- 地元にて「焼肉 一龍」「韓国料理 アリランハウス」
- → ゆうちゃん之助 at 03/26 (22:33)
- → てつや at 03/28 (23:52)
- 大人の旅も18切符!長浜・敦賀の旅〜後編〜
- → あんまや at 03/24 (20:44)
- → てつや at 03/26 (16:59)
- 大人の旅も18切符!長浜・敦賀の旅〜前編〜
- → おがちゃん at 03/23 (19:44)
- → てつや at 03/24 (01:10)
- たまには自炊で質素な生活
- → おがちゃん at 03/20 (17:30)
- → てつや at 03/23 (15:44)
- いい加減自分の莫迦さに呆れてきました「焼肉 ポッサムチプ」
- → ダメン店主 at 03/16 (17:24)
- → ゆうちゃん之助 at 03/16 (20:47)
- → 泡奴 at 03/17 (12:18)
- → てつや at 03/20 (13:29)
本日より諸事情で富山まで行って参ります。今年は東京に二回、敦賀18切符の旅、結婚記念贅沢宿泊、ご飯てんこ盛りの会、大阪ディープツアーなどなど非常に散財三昧。その上に今回の富山旅行と来月の焼肉ツアーという莫迦ッぷり。
そろそろさすがの御料人様も呆れられておりますので、これを最後にしばらく大人しく暮らす事といたします。ということは、一ヶ月はイベント無し。おお、ではこの富山旅行ではっちゃけましょう。二週間はレポートできるほどに大暴れ。
とまぁ、そんな訳で。そろそろ荷物をパッキングせねばなりません。どちら様もよい週末をお迎えくださいませ。私も最後の大騒ぎに行って参ります。
あ、奢りのお誘いはいつでも行きますので、お待ちしております。
要は遊びすぎておこづかいが底をついたのです…。
昨夜は御料人様は東京出張。一人寂しく家で飯喰おう、と思っていたら、東京からお電話。御料人様から。「今からアマグリさんとやきとんを食べにいってきます」と。それはいかん。いかんぞ!私も負けていられない。ということで、某氏の奢りという話を無理矢理作って行ってきました。
仕事の都合でちょっと遅れて「花よし」へと到着。某氏は既に呑んでらっしゃる。では私も。駆け付けはビールから。で何喰うか。東京組がやきとんならこちらは牛ホルと洒落込もうじゃないですか。え〜と、ミノ、ハチノス、バサ、小腸。よろしくお願いします。あ、バサというのは牛の肺の呼び名。これを鉄板で焼いて頂く。
旨い。ミノ旨い。ハチノスも歯応えしっかり。バサは淡泊、小腸は脂みっちり。旨いなぁ。ホルモンは何て旨いんだろう。このタレがまた酒に合うのです。ええ、既に日本酒ぬる燗へと突入しております。
さて、では次は…お、豚串ですか、これですね。やきとんを食べている人を偲んで豚串。よい、これは素晴らしい。こちらは塩で食べるのですね。ふむふむ。旨い旨い。いよいよ日本酒の旨さが際立つ。というか、既に二杯目。どれだけ呑む気なのか。いやぁイイお店ですねぇ。などと絶賛しているところにこまつさん登場。
ありゃ、先週ぶりです。では本格的に呑みましょうか。つーか既に呑んでましたね。で、本日の日替わりお薦めの麻婆豆腐。ほう、これは完璧な和食。旨ぇよ。辛味は自分で一味か七味でということ。あの、山椒でもいいですかね?いいですか、そうですか、わっつりと。うわ、これはいいわ。山椒の上品な辛さが実によく合いますね。
そして、最後はこまつさんの注文した豚ぽんを横からつまんで御馳走様。いやいや、今まで何度かこのお店の前を通ってましたが、これは素晴らしいお店です。これからは利用させて頂こうと心に誓うのでした。で、これからハシゴへと向かう訳です。
えーと。実はこの後二軒ほど飲み歩いたのですが、まぁ、ほら。特に何か喰った訳でもないし。こういう場合は、またの機会にレポートさせて頂きます。
決して呑み過ぎて記憶がない訳じゃないですよ。
詳細はむにゅむにゅなのは否定しませんが…。
今回のお店:ホルモン 花よし
兵庫県神戸市中央区相生町2
能登半島で大きな地震があったようで...。先週敦賀で呑んだくれていた身としては複雑な心境です。被災された皆様にお見舞い申し上げます。出来るだけ早い復旧をお祈りします。さて、その敦賀へとご一緒しましたゆうちゃん之助さんと焼肉を喰いに行った土曜日の話。
既に何度もポッサムチプではご一緒していますが、未だ極々ご近所の一龍へは行っていないという事でしたのでご一緒させて頂きました。そういえば私たちも今年初の一龍でした。ということで現地集合。我々夫婦が到着すると、既にお店の前でゆうちゃん之助さんは仁王立ち。いや、まだ店開いてないって、あ、たった今開店しました。ということで、コンニチワ。
このお店に来れば喰うのは決まっております。まずは刺身をミノ刺、そしてタン刺。え?タンがまだ届いていない?そうですか、じゃあ届き次第お願いします。あとゴマの葉のキムチをお願いします。これがマッコリに合うのです。辛くてちょっとクセのあるエゴマの葉のキムチ。堪らん。白飯が欲しいのはご愛敬。
そしてミノ刺は相変わらずの完全生仕様なのです。湯引きなどではなく、本当に刺身。ブリブリに旨い。新鮮な貝柱を思わせるような見た目と、しゃっきり、ぶりっと歯応え。広がる旨味。あふあふ。旨いッス。たまんねぇ。これを生レバーと同じように塩胡麻油で喰うのです。ああ、幸せ。で、続いては塩ホルモン。
ウルテとタケノコ。ウルテは喉軟骨、タケノコは心臓近くの大動脈。これに隠しきれない隠し包丁で花開いているのです。特にウルテは芸術的な美しさ。この二種はこのお店に来た時には必ずといってもいいほど注文する逸品。マジ旨い。こりこりとした歯応えを楽しみつつ、染み出た脂の旨味に舌鼓なのです。
