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ようやく京の都での目的地を見付けることが出来た私たち一行。目指すは「ニシキイチバ」です。市場に行けば飲食店は自ずとあるだろうという甘い目論見の元、地下鉄にて移動を開始します。ここでもスルッとKANSAIが大活躍。小銭いらずの憎いヤツです。
でまぁ私たちが何もせずとも身体を「四条」に運んでくれます。さて、ここからが旨い物を探すというお仕事の始まりです。すでに時計は2時を指していますから、早急に動かねば。
目についた看板で、これと思うところを覗きます。が、さすがは魔都「祝日は休み」という観光客を客とも思わぬところに惚れ込んでしまいます。次は平日に来ようと心に誓うのです。
そんな訳であちこちうろつき、そろそろ空腹の限界を迎える頃に一軒の店へ。そうそう、19日は土用の入り。ならば鰻がいいのでは。ということで鰻を頂くことに決定。そしてこの時には気がつかなかった決定的なミス。
それはそれとして、鰻を使った膳を二種類。お弁当風の膳と、そうめん・鰻丼のセットと。見かけよりもあっさりと美味しく頂きました。ええ、大変美味しく頂いてしまいました。全くネタにもならないほどに。
さて、お腹もくちましたし、次はどうしましょうか。目的通り「ニシキイチバ」に向かいます。ヨキニハカラエ。
程なくついたその場所は、思っていたよりも遙かにこぢんまりとした市場、錦市場。ぶらぶらと歩き見ながらお店を覗いていたのですが、そこで先ほどの「鰻」がミスであることに気がつきました。
祇園祭は鱧祭ですやん。ハモ食べずにウナギ喰ってどうするの。市場の中で売られている鱧焼を見て思い出してしまいました。まぁ済んだことは仕方がない。だからといってこれを買うにも、この暑さ(おそらく気温35℃)ですから傷むのは間違いなく、持ち帰るのは断念。実に残念。
そして、市場を出て再度地下鉄を目指すことにします。と、さっきは通らなかった道に「寿司」の暖簾が。あれー、この造りはきっと押し寿司の店だ。しかも大きな看板もないところを見ると、地元の人が使う店なんだ。ああ、きっと旨いはず。なぜ見落としたのか。
京都到着二時間にして、すでに次回の訪問を決意するのでした
さて、次は晩飯の事を考えなければ。
2004年7月21日 14:31
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 真夏の京都旅行記(2)
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