昨夜は午前三時に突然の腹痛で起き出してしまい、ああ、このまま眠れないかなぁと思っていたのにあっという間に睡魔に襲われたうえに今朝の寝起きはすっきりという健康的な貴方のてつやです。
淡水観光から一旦ホテルへと戻り、晩飯のためにもぞもぞと動き出すことにしましょうか。いや、ちょっと待て。晩飯は食う。しかしその前に行かねばならない場所がある。そう、昼間に喰い損ねた胡椒餅。
やって来たのは「福元胡椒餅」。一度来てみたけれども閉まっていたので夕方に再挑戦。あ!開いてる!いやっほーー!
しかもちょうど焼き上がったタイミング。よし、買おう。くださいな。おう、焼きたてほかほか。ずっしりと旨そうじゃないか!
早速ガブリといただくとスゲェ肉がたっぷり。生地が薄くて中身が詰まっているから重かったんだね。そして肉汁旨い!コレが喰いたかったのですわ。わざわざ二回も来た甲斐があったというものです。最高!
とまぁ腹ごなしをしたところで本格的に晩飯に行きましょう。目指すは海鮮。淡水で水槽に入った魚をみたのでそれが何となく喰いたくなるというもの。
お店は「興榮生猛海鮮」というみれば分かる海鮮の店。良い雰囲気。さあ行こうぜ相棒!店の外でも食べられますがせっかくなので店内でいただきます。
店内もなかなか趣あります。そして日本語メニューがありません。よーし、じゃあ適当に注文しちゃうよ。自分で伝票に書き込むスタイルなのでナントカなるでしょう。
ということで最初に来たのは【炒川七】という青菜。なんじゃこれ?いや注文したんだけど。ヌメリ具合が金時草とかツルムラサキ。調べてみたらやっぱりそうでした。で、旨い。野菜も食べたよ。
二品目は【炒蛤仔】は字面の如く蛤の炒め物。また量が多いのよ。そして予想どおり旨い。塩っ気が強そうだけどそうでもなく、まぁ当然ビールがすすみます。
揚げ物も【台南蝦捲】を。台南に有名な蝦捲の店があるからかな?蝦春巻きですよね?うん、そうです。当然ぷりぷりの蝦が旨いのです。
今回のメインともいうべきは【蒜爆田雞】ですね。そう、げこげこちゃん。屋台で売られているのは見かけたけど今回は店の方でいただくことにします。台湾はカエル料理ってポピュラーなのでよく見かけるのですが、よくよく考えたら初めてですね。味の方は淡白ですが敢えていえば酢鶏っぽいです。そう、これまたビールがすすみます、ビールお代わりね。
豚バラとイカの炒め物【客家小炒】はどう考えてもご飯が欲しいところ。家庭料理っぽい感じが何とも腹持ち良さそうです。旨い旨い。
ラストは食べたかった【炒鱔魚】を。タウナギの炒め物。ピリ辛でこれまたビールに良く合いますわ。見た目よく似た蒜爆田雞、客家小炒、炒鱔魚ですが喰ってみればそれぞれ実に味わい深いですね。そりゃ素材が結構特徴的ですから。
いやいや、御馳走様でした。思ったよりも腹が膨れました。麺類でも喰おうかと思いましたが取り敢えずここで御馳走様でした。いつもいつも肉ばっかりではなく海鮮というのも新鮮です。満足満足。
だからといってこれで終了ではありませぬ。ええ行くのです。食べ損ねたものは拾い集める必要があります。てな訳で二日目の朝に閉まっていた「大龍胡椒餅」へ行くのです。おお、営業しているじゃないか。
すみません、くださいな。おお、胡麻がたっぷりの表面だ。
これまた薄皮の中身ぎっしり。肉肉しくて実に良い胡椒餅。葱もたっぷりで実に旨いじゃないですか。一番最初に躓いて以来、ツキがなかった胡椒餅ですがこれで全てを挽回しました。
うん、すっかりと満腹です。思わず道端で寝転びそうになりました。こんな風に。
これにて本日も終了です。もうね、最高ですよ。行き当たりばったりながら観光っぽいまねごとも出来ましたし、食べたかった胡椒餅もきっちりといただきました。後は最終日を残すのみとなりました。
まだまだ気合い入れていきますよ。
ギリギリまで楽しませていただきます。
今回のお店:
福元胡椒餅
台北市大同區華陰街42-19號
興榮生猛海鮮
台北市台北市大龍街251號
大龍胡椒餅
台北市大同區酒泉街與大龍街口前