そして忘れていけないチレ刺。脾臓。いくつかのお店で食べたのですが、やはりこのお店が一番旨い。鮮度も当然、タレの味付けも当然、全てに見事なバランスで旨いのです。焼いたチレも確かに旨いのですが、この生は、一度喰ったら忘れられない常習性のある刺身。旨ー、たまんねぇ。酒すすむー。
いよいよタレへと移ります。お薦めは牛のコブクロ。これがぶりぶりのさくさくに旨いのです。濃厚。もとの味が濃厚。アカセンなどとよく似た旨味ですね。ホルモン特有の脂の旨味。そして一緒に出てきたのがハラミ。おお、今宵のハラミは見事なサシだ。これは素晴らしい。がんがんと焼く、そして喰らう。わははは。旨い。
なのでハラミをお代わり。そしてアカセンも頂きます。コブクロ喰ったらアカセンまで喰いたくなっちゃった。ちなみにハラミは800円(2007/3現在)というリーズナブルなお値段。なのでお代わりしたって大丈夫。またまた見事なハラミをがっつりとタレで頂くのですが、このタレには好みでおろしニンニクとコチュジャンを放り込みます。
どうせ明日は休みだし、がんがんといっとけ、てなもんで放り込んだのですが、実は翌日スポーツジムへと行きまして。はい、恐らく非常に傍迷惑でした。いや、まぁ、反省は取り敢えずしておきます。で、更に白いホルモンを。テッチャンとヒモ(小腸)ですね。はい、これも定番です。基本的に本日はホルモンがメインになりました。
テッチャンは肉厚脂除去のタイプ。仕方ないですね。でもヒモの方がしっかりブリブリ脂でしたから問題なし。うめぇよぉ。とまぁ、機嫌良く喰っていると、別テーブルへと運ばれていくタンを発見。すみません、タン来ましたか?ある?ではタン刺お願いします。ということでやって来ました我らがタン刺。
美しい。実に美しいタン刺。これを先ほどと同じく塩胡麻油で頂くのです、旨い。相変わらずの美しき特上タンを刺身で。しかも至ってぶっきらぼうにさりげなく。この量ですよ、まるでハムでも盛りつけるように。もうガッツガッツいただきますとも。サシが舌の上でとろけるという極旨。堪らん。あふう。
ということで御馳走様でした。この所喰いすぎが続いておりますからこの辺りで。とはいえ、スタートが開店時間の17:00なわけで。この時点で通常の夕飯時にすらなっていない。これでわざわざ大阪からお越しのゆうちゃん之助さんを帰す訳にはいきません。なのでハシゴ。
もう少しだけ韓国料理でも、と向かったのはアリランハウス。こちらでちょいとツマミながらきつめの酒でも。あ、そういえばご飯ものを喰ってませんね、キンパお願いします。はい、牛肉方で。韓国海苔巻きであるところのキンパ。焼肉の後には実に旨いのです。これを肴に百歳酒(ペクセジュ)をちびちび。あ、チゲもいきましょうか。
サンマ入りのキムチチゲ。サンマの切り身をキムチで巻いて煮込んだチゲ。サンマは骨まで食えるほどしっかりと煮込んであります。これがもう旨いのです。辛さの方は当然ですがかなりしっかりとしています。でも旨味があるのでいくらでも喰える。辛いだけのチゲとはまるで違うのですよ、旨ー。酒酒、と山査春(サンサチュン)を追加。
いやいや、旨かった。これで本当に御馳走様でした。相変わらず控えめに喰ってもこれですわ。ちなみに一人四千円ちょっとですみました。やはりそこそこ人数がいる方が、焼肉・韓国料理は安くて色々喰えますね。とはいえ、先月からかなり無茶な外食や旅企画が続いておりますので、しばらくは大人しく過ごす事にしようと思います。
今週末は富山へと旅立つ訳ですが。
来月、来月から大人しく...。無理ッスか。
焼肉 一龍
兵庫県神戸市長田区菅原通2-1
TEL.(078)578-5230
韓国料理 アリランハウス
兵庫県神戸市長田区菅原通
旅は更に続きます。少し早めに列車に乗り込んだお陰で席を確保。そして席があるが故に酒を呑むのです。マッコリで乾杯。実はここからは比較的近いので急いで呑まねばなりません。いや、呑まねばならない理由などは本当はありません。呑まなきゃ良いのですが。でも呑む。だってそこに酒があるんだから。
てな訳で途中乗り換えを挟んで40分少々で敦賀へと到着。コンニチワ敦賀。後発組のバードさんを待ちながら駅前散策。お土産物を探しましょう。長浜に続き、敦賀の待ちにも詳しいおこづかい帳さんに船頭をお願いして。ええ、今回の目的のお店が「晃栄丸」だけに。でまぁうろつく訳ですよ、酔っ払いどもが。
ところがですね、敦賀に到着したのが17:30近かったので目的のお土産物がどこも売り切れなのです。最後の手段で駅弁コーナーにも行ってみましたが、無い。これは困った。どうしたモノかと思ってましたら、すぐ隣に寿司店が。皆から「あそこにあるよ」と教えられ、ようやく発見。そう、名物「焼鯖寿司」を。
これは我が最愛の御料人様へのお土産。せめて敦賀の味の片鱗だけでもと。さて、ここでバードさんとも無事合流。お土産も買えましたのでいよいよ最終目的地「総天然漁師の味 晃栄丸」へと向かいます。長かった。実に長い旅でした。つーか、普通の呑み会を三回くらいこなしてきたような気がしますな。
さて、タクシーで乗り付けましたその店は、実に素晴らしい外観。もうね、普通に考えたら、これはいかんでしょう?と思わせるお店。だって入口に船が乗っかってますから。素晴らしすぎる。多分、このお店が近所の漁港に突然あっても入らないと思う。怪しすぎるもの。このお店に最初に入った人は、初めてナマコを食べた人と同じくらい尊敬します。
ちなみに内装は見事なスナックの居抜き。もうね、どうするよコレ?てな雰囲気でビロード張りの椅子に腰掛け乾杯。ここまで来ればなるようになるさ!ええ、なるようになりました。まずは舟盛り。わはははははははははは!!スゲーッ!どかーーーんと尾頭付きの鰤。笑える。マジで笑える。思い切りみんな笑顔!
