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さて。明けて日曜日。私はこの日に神戸へと帰ります。なのでお江戸の町をぶらつく事にいたしましょう。といっても、基本的にぶらつくのは旨そうな食い物を探して彷徨う訳ですが。では、極々軽く朝食を済ませて出発。目指すは浅草。
何と言いますか両国から浅草はぶらぶら歩くのに実に適しているのです。前日に莫迦ほど呑み喰いしてますから、適度にカロリー消費する事が大切。ふらふらとアッチコッチと歩きつつ、でも昨年のお江戸旅行で歩いたコースとほとんど変わらないという成長の無さを露呈しつつも本日の昼食、鰻店発見。
思い切り「うなぎ」と書いてあるにもかかわらず、店名は「鍋茶屋」という素敵さ。無駄にこういう事に敏感なアタクシドモは躊躇無く暖簾をくぐるのです。こんにちは。おや、お客さんいないのね。
テーブル席で腰掛けて、さて、ではビールを。おや、御料人様はいりませんか、そうですか、では一人でいただきます。あれですね。ちょいと酒ウケに出てくるサーモンなども旨いんですね。ま、鰻は長丁場。ゆっくりと待つといたしましょう。
最初に出てきたのは肝焼き。かなり大振りに串に刺さっております。かぶりつけば鰻肝の苦み。これがビールに合うのです、旨。店名を見て、もしかすると…という危惧が全くの杞憂に終わりました。旨い。
そして、お茶が旨い。大抵、こういうお店のお茶って、無くなると急須を持ってきてテーブルで注いだりするのですが、どうやらかなりきちんとお茶を入れている様子。入れているところが死角になっていて見えないのですが、間違いないでしょう。旨いもの。
とまぁいよいよ鰻へと突入する訳ですが。ここまでに20〜30分。注文を受けてから捌いているのかどうかまでは私の莫迦舌では分かりませんが、少なくとも蒸し置き焼置きではなさそうですね。で、白焼き。
もうね、山葵とほんの少しの醤油だけでいただくと、鰻の脂が実にいい香り。あふう、お江戸の鰻は旨いなぁ。とろけるように口の中で無くなっていく白焼き。ああ、もう溜まらないわ。やっぱりビールではなく日本酒にしておけばよかった。
まぁ、いくら旅とはいえ、午前から日本酒は人として如何なものか。うん、ビールで我慢我慢。と、とうとうメインの鰻重の登場。うわ、これは立派な鰻じゃないですか。見頃に重箱に敷き詰められたご飯と鰻。
さぁ早速いただきましょう。ふんわり、ほっこり、口どけまろやか。あう〜〜ん、旨、旨すぎる。お江戸の鰻は抜群に旨いですわ。いつも東京に来た折にはあちこちで鰻を食べますが、今まで外れた事がないですね。
基本的にどこのお店も旨いです。神戸では、たまに「あれぇ?」と思うお店もありますが、東京はほぼ間違いなく旨い。やはり東京は鰻ですね。浜松に行っても静岡に行っても神戸に帰っても、やはり鰻ですね、といいますけどね。
いやぁ、大満足。吸い物の肝はやや小ぶりでしたが、肝焼きで堪能してますからそこはイイとしておきましょう。御馳走様でした。さて、では行きましょうか。今度は夜の食事を探して彷徨う事にいたしましょう。
動物の行動原点は“食べ物探し”ですから。
ま、ケダモノ並に喰っている私達は人間の部類に入るのか疑問です。
うなぎ「鍋茶屋」
東京都台東区西浅草3-16-3
TEL.(03)3844-3337
2007年1月19日 12:34
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 新春恒例お江戸の旅〜その五〜「うなぎ 鍋茶屋」
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