春の嵐と人のいう飲み放題荒し「AeB(アー・エ・ビー)」

そろそろ衣替えと思いつつ、よく見たら昨夏のTシャツが出っぱなしで未だ冬物に衣替えが終わっていなかった事に今更気がついた、貴方のてつやです。

今月初め頃、メッセンジャーにて恐ろしいお誘いが。「期間限定ブリッコ マイオーリカのワイン6種類を飲み放題コース」いかがですか、とな。いやいやいや、それは魅力的。飲み放題のイタリアンコースってのはきっとヤバいヤツなんですけどそれでも行かないわけには行かないでしょう行きます。

垂水にあります「イタリアンレストラン AeB(アー・エ・ビー)」へと。欲望という名のJRの快速に飛び乗り、やって来ました煉獄食堂。地獄の業火で焼かれてもアタシャ旨いもんが喰いたいの。御料人様とはお店で待ち合わせだったのですが既に到着しているようで、ってか既に業火で焼かれる予定の肉がカウンターに鎮座坐すコンバンワ。

いやー度肝をぬかれるご対面。これを炭火でじっくりと焼いていくわけですね。では後ほどお会いしましょう、またねポーク。なのでまずはワインからいきなりいただきましょうか。うん、並んでる。我に呑まれようと眼前に並んでる。まずは白から順番に。はい、もちろん全部飲みますからね。中田シェフが料理に合わせてチョイスしてくださいますとも。

さてそれでは料理の方を。【自家製ハム】をつまみながら。しっとりとしたきめ細かな柔肌。舌の上でさらりと旨味が溶け出しますわ。やはり肉からですね、ええ。

続いては下関王喜白子筍を使ったお料理を。小ぶりながら美しいフォルムの筍さん。

それをグリルしました【下関王喜白子筍グリル】。きれいな焼き目でサクホロッと。春だ。ここに春がやって来た。

【下関王喜白子筍のフリット】はイタリアの筍の天麩羅ですな。やっぱり筍さんは油との相性がよろしいなぁ。

そして【坂越牡蛎のムニャイア】です。ムニャイア?おおぉムニエルですか。ジューシーな牡蠣の旨味が見事に中に閉じ込められて。なんという幸せなお皿。

いよいよメインがやって来ます。冒頭で見たあのお肉さん。【神戸ポークTボーン炭火焼き】ですかそうですか実に旨そうです。じっくりと焼き上げたTボーン。そういえばTボーンといえば牛だけのような気がしてましたが当然豚でもありますわな。フィレとロースのお得ステーキ。旨い、脂が旨い。でもあっさりしているのは神戸ポークの特徴でしょうか。何とも肉の旨味がしっかりしているのです。旨!

高級食材を使ったパスタ【ポルチーニのタヤリン】は手打ち生麺に絡むポルチーニの香りが何とも幸せにしてくれます。ああ、こりゃあ旨い。

いやぁ旨かったなぁと思ったらドルチェがやって来ました。おうおう、これはこれは。【自家製ハムの炭火焼き】ですか…ってドルチェかよデザートかよ塊かよ、旨いじゃないか!ハムは火が入ることで別の旨味が出るんですよね。生の肉の水っぽさがなく芳ばしさが上がるといいますか。これがまた旨いに決まってますわいな。もうどんどんワインがなくなっていく。あ、飲み放題か、じゃあ問題ないねゴクゴク。

いやー幸せ。実に幸せなのです。ガッツリと塊肉&塊ハムで心と胃袋が満たされました。結局飲み放題といわれても各ワイン2杯ずつくらいで終わりました。まぁまだ明日も仕事ありますからね。あんまり呑み過ぎちゃあいけません。あ、でもボトル1本くらいは呑んだ計算か。

ほろ酔い加減で御馳走様でした。
いや、相当酔ってましたけどね。

今回のお店:イタリアンレストラン A e B(アー・エ・ビー)

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