鰤、鯖、鱸、鰆、槍烏賊(ブリ、スズキ、サバ、サワラ、ヤリイカ)と。恐ろしいまでのラインナップ。どれもコレも旨い旨い旨い旨い旨い…、特に槍烏賊の旨さに堪らんです。ねっとりとしたイカ独特の甘味がこれでもかといわんばかりに口の中に広がるのです。あああ、もう酒が止まらない。今日は控えようと心に誓っていたというのに。
もっとも、無理な事は重々承知。御料人様からも「家まで帰ってくれるくらいには酒を控えるように」という甘めの設定で釘を刺されておりますし。で続いてやって来たのは「牡蠣の酒蒸し」牡蠣!牡蠣じゃないか!土鍋の中に酒蒸しされた様は、居酒屋で大きめの鉢に無造作に盛られたアサリの酒蒸しのごとく。大きさは雲泥ですが。
この牡蠣がぶりぶりなのです。ああ、もう季節的に終わっているかと思ったのですが、最後の最後、これだけ立派な酒蒸しで再会できるとは。もはや感動の名場面じゃないですか。ばぎっと殻を開けて、出汁をすくって牡蠣と一緒に食せば、人生の喜びが食道を通って胃袋にまで達するのです。早い話がメチャメチャ旨い。
酔っ払いどもは、刺身も牡蠣も、テーブルにのっかった瞬間に数を数えて「一人○個ね!」と頭割り。すげぇよ。こんなに食い意地が張った大人って久しぶりに見たよ。でもそれが正解。そうしないと殴り合いが始まりそうな予感ひしひし。てな所で蟹の登場。え?蟹?季節的に終わっているよ、と、おこづかい帳さんから聞いていたんですが。
これはサプライズ!なんでもズボガニという脱皮したてのズワイガニだそうです。ほう、これはいい。早速刺身で頂きます。もうね、醤油なんて入らない。ちょいとワサビをツマミながらそのまんま口に運べば天国の旨さ。甘い、甲殻類の甘さが口いっぱいに広がる。そこをワサビが爽やかにアクセント。死ぬ。美味死する。
でまぁ瀕死の際でもがいている私たちに更なる追い打ちは、このズボガニの茹でたて。熱い。まだ熱い。そしてハートはヒート!う、旨そうじゃないか!で、お店の方(本職の漁師さん)が目の前で食べ方指南。しかも私の目の前。うひょー!す、すげぇよ。さぁ喰うぜ!二人で一匹です、ということなので蟹が比較的苦手なこまつさんをご指名。極悪人な私。
つーか、喰ってるじゃねぇか。え?旨いから?そりゃそうですが。ま、いいや喰おう喰おう。で、殻が柔らかいのでバリバリと足を剥きつつ喰う喰う喰う喰らい尽くす。ああ、幸せだ。素晴らしいよー!というところで追い打ち。蛸。丸ごとゆでだこ。いやっほーーー!四人で一匹ね。足は二本ずつね。すげぇこれうめぇ。
わっつわっつ喰いまくり。ぷりっぷりの蛸の足。そのまんま喰ってもバリ旨なのです。やっぱり漁師料理ってのは豪快でいいですね。自分達の喰いっぷりも相当豪放磊落ですが。で、最後に蟹の味噌汁。ほう、いいですね。牡蠣の酒蒸しで出来た出汁を使って味噌汁。え?全然味噌入って無いじゃないか?
な、なんですと?味噌は味噌でも「蟹味噌」の味噌汁?うわぁこれは旨い。濃厚。日本海の味を凝縮。泣く、泣いちゃいますよ、この私。オッサン泣かせてどうするんだよ?と言いたくなるほどの旨さ。蟹もさることながら出汁の旨さに号泣なのです。最後にご飯と漬物も頂いて本当に御馳走様でした。最高!敦賀最高!絶対にまた来るよ!
ということで、タクシーを呼んで頂いて駅へと向かいます。お店は8:30までという超健全経営なのは明日の朝は漁に出られるからだそうです。まさに漁師料理のお店。いやぁ大満足。しかし問題は電車の時間までしばらく間がある事。そうなれば当然ですが次の店へと向かいます。先ほど焼鯖寿司を買った寿司店。
ま、閉まってましたけどね。なのでソースカツ丼のお店に電話入れるも既に閉店。全体的にお店が早じまいですね。仕方がないので駅前を散策。ようやく見つけたお店に飛び込んで。取り敢えず熱燗を。うは、ちろりで頂けますか。素敵。えーと。おでんを盛り合わせで。え?電車ですか?あ、時間がないな。
なのでシメサバを頂きます。いわゆるキズシですね。これでゆうちゃん之助さん、やっさんと機嫌良く酒盛り。後の人たちがどこに行ったかはよく知りません。このお店は元々寿司店だそうで、前もって聞いていれば寿司も握るよ、などと情報をがきっと収集しておきました。というとこでお時間。皆と合流して再び列車の旅で帰宅なのです。
なぜ突然帰宅かというと、途中の記憶がほとんど無いから。どうやら帰りの列車も酒盛りだったようですが、そんなことは知った事じゃない。もしもココを見てらっしゃる方で我々酔っ払いが迷惑をおかけしていた場合はゴメンナサイ。ここで謝罪させて頂きます。いやぁ本当に楽しい遠足でした。
さて。当然ですが翌日は木偶人形と化しておりました。仕事場にたどり着いただけでも誉めてあげたいほどのヤクタタズ。それでも朝飯はしっかりとちょっとだけ頂きました。ええ、前日御料人様のために購入してきた焼鯖寿司を。なぜ買ってきた私が食べるのかよく分からんのですがそういう家庭という事で。
でまぁこれが実に旨い。焼鯖のブリブリの脂と酢飯、昆布が絶妙なのです。いやいやいや、これはもっと喰いたいぞ。もう一度敦賀までこれを中心に喰いまくりたい気分がわくわくなのです。いい!敦賀!素晴らしいぞ!必ずまた行こうと心に誓う私なのです。月末に富山へ行くというのに。莫迦も休み休み、です。
新しい出会いは感動と腹肉を与えてくれますね。
また太って帰ってきました…。
今回のお店:
総天然漁師の味 晃栄丸(こうえいまる)
福井県敦賀市野神4-1-8
TEL.(0770)24-1086
居酒屋 まごころ
福井県敦賀市白銀町1-20
TEL.(0770)25-8950
寿司 若狭海鮮鮨
福井県敦賀市鉄輪町1丁目1-24
TEL.(0770)21-1321
晴れ渡る春分の日。この清々しい日に、青春18切符という悪魔のアイテムを使いJR快速で行くオトナの旅、いよいよ開催です。ちなみに、前日勢いをつけるためにイタリア料理満喫してきた事は内緒。旨かった。
