- 生レバー、思うところはいろいろあります「焼肉 港提」
- → つ at 04/05 (16:24)
- → てつや at 04/06 (16:04)
- 2011年も焼肉の日は大騒ぎ〜そして最後は故郷に〜
- → 粋牛料理長 at 02/05 (07:06)
- → てつや at 03/07 (11:33)
- ワンコインの幸せ「焼肉ダイニング 神蔓」
- → 。 at 09/18 (20:59)
- → 匿名 at 09/18 (21:05)
- → 匿名 at 09/18 (21:14)
- 背徳の味は蜜の味「炭火焼肉 膳肴」
- → 冬岬 at 04/18 (09:12)
- → てつや at 04/18 (14:48)
- 丼といえども焼肉です「和牛焼肉丼 えびすや」
- → ケロ子 at 04/08 (10:38)
- → てつや at 04/13 (15:40)
先日は宣言通りに「くにきや」さんへと。お年始がてら「おめでとうございます」なのです。もっとも焼肉初めは済ませているので「くにきや初め」ということですね。では、今年もよろしくお願いします。
いつものようにお任せ、量を思い切り少なく、というワガママでスタート。ツマミにキムチとナムル。いつものことですが、野菜メニューも旨い。キムチ、ビールがすすむ。これだけで一杯終わりそうな勢い。
ナムルのほうも旨い旨い。こういうお総菜系の旨さは肉と違って優しいんですよねぇ。と結構辛いキムチに優しさを見いだすのです。いや、本当に旨い。でも量を少なくして頂いたので大丈夫。肉の分の胃スペースを圧迫しない。
生。やはり生から。これ基本。最近はどこのお店でも「ナムル・キムチ類」→「生・刺身」→「塩焼き」→「タレ焼き」→「ご飯・麺類」→「デザート」という図式が出来上がってきたようですが、このお店では昔から。
昔のように取り敢えず大量注文をして、炭の肉を作る人も減ってきたようで喜ばしいです。ま、食べる順番については個々人の趣味の問題ですから、タレとご飯でガッツリ食ってから、塩ものと生もので酒を呑む、なんてのもいいかも知れません。
さて、今回の生肉。何といってもトンビの刺身がイイ!この美しい肉質。口の中で「旨い牛肉が舌の上に乗ってまっせ〜」と主張しております。旨い、実に旨い。サシがとろけるのとはまた違った生肉の旨さ。
これでユッケなど作れば、恐ろしく旨いこと間違いなし。でも勿体ないからこのまま食べます。ユッケにしてしまうと一切れずつ食べる意地汚い悦びを奪われてしまうから。わしわし喰うには旨すぎる。
そして、生センマイ、レバー、ハツもいうまでもなく旨く。この店の生センマイは未だ他の追随を許しませんね。という間に、塩焼きへと移ります。塩。今回はロース、カルビ、ハラミ、ハツ(脂付)、上ミノ、ソッチャンというラインナップ。無理言って少なくして頂いたので、種類はたっぷり。
ちなみに、ロースとカルビには「上」とか「特上」とかついてましたが、脳味噌が憶える前に喰ってしまったので敢えて冠は付けませんでした。みんなの心の冠を乗せるとイイと思うよ。多分、特上。
旨さについてはいちいち書くのが面倒。だって「旨い」以外に書きようがない。もう間違いなく旨い。特にホルモンは言うことなし。旨さ爆発とだけ書いておきましょう。で、最後にタレ。
今回はカルビとハラミ…だったと思う。だって、旨かったんだもの。ハッキリ言って、焼肉メニューの分け方は「凄く旨い」「とても旨い」「普通に旨い」でいいじゃん。ハラミとかカルビとかロースなんて、都市伝説に過ぎませんよ。といいたくなる記憶障害。
本当に旨かった。サシたっぷりの肉を、綺麗に揉んであるカルビ達はもはや肉の宝石ですね。旨い。堪らなく旨い。これをおかずに飯が食えるほど。あ、普通に喰いますか、そうですね。マッコリ呑みすぎて脳味噌がふやけたようです。
で、一応ここまでをコース、というかお任せでお願いしたのですが、ここで追加注文は、黒板メニューの「上サガリ」を。サガリと聞いて黙っていられる訳もなく。喰う。喰わせておくれよ。
そして、このサガリ。恐ろしく旨い。恐怖を感じる旨さ。タレの味に全く負けない肉の旨さと、口にするとほどけていくサシと赤身のバランス。最後に食べるに相応しいサガリ。旨い。旨すぎて、もう。ああぁ、今年も本当によろしくお願いします。
遅めのお年玉をいただいた気分なのです。
幸せ気分でご馳走様でした。
今回のお店:炭火焼肉「くにきや」
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
2006年1月19日 19:01
このブログ記事を参照しているブログ一覧: お年始の挨拶に「炭火焼肉 くにきや」
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://pulgogi.net/blog/mt-tb.cgi/1293
今気づいたんだけど
てっちゃんの日記
三日に一度くにきやかポッサム出てへんか?
