目一杯ご無沙汰しておりました。ようやく復活しました。といいますか、アレです。世紀の駄文書きが写真まで多用した結果、レンタルサーバの容量を超えそうになりまして。しかも契約が昨日まで。つまり崖っぷちを彷徨っておりました。そんな訳でデータの移設やその他の手続きですっかりと時間を食っておりました。ま、ちなみに、未だにトラックバックは出来ないんですけどね。
で、その間にも色々とお店訪問は忘れておりません。イタリア料理に韓国料理、インド料理や和食も。そして忘れてはいけません。焼肉。先月の悪夢のような宴の後、更に数度にわたって喰らい続けた焼肉。さすがにしばらく休養しておりましたが、先週の台風上陸の日に喰ってきました。我が故郷くにきやにて。
というのも、その日は愛する御料人様が東京出張。なので帰りに一緒に飯でも、という予定だった訳です。ところが、台風が直撃。そのために新幹線が立ち往生で帰って来れないと。まぁ新幹線の駅まで迎えに行きますよ、ということで元町辺りで飯でも喰いながら待機していたという事なのです。
このところの焼肉三昧で、御料人様の焼肉への敬愛が薄れていたためにあまり喰いに行っていませんでした。そう、こういう機会にこそと一人焼肉。と言っても、いつも満席と言っても過言ではないお店。取り敢えず行ってみて、一杯だったら諦めるというスタンスで。でまぁ見事に空席あり。日頃の行いの良さをここで発揮。
六人テーブル独り占め。生ビールを頂きながら、今日は少なめフルコースでお願いします。あ、ピビンパはいりませんので。ということでキムチから。旨い!ビールにキムチがよく合うのです。そしてナムル。無事に本日も野菜を摂取。一人用という事で、どちらもちょっとづつに盛って頂いて。助かります。
いよいよ肉は、当然の生から。ハツ刺、レバ刺、生センマイ。ぶりっとしたレバーは相変わらずの新鮮な旨味。そして何と言っても生センマイ。史上最強の生センマイ。こればかりはどこで喰うよりもココの生センマイが大好き。相変わらずの美しくも透明感のあるセンマイは、決して水っぽくなく、ほのかな甘味さえも感じさせる旨さ。
余りの旨さに放心状態。と、そこへやって来た焼き物は塩。大ぶりのハツにサンドミノ、ハラミ、赤センマイも美しく。タンは芯の一番旨いところだけを抽出。ああ、堪らん。半端なタンは、これを喰っちまうと二度と食べられなくなるね。でまぁ当然ですが、ここでご飯を。本来余裕で大飯なのですが、今日は中で。
このところ、ダイエットではないけれども喰い過ぎ警報が発令されているのでてんこ盛りご飯は禁止中。それでも韓国海苔と梅干しがあればそれだけで二膳は喰えるご飯欲。我慢したけどね。頑張って我慢したけどね。とうとうラストのタレ焼きへと突入。サガリ、カルビ、そっちゃん(小腸)、ロース。ヤキニクバンザイ!
うーまーいー!くにきや特製の揉み込んだタレが最高に旨いのです。タレカルビという事であれば、恐らくここが世界一の好み。放っておけば腹はち切れるまで喰えそうに好き。で、この辺りでお店の方も閉店時間が近付き、マスターも一緒に座り込んで酒を呑んだり。焼肉の日宴会ではゆっくりとお話も出来なかったのでいい機会です。
でまぁ、機嫌良くマッコリを頂いたり、ウーゾを頂いたりしていると、オネエサンが賄い用の肉を。ええーーいいんですかーー、頂きます!とまぁ遠慮というものをそろそろ覚えた方がいいんじゃないかと思うのですが、饗された物を断るなど出来ません。ええ、出来ませんとも。ということでがっつりと。旨ーーー!
とまぁすっかりと「御料人様を待っている」ことを忘れるばかりの勢い。新幹線はどうなったのかと思えば、未だに走ったり止まったりとか。さすがにお店を片づける邪魔になってはいけませんので退散。御馳走様でした。しかも家まで車で送って頂くというサービス付き。いやぁ本当に何から何までありがとうございました。
その頃、御料人様はお土産の深川飯だけという悲惨な状況だったというのに。
結局、8時間近くかかって帰ってこられました。お疲れ様でした。
今回のお店:炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050