さて。今回の参加者は阪神間を代表する駄目なオトナの集まり。大阪代表、おこづかい帳さん、ゆうちゃん之助さん、神戸からはゴウシさん、やっさん、こまつさん、チビちゃん、私、そして途中参加のバードさんというそうそうたる莫迦共。いや、普段はあれですよ、きちんとした社会人ですよ。でもこういう時に莫迦になりきる事が出来る素晴らしいオトナたち。
西から順番に列車へと乗り込み、車内で集合。神戸駅を出たところで既にこまつさんがビールを呑み始めているのは旅の醍醐味。で、取り敢えず全員そろったところで、鞄の中からつぎつぎと出てくる酒と肴。まぁ京都を過ぎるくらいまでは酒宴はちょっとね、とか思っていたのに大阪駅を出発する前にビールの栓が抜かれるのです。
「カンパーイ」と機嫌良く呑み始め。京都に着くまでに既にビールを飲み干し、なぜかスパークリングワインが抜栓。再び乾杯。あー、なんだこれ。昼間のJR車内に人外魔窟が出来上がっておりますよ。肴には、神戸名物いかなごのくぎ煮や豚タンのおつまみ、オリーブやコロッケ、肉団子に巻き寿司と、もう、ここで飲み食いすればそれでいいんじゃね?と思うほど。
それでも列車は北へ北へと進んでいくのです。そして最初の目的地、長浜へと到着。この日は周知の通り祝日。そのため残念ながら閉まっているお店も多数です。恐ろしく心惹かれる店構えのお店が数店。いやいや、ちょいと一杯引っ掛けたくなるお店が多いですねぇ。これは次回土曜日にでも来てみましょうか。青春18切符は今月一杯でしたよね?
とまぁ、着いてそうそう次の事を考えている場合じゃない。軽くぶらついてお店に到着。二階のお座敷へと通されました。おう、既に先付けが出てますね。小鮎の飴煮、おっと、肉だ肉。近江牛のタタキですか。これは素晴らしい。本日魚尽くしの予定でしたが、そういえばこの辺りも近江牛のお膝元。
じゃあ早速乾杯しましょうか。ありゃ、サッポロ赤星じゃないですか。東京は月島のもんじゃのお店以来ですね。ではでは、「かんぱーい」と。さて早速お料理を頂き増しよう。まぁこの肉のホロリとした口当たり。ビールで溶けるんじゃない?というサシ加減。こりゃ旨い。更に小海老と豆も実に上品な甘さ。
あーもう日本酒日本酒。ビールは早々に切り上げて日本酒を燗で。お刺身は、ほう、鮒の洗いですか。これに鮒の子をまぶしてあるんですね。では早速。あうあう。これは素敵。何と淡泊な淡水魚の旨味に、鮒の子がプチプチとアクセント。これは日本酒を呑まねば仕方がないじゃないか。もうね、ぐいぐいいきますよ、ぐいぐいと。
よくよく考えてみれば、ココのお店に来る前に、既に下地は作ってます。そう、半酔っ払い状態。そりゃあ酒もすすむってもんです。ここでご飯が。これも稚鮎を酢飯で。いいね、これはいい。茶碗蒸しもぺろりと頂いて。そして味噌汁代わりの「のっぺいうどん」を。これ、またまた堪らんアイテムです。
いわゆるあんかけうどんに湯葉が乗っかってまして。ほんの少しの生姜がどこまでも味を深く広げていくのです、旨!なのです。そして最後は鮎の天麩羅。本当はご飯で食べるんでしょうけれども、主に酒の肴になっている辺りに、このオトナたちの駄目さ具合がよく現れております。付け合わせの漬物も実に旨かったのです(酒の肴に)。
これにて一通りのお食事は終了。このあと追加しても良さそうでしたが、まだまだこのお店だけで終わる訳にはいきません。なので御馳走様でした。実に堪能させて頂きました。お料理は終わりましたが、ここからが長浜散策の時間。みな適当に散らばって、好きなところを見て歩きましょう。早速食べるもの探し。
やはり酒は必要でしょう、ということでいきなり見かけた甘酒購入。あまり甘くなくて生姜が利いているの素敵。100円。更にフィギュアの博物館など覗いてみたりして。ここは喰うものないか。で、見つけたのがゴブラン焼き。機械が面白い。コンピュータ制御の今時とは違う、歯車とチェーンで動きながらドンドンと焼き上げる様は見ていて一種感動なのです。
そしてまさに城下町といった風情を楽しみつつ、きんつば。芋。紅隼人の芋きんつばは甘すぎない大人の味。自然の甘味が実に素晴らしい。こうなったら是非とも日本酒が欲しいところ。が、残念ながら立ち飲みのお店が見つからない。ふと横道を覗くと酒販店。すわ立ち飲みかと飛び込んでもスペースは無し。
仕方がないのでワンカップを買いまして、それを片手に商店街を散策なのです。まぁね、観光地ですから。酒もって歩いていても大して不審者扱いされないのが嬉しいですね。
そして、駅で気が付いたのですが、青春18切符の旅、我々の他にもたくさんいらっしゃいました。そう、駅の自動改札通る人より、明らかに複数人で一枚の切符という我々の御同輩の方が多いのです。季節もそろそろよくなってきますし、お手頃な切符での旅というのはいいんでしょうね。
ということで、長浜滞在はここまで。再び欲望という名のJRに乗り込んで最終目的地敦賀へと向かいます。ええ、いつもの事ですが後編へと続きます。
ここからの列車の中ではビールとマッコリが乱れ飛びました。
も、言うまでもなく、魔窟再発生です。
伝承郷土料理 住茂登(すみもと)
滋賀県長浜市大宮町10-1
TEL.(0749)-65-2588
黒壁25號館 納安(なやす)
滋賀県長浜市元浜町12-19
TEL.(0749)-64-1311
湖北長浜の味づくり 芋平 長浜店
滋賀県長浜市元浜町8-19
TEL.(0749)-65-5546
焼肉のハシゴを宣言していましたが、来月へと延びました。つまり私は反省を活かす事に成功したのです。それを記念しまして、半年ぶりの青春18切符の旅に出たいと思います。はい、明日、行って参ります。ということで、それまでは質素に生活いたしましょう。
質素といえば自炊。圧力鍋で調理するのが楽しくて楽しくて。そんな訳で日曜日は豚角煮の日と決定いたしました。スーパーへと肉の買い出し。ほうほう、角煮用の豚バラ塊(約780g)がありますね。まずはこれ。さて、一緒に何を煮込みましょうか?
