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すっかりと先週の話になるのですが、ちょいと暖かかった日に夜桜見物行ってきました。花見というほど構えていなかったので、本当に桜見物。神戸市灘区の、まぁ地元の桜の名所ってところでしょうか?
Yoshiを誘って御料人様と三人。コンビニで買った紙パックの日本酒をストローで呑みながら桜並木の下を散歩。まだまだ全開とはいきませんでしたが、それなりに咲いた桜の花は美しかったのです。で、本当にぐるりと一周まわって終了。さて、それでは食事に参りましょうかね。
地元民Yoshiに、どこかないの?と聞いても、うーん、とのお返事。ならば歩きましょう。水道筋を東に向かっててくてくと。ちょいちょいと路地を覗いたりしながら歩いてますと、焼鳥のお店。おや、これはいいですね。
Yoshiの情報によれば、七厘で食べさせてくれるとか。ほう、決定。そういえば以前誰かから聞いた事ありましたね。おじゃまします。「ウチは普通の焼鳥じゃないですよ?」はい大丈夫です。よろしくお願いします。で早速注文は鶏のタタキ。これが凄い。注文を受けてから炭で炙る本物のタタキ。
備長炭の七厘に、ドライヤーで風を送って一気にいこして火を入れる。かっこいい!楽しい!旨そう。そう、マジで旨かった。見事にレアにタタキ。これを柚胡椒ポン酢で頂くと得も言われぬ旨さ。うはぁ、いいね!ん?柚胡椒?お聞きしますとこちらの地鶏は大分から直送とか。宮崎の焼鳥とは一味違うのですね。
よく見れば、置いてある焼酎も大分の麦焼酎が多数。私の持論としまして「土地の肴は土地の酒で頂く」ということで、大分地鶏なら大分麦焼酎をいただきます。すみません、どっとんを湯割で。ああ、タタキと焼酎の湯割は幸せへの切符ですなぁ。旨い旨い。そうそう、せっかくなので肝刺とズリ刺を。
え?今日の肝は刺身にはイマイチですか。そう断言されると仕方がないですね、ではズリ刺だけでもお願いします。これがまた見事なズリ。ぶりっとした歯応えと広がる旨味が堪らない。これだけ旨いズリが喰えるって事は、肝刺もさぞや旨い事でしょう。次回はいい肝が入っている事を祈りましょう。そして今回はズリだけで我慢しましょう。
さて。本番の焼鳥。「三人なら盛り合わせで二人前くらいがいいよ」ではそれでお願いいたします。初めてのお店、初めての七厘焼鳥ですからお店の方の仰るままに。で鶏肉。すげぇ、これで二人前?というくらいの量。皮・つくね・ハツ・肝・ズリ・ささみ・胸肉・モモ肉・野菜がこれでもかとてんこ盛り。すげぇ。
これを焼いていく訳ですが、私どもは今回初めて、ということでお母さんが焼いてくださいます。肉の広げ方、焼き加減、焼き方まで説明を交えながら。時間的にやや遅めだったために、他にお客さんは無し。というか、店じまいはじめてました。なんでも肉が無くなれば閉店という潔さ。残った鶏肉もきれいさっぱり廃棄だそうです。うーむ。
さてさて何はともあれ喰いましょう。旨い!これは旨い!備長炭の強火で焼き上げられる鶏肉の旨さといったら、もう、堪らんです。焼ける尻からがつがつと食らいつく三人。皮はバリッとなるまで脂落としつつ焼いて喰う。これは牛のてっちゃん焼くのとよく似てますが、ここまでぱりぱりにはしないですね。しかし旨い。
ハツやズリも新鮮なホルモンの良い香り。あうあう。酒酒。つくねも旨ーです。せっかくなので野菜もつまみつつ。塩で食べる焼きたて焼鳥の旨さは異常ですね。結構な量があるなぁと思っていましたがあっという間に完食。いやいや、御馳走様でした。旨かった。本当に旨かった。これはまた来ようと心に誓います。焼肉も焼鳥も焼ながら喰うと格別ですね。
ようやく魚から鶏肉までネタが戻ってきました。
「焼肉の罠」は焼肉サイトだという事を忘れないように気を付けます。
今回のお店:焼鳥 とり徹
兵庫県神戸市灘区水道筋4-3-16
TEL.(078)861-2911
2007年4月12日 14:36
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 七厘で焼鳥「焼鳥 とり徹」
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おおっ?!
桜もいい色、ズリも良い色です!
盛り合わせは、3人前ありそうですね。
店仕舞いのサービスでしょうね!?
羽が生えても、肉に変わりなし!
家からも近そうです、メモしとこう・・
Posted by: びわんちゅ : 2007年4月13日 08:59>キテンさん
北野価格ですか…。
それはツライです(笑)
あの値段であの味であのご夫婦だからこそ惚れ込むのです!
>びわんちゅさん
食い物写真は得意なんですが、花は苦手です(笑)
盛り合わせ、結構な量で食い応えありました。
お店の方が非常に素敵なので、是非行ってみてください。
私は惚れました(笑)