まるで何事もなかったように一ヶ月以上の時を越えて焼肉の日企画の更新なのです。嘘です、私が時間を止めていました。最近ではこれが普通になっているので軽くスルーして頂けると幸いです。ということで、焼肉の日イベント二日目のお昼のことなどを軽く。

前日合流しました東京組が大阪のディープツアーに参加するとの情報を小耳にはさんだ地獄耳。それは楽しそうということで私も無理矢理参加することになりました。いや、本当は参加すると宣言しながらすっかりと酔っ払って記憶を無くしていたんですけどね。まぁいつものことですわ。ただ、何となく大阪に行かねばならないということだけはうっすらと記憶してました。

で、東京組から待ち合わせ場所と時間をそれとなく聞き出して兵庫駅にて合流。そのまま欲望という名のJR東海道線で一路焼肉の聖地鶴橋へ。そこでは我が敬愛して止まぬおこづかい帳さんと日本の至宝・焼肉王子ことゆうちゃん之助さんが待ち構えておられました。あ、ちなみにのんびり乗り換えしてたら一本織り遅れました。だって大阪駅が改装されてどうやって渡るのか分からなかったんだもの。

さて、それはそれとして。合流してしまえばコチラのもの。桃谷の商店街などを練り歩き、おこづかい帳さんからこの町の歴史などの講義を聴きつつ移動なのです。で、まずは一軒目。一階はショップ、二階はカフェという「韓国カフェ　流れる千年」へと。こちらでお昼ご飯を食べる予定でしたが何でも前もって予約しておかねばならなかったらしく断念。残念。

それでもカフェですからお茶はあります。【五味子（オミジャ）】という韓国のお茶を。これがなかなか美味しいのです。香りは甘く、実に香ばしい。あ、別の方が頼んだお茶はかなり癖が強かったので断念した負け犬もいましたが。メニュー選択の時点で負け犬は決まっていたようなものですね。ええ、結果的に勝てば良いのです。勝てば官軍を自負しております。

あまりにも暑かったので冷たいものをいただきましょう。韓国のかき氷【パッピンス】をどどっと。かき氷の上に冷凍されたフルーツやアイスクリームなどを大量に乗せてありまして、これをピビンパの要領でがっしがしと混ぜて頂くそうです。では早速。普段からピビンパで鍛えた混ぜの能力をフル発揮。思いっきりませておきました。出来上がりは...やっぱいピビンパっぽいです。当たり前か。

これ、特徴としてはシロップのようなものはほとんどかかってません。アイスとフルーツで氷に味をつけるイメージですね。なのでしっかりと混ぜないと味に偏りが出来てしまいます。日本の宇治金時のように場所ごとに抹茶、練乳、餡という食べ分けるのとはまた違います。やはりお国柄が出ますね。で、これが結構あっさりとして美味しいのです。

シロップのような甘さではなく、フルーツなのでいくらでも喰えそうです。そういえば、昔のかき氷にスイカが乗っていたりした覚えが。あれは混ぜなかったけど、確かに氷とフルーツはあいますね。ということで御馳走様でした。さすがにお茶と氷だけでは腹は膨れませんから昼飯処へと移動しましょうか。で、向かったのは「お好み焼　オモニ」です。

人数が八人と大人数なので店の前で少々待つことになりました。「3分くらいで片付けますから」といわれて約10分待ち。いやー良いんですけどね。ただ、隣が非常に心惹かれる焼肉店だったので心がうずうずしてしまいましたが。当然ですが焼肉店の営業は夜から。黙って席が空くのを待っていたのでした。で、ようやくお店の中へと。お座敷の個室。ちょっとVIP気分ですな。

さて、ここで注文ですが、待っている間に既にお願いしているのであとは出てくるのを待つばかり。取り敢えず【キムチ、カクテギ】をつまみながらビールで乾杯。いやーようやくアルコールさんの出番です。もう暑くて暑くてどうしようかと思っていたところだったのでビールが五臓六腑に染み渡りますわ。あ、ゆうちゃん之助さんと二人で自動販売機の発泡酒のお世話になったのは内緒で。

【テッチャンキムチ炒め】でガンガンと盛り上がっているところに【焼そば】が。おお、これこれ、ってあっという間になくなりましたがな。やっぱり腹減ってたんだ。ここからはお好み焼とモダン焼のオンパレード。えーと取り敢えず全部並べましょう【ゲソ天、タコ天、スジモダン、油かす、サツマイモ天、スジ玉、エビ天玉、豚玉】とまぁ大騒ぎ。

こんな素敵な光景はなかなか見れたもんじゃありませんよ。でビールもじゃんじゃん飲み倒していきます。そういえば持ってくる途中のお好み焼が入口付近の東京組男性に飛んできそうになって吊り橋効果による恋が芽生えるかと思ったけど駄目でした。そんなこんなですっかりと腹がくちましたので次の店に行くことに致しましょう。御馳走様でした。

ここから欲望という名の環状線で天満へ。ぶらぶらと日本一長いという商店街を歩いて歩いて、大阪天満宮などに立ち寄ったり、すっかりと腹がこなれたところで「天満酒場」へと入りましょうか。当然のように生ビールで乾杯。いやー、今日は実に楽しかったね。ふと周りを見渡せば恐ろしい数のメニューが壁に所狭しと貼られてます。しかも安い！

早速、あっさり酢味噌の【はもちり】なんぞいただきつつ隣の席を見てみればすっかりと出来上がっているサラリーマンらしき団体さん。15時の段階でここまで出来上がるとは大阪恐るべし。おお、大阪といえばコレを喰わねば【どて焼き】ですね。しっかりとした味付けでビールがすすむすすむ。何という危険な罠。ここで贅沢なことに【松茸】なども。あ、安いんですけどね。

そろそろ日本酒が恋しくなってきたので【造り盛り合わせ】頼みましょう。なんとも豪華な盛り合わせですなぁ。で、最後に【鱧皮】で〆ます。いやービックリの値段と活気に楽しくなっちゃいましたわ。このままここで夜まで過ごしたいなんて思いつつ、本番はこれからなんですよね。そう、これから神戸に戻って焼肉が待っているのです。つか、ちょっと食べ過ぎたような気がしないでもないのですが。

もうね、毎度いってるんですが、なんでこう昼間に食い過ぎるんでしょう？今年こそはそういう間抜けなことがないようにとあれほど心に決めていたのに。まいいか。何にせよそろそろ戻らなければイベントに間に合わなくなってしまいます。

本番前からガソリンを入れすぎましたが。
エンストしないようにアクセルは控えめにしておきます。

2011年10月15日 19:54