気のせいです。
年間ほんの90回しか焼肉を食えない身の上ですから(笑)
あ、四日に一度でしたか…。
Posted by: てつや : 2006年1月19日 20:18てつやさん、お久しぶりです。
さて、先日保健所から生食の販売自粛のチラシを受け取りました。
仕入先のお店も保健所からの要請で生食用表示がなくなり全て加熱用表示に変更になりました。
他店で生食用表示の店があるのでそちらで仕入れをしている状況です。
生食を販売するには一定の基準があるのは知っていますが、販売自粛というのは地域的なもの都道府県単位なのか・・・
もし、この件に関して情報があれば教えてほしいです。
よろしくお願いします。
>七海さん
それは私もお聞きしたいところです。
地元神戸でも、普通に生のレバーがあるお店と、生では販売できませんというお店があります。
地域というよりも卸の自主規制なのでしょうか?
屠場によるのかもしれませんが、あまりにも対応が違うので…。
少なくとも都道府県など地方自治体の規制ではなさそうです。
う〜ん、どうなんでしょうねぇ?
今日、赤身肉だけを仕入れている卸業者に聞くことが出来ました。
なんでも「O?157」が全国的に問題になった時から生食用の自主規制が始まっていたそうです。
これは各地域ではなく全国だそうです。
保健所は生の販売を中止すると営業面で苦しくなる所が多々あるので強制はしないらしいです。
また、「加熱用」食材を「生」で提供した場合、それを保健所が確認した時点で営業停止命令を出せるらしいのですが黙認が現状だそうです。
ナマ物は店選びの大きな基準だと私個人は勝手に思っているので今後の保健所の動きが気になります。
私のホーム焼肉屋さんではレバ刺しは
メニューの生ものコーナーではなく、
焼き物コーナーに「上レバ焼き」として鎮座しています。
頼むとレバ刺しですが宜しいですかと聞かれます(笑
以前は普通に生ものコーナーだったので、
やはり保健所対策なのでしょうか。
私は神戸の焼肉屋です。保健所、ホルモン卸屋さん(神戸と場)から毎年夏前に生食自粛の紙をもらいます。大手食肉業者に至っては部位肉のパッケージに「加熱用の説明」を印刷してますもちろん生肉です。
去年、民間の検査機関でキッチン・肉の衛生検査をしました結果は◎でしたが、検査官の話によると、公表されてないが発表されるO157のほとんどが生レバーが原因と言ってました。私はO157発生以来ホルモン系の生食は、メニューよりはずしてます。「かるく炙る湯通しする」など安全安心で生食に近いメニューつくりに取り組んでます。生食あるなしが店の善し悪しに影響してる風潮に疑問を感じます。法定遵守、安全安心に本気で取り組んでる店がどれだけあるのでしょうか?
肉に関わるすべての皆さん少しおかしくないですか?
やきにくマンさん、はじめまして。
やきにくマンさんのコメントに頷ける部分が多々ありました。
「生食を扱っているという事は衛生管理をしっかり行っている店」だと思っていた私は甘かったのかな?と今思っています。
もちろん私の店も含めてです。
保健所からチラシを受け取ってから生食の提供を止める方向で話が進んでいます。
これからは今まで以上に情報収集及び安全面に注意していこうと思っています。
七海さんご挨拶おくれました、はじめまして。
生食提供止めるのは、勇気がいりますね。これからもお互い焼肉士として誠実に取り組んでいきましょう。
個店でもエサの内容など牛の育てられかたを把握するべきところまできてます。焼肉道は険しいです。
この件については、じっくりと調べてから、また報告させて頂きたいと思います。
今、まったく時間が取れない状態でして…。
今後のことも非常に気になっていますので、必ず取り上げさせて頂きます。
Posted by: てつや : 2006年1月24日 15:13