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2011年2月 1日 火曜日
肉質だけでは計り知れない味がある「焼肉処 きわめ」
昨日は一月最終日。あまりにも焼肉回数が少なすぎるということで、行ってきました。ええ、行ってきましたよ。というのも、御料人様は出張で帰りが遅くなるので晩飯は独りで喰っておくようにといわれましたから。そうと決まれば焼肉でしょう、ここは。さて、ではどこに行きましょうか。取り敢えず兵庫駅までやって来て、いつものように原酒店で立ち飲みがてら行く店を考えましょう。まず第一候補のポッサムチプは月曜日は定休日。うーん、困った。第二候補の糸桜。実はこちらも月曜日が定休。くにきやはちょっと遠いしなぁ。一番近くは牛角だけど、実は未だに入ったことがない未踏の地。うーん。
で、思いついたのが「きわめ」です。ここからは実に近い。そして万一閉まっていてもその先には一龍があり、さらにチヂミまで候補に挙げられる。これは決まりでしょう。ぐびっと残りの日本酒を喉の奥に流し込んで寒空の下目指すは西方向。行ってみよう!
で、きわめ。しっかりと営業中でした。このところお店にふられることが多いので一発で入れると嬉しさもひとしおですね。では早速お店の方へ。月曜日のやや遅めの時間なのでそんなに混んでいませんね。これはゆっくりと出来そうです。座敷の一画を陣取って、さて何を頂きましょうか。まずはビールですか。さっきまで日本酒とホッピーだったので丁度いいかも。
やはり生は喰いたい。レバ刺をお願いしたところ本日は入荷無しだそう。そりゃそうか。だって今日は月曜日。屠場からの入荷無いですね。では【塩ユッケ】をお願いします。普通のユッケと山葵ユッケってのがあって悩んだんですが、肉の味そのまんまが良いかなということで。やって来たユッケ。これがまた美しい。まるで一つの芸術作品。
赤肉とサシが紅白の模様を描き、そこにネギとシソの緑が映えるのです。見ているだけで旨そう。これをしっかりと混ぜてでは頂きます。塩の加減はややきつめ。これがシソの香りと合うのですわ。ビールにいいし、多分マッコリだとさらに旨味が変わるような気がします。なんだろう、マッコリの甘味が加わるとぐっと旨味が引き立ちそうな、そんな予感。
で、私が焼肉ということは当然ですがホルモンです。【ホルモン盛り合わせ】を。一品づつ頼んでもいいのですが、独り焼肉の時は少量を多種楽しみたいじゃないですか。当然塩でお願いしました。内容はウルテ、上ミノ、ハツ、テッチャン、小腸、アカセン。ああ、今食べたいホルモンが全てありますね。これはいいです。実にちょっと焼肉向き。
では焼いていきましょう。恐ろしく細かく丹念に包丁が入ったウルテ。焼いている内に花開いていく上ミノ。脂ぷりぷりの小腸とテッチャン。ハツは脂を削いだ淡泊な旨さ。いいですねぇ。特にウルテとミノは素晴らしい。ミノの包丁の入り方なんてのは本当に職人技。口に入れたときに脂が広がる様は計算し尽くされた捌きなのかと感嘆の嵐ですわ。
そして赤い肉も。【ツラミ焼シャブ】いただきます。薄く薄くカットされたツラミをささっと炙るようにやいて頂くのです。これが堪らない。肉というよりも旨味のスライスが口の中で華やかに広がる。うは、これは旨い。前にも書いていますが、こちらのご店主は兵庫のかね竹の出身。選肉眼と包丁捌きはほんまもんの職人さんです。うん、さすが。
と、ここで気付いたのが肉の選び方がアカツキの時と同じ。まぁありがちなんですがね。ではここでちょっと変化球。【ビビン麺】の小さい方を頂きます。このビビン麺がまた良いんですわ。まずパッと見た目で温泉たまごが乗っている。これが嬉しい。冷麺と違って具材が少ないビビン麺に華をそえてくれます。そして何といっても麺がいい。
まるでフェデリーニを思わせる極細麺が辛いヤンニョムにからんで堪らなく旨いのです。個人的にはハサミが欲しいところですが、ワシワシと喰らえば旨味充満。いやーこれなら通常サイズでもマルで問題なく一人で完食していたでしょうね。いやー御馳走様でした。本日の所は腹八分目〜七分目でやめておきましょう。最近ちょっと太り気味なので。
このところすっかりとご無沙汰でしたがやはり旨い焼肉でした。何といっても肉質が良いのでホルモン、赤肉のどちらを選んでもまずハズレがないですね。また今度は御料人様と一緒にゆっくりといただきに参りましょうか。
今年の焼肉はスロースタートとなりました。
未だ週一ペースというのは近年まれに見ますね。
今回のお店:
原酒店
兵庫県神戸市兵庫区塚本通7-4-12
TEL.(078)577-0495
焼肉処 きわめ
神戸市兵庫区駅前通2-2-34
TEL.(078)575-2915
原酒店
兵庫県神戸市兵庫区塚本通7-4-12
TEL.(078)577-0495
焼肉処 きわめ
神戸市兵庫区駅前通2-2-34
TEL.(078)575-2915
2011年2月 1日 17:06
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