宣言通りに昨夜は焼肉。さいとーさんの御息女生誕五周年祭にポッサムチプへ。要は五歳のお誕生日会。お呼ばれです。お呼ばれ大好き。そしておこぼれでもあるのです。アリガタヤという大人の事情。
今回、我が方からの参加がイマイチ直前まで分からなかったので、食いしん坊要員としてYoshiを招集。結局全員集合で定員オーバーでしたが、まぁその辺りは適当に。テーブルはわいとーさん奥様、御息女、御子息、ゆうちゃん之助さん、Yoshi、御料人様、私というラインナップ。さいとーさんはアチラコチラの席へと渡り鳥。
さて。いつものようにナムルをツマミながら待っていますと、お誕生日ケーキ代わりに「ヒレサンド」というものが御息女用に。おおお!これは!なんとも素敵な風情じゃあございませんか。なんでもこの日の肉は、基本的に松阪牛。ということは、このヒレ肉も松阪なのですねん。いいなぁ、さいとーさん家の子供に生まれたかった。
聞くところによると、子供の歯でも軽く噛み切れるほどの柔らかくも美味なヒレ肉だったそうです。あうあう。ま、大人ですから。我慢しますとも。ええ、生肉で我慢我慢。もう言うまでもないですが、見事な生盛り合わせはその美しさで圧倒。サガリ刺に感動しつつも実は生センマイが特に旨かったと独白しておきます。
で、先ほどのヒレが大人用にもやって来ました。ずばり、頭悪いでしょう。松阪ヒレ肉をこの分厚さでカットしてくるなんて。一般常識では考えられないほどの素晴らしさ。取り敢えずそのまんまの姿を残したまま網の上。わははははは。壮観な眺めに舌なめずり。ちなみに、肉は拍子木型にカットされております。
この肉がまぁ。ヒレとは思えぬ肉汁の素晴らしさ。サシは無理のない範囲で美しいのです。で、お店の方に確認。一昨日のようにご飯メニューががんがん出てくるのかを聞いておきます。と、本日は用意しておりません。オッケー!ではご飯をてんこ盛りでお願いします。ええ、がっつりといただきますよ、お祝いですから。
そしてご飯と一緒にやってきたのはタンステーキ。これも拍子木なのですが、取り敢えず繋がったままの姿を激写。さすがにタンは松阪ではないご様子ですが、お味の方は大リーグ級。旨い!ジューシー。レアでも良し、良く焼いてもまた素晴らしい見事なタン。転がしながらのやまがた屋流儀でいただきます、旨。
続いてはサーロイン。ほら、松阪牛といえばサーロインでしょう。そうなのですか?いやまた適当に言ってますが。えーい焼け焼けドンと焼け。網の上にじゅー。肉じゅー。そして肉汁がじゅー。塩でもタレでもなく和風の味付け。ニンニク醤油でしょうか?これがまた山葵でいただくと実に美味しいのです、旨。
ここで口直しのこてつ(小腸)と塩テッチャン。ホルモンはサシ肉からの開放にはもってこい。小腸の脂はサシとは別物でいくら喰っても大丈夫。ええ、最近はサシ肉にすっかりと弱くなってしまったのです。出来れば二切れ三切れのサシ肉と、ホルモンを沢山の種類食べたいのです。ささやかな希望でございます。
なので続いてのハツは実に嬉しい。今回はサシ肉からの流れだからなのか脂部分を控えめのカットになっていますね。これはこれであっさりさっぱりと実に美味しくいただきます。ああ、心のオアシス塩ハツ焼きなのです。この辺りでそろそろ腹の方もいい感じになってきましたねぇ。で、お誕生日サプライズ。
綺麗に「5」のデコレーションされたサンカクバラが。あらあらこれは可愛らしい。サシはきつそうですが、これをみんなで一切れづつくらいにカットして美味しくいただきましょうね。ただ、未だに塩が続いているのか、それともタレに移っているのかが分からないという恐怖感を胸に抱いてはいるのですが。
そして次の瞬間に皆凍り付くのです。先ほどのサンカクバラと同じ物が人数分やって来ました。それもお子様二人分もきっちりと人数に入っております。わははははははは。無理。無理だけどこの肉自体は旨いんですよ。喰いたい。でもそろそろ厳しくなってきた。子供達はとっくに満腹でジュースなど飲んでいるというのに。
それでも焼いていくのです。もうね、残ったら焼いた肉でも持ち帰ります。そして翌日のお弁当に放り込みますとも!と決意して、肉を全部一気に網へと投入。あーーー!網が、網が肉で埋まってしまった。私よりもサシ肉に弱くなった御料人様は「一応の努力はしますが、一人前とは考えないでください」と既に敗北宣言。
ま、喰いましたけどね、みんなで。ええ、旨かったですとも。頑張った、頑張ったよ。なのに、次のハラミがやって来ているのです。大丈夫。これはホルモンだから平気。ね?ホルモンだよね?これも一気に網に乗せて一気焼き。レアで喰ったら…。いや、これマジ旨いわ。ビックリ。そしてご飯のお供に決定ですわ。旨ーー!
