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2010年1月18日 月曜日
やはり故郷はいいもんだ「炭火焼肉 くにきや」
すっかりと寒さが身に染みる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?私は久しぶり(一週間ぶり)に焼肉に行って参りました。昨年はわずか60回少々しか行けなかった焼肉。数年前までは「焼肉に行く」というよりも既に動詞「ヤキニクる」というほうが正しかったほどなのに。今年も週一ペースでは食べられるように頑張ります。いや、まぁ頑張るといいますか、そろそろ寄る年波には勝てず。段々と焼肉のパワーに圧されてしまうようになっているのです。連荘がきつい。まさか自分がこんなに弱るとは。そろそろ誰かに後を継いで頂かねばなりません。ということで、その後継者第一候補ゆうちゃん之助さんからお誘いをいただいて、行ってきました「くにきや」へ。
そういえば焼肉の日以来ですね。既に四ヶ月半。真夏から真冬へと時は過ぎていました。今回は六人テーブルに六人と実にコンパクトに収まっての焼肉会。鳥頭の人はなぜか和服で焼肉。う、寒くて日和った自分が悔しい。で、約束の時間になりましたのでまずは乾杯から。最初の一杯は生ビールで。【キムチ】と【ナムル】の盛り合わせを摘みながら肉を待ちます。カクテギとオイキムチが旨い。
当然いつものフルコース。最初にやって来るのは【生もの盛り合わせ】です。透き通るようなぷりぷり生センマイ、すっきりねっとりとした食感の生レバー、極限まで歩留まりを気にしない芯芯のハツ刺。相変わらずの旨さ炸裂。レバーと生センマイが旨いのはいつものことなのですが、今回はハツ刺に感動しましたね。旨い部分だけを残してそぎ落としが豪快。
そして名物【タンユッケ】の登場。こいつが要予約(出来るだけ早めに)という一品。なぜなら牛タンのタンモトの柔らかくてサシが入っている部分を数頭分から集めてようやく一人前が出来るという代物なのです。前日あたりに予約してもまず食べることが出来ない超レアメニュー。今回はほぼ二人前くらいの量がありました、嬉しい!
早速頬張れば得も言われぬ甘味とリンゴの酸味で頬は緩みそして落ちようとする。旨すぎ。これを熱々ご飯に乗せてがががっと掻き込んでみたい、それが目下の夢なのです。あうあうと幸せを噛み締めているところに更なるタン責めが続きます。【タン塩盛り合わせ】とでも呼びましょうか。三種類のタンを一つの皿に盛るという幸福メニュー。
塩タン、タンルート、上タンの三種類。タン塩は通常のタン。舌の先の固い部分ではなく肉厚なところを薄切りに。上タンは根元のいわゆるタンモトの芯だけを残してこれまた原価率が通常の三倍にもなりそうな超高級タン。当然一切れは小ぶりですが、旨さは凝縮されております。そしてタンルート。最近は「タンカルビ」という名称でメニュー化されているようです。
タンの下にあるぶっといスジのような所をスライスしたもの。私は個人的に最も好きな部位です。タンの旨味と牛スジの濃厚な旨さとコリッとした食感が堪らないのです。まさに幸せ三種タン。この辺りでビールからマッコリへと変更していきます。そして塩の赤肉が。【特撰カルビ、サガリ、イチボ】の三種類が皿一杯に盛り合わせ。
イチボは見目麗しく、サガリも実にジューシーで旨い。何より特撰カルビの恐ろしさ。サシが見事にきめ細かく、そして熟成。美しく熟成された肉をこれまた外側の熟成の進んだ部分をそぎ落とし、クセの無い旨味だけがぎゅっと詰め込まれたカルビへと変貌しているのです。何より焼いた時によく分かる。刺身で喰ってもいいですが、サシが溶け出した赤肉の旨さがどかんと感じられる素晴らしいカルビ。
うひょー、とろけるぜ(自分が)と口腔内お祭り騒ぎなところへ塩ホルモンが到着。【ハツ(脂付き)、サンドミノ、ソッチャン】の三種。もうね、みりゃあわかりますよその旨さは。ぶりっと脂の乗ったソッチャンは脂が落ちすぎない程度にいただくと旨すぎ。口ん中を火傷しそうになるのは小龍包と同じくらいの覚悟が必要。
ハツの脂はその甘味だけで喰えてしまう甘露。サンドミノのぶりっとした食感が堪りませんわ。そしていよいよタレものへと。【上ロース、特上カルビ】のお目見え。やっぱりアレだ、焼肉はたれを楽しまなきゃえねぇ。どちらの肉もレアでも旨い肉なのですが、これはしっかりと焼きたいのです。最近の生肉偏重な世情を憂うばかりな私としては、ローストした肉(焼いた肉)の旨味を世間に知らしめたいのですわ。
ま、それは好みの範囲ですので自由でいいんですけどね。焼肉サイトの中の人としては、「焼」肉にこだわりたい。なのでしっかりと焼いてタレでどっぷりと頂く。旨すぎだぜ!と心で親指を立てながら。そしてタレのホルモン。【アカセン、ハラミ、テッチャン】が登場。またしても三種盛り。ハラミの旨さは今更ですが、タレによく合うということは付け加えておきます。
そしてテッチャンのブリッと肉厚感、アカセンのジューシーな脂の旨さ。いやー堪りません。白ご飯が欲しいけど後のことを考えて自重。【辛センマイ】という初めてのメニュー。焼センマイですね。唐辛子の辛味で実にスパイシーな旨さ。焼きすぎるとヒダの部分が固くなるので注意しつつパクリと。堪らんですぜ!日本酒が欲しくなる一品。
【外バラのゲタカルビ】に至っては恐らく人生で最強のゲタカルビじゃないでしょうか?これ単品で食い続けられたらメタボになっても後悔しません。で、いよいよ〆のメニューに。【ピビンパ巻きカルビ】の登場です。普段は半人前のピビンパを二人で食べるのですが今回は焼肉王子降臨ということで結構な大盛。では混ぜさせて頂きます。
原型をとどめないまでに混ぜまくって香り立つカルビをチシャで一緒に巻いて一口でパクリと。もうねぇこれぞ「くにきや」の焼肉ですわ。これ以上の旨いモンは世の中にないんじゃないかな?と思わせてくれる素晴らしさ。いやー腹一杯!と思っていたら【塩ソッチャン】がとどめに。さすがにもう無理、とばかりにゆうちゃん之助さんに回してしまいました。だって、彼、今日誕生日なんだもの。
誕生日ケーキ登場。遅刻してきたY嬢が買ってきてくれた
あまりにも更新頻度が落ちている反省中です。
いやいや、頑張りますよ、ええ。
今回のお店:
炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
2010年1月18日 12:08
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