とうとうハワイ島最終日。本日はオアフ島へと移動です。翌日のホノルル空港への移動を考慮してのワイキキ滞在。ということで割と早めに起床。荷物をパッキングしてチェックアウトの準備。その僅かな隙をついて御料人様がSUISANへと走ります。
あのね、あれ、旨すぎたの。だもんでやっぱり最後に喰っておきたいなぁと。そんな訳で走る御料人様。パッキングが終わったのでブッフェでコーヒーを飲みながらメールを落とす私。で買ってきて貰ったブツを部屋で頂きます。今回はワサビ鮪と小柱のキムチ(?)みたいなの。さらにはご飯まで付いている。
この鮪は実に旨い。アヒだと思うのですが、Hiloは鮪系のメニュー、絶対オススメ。ピリッとワサビが白いご飯によく合いますわ。ふりかけふってあるのはご愛敬ですが。でまぁ実に機嫌良くぱくつく。旨い旨い。小柱の方も食ってみれば、そう、韓国風のニンニク強めの味付けが堪らない。堪らないのでビールを呑む。
別に普通の行為なのですが、旨い物を喰った場合には言い訳に出来るのが素敵。残っていたMEHANAビールも完飲してしまいました。さすがに時間が迫ってきたので小柱の方は厳重にパッキングして手荷物の中へ。オアフの酒の友としましょう。ただし、飛行機内で蓋が開いた場合はバイオテロと間違われる可能性もあるので要注意。
そして無事にHiloの飛行場へ。晴れ渡った青空は前日・前々日の恐ろしいばかりの雨などなかったかのよう。しかし、Hiloは晴天が続きましたねぇ。お陰で実に快適な滞在となりました。そんな余韻を残しながらいよいよ搭乗。そして離陸。さようならHiloの町。すっかりと馴染んでしまった町並みを名残惜しく思いながら一路ホノルル空港へと向かうのです。
さて。ホノルル空港からはシャトルバスでワイキキへ。今宵のお宿「ILIMA HOTEL」へと。ここ三年ほどの定宿となっているこのホテル。随分と早い時間だったのにチェックインさせて頂けて大助かり。今年はいつもより高層階なので見晴らしも素晴らしくなっています。うん、嬉しい。
取り敢えずバドワイザーとフリーのフライヤーなどを入手して、小柱で一杯やりながら本日の予定を決めましょうか。ここで、以前このサイトを見てご連絡頂いた「かずさん」に電話してみます。ええ、日本語で大丈夫なので担当者は私。軽くご挨拶などして、早速旨いハンバーガーの店を教えて頂きました。
二軒ほど候補を頂いて、Seanさんも薦めてくださったお店とかぶっている所がありました。おお、これはきっと旨いに違いない、ということでお店決定。今回の昼飯は「Teddy’s Bigger Burgers」に決定!名前がイイじゃないですか、Biggerですよ。これは我々が期待する物体に違いありませんとも。
ということでワイキキのビーチを眺めながら東へと移動。詳しい行き方はかずさんからお聞きしましたのでまるで迷うことなく到着。ではご注文。えーと。ペプシはスモールを二人で。で、バーガーは…。ほほう。看板メニューのBiggerだけでなく、その上にBiggestってのがあるのですか。これは期待。
御料人様がBigger(7oz=198.446662g)、私がBiggest(9oz=255.145708g)を頂きます。注文は御料人様が、席取りは私がと役割分担。結構時間がかかって御料人様のご帰還。なんだかいろいろと手違いがあって遅くなったとか。まぁそんなことはこの莫迦デカイバーガーを見れば吹き飛びますわ。
御料人様のBigger。さすが看板メニュー、いい感じにデカイ。私のBiggest。ひたすらデカイ。嬉しい。これを待ってたのですわ、私は。決して閉じる事のないハンバーガー。チーズとレタスとトマトが100%牛肉なパテを奏でるハーモニー。いやっほーー!頂きますーーー!がぶり、じゅるり、旨ーーー!