この後にやって来たブリスケはサシも少ない赤身の肉。なのでこちらも躊躇無く全て網に投入。ちょっとでも戸惑ったら完食なんて不可能ですからね。でもサシではない分結構大丈夫でした。そして赤肉の旨さを満喫。さすがに終わりでしょうからね。あとはホルモン盛りでしめていけば…。あれ?それは何?
タケノコとアカセンの梅肉和え。焼き物。ここでさすがに全てを悟りました。無理。人には限界というモノがあります。ということで、よその席の肉の量が少ない皿と交換して頂きました。今回は、総勢20人弱の大所帯でしたので、テーブルを三つ独占。他のテーブルに子供二人分を分散させて頂くことで何とかギブアップを免れました。
それでもまだ肉は来るんですけどね。味付きのテッチャン。これがなかなか微妙すぎまして、ダシ醤油系の味だと思いつつも、ご飯と一緒にかき込んだので詳細は不明。次回機会があれば聞いてみましょう。多分無理とは思いますが。私の記憶力では次回に期待など出来る訳がない。それにしても美味しいテッチャンでありました。
さすがにこの後は辛口ホルモン盛り、と思ったのに。違ったよ。辛口は辛口ですがカイノミ。しかもタワー状に積み上げてありますがな。これをどかーーんと焼いて、ハサミでじょきじょき。見事にご飯に合う旨さ。辛さが絶妙に旨いのです。さて、後はホルモン盛りをいただいて終わりですね。
そして辛口ホルモン盛り。これも量の少ない皿を回して頂いて。あーこれこれ。これが最後にいいんですよねぇ。実に満喫の焼肉でございました。幸せですねぇ…え?まだあるのですか?肉?ほう、最後にユッケをいただけるのですか。それは別腹ですから大丈夫。はい、頂きますとも。よろしくお願いします。
またしてもカイノミ。これを大根おろしでミゾレユッケ。いやっほう!これは素晴らしい。最後にご飯を少しだけ残しておいた甲斐がありましたとも。ぱくりと頂けば至福の味。まさに最後の口直しに最適な生肉。あー、そういえば本日の生盛りの時にはユッケがありませんでしたね。この為に最後に回した訳ですか。
最後の肉を食い終わったところで、なぜかピビン麺の追加注文。いや、私じゃないですよ。一口だけくださいという密約の元、ゆうちゃん之助さんの注文。よこからちょいちょいと頂けば、ぴりっと辛くて旨いピビン麺。あー極楽。大変美味しゅうございました。今度こそ最後のデザートにゼリーをいただいて御馳走様でした。
もうね。中一日で食べるにはあまりにヘビーな焼肉でした。特に松阪軍団の攻勢にはどうしたモノかと及び腰でしたが、その肉質の素晴らしさが全てを最高へと導いてくれました。もうね、しばらくサシ肉喰わなくてもいいですわ。ええ、ホルモンを中心に生活させて頂きます。
ま、これだけの肉を普通に喰ったらどんな価格設定になるのか考えただけでも恐ろしい。さすがに「お誕生日会」という名目のお陰で、美味しい肉が腹はち切れんばかりにいただけました。ありがとうございます。
次回はホルモンを中心にお誕生日会をお願いします。
って、いったい誰の誕生日を祝うつもりなのでしょうか…。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
私もさいとーさん家に生まれたかった。
生盛りの真ん中にユッケありましたやん・・・
同志よ、お元気ですかー?
ワタクシ別にξメシを喰ってたワケではございません。
訳あって・・・ちょっと。
それはともかく。
あいかわらずすごい白米ですな。
久々に写真で大笑い致しました。
ようやく結石が昨夜出た、とだけお知らせしておきましょう。
>さいとーアマグリさん
まったくです。
羨ましいやら妬ましいやら…。
>ゆうちゃん之助さん
おお!気が付かなかった。
だ、誰が全部喰ったの?(笑)
>ξ同志さん
お久しぶりです!
急にご無沙汰だったので心配しておりました!
最近は白飯にはまっております。
太らないように頑張って運動しようとしています。
が、まだ足りないようです…orz
結石おめでとうございます。
痛いんですよね?あれって。