体調復活。頭の中は焼肉で一杯です。という訳で続きです。
塩焼ホルモンはいよいよ最後のテッチャンです。このテッチャン、いつもの脂がしっかりと残った最上モノです。この脂こそがテッチャンの旨味。以前の焼肉店では、ヘルシーブームだとかでこの脂を落としていましたが、ここ「くにきや」では“旨い”を優先しているのか見事な脂です。古くなったテッチャンや冷 凍に失敗したモノは、この脂がズルズルになって喰えたモノではないのですが、このテッチャンはシャキッと脂。甘い脂です。これが旨いのですよ。
粋 牛さんには、「このテッチャンの脂に1ミリ幅で包丁を入れるのです」などと技を教えていただきながら、一心不乱に食べ続けます。もう、私の大好物はコイツ なのですよ。最近は「お任せ」で頂いていますが、もしも自分で注文すると、肉の半分はテッチャンになってしまうほどの愛し方です。テッチャン、赤セン、 テッチャン、ミノ、テッチャン、カルビ、テッチャン、タン、テッチャン、テッチャン…。こんな注文を普通にしてしまいます。というか、某店ではそういう注 文をしていました。ふふん。まさに痛風を恐れぬ勇気ある男気。最近はすっかりとチキン野郎に成り下がっていますので、量は控えめに脂たっぷりと。
そして、最後の塩の逸品。カルビ。特上カルビ(だったと思う)です。粋牛さんから「ミスジ?」と聞き直されるほどの見事なサシ。普段はサシの肉なんて、と 嘯いている私ですが、これだけ見事な肉を見れば興奮するというモノです。ええ、旨きゃいいんです。そして、その見事な一人あたりの量。もう一切れ食べたら 飽きるかも、と思わせるバランスです。上品にカットされたそれは、もっとも美味しいと感じるところで食べきれます。やはり塩焼のラストを飾るに相応しい一 品です。そして、いよいよ怒濤のタレ焼に突入です。
さぁ、ここからが本番ですよ。
結構頑張って書いてますよ、今回は。