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とにかく呑み過ぎ。前日の酒ですっかりとグロッキー(死語)な訳ですよ。が、部屋の電話が鳴り響くのです。「“おら”の大将がフロントで待ってるって」とアマグリさんから。わはははは。そういえば前日、「8:00に迎えに行く」と仰ってましたっけ。つーか、本当に来たのね。
もそもそと起き出す我々。そりゃそうだ。鉛の溺死体と化していたのだから。それでも頑張って起き出すのです。で、ふらふらと大将にご挨拶。ほとんど意識のないままにタクシーへと。当然、御料人様、ながしまさん、アマグリさんも同乗。で、辿り着いたのは「富山市中央卸売市場」なのです。おう、市場だぁ!
もっとも脳味噌は就寝中ですからのそのそとしか動けない。それでも競りの終わった市場内をご案内頂いて。いやぁ、楽しいです。マジ楽しいです。トロ箱の魚や野菜などを見ているだけでお腹一杯。いや、ホント。だからまだほとんど寝てるって。と言いつつも、そのまま市場内のレストラン(!)へと行くのです。強制連行。
ここ、素敵。何と言いますか、昔ながらの食堂。大衆食堂の香りがぷんぷんと。で大将はおもむろに、いや、むしろ勝手にビールの栓を三本ほど抜いていく。あの、それは呑めという事ですか、そうですか。おはようございますの乾杯。注文は煮魚。当然ですが、喰った記憶もほとんど無いほど寝ておりましたので、これが何の煮魚かは聞かないでください。多分カレイだけど。
更に刺身の盛り合わせなどもどんどんと注文。いや、だから、喰えないって。この大将、のりのりである。もうね、ここまで来れば喰いますよ、ええ喰いますとも。ちょこちょこと箸をのばしつつビールを呑む。宿酔とかそういう次元ではなく、完全な酔っ払い。すげぇよ、富山スゲエよ。つーか、この大将のパワーは無限だね。最終的にはビールが八本空いてたし。
でまぁ甘海老が異常に旨かったので、旨い旨い!と連呼していたら、大将がニヤリ。う、これは何かの伏線ですか?いや、大丈夫。うんうん。で、適当なところで切り上げて移動するのです。え?どこに行くのでしょうか?ついてこい?ええ行きますとも、こんな所で放置されたら堪ったモンじゃありません。
そして向かうは町中の温泉。ほう、これは。何でも富山では結構いい温泉が町中で湧いているとか。私、普段は酔っぱらったら風呂に入らない主義なのですが、取り敢えずゆったりとしたかった。万一倒れても誰か助けてくれるであろうと意を決して入って参りました。はい、素敵温泉。もうね、体の芯から休まったね、うん。
温泉からあがって、ラムネを飲んで一息。ようやく人心地。酒は抜ける様子はないですが、少なくとも生き返った事は間違いがない。あふぅ。さて。それでは行きましょう。そうこれからは昼飯タイムです。え?マジッスか?大将どんだけ元気なの?いや、当然行きますよ。
ここからこの日の本気喰いが始まるのでした。
この時点で結構喰ってましたよ、ながしまさんとアマグリさんは。
今回のお店:
レストラン喫茶 中央
富山県富山市掛尾町500
TEL.(076)495-2002
長八温泉 花の湯館
富山県富山市上袋545-1
TEL.(076)420-1126
2007年4月 3日 22:40
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