飽食週間のラストを飾る「chinese cafe 海月食堂」

焼肉の日、青春18の旅以来、外食を控えましょう、という合い言葉だったのですが、ま、ご承知の通り、誘惑に弱いことで有名な私ですから。先日のポッサムチプの翌日には、いきなり中華料理へとふらふらと誘蛾灯。
日頃から我が最愛の御料人様が愛用されているお店。「 chinese cafe 海月食堂」さんへとお昼御飯をいただきに。前日が焼肉だったので、餃子と炒飯で軽く頂きましょう、そうしましょう。と仲良くお店に着いたのですが。
え〜と。何ですか、この「ヒナ鶏の薫製」ってのは。しかも「一羽」と「ハーフ」ってのは。要するに一羽で喰ってもいいけど、喰い切れなきゃあ半羽もいけるよ!ということですか。はは〜ん。
でまぁ、お店の怪しいご主人とご挨拶。「ヒナ鶏ってのは、残ったら持ち帰り出来ますか?」「いいですよ」なるほど。では一羽。お願いします。
丸ごと一羽、って素敵やって来たのは一羽。うん。まごう事なき一羽。てろりん、とスモーキーなヒナ鶏さんコンニチワ。いやぁ素敵。肉ってのはどうしてこう「丸ごと」とか「塊」ってのに心躍るんでしょう。ええ、頂きますよ。
このままではさすがに食べにくいので捌いて頂きます。ばらばら。では早速。ばりっと香ばしい皮の旨さ。旨〜い!ビールがすすむ〜!堪らんよん。完璧なスモーク。皮のスモーキーさと対照的に、むちっとジューシーな肉。
バラバラこれ、いいわ、いい。骨までむしゃぶりつきます。むしゃむしゃ。胸肉あたりのむっちり感と、腿や手羽のクリスピー感が、いくら食べても飽きさせません。あ、ちなみにこれは御料人様と二人で喰いましたからね。
いくらなんでも一人で一羽は喰えませんって。それくらい立派なヒナ鶏。いやん、手が、手が止まらない。誰?さっき持ち帰ってもいいですか?なんて聞いていたのは?いや、私ですけどね。でも旨いから仕方がない、喰っちゃえ。
この餃子も旨いのですと言うことで、結局骨まで喰い尽くしそうな勢いで完食。旨〜!で予定通りの餃子も頂きますよ。こちらの餃子は小ぶり実に旨い。パリッとジューシーという餃子の基本。あれ?ラー油が変わりました?

以前は市販のラー油でしたけど、何だかそれに比べると随分とスパイシー、早い話が辛くなってませんか?(訂正:御料人様に確認したところ、前からこのラー油だそうです)ええ、辛いラー油は大好物。そして辛いとすすむのがビールなのです、お代わりお願いします。
炒飯は大好物なのですいやいや、いいッスねぇ。で、ここで担々麺のセット。というのも、担々麺が食いたい御料人様、炒飯が喰いたい私の思惑が、セットメニューという形で花開いた訳ですよ。ちょうど、セットだと量も少なくなるのでちょうどいい。
久しぶりに自作以外の美味しい炒飯を頂いて満足。この量の少ない炒飯がちょうどいいです。さすがに二人で一羽喰った後ですから。で、御料人様の担々麺もちょっとくださいな。え?炒飯?すみません、全部喰っちゃった。
担々麺は辛旨い担々麺。旨い。何でも遠くからわざわざこれを食べに来る若者がいるほどとか。うん、分かります。普段、ラーメンなどの中華系汁麺をほとんど食べない私ですが、ここの担々麺は大好きです。
そして、辛いことで有名な担々麺に、これでもかとラー油を放り込む御料人様も大好きです。辛い、旨い、辛い、旨い、辛旨い。汁まできっちり飲み切って、御馳走様でした。
神戸で中華料理というと、元町・南京町になるのですが、人混み苦手な私はついつい敬遠がちになるのです。こちらの海月食堂。結構外れた場所にあるにもかかわらずいつも盛況。素晴らしいですね。やはりご主人の人徳と料理人の腕が人を惹き付けて止まないようです。

次回は夜にじっくりと呑みに行きたいと思います。
紹興酒が呑みたかった。仕事さえなければ…。

今回のお店:chinese cafe「海月食堂」
兵庫県神戸市中央区相生町4-8-12
TEL.(078)361-1858

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