と、別のコーナーにはスペアリブ。へぇ、じゃあこれを買いましょうと骨付きのスペアリブ(約650g)をかごへ。しかし、これだけではあんまりですね。では大根も。さて、本日のメニューは決まりました。
つーか、あれです。なぜ「豚バラ塊」と「スペアリブ」を煮合わせるのか。そして合計1.2kgオーバーの肉を御料人様と二人で喰うのは如何なものか。
ま、特に問題なかったですがね。ぺろりです、ぺろり。やはりコラーゲン化した豚肉は旨いです。青味が足りないので、前日の牡蠣鍋で余っていた春菊を放り込んだのですが、これがかなりヒットでした。
角煮の煮汁と春菊の青さは実に合いますね。一応白飯も喰いましたが、主に芋焼酎湯割の肴です。いくらでも喰えるしいくらでも呑める。危険。で、大根。残念ながらあまりの肉の量の多さに一緒に煮込めずふろふき大根。柚胡椒との相性は抜群。これも酒が無くなる無くなる。
あっという間に喰い尽くしそうになったのですが、翌日の弁当のオカズ用に小さいところを残しておきました。一晩おいた角煮の旨さは別格ですから。ま、結果的に翌々日のお弁当になったのですけどね。
ということで御馳走様でした。青春18チップの旅への助走としては上々です。何せ今回は肉を喰わない事必至な旅。魚喰います魚。ということで、帰ってきましたらまたご報告させて頂きます。「焼肉の罠」なのに魚づくしの旅レポートを。
昼間、呑みながらの長時間移動。潰れていなければのお話ですが。
間違いなく潰れます。反省を活かせよ、私。
中三日の次は中一日でポッサムチプで焼肉という莫迦です、こんにちわ。もうね、いいんじゃない?ここが家という事で。そのくらい食べ過ぎ。昨夜は御料人様とふたり、しばらく無茶は控えましょうと反省会を開きました。ま、悪いのは私ですが。意志が弱すぎ。
で、なぜこういう事になったかといえば、京都から今日、焼肉刺客がやってくるという情報を入手したから。ニュースソースはご本人からのメッセージですが。なのでせっかくだからとご挨拶がてら。ちなみに神戸の駄目マスターと大阪の超肉喰らいも手をつないでこの日宴会でした。つまり、ほぼ貸切で莫迦が揃う日。
いやぁ、見事な莫迦ッぷりでした。何と言っても180分飲み放題というのを初めて聞きましたよ。120分ってのでもたいていスゲェと思いますが、三時間呑みッ放しって。そして神戸・大阪組は肉の量を増やしすぎ。横で見ているだけで満腹だったもの。とはいえ、当然ですが、当日いきなり予約していった身の上ですから、彼らのおこぼれで素敵メニュー満載。
タンルートやスジなどちょっと変わったメニューから、タタキやスジの炊き込みご飯おにぎりまで。実に楽しくも美味しかったのです。ツラミなんてのは、ちょいと見た目は小ぶりな肉って感じなのに、広げてみればどどんとデカイ。普通こういう場合は、少しでも多く・大きく見せるモノなのに、敢えて小さく小さく上品に持ってある奥ゆかしさ。つーか、これサプライズでしょ?
