金曜日に念願の焼肉にありつけた翌日の土曜日。ネット通販にて注文していた商品が届きました。「★くじら大満足福袋★」という大変リーズナブルな鯨肉セット。これはアレです、いつものように鯨祭が始まってしまう訳ですよ。

届いたのは、ミンク鯨赤肉、ベーコン、トイスライス、ユッケ、竜田揚げ、鯨尾羽毛の六種類。当然の冷凍ですので夜までに解凍いたしましょう。楽しみ楽しみ。でまぁ、これだけでは些か色々な意味で偏ってますので副惣菜を大量に作ることにしました。普段はなかなか自炊の時間がとれませんが、休日なので爆発するのです。

まずは【水菜と茗荷の韓国風サラダ】。だるまやで水菜サラダが食べられなかったので自作。といっても至って簡単。氷水で締めた水菜に醤油、ラー油、おろしニンニク、粉唐辛子を放り込んで手で混ぜるだけ。最後に茗荷を散らすと完成というお手軽サラダ。問題はニンニクの匂いが強いので、翌日が仕事だとちと困るくらい。

【ポキ】はマグロとアボガドを山葵醤油で和えるだけ。最初は色々と手を入れてましたが結局はシンプルなヅケマグロにアボカドという手抜きが一番美味しかったのです。【モヤシのナムル】は韓国料理の定番で。【なめこ納豆汁】は納豆と出汁醤油、味噌を水と共にジューサーで。そこにナメコを入れて火にかければ出来上がりのお手軽メニュー。

ブロッコリーは御料人様のリクエスト。【ボイルブロッコリー柚胡椒マヨネーズ添え】と長大な名前を付けたりして。このマヨネーズは某所の御方に教えていただいた物。簡単で旨いのです。とまぁこれくらいの添え物があれば鯨も美味しく頂けるでしょう。ふと、ここで気がついたのですが、作りすぎじゃね？二人で食べるのに。

そんな訳で六種盛りの鯨ですが、その内三種類だけをいただくことにしました。残りは翌日のお楽しみ。まずはメインらしく【ミンク鯨赤肉ブロック】を刺身で。半分をハリハリ鍋にでもと思ったのですが、量がそんなに無いのでそのままで。チルトにしていたので良い感じで半冷凍。切りやすくて助かります。まずは一口。ほう。

久しぶりの赤身刺身。想っていたよりしっかりとした味。生臭い感じは無いのですが、鯨特有の味。牛肉ともマグロとも違う風味。うん、旨いです。日本酒がすすみますねぇ。では続いて【ミンク鯨本皮スライス】もいってみよう。うは、これは旨い。脂の塊のように見えてこれが何ともアッサリと。とろける食感が堪らない。

【鯨ベーコン切り落とし】も旨い。脂っぽい白いところはアッサリとしてますが赤身の部位が何とも美味。いやー大満足。この後もご機嫌で酒の肴になっていくのでした。さすがにこれだけのオカズを作ると腹一杯ですね。ということで御馳走様でした。残りは翌日にいただきましょう。ということで日曜日の夕飯シリーズへと移ります。

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↑上記の「*」は日付変更線ということでよろしくお願いします。日曜日もやはり副惣菜作りからスタート。【ポテトサラダ】は芋と玉子のみのシンプル版。洋辛子と粗挽きペッパーで大人の味に仕上げておきます。一番手軽な【キュウリのチョジャン添え】は切るだけ。あまりに簡単すぎて料理とも思えませんわ。ええ。

少しは暖かい物をということで【水菜と鶏の湯豆腐】などを汁物代わりに。いや、まんま汁物だけど。前日のサラダで余った水菜の処理用料理。食材は使い切りましょう。本日もお酒は熱燗。自分でつけます。で、ようやく鯨へと。お祭り二日目です。【ミンク鯨ユッケ】はタレ付きなのでそのまま使いましょう。味が足りなければ足せばいいのです。

うん、必要なかった。普通に美味しいです。卵黄はウズラで良かったかなと反省。でも旨いです。ご飯に合いますねぇ。【鯨尾羽毛】は酢味噌でいただきます。コリッとした食感が堪らない。実は鯨肉の中でもこの尾羽毛が一番好きなのです。鯨が大量に流通していた頃、ちょっとした呑み処には大抵おいてましたしね。

そしてこの日のメインは【ミンク竜田揚げ】です。既に味付けがしてあって揚げるだけという非常にお手軽に出来ています。我が家では掃除が大変という理由で揚げ物は禁忌だったのですが、本日解禁なのです。まぁ油少なめで揚げられますから大丈夫なんですけどね。で、この竜田ｔげが実に旨い。というか懐かしくて懐かしくて。

子供の頃に散々喰っていたあの味なのですわ。自宅ではオカズ類は大抵大皿で二人で食べるのですが、さすがにこれは二つの皿に分けました。喧嘩しては大変ですからね。ガッツリと白いご飯も美味しくいただいて御馳走様でした。いやー、2,000円足らずでこれだけ楽しめれば上等です。まぁ副惣菜も随分と食いましたがね。

鯨祭というよりも自炊祭になっちゃいましたか。
通販でこれだけ楽しめれば大満足なのです。

2009年3月23日 14:01