七月の第三月曜日は海の日!いやっほーーー!休日出勤だあ!ということで仕事でした。ええ、レジャーからかけ離れた祝日。そんな訳で仕事終わりに自分を慰めるために一人焼肉。御料人様も仕事関係で宴会だそうなので。
こういう時に重宝するのは「糸桜」です。カウンターなら特に気にせずにゆっくり出来ますから。さすがに六人掛けテーブルを一人で独占とか出来ないですから。時々しますけど。でまぁお店へ。祝日なので空いているかと思いきやほぼ満席。というか、予約席ばかり。辛うじてカウンターの片隅を確保しまして。
えーと。まずはナムルの盛り合わせを、え?もうない?18:30の段階で既に売りきれとは。きっと予約分で押さえられてるんでしょうね。仕方がないので肉刺を適当に盛り合わせで。やって来たのは【生もの三種盛り】です。赤身刺・生センマイ・ミノポン酢。肉刺しとミノはお任せどおり。センマイは敢えて味付けなしで。
肉刺しは普通に旨い。サシの少ない赤身肉なのは暑い夏場ということも考慮されているのでしょうか。ミノも軽い食感で実に旨い。バジルもいいけどポン酢もいいね。生センマイはキッチリと剥いた白センマイ。これはこれでいいのですが、やはり私好みとしては剥きすぎず洗いすぎないセンマイが旨いのです。次回に期待します。
夏らしいところで【スジポン】も頂きましょう。夏野菜を牛スジの煮こごりで固めた一品。美味しいです。もっとも肉が喰いたい方なので、野菜よりもスジ肉が多い方が嬉しいですが。この辺りは好き好きでしょうか。このほうが見た目も涼やかなのでいいんですけどね、ええ。さて、そろそろ日本酒に切り替えて。
ここでお試しメニューは【バラ肉の塩漬け】。ほう、繊維でほぐしてあるのですね。これがまた日本酒によく合いますわ。恐らくワイン用に作ったメニューだと思いますが、塩の塩梅が日本酒によく合う肉の漬物といった風情。いいですね。夏場は塩気が強い酒の肴が旨いですからねぇ。でここいらで追加メニュー。
【タン刺】を。ハラミも刺身でいただこうと思ったのですが、季節柄とその他の理由で却下。それもお店の判断。大切なことです。なのでタン刺のみ。薄切りのタン刺。旨いです。タン刺には和辛子欲しいところ、と思うのは日本酒を呑んでいるからでしょうね。ついつい和風に肴を欲します。では最後にちょっとだけ焼いて。
焼肉店で焼きもの無しはいただけませんから、お薦めをおねがいします。で、【ヒレ肉のシッポ】をいただきました。ヒレにしてはサシの強い部位。これを塩で。うん、上質のヒレですね。じっくりと焼いて頂きます。旨!これはいいわ。レアもいいけどしっかり焼いても旨いのは肉自体の味が強いのでしょうか。
ヒレ肉というと何となく柔らかいだけのイメージが強いですが、これだけしっかりと味がある肉というのはいいですね。ということで本日はここまで。どうも御馳走様でした。一人で喰っているとつい種類を喰いたくなって喰いすぎますからそういうことの無いように気をつけて。やはり焼肉も粋に喰わねばなりませんね。
普段の喰い方が野暮すぎるの
は自明の理ですが。
上品にいただくことも時には大切です。
今回のお店:炭火七輪焼肉 糸桜
兵庫県神戸市中央区北長狭通8-3-2
TEL.(078)351-1727
スジポン、美しいですね!
女性にはこういうスタイルが喜ばれそう。
野菜も一品も綺麗で美味しいので、デートにもいいですよ。
若干煙りますが(笑)