちましたからどうしたものか。歩き疲れた上にまだまだ日差しが強い鹿児島です。ちょいと休憩に駅ビルに。休憩ついでにおやつは【紅芋とバニラのソフトクリーム】と割と地元色の強い一品。クールダウンに美味しい甘味。

そろそろ夕方になってきたのでお酒の香りが恋しくなってきたところ。ふと見かけた立ち飲みっぽいお店に入ってみましょうか。「立ち呑み and derica　ぼっけもん」へと。だってショーケースが気になるんですもの。

男前の店長に旨そうなものを聞きながら注文。まずは【鶏皮酢】。皮だけでなく千枚漬けも刻み込んでて実に酒の肴じゃないですか。

せっかくなので【黒豚ミンチカツ】も。おお、ジューシーでほくほく。付け合わせのソーセージがまた美味しかったり。これなかなかいい取り合わせですね。

【軟骨から揚げ】はデリコーナーからいただきます。中で呑むよりもデリの買い物客の方が圧倒的に多いですね。

〆に【豚みそ】を。これは大阪のゆるりでも頂いたことがあります。こちらの方があっさりしている感じですが付け合わせの千切りキャベツのせいでしょうか？

ということで御馳走様でした。お話をお聞きしたところ、近所に数軒ある某焼肉店の出店だそうです。なので割安だったのかなぁ、とふと思ったけどお口にチャックしておきました。沈黙は金。

ではそろそろ本格的に呑みましょうか、と場所移動。歩き回るのは苦にならないのです。ふと見かけた店「尚」に入ってみましょう。

いかにも鹿児島料理の店という佇まい。お通しは【ポテトサラダ】と【鰤煮付け】。あれ？鰹じゃないのかぁ。

さらに【鳥刺し】を。このあたりで常連さん達がどんどんと入店。どうやら大将一人で回しているみたいですが無理があるようです。

【キビナゴ刺身】をつつきつつ、こりゃあ大変そうだし河岸変えますかということに。

どうも御馳走様でした。さぁ移動移動。実は一軒気になっていた店があるのです。暖簾にうなぎの文字が染め抜かれたそのお店。「一代」へと。だって鰻好きなんだもの。お昼に行こうとしたら夜しか営業してなかったんだもの。

このお店、またしても大正解でした。もうね何というのかな、酒呑にしか分からない独特の旨い店の匂いがするのです。早速カウンターに席を確保してまずは【焼き茄子】。でかい、でかすぎる！大量の削り節でいただくのです、旨！

そしてお待ちかねの【鰻蒲焼き】。下焼したものを注文を受けてから焼き直すので結構焼き上がりが早いのです。で、まさに鰻店の鰻かと思うほどのボリューム。普通に一尾ですから。もっとも焼台に乗らないからか半分に切ってますが。それにしても旨い！

生もちょっと喰いましょうかと【ウニ】をお願いしたら当たり前のように一舟やって来ました。これはあれかな？すげぇ豪快に食べる店なのかな？ちみちみ食べずにがっつり食べる雲丹の幸せ。

そうそうちょっと汁物が欲しいですね。【貝汁】お願いします。前回の市場の食堂でお馴染み貝汁。こちらも大ぶりの貝がわさわさ。実は壁に魚介のメニューがずらりと張り出されていたのですが、今扱っていないものもあるそうです。残念。

なぜか最後に【鶏唐揚げ】で〆ましょう。なぜなのか。隣で食べてらっしゃるのが旨そうだったから。そう、誘惑に弱い不惑なのです。

いやー腹一杯。ここに来る前に二軒寄ってますからさすがに今日はこの辺りでやめておきましょう。どうも御馳走様でした。実に満腹です。また必ず来ます！と宣言してお店を後にしたのでした。

で、このまま帰ればいいのですが、なぜかカラオケに行こうということになりまして。辿り着いたのはカラオケバー。スナックじゃないです。女性もいないです。なぜかノリノリのご店主と歌合戦を繰り広げてしまいましたが。マスターが歌っていたのは友人の結婚式で歌う替え歌の練習だったそうです。

ということで本日は本当に終了。楽しい鹿児島の夜をありがとう！

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そして明けて三日目。いつものように若干の酒を残しつつの目覚め。さぁ今日も一杯食いますよ！朝飯は！そう、実は昨夜の一代で鰻丼を持ち帰っていたのです。ね？本格的に莫迦でしょう？なにも持ち帰らなくてもいいじゃない？

ところがこれが旨かったのです。一晩おいて冷めても旨い鰻。こういう発見が旅の醍醐味ですわ。主に喰い物の醍醐味ですが。いや全部かな。

実は某呑み処のご主人におつかいを頼まれてましたのでそれを購入するために朝から移動しましょう。頼まれていたのは鹿児島の甘い醤油。これが一部の好事家に人気があるそうでそれを探すことになりました。といっても既に店はチェックしていたのですが。

だってせっかく買うならスーパーやお土産物店より作っているところで買いたいじゃないですか。お店に入って自分の選択が間違っていないことを確証したね。だって量り売りしてるんだもの。うわぁこれ買いたい！しかしこちらは旅人。すれ違うだけの異邦人。泣く泣くペットボトルで購入しました。