今回も前もって「ビックリするほど少なく」とお願いしていたのでかなり少なく終了。なのでここからは、あたりの席を見ながら旨そうなモノをチョイスしていくのです。まぁタンとかは当然ね。厚切りの結構な大きさのタンを拍子木に。これ旨いわ。いわゆる「やまがた屋方式」でしっかりと焼いて頂きます。御料人様は生とレアも楽しんでおられました。
でまぁ、お隣ではどういう設定で注文したのか知りませんが、どんどんと運ばれていくデカイ肉達。火肉山もしっかりと網一杯。すげぇ。でも週に三回という量よりも回数をこなしている私たちは大人しくハツ刺やレバ刺で黒豆マッコリから富者へとシフト。今日はご飯は食べませんよ。あ、たまにはピビン麺いってみよう。
「すみません、辛口でピビン麺を」…。ええ、確かにそう言いましたとも。でもこの辛さは凄いね。青唐辛子をそのまんま喰ってしまう我が夫婦をもってしても、この辛さは凄いわ。タバスコ丸飲みした方がマシ?と思わせる辛さ。でもこれがまた旨いんだよ。はひはひ言いながら食い続け。当然の完食ですけどね。
さて、そろそろ腹もくちた頃。京都組は前回のこともあって、かなり量を控えておられたようですが、頭の悪い神戸・大阪組には恐怖の辛口ホルモン盛り。1,540gですってよオクサマ。あんなの七人で食べきれるのかしら?と思っていたら案の定持ち帰りだそうです。そりゃそうだ。一名完璧につぶれているのもいる事だし。あ、しかも主催者じゃないか。
そんなこんなですっかりと私たちまで長居してしまいました。お店にはすっかりとお世話&ご迷惑をおかけしました。全ては私の不徳の致すところ。御料人様の顔に免じてお許しください。私は女の陰に隠れる卑怯者です。ということで御馳走様でした。
今回、仕事やなんやで神戸・大阪組のお誘いをお断りしておきながら、なぜか店中身内状態のカオスに突入させてしまいました。いや、本当に、申し訳ない事です。次回からはこのような行動は控えようと反省しきりです。ま、来週は既にハシゴ焼肉が待っていますけどね。
反省をいかせない事を反省せねばなりません。
そしてその反省もいかせない…。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
本当は昨日書こうと思ってたんですが、実は一昨日ポッサムチプで焼肉でした。はい、予告先発、中三日の登板です。これには深い事情があるのです。
といいますのも、確定申告が夫婦二人供に終わりました。そう、まさに開放感の二乗です。そうなれば焼肉パーティが開催されるのは当然じゃないですか?既に夕飯のブリ大根も出来てましたが、煮魚なんてのは一晩おいた方が旨くなるってモンです。圧力鍋のままで放置。では肉を喰いに行きましょう。
電話を入れますと、上手い具合に二人席が空いているとの事。よしよし。さぁ喰うぜ。事前予約などをしますと大変頑張ってくださいますので、飛び込みでありものメニューで頂きます。でも注文はお任せですがね。あ、そうそう、マッコリ、くださいな。今日はパーティですからお酒も解禁。いつも呑むけど。
ナムルはいつものように盛り合わせ。生も盛り合わせ…。あーなぜか八種類もありますね。これはビックリ。ハツにレバー、生センマイとハラミ刺、タン刺にミノ湯引き、更に赤身が二種。素敵。というか、注文時に「物凄く少なくしてください」とお願いしたのに。あ、そうか、生はそこそこで焼き物が少ないんですね。
で、その生ですが、旨いです。最早味云々いうのは必要ないですよね。堪らなく旨い。梅肉とミノ湯引きの取り合わせは至高のお味。ハツもサックリと新鮮。あふう、旨い。とまぁ楽しんでいるところに焼き物は塩から。アカセン、テッチャンのコンビ。アカセンぶりぶりと旨そう。焼く焼く。とっとと焼くよ。
更にハツスジ、ハラミ、脂付きハツ、センマイ。おっと赤身も一品。うふふ、いいねぇ。あ、そうそうご飯もくださいね、大盛りで。ついでにニンニク焼きもお願いします。そこへタレもの登場。ロース?これはどこだっけ?また説明忘れたよ。あ、プジャください。マッコリ無くなっちゃったから。
そうか、酒か、酒のせいなのか。でも気にしない。そしても一皿。もう完全に覚えてないけど写真で見る限りではカッパですね?そして尾肉ですか。この二品が旨いんだ。タレにがっつりとコチュジャン、おろしニンニク放り込んでご飯を掻き込む。旨さ倍増。更に胡麻油でぐつぐつになったニンニクも一緒に頬張れば、これ以上一体何を望めばいいのかと。幸せ。
〆には辛口ホルモン盛り。これが無くては喰った気がしない。いやいや、ご飯とホルモンも合方は尋常じゃないね。旨すぎてお代わりしそうになったよ。しなかったけど。そこはオトナの判断で。なぜか最後にデザートと称して肉が。ツラミの刺身とサガリのタタキ。わははははは喜び死ぬ。堪らんよこの幸せ。
いやぁすっかりと御馳走様でした。満足満腹です。で、実はこの日。なぜかご近所のさいとーさんがいらっしゃる。もうね、なんでそんなにいつでも店にいるのですか?もしかしてここに住んでいるんじゃないですか?というほどの遭遇率。私たちが気が付かずに食べている時にも予約にお店にいたりするそうです。ハッキリ言ってポッサムチプに入り浸りですよ。
まぁ、それって同じくらい私たちも入り浸っているのですが。
そろそろ本気で色々と考えなければいけません。体重とか腹回りとか。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
先週金曜日は、久しぶりにポッサムチプへと行ってきました。某協会の方とご一緒しまして。まぁ、あれです。見聞を広めるのは大切な事。同好の士との食事は楽しいのです。あ、御料人様もご一緒に。一心同体。二人合わせて焼肉の罠、なのです。
いつものようにメニューをドンドンとこなしていきました。ナムル盛り合わせから始まって、生を大量に。というか、寿司までありました。レバーも厚切りと薄切りで食感の違いを楽しんでみたりして。確かに歯応えが違いますね。ねっとりとしながらも、さくりとした厚切りの方が好きです。
刺身はミノ湯引き、特上タン、ツラミ、ハツなどなど。タケノコの湯引きは秀逸です。もう酒の肴に最高ですね。カイエンペッパーでピリッと刺激が堪りません。サシ肉の刺身も堪らんです。ちなみに肉の名前は記憶の遙か彼方。そろそろ写真付きの部位名データベースを完成させねばなりませんね。
そしてユッケは二種。和牛と国産牛。どちらも旨い。和牛の塩ユッケの方が、当然サシも強かったのですが、国産牛も負けてはいなかったと付け加えておきます。つーか、ユッケはやはり旨いですわ。次回はピリ辛ユッケを食べようと心に誓いましたね。生肉最高です。といっていたらハラミがタタキで出てきたけどね。
更に更に、ミノサンドを刺身で。あー、これは凄いね。未だかつて無い食べ方。そうか、こう来ましたか。これ、固くて噛み切れないかと思いきや、確かに弾力はあるものの、さくりと頂けるのは鮮度の成せる技でしょうか?これもカイエンペッパーでアクセントが付いて実に旨いのです。上手い食べさせ方です。
で、いよいよ焼き物か、と思っているのに更に刺身。もうね、どれだけ喰わせようと企んでいるの?そして残念なお知らせです。金曜日の記憶などまるでありません。つまり、全ての肉は「美味しい肉」という名称に書き換えられてしまいました。もっとも見て頂ければその旨そうさ具合は一目瞭然です。
とまぁ、この後はホルモン盛り合わせが二皿出てきて、うわぁとなったり。あ、そうそう。今回ご一緒された方が、カッパはイマイチ、とのことでしたので、ご主人にお願いしてカッパを頂きました。ええ、ちょっと聞いただけですよ「カッパお願いしていいですか?」と。だからといって三種類も出さなくても。相変わらず男前。
この後はようやくタレになったのですが、ここでも熟成上タンだとか、辛口ハラミだとか、わりとしっかりと大きなツラミだとか、モモ肉のいいところとか、かなり普通にかるびとか、続々お目見え。だからそんなに喰いきれないって。ようやく打ち止めの辛口ホルモン盛りになったと思ったのに、更に超小ぶりの火肉山がでてきたり。やりすぎ。
「あと、最後にお食事がありますので」というご主人の言葉に、まさか、例の?と思っていたら、まぁ、あなた。裏かかれました。牛スジの炊き込みご飯は予想通り。ただし、これを茶漬けで。いや、出汁なので本当は茶漬けじゃない。でも、ネーミング的には茶漬けの方がしっくり来るかな?