この充実感が堪らない。こんなもんいくらでも喰えるぜい!とあっという間に完食。旨い、旨すぎる。このがっつり感は日本で焼肉を喰っている時と同じ満たされる欲望なのです。ああ、持って帰りたい、この店を。とまぁすっかりと大満足な昼食タイムが終了。ここからはバスなどを利用しての町探索です。
サックリといつものヒロハッティへ。無料シャトルバンザイ。ここで珍しく御料人様の服を少々購入。いや、いつも無料で使わせて頂いてますから。で、そのまま次のショッピングモールへ。そこでウインドウショッピングを基本としてうろうろ。喉が渇いたのでビールなどを所望。ちょうど船が出航前で、その前でフラダンスのショーがあったので、それを愛でつつビール。
ホットパンツのオネェサンは、ぺっぴんですが腹の肉付きがハワイアンであったことは内緒に。で、まぁその後もワイキキまでTheBUSで戻って散策。毎年、結構買い物するのですが、今年は全く購買意欲が起きず。どうしたものかね。無駄金は使わないにこした事はないのでいいとしましょうか。
そして夕飯へと向かう訳です。そう、ハワイ最後のディナーです。ここはがっつりとステーキというのが相場じゃあございませんか?ござんしょう?頂きます。という「Outback Steakhouse」へと向かいます。普通にチェーン展開しているお店ですが、お気に入りなのです。肉の質・量ともに価格と考えてもお得感が満たされます。
いったんホテルへ帰ってから、再びとことこと歩いてお店へ。割と距離はあるのですが、明るい道は不安感がなく、陽が落ちてからも気軽に歩けるのです。で、お店へ。一応御料人様が予約を入れていたのですが、あまり関係なかったようで。すいすいと奥の席までご案内。お、この席は照明が明るいので写真が撮りやすいぞ、と個人的感想。
このお店は日本のファミレスっぽい使い方も出来る、そういう意味でもお気に入りなお店。まぁ、ファミレスで1ポンドのステーキはなかなかないけれども。そっちの意味でも超お気に入り。さて。それではメニュー選択から。メインは当然ステーキ。シーフード?そんな付け合わせはいりません。必要なのは肉!
まずは御料人様。「OUTBACK SPECIAL」を。おお、いいチョイスだ。やはり店名を冠にしたメニューは大切。では前回、御料人様が喰っていて美味しそうだったリブアイ、「Rockhampton Rib-Eye」を私は頂きます。ちなみに、御料人様が11オンス、私が12オンスとやや控えめな量で。本当は1ポンドいきたかったけど節制。
前菜。御料人様は「Blue Cheese Chopped Salad」。私は「House Salad」を。ちなみに「馬のサラダ?」と御料人様に口を滑らせた日本の恥は内緒。どれだけ馬刺に心奪われていたかという証拠。まぁ草はね。もさもさと喰いますよ。御料人様のブルーチーズのサラダ旨い。私の方は普通に旨い。草だし。
さて、いよいよやって参ります。肉。リブアイ。こいつにマッシュポテト。いやっほー!肉肉!ガバッと切るとそこには椿の花びらを思わせる美しき赤。まさに赤肉の旨さをもっとも表す心にビビッとカラー。ソースなんて必要なし。赤肉は塩と胡椒でまずは味わうべし。ざっくりとした歯応えと、それでいて柔らかい舌触り。
ああ、アメリカで喰うステーキだわ、オージービーフだけど。もうね、これだけのためにハワイに来てもいいや、と思える肉の楽しみ。ガツガツと喰う喰う喰う。味が一本調子で辛くなったらソースを使おう、と思っていたのに。ソース不要。あうあう。旨いわー。というか、旨かった。12オンス完食。やっぱり1ポンドにすればよかった。
こうやって私が肉とのランデヴーを楽しんでいる目の間の席では御料人様がアウトバックスペシャルとの語らい中。おお、こっちは分厚いのね。Jacket Potatoってのはグリルしたジャガイモですか。ほう、え?その一皿は何?ステーキとポテト用の薬味?すげぇ。それでワインが一本飲めるわ。
肉の方は野趣溢れるジューシーさ。あーこれも旨いなぁ。がっつりと喰うにはこの感じが堪らないですわ。で、すっかりとこちらも完食。あれだねぇ、今年は抑え気味に喰ってきたけれども、基本的に胃袋の勢いは変わってなさそうだわ。いくらでも肉喰える。多分、二人とも一ポンドにしてシェアしたら、それはそれで美味しく食べきっていた事でしょう。
ということで御馳走様でした。ワインもすっかりと空けましたし大満足なのです。ということで再びてろてろと歩いてホテルまで。途中に「KOBE 牛」と書かれた看板があった訳ですが完全にスルー。そんな肉ならここまでこなくても自宅の前でもりもりと喰えますがな。KOBE BEEFってのは、神戸牛だけではなく和牛全般を海外で表す表記ということは半可通としては黙っておけませんので蛇足です。
とうとうハワイ最後の夕食が終わってしまった感慨を胸に、明日のフライトに備えてゆっくりと睡眠を貪る事にいたしましょう。ま、本当はホテルで小柱の残りを肴にバドワイザー呑み続けていたんですけどね。
今年は去年の失敗からきちんと学んでおります。
いやぁ、去年の宿酔はマジで辛かったですから。
今回のお店:
Teddy’s Bigger Burgers
134 Kapahulu Ave., Honolulu, HI
Phone:(808)926-3444
Outback Steakhouse
1765 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI
Phone:(808) 951-6274