昭和を纏った素敵空間「焼肉 多津美(たつみ)」

昨日は仕事で三宮へ行きました。このところ自宅で引き篭もり仕事状態だったので、全食自炊(主に豚ホルモン)という暮らしでしたのでたまにはお外のご飯が食べたい。で、午後から焼肉ランチに行って参りました。



ぽろぽろと雨がこぼれる空模様の中、午後三時という中途半端な時間に焼肉がいただける稀有な店「多津美(たつみ)」へと到着。お昼から宵の口までの通し営業という今回のように昼時に食いっぱぐれた時に大変ありがたいお店なのです。営業中の札が下がっているのを確認して、こんにちわ。当然ですが他にお客さんの姿は無し。

こちらのお店ではメニューは【焼肉定食】の一択。なので注文する必要なし。敢えて注文するなら、ご飯を大盛とか、ビールとか、一人だけど二人前などの場合です。当然のように「雨降り始めました?」という会話から始まります。さて、世間話などしながら肉はおかあさんが焼いてくださいます。私はひたすら見ているだけ。

まぁ、立て込んできたら各自で焼くんですが、今回は思い切り私だけの貸切状態ですから全てをお任せ。ちなみに定食の内容は、肉、焼野菜、漬物、味噌汁、キャベツ、ご飯。まさに定食。肉が焼き上がるまで二人の世界。お互い暇なのでひたすら世間話。あー落ち着くわ。こういうお店大好きなんですよね。平和な時間が過ぎる感じで。

今は閉店された「一平」のおかあさんや、野田の「大黒屋」のおかあさんなど、お年を召されたおかあさんとほよーんとした時間を過ごすのが実に心地よいのです。で、焼き上がった肉をいただいていきます。バラ、モモを中心にしっかりと揉み込んだ焼肉は昔ながらの白いご飯によく合う焼肉。あー、旨い旨い。あまりにも勢いよくご飯食べてたらお代わり入れてくれました。

漬物もキムチではなくキュウリの浅漬け。ニンニクがあまり得意ではないそうです。そしてワカメスープではなくワカメの味噌汁。もうね、このお店の焼肉は昭和です。ウン十年前にタイムスリップした気分。ぺろりと頂いた後は、お茶をいただきながら談笑して、御馳走様でした。この雰囲気はこれからも是非とも残して頂きたいですね。

おかあさんがいつまでもお元気に続けて頂けるよう祈ってます。
神戸の昔の雰囲気が残っていて素敵なのです。

今回のお店:
焼肉 多津美(たつみ)
兵庫県神戸市中央区三宮町2-8-2
TEL.(078)391-1548
4 comments to “昭和を纏った素敵空間「焼肉 多津美(たつみ)」”
  1. 風情のあるお店ですね???♪
    ほよ???んとしたおかあさん、気になります
    あ、1129の会は冗談です、ごめんちゃい
    真冬のBBQ、きっと体が拒否ってしまいます(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)