あのね、散々焼肉を食い散らかした後にこれですよ。もうどれだけ私を喜ばせれば気が済むというの?特に本日は白ご飯を注文してませんから、最後のこのご飯の旨さといったら、堪らんです大満足です。そして喰いすぎです、腹がぱんぱんですわ。ということで御馳走様でした。
いやぁ、やはり同業系の方とご一緒するとご主人の気合いの入り方がハンパじゃないですね。お陰で死ぬほど旨い肉を死にそうになるほど喰らわせて頂きました。しばらく肉は休みます。ええ、本当に。
そうですね、中三日ほどは。
あ、今日で四日目ですか。そうですか。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
お江戸の旅では、いつもいつも「とんかつ」「やきとん」「うなぎ」「蕎麦」と食い散らかしている訳ですが、ここで大切なモノがいつも抜けている。そう、江戸前の天麩羅を頂かねばなりません。というのも我々莫迦夫婦は近年希に見る天麩羅ブーム。
ということで上野の天麩羅店を目指します。目指しますというか非常に御陽気な陽気。まるで春がやってきたかのようなぽかぽかさ加減。上野の公園では桜が咲いております。寒桜らしいですが。それにしても春の陽気に思わずビニールシートと缶ビールで花見をしたくなるのは我々だけではないようで。アチラコチラで酒宴。羨ましい。
では私たちはお店で酒宴。心の花見。愛でるのは油に咲く天麩羅の花。ま、公園で時間を潰したのは、思ったよりも早く店に着いたので開店時間前だったから。ではお店へと。こんにちは〜。席はカウンター?いいですね。職人さんの技を見ながらの昼から宴会。いや、そんなに呑まないですけどね。
コースで頂きましょうか、ということで。海老から始まって次々と饗される天麩羅。あら素敵。さっくりと歯応え。江戸前の穴子に鱚までも。カウンターなので揚げている様子をじっくりと観察などしながら。そうはいっても自宅で天麩羅は作らないんですけどね。揚げ物禁止のキッチンですから。あ、決めたのは私。掃除が面倒だから。
あっさりと一通り。ご飯と味噌汁香の物。味噌汁が秀逸。海老の頭が具なのですね。これはなかなか見た目も麗しゅうございます。試しに殻を外して喰ってみましたが、既に出し殻状態。旨味は汁に出きってますか。で、二人でコースだったのですが、ふと回りを見てみると半数の方は丼。しまった!その手もあったのか!
というのも、その丼が関西とは違うスタイル。そうか、次回は丼を喰いましょう。ええ、そう決めました。天麩羅そのものはやや衣がぽってりとしてました。これは絶対にかき揚げで丼が旨いに違いない、とさすがにここで丼を注文できないので御馳走様。リベンジを誓います。
さてさて。この後、私の個人的なお買い物をすませまして、再び車上の人へと。新幹線で神戸へとご帰還。今回も割と早足で巡ったお江戸の旅。お疲れ様でした。神戸へと到着。では夕食は如何致しましょう。え?天麩羅ですか?やはり心残りはいけません。
そんな訳で神戸でも天麩羅。以前、お昼に食べたお店へと再訪です。がしかし。残念な事にカウンターは満席。はい、テーブルでいいですよ。その方が写真が撮りやすいという利点もありますし。ではこちらもコースで食べ比べてみましょうか。和風のサラダに胡麻豆腐。付き出しでビール。あ、日本酒にしとけばよかった。
ま、いいですいいです。酒があれば幸せなのです。で、天麩羅。こちらも同じような感じで出てきますが、テーブルなので更に盛り合わせて。海老から始まるのは基本なのでしょうかね?このお店の方は海老に足が残ってます。これがさくばりと美味しい。塩が三種、適当に使い分けながらもりもりと。旨い。
湯葉の巾着には胡麻豆腐が。これも旨い。揚げた湯葉のばりばりとした食感と胡麻豆腐が実に合うのです。魚介と野菜を数種ずつ頂いて最後にお食事は天茶で。かき揚げのお茶漬け。以前のポートピアホテルと違い、こちらでは出汁ではなく本当にお茶。ほう、これもあっさりとしていけますねぇ。というところで御馳走様でした。ちなみに御料人様はかき揚げをそのままとご飯・赤だし・香の物。これも美味しそうでした。
どうも我ら莫迦夫婦は、凝り始めると連荘癖があるようです。鰻、とんかつ、蕎麦と同じ物を続けざまに。ま、集中的に食べる方が楽しくていいんですけどね。で、しばらくすると熱も治まる。
焼肉に関しては、未だ冷めやらぬところが恐ろしいですが。
それでも今年はかなり抑えめにしております。(3/8現在たったの17回)
今回のお店:
てんぷ羅 天寿々(てんすず)
東京都台東区上野2-6-7
TEL.(03)3831-6360
天ぷら 島家
兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1-B1
TEL.(078)221-5565
さて、昨日の続き。お散歩の後にちょいとお昼寝。というか、横になったら寝ちゃった訳ですが、お陰様で完全復活。ではいよいよ今回の目的であるところの「西口やきとん」へと向かいましょう。
前回、その素晴らしき「やきとん」の世界に魅了され再訪を誓ったお店。豚ホルってのがここまで旨いとは感動以外の何ものでもなく。ええ、宿酔明けのビールで乾杯。当然の生レバーから。今回、ちょっと出遅れたためにお店はほぼ満席。なので焼き場に近いカウンターで頂きました。これはこれで嬉しいのです。