これにて全ての予定が終了。本当にこれだけの用件で鹿児島まで来たと言っても過言でないくらい他に用事はありません。ちなみに前回行った立ち呑み店は臨時休業でした。故になにか別の遊びを考えます。で見つけたのが薩摩揚げのお店。

醤油に続いてこちらも量り売り。早速購入。歩きながら喰います。旨い、旨い。【芋入り】と【牛蒡入り】を買いましたがどっちも旨いです。当然ですがビールを購入して呑ながら歩きましたが何か？

で、本格的に昼飯を食うことになったのですが困ったのは酒が呑める昼間の店が少ないこと。しかも昼飯時は繁華街ではあまり店の選択肢がない。というか日曜日は定休日だったりするのです。まぁ仕方ないですから普通のお店に入りましょう。

黒豚の店。中でも気になったのが黒カツというメニュー。明らかに衣が真っ黒。焦げてないのに。それは喰わねば！とお店に突撃かましたのですが売り切れでした。仕方ないので【ミンチカツ定食】とビールにしておきました。ビールは必須。かなり大きめでしたが普通に美味しかったです。

御料人様は【肩ロースかつ定食】。こちらも普通に美味しい黒豚でした。あ、こちらのカツは横と縦両方に切ってあって実に食べやすかったです。これは大ぶりのとんかつを出す店では是非やって頂きたいですね。横からつまみ食いしやすいですし。自己の利益のことしか考えていません。

ここで一旦ホテルに戻ります。というのも醤油のボトル抱えて呑みに行けないですから。荷物を放り出したらさてもう一度出発です。

行き先は昨日も行った「ぼっけもん」。夕方早めに開店なので助かります。まずは【ポテトサラダ】を。付け合わせのスパサラが美味しかったからきっとこちらも旨いだろうと。ええ、旨かったです。

そして【チーズコロッケ】を。こちらも旨いです。芋焼酎を水割りでぐいぐいと呑ながらなぜかテレビでかかっていた名探偵コナンをみながら。へー、しばらく見ない間にこんな風に話が進んでたのかー。とまぁいつまでもテレビ見てられないので御馳走様でした。

あそうそう、せっかくなので豚みそを自分用に買いました。自分へのご褒美です。何のご褒美かといえば美味しい店を見つけたご褒美。全く意味が分からないのですが、私も意味があっていいっているわけではありません。

さて、では本気で呑みにかかりましょうか。賢明な紳士淑女の皆々様には既にばれているかと思いますが、そう、昨夜のお気に入りの店「一代」へと再び訪店なのです。いつものことですね。気に入った店はたたみ掛けるように行くのが決まりです。

早速いただくのは【鮑の刺身】です。ってかもうすげぇの一言。デカイ鮑。がっつりと盛られたアワビは新鮮で磯の香りが堪りませんわ。これまた芋焼酎でわっしわしと。

昨日美味しかったので【焼き茄子】をもう一度。むしろ主食が茄子といってもいいくらいの食いっぷり。旨いねぇ、量多いねぇ。

そして再びの【鶏の唐揚げ】を。おかあさんが「気に入ってくれたみたいで嬉しいから」とチューリップを一本サービスしてくれました。ありがとう！愛しています！

よーし！まだまだ喰っちゃうよ！【鰻蒲焼き】を本日もいただきます。朝も喰ったけど。相変わらず旨すぎますわ！

お、酢の物いきましょうか。【ツブ貝の酢の物】は大ぶりのツブ貝がてんこ盛り。嬉しいけど多すぎますて。まぁサクッと完食しますけど。

そして今回の大物の登場。【アサヒガニの酢の物】なのです。これねぇちょっと凄すぎますよ？鍋物の具材を盛るような大きな皿にこれでもかと大ぶりのアサヒガニが一尾丸ごと酢の物。酢の物と言っていいのかすら疑問なほどの半端ない量じゃないですか。しかもこれが旨いんだわ。

二人ともほぼ無言で貪り喰いました。後に残ったのは殻だけ。いやー喰った喰った！おかあさんも呆れるほどの勢いで喰いました。次回鹿児島に来る際にはまた必ず来ることを誓いつつ御馳走様でした。

もう本当に腹一杯です。まだ時間は早めですが全く何も喰えません。ということで明日の朝食を購入してお疲れ様でした。

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楽しかった鹿児島旅行もいよいよ終わり。昼過ぎの飛行機で帰りますからとっとと朝食喰いましょう。昨夜「ナカムラ」で購入したサンドイッチ達です。【キーマカレーサンド、カツサンド】の二種類。どちらも黒豚使用だそうです。うん、ボリュームが、凄いです。そして非常に旨いです。

今回の旅行で特に思い知ったのは鹿児島の量は凄いです。サービス過剰なほどの量をがっつりいただけます。まぁ私もそろそろいい年ですからこんな喰い方は卒業せねばならないのですが、根底を流れる血がそれを許してくれないようです。

まぁ痛風にでもなれば血の中の人も許してくれるかも知れませんが。
努々健康には気をつけましょう。