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2007年10月 9日 火曜日
お薦めのお店へとちょいと「バル・マンチャ」
大阪ディープツアーを明けて平日の本日。我が尊敬して止まないダメニンゲンやっさんご推奨の「バル・マンチャ」へと行ってまいりました。サングリアが絶品ということなので、それを呑みつつ肴がてらツマミにと。実は私の職場からは程近い。早めに仕事を切り上げて御料人様と待ち合わせお店へと。駅からは少し離れていますので、夜は人通りも少なめ。が、お店の方は実に素敵な佇まい。昔のキングスアームスがあった辺り。震災前の神戸に詳しい方にはお馴染みの場所。今ではすっかりと灯が消えたようになっているこの場所に新しい灯をともしてくれるのでしょうか?ということでコンバンワ。
カウンターに通された店内は実に綺麗で質素な雰囲気。ショップも兼ねているということで、どうなのかな?とも思ったのですが落ち着いてゆっくり出来そうな雰囲気に一安心。ではゆっくりと呑みましょうか。すみません飲み物はサングリアを。しばし後やってきたのはサングリア。ほう。いいんじゃないですか?
つつーーっと呑んでみますと、今まで思っていた味とはまるで違う。これは旨い。無駄な甘味はまるでなくすっきりとしたフルーツの旨味がしっかりと。あーー!パンを摘みつつ、サングリアを満喫。で、このまま帰る訳がない。しっかりと喰わせて頂きます。まずは生ハムとチーズの盛り合わせ。
(たぶん)マンチェゴチーズとイベリコ。旨い。これはしっかりと旨味の詰まった良い取り合わせ。これでサングリアを頂いていると必然的にワインが欲しくなるの仕方のないところ。ええ、当たり前ですが頂きました。だって旨いんだもの。そんなところへサラダが。これは極々当たり前のように野菜を補給するためのメニュー。
うん、美味しいですが取り立ててどうこう言えないところは普通にサラダ。我々には草です。でメインは肉。本日の欲して余りあるメニューは肉なのです。サーロインステーキの素敵さ。きゃーーー!焼き加減はミディアムレアで。さぁ喰うぞ!お、ミディアムレアというよりはレアに近いですね。がっつと一口。
あ、本当にレアだわ。でも肉はサシの少ない赤身肉。なのでこのくらいレアでも問題はありません。もしも私がミディアムレアに焼くのならもう少し違う感じに仕上がるとは思いますが、これもスペイン流なのかも知れません。そして、なにより旨かったのが付け合わせのローストされた野菜。
もうね、パプリカの旨さは異常。使っているオリーブオイルの旨さなのでしょうか?これだけで一品メニューが欲しいと思うほどの旨さ。よーし、こうなったら追加しちゃうぞ!というのが我ら莫迦夫婦の基本。勢いに任せてビーフカツレツもお願いしちゃいました。節制とかダイエットとか口が裂けても言ってはいけません。
ビーフカツレツ。シェフによりますと、ステーキと火の入れ加減を合わせて頂いたそう。細かいお気遣いありがとうございます。確かにこれは見事なミディアムレア。ステーキに比べてやや多めに火が入っているのは、揚げ物なので衣の熱が移ったからでしょうか。しかし、この揚げ具合が絶妙に旨い。
ステーキよりもこちらの方が私の好み。御料人様によれば、ステーキの方も問題のない感じだったよ、ということでしたが。うーむ。そしてこちらの付け合わせも旨い。どうもこのシェフは野菜の扱いが格段に旨いのではないのでしょうか?と思ってしまうのです。あー堪らん。よし!更に追加注文しちゃうよ!
で最後に頂いたのがブリーチーズのフルーツ添え。これで残りのワインを呑んで終わりにしようという塩梅。が。ここで予想外の一皿が。ブリーチーズはフライ。フルーツはドライフルーツ。もうね、ある意味予想外。これが堪らなく旨いのです。ブリーチーズのとろけ具合はもう一本ワインを開けそうになる誘惑。
そして何と言ってもそのソースがひと味違う。ブルーベリー・ストロベリーなどを使ったフレッシュなソース。注文を受けてから刻んで作ったというそれは、無駄な甘味が一切無いというシンプルな旨さ。これは本当に旨い。超お薦め。最後の最後に感服するしかない素晴らしい一品で締めさせて頂きました。
いやぁ旨かった。やはり信用できる人の舌で薦められたお店は間違いがありません。今回も実に大満足な結果で終わりました。
例えダメニンゲンのご推薦であっても。
お店に罪はございません。
今回のお店:バル・マンチャ
兵庫県神戸市中央区磯辺通4-2-8-1F
TEL.(078)252-1714
2007年10月 9日 21:50
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