2019年3月22日後半|台北はやっぱり癒しだった「金山鵝肉、脆皮葱抓餅、景美上海生煎包、掌門精釀啤酒」

ビールの美味しい季節になったのでついつい呑み過ぎているといつの間にやら飯喰うのを忘れてしまう、貴方のてつやです。

台湾旅二日目後半。日が沈むといよいよ晩飯じゃあないですか。今回も定番処を狙っていくことにいたしましょう。えーとアレです鵞肉料理です。台湾といえば鵞鳥。そうかな?いやきっとそうだと思う。だって美味しいから。

東門市場近く、ホテルからちょいと歩いた場所にあるお店。「金山鵝肉」の看板からも鵞鳥の専門店に間違いなしなのです。お店のメニューもいたってシンプル。まぁ軽く頂くことにしましょうね。

とはいえまずは乾杯。ビールを呑まなきゃ話は進みません。いつもの台湾啤酒金牌を飲むところからが晩ご飯。

こちらのお店も伝票に書いて注文のスタイルなので書き書き。最初のメニューは【地瓜葉】から。定番の青菜炒め。ビールのつまみにニンニクのきいた青菜はなかなか健康的な肴です。

このお店にはご飯がないそうなので、主食は麵。【切仔米粉】はアッサリ汁ビーフン。ホッコリ暖まりますなぁ。何というか胃袋がじわじわと癒されるのです。三月の台北は思ったよりも暑くないのでこういうメニューがなかなか良いです。

そして鵞鳥肉。【鵝肉、鵝肝】を。肝はまんまレバー。もっちりと美味しいレバー。鶏よりも味は濃く、血の味っぽいですね。そして鵝肉。恐ろしいことに時価。まぁ大きさに寄るって所ですか。こちらはしっかりとした肉の旨味。皮の脂が思いのほか薄いので全体に大味になりがちかな?テーブルの醬油や胡椒で味を調えるのも良さそうだけど、この薄味な肉もハワイのターキーサンドを思い出して身体に良さそうな気がするのです。

もちろんまだまだ食べれますがこの辺りで御馳走様。ブラブラと歩こうということで夜市だとか市場だとかに繰り出しましょう。目指すは「景美観光商圏」です。えーと。この店からだと6kmほどですね、うん。わりとガシガシと歩くことになりますね。

ええ、ガシガシ歩きましたとも。時々小雨が降る中を御料人様と二人で1時間ほどかけまして。もうねいつも思うけど歩きすぎだね。いいんだけど。お腹も減るし。無事に目的地の景美観光商圏に到着。

台湾の夜市はどこも盛況。もちろん地元の方が多いのですが観光客も結構います。ええ、私たちも観光客。楽しんだもの勝ちなのです。さてさて、何かつまむものはないかしら。

おお、ありました。「脆皮葱抓餅」の屋台。葱抓餅といえば最近すっかりとはまっているアレです。日本の業務スーパーでも手に入るものだからついつい買ってしまう禁断のアレ。

よーし、おいちゃん買っちゃうよ。御料人様お願いします。ええ、メニューに書き込んだり指さし確認できないところでは御料人様の中国語会話能力に依存です。あ、英語圏でも同じです。【葱抓餅原味蛋】というみんな大好き玉子入りで。なんだか前に並んでいる若いお兄ちゃん達が注文を悩んでえらい混雑しています。まぁ仕方ないですね。暫し後に入手。

早速いただきましょう!がぶり、おうふ。これこれ。ふわふわの生地と玉子がオトナ心をくすぐります。基本的にしっかりと食事になるほどの満腹感ですが。二人で1個にしておきます。だって楽しい夜市ですから。

さて次はどうしたものかと思えば素敵な蒸気の上がる場所。煙の向こうには大抵美味しいものが潜んでいるものです、ほら焼肉のように。いったい何かと見てみてば「上海生煎包」という看板が。

おー、何だか旨そうじゃないですか。じゃあ今度は私が買いましょう。結構な列になっているので並んで待ちます。ここ台北ではすぐに行列が出来るけどきちんと並んでもめ事がないので安心です。お母さんがどんどんと焼いているのが見えてます。

無事順番が回ってきたので「イーガー」と人差し指1本立て。そしたらいきなりまくし立てられる私。えー、と思っていたら御料人様から何だか二種類あるから選べ的なこと言ってるらしいと。分からんから適当に指さし。うん、それでいい。入手。無事かどうかは微妙だけど。

いやー苦労したわ、本当苦労したわ。という空気を醸し出しながら、間抜けなオッサンは喰らいつく。おうふ、熱い。所でこれなに?おぉ焼き小龍包【生煎包】かー。肉汁が旨いけど野菜も多いね。御料人様によると野菜入りだったそうな。まぁこれも健康のためということです。それにしても旨い!

楽しい、実に楽しい。やっぱり市場と夜市は台北の華ですねぇ。よーしじゃあ帰りますか。うん、また1時間かけて帰るんですよ。もうこのひたすら路地を歩き回る海外旅行が我が家の基本なのです。

てなわけで、ホテルの近くまで戻ってきたのですが、時間的には22時過ぎくらい。まだまだ夜は長いのです。ではちょっと一杯呑みに行きましょう。日本でならばワインバーなど行くところですが台北ではちょいと違います。ビアバーに行きましょう。気になっていたお店、「掌門精釀啤酒」へ。

もうね、オシャレ。自分達の好みが豆漿店や屋台だからなのですが、この店のシャレオツ加減に眩暈がしてきますわ。カウンターの向こうにはズラリと並んだタップの森。

そしてメニューは20種類を超えるという。いやいや、これは良い。ちなみに英語は普通に通じてました。日本語スタッフも恐らくいると思います。外国語スタッフを募集していたようなので、もしかしたら他の言語もいけるのかも。インターナショナル仕様ですなぁ。

ではではカンパーイ!ちなみに二人とも二杯ずつ飲んだけど何を飲んだかは秘密。なぜなら覚えていないから。ええ、いつもの奴ですね。イェーイ!

そしてこの店の最大の謎。Tap Waterという謎の器具がテーブルに付いているのです。水はセルフサービスでということなのですが、これマジで水出るの?一応管は通っているので出そうな気もするけど。結局試すことなく次回に謎は持ち越し。

いやー楽しかった。台湾でこういう若者向けの店に来ることがないので雰囲気だけでも十分楽しめましたとも。次回はもっと本格的に料理も食ってみたいものです。ということで御馳走様でした。

やっぱ台湾は楽しいです。ちょいと行ってちょいと癒されて。関西からだと本当に近くて助かります。出来れば神戸空港から国際便が出てくれれば完璧なんですけどね。

ご近所気分の海外旅行に最適です。
馴染みすぎて帰りたくなくなるのが困りもの。

今回のお店:

金山鵝肉
台湾台北金山南路一段90號

脆皮葱抓餅
台北市文山區景文街

景美上海生煎包
台北市文山區景文街55號

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