利き酒会を考える

前もって宣言しておきますが、明日はおそらくひとり言はありません。というのも、年に一度の日本酒の利き酒会。ここ10年くらいは、ほぼ毎年いっているのです。特にここ数年は焼酎ばかり呑んでいて日本酒の量がめっきりと減ってきました。以前なら週に2〜3度は冷や酒か熱燗を飲んでいたのが、今では冬の寒い時期にわずかに飲む程度。これはいけません。いくら痛風・糖尿病対策とはいえ、美味しい日本酒を飲まないのは罪じゃないですか。そこで明日は一年分を飲み干さんが勢いで呑んでまいります。つまり酔っ払い宣言。昼の1時から飲み始めるのですから、3時くらいにはすっかりと酔っ払い。
この会は酒蔵の前庭で呑むのですが、当然屋外なのです。冬の屋外で冷酒となると寒いからといって盃が進んでしまいます。結果、酔っ払い度数が大幅アップとなります。この危険さは、経験者にしか判らないのですが、屋外にいる間は平気なのです。危ないのは交通機関。バスや電車に乗り込んだ途端に酒がぐるぐるぐると廻るのです。寝てしまうくらいならいいのですが、気持ち悪くなったり、最悪の場合は「お酒さん、お帰りなさい」状態になるのですよ。もうね、悲惨。
私は何度も経験を積んだお陰で、最近は寸止めが効くようになりました。すっかりと達人ですよ、「昼間っから酔っ払い」の達人。すんげー酔っぱらっても壊れないのです。記憶も8割方残っています。大体どのあたりを歩いていたのかも判ります。ほら、全然大丈夫。

周りの視線は明らかに冷たいですが。
十分に酔いを醒ますか、日が暮れてから電車に乗ります。

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