ということで、生レバー。旨い。一本100円という単位が素敵。今回は味噌ではなく胡麻油と塩で頂きました。当然旨い。よし、次。皿ナンコツ。ほろほろと煮崩れたナンコツ。旨い。あうあう。ビールがない。宿酔から解放された肝臓がフル回転。すみません、ホイスハイをお願いします。あー、やっぱやきとんにはホイスハイだね。
更に白獅子・赤獅子を塩とタレで一本ずつ。これまたどちらも旨いのです。カシラの脂の部分が獅子唐のピリ辛さと相まって、ホイスハイがわんわんと無くなっていく白獅子。対してハツの肉っぽさが獅子唐のピリ辛さで旨味を増す赤獅子。こちらもどんどんとホイスを消費してくれます。だめ、また宿酔になっちゃう。まぁ、いいんだけど。
でまぁタン塩なども頂いたりします。豚のタン。これが牛のタンとは違ってまた旨いんだ。歯応えはそんなに変わらないのですが、旨味具合があっさりと。牛タンもあっさりしてますが、豚タンの淡泊さは別の味わい。そして旨味。これ、今度はたれで喰っても旨いかも。そんなことを妄想しながら更にホイスハイのお代わり。
残念ながら、今回もフランスパンにはありつけませんでした。そしてガツ刺にも。もうあれだ、次回からは開店同時を狙おう。そして食べ損ねているメニューから順番に喰っていこう。そんな事を思いつつ、マカロニサラダ。これも相変わらず大盛り。小気味よく大盛り。わしわしとマカロニサラダ。
ソーセージという名のスパムも頂き、そろそろ〆にいきましょうかね。ウズラと山芋お願いします。このウズラが旨いんだよね。あん、旨いわぁ。そして伏兵山芋。これビックリね。サクッと喰ったらもう、その瞬間に独特の旨さが。まさに後を引く美味しさ。糸も引きますが。まだまだ喰えるのですが、まぁこの辺りで勘弁しておきましょうか。ということで御馳走様。
いやいや、今回も楽しませて頂きました。神戸からコレを喰いに来たようなモンですからね。で、お店を出た訳ですが、この時で18:30を少しまわったところ。えーと。どうしましょうかね?それなりに喰ってますから、以前から気になっているウズラ専門店だとか、モンゴル料理とか行ってもあまり喰えないしねぇ。
では呑む店を探索しましょう、そうしましょう。と、浅草橋西口近辺散策へと突入。万一お店が無くても、適当に腹がこなれたらどこかで何か食べましょう、くらいの軽い気持ち。ええ、この時はそのつもりだったのです。
さすがは我が最愛の御料人様でございます。素敵看板発見。ほう、スタンディングのワインバーですか。さっきやきとんで散々立っていたので、出来れば座りたいのですが。ま、お店に入ってみて座れなかったら一杯で帰りましょうか。おや、座る場所ありますね。というか、多分これ荷物を置く場所ですね。でもお店は空いてますから。座っちゃえ。
神戸の連中はこの日とある企画でワイン呑みまくっているようですし、我々も負けてはいられない。呑みましょう。何々?アメリカワインフェア?では取り敢えずカリフォルニアワインからスタート。キャッシュオンのお店という事で、その都度お支払い。立ち飲み気分満開。座っているけれども。
で、お店のオネエサンにお聞きしたところ、平日はやはりお客さん一杯だそうです。この日は土曜日なのでかなり暇だとか。これはいい事を聞きました。今後はやきとんの後に利用させて頂きます。場所もいたってご近所ですし。で、アンティパストも素敵。ピスタチオはてんこ盛り、レーズンバターは手作り、アンチョビオリーブもいいお味。
もうねすっかりと長っ尻。で、その間ワインをどれだけ呑んだのやら。多分ワインを4〜5杯とグラッパを1杯。だと思う。あんまり覚えておりません。そのくらい快適な時間を過ごさせて頂きました。どうも御馳走様でした。
すっかりとご機嫌でしたし、まだ時間も早かった(20:30)ので、浅草橋から両国のホテルまで再びお散歩。もうね、どれだけ歩くのかと。で、帰り道に10g単位で値段が付いているステーキ店など見つけて、次回はここもいいかもね、などと更に町を散策。ええ、いつでも情報を欲しているのです。
交通機関を使わない理由は店探しが目的のようです。
インターネットよりも自分の目と鼻で探します。
今回のお店:
焼き鳥 西口やきとん
東京都台東区浅草橋4-10-2
TEL.(03)-3864-4869
スタンディングワインバー bevi
東京都台東区浅草橋1-35-8
TEL.(03)3863-0388
ちょっと用事がありまして、東京まで行ってきました。その用件とは「やきとんが喰いたくなった」という莫迦ッぷり。恐らく神戸で五本の指に入るほどの莫迦。あとの四人は自覚のある人が挙手して下さい。ということでお江戸の旅ふたたび。
今回は何が莫迦かといえば、前日御料人様がいないからといって焼酎を呑みすぎて宿酔で新幹線へと乗り込んだこと。もうここから既に駄目な旅が始まるのです。当然朝飯など喰えるはずもなく、そのまんま一路新神戸駅へと向かう訳です。へろへろ。でもしっかりと発泡酒と弁当を買い込むのは条件反射の成せる技だと思います。
しかも選んだ弁当が「牛松鍋」という素敵弁当。「神戸風松茸すき焼」などという煽り文句に負けちゃう訳です。とても喰えるとは思えないほどの宿酔なのに。そしてお茶も買わずに発泡酒。本気で莫迦。脱水状態を更に悪化させる莫迦。で、弁当喰う。例え一口しか喰えなくても喰う。これぞ男粋ってもんです。若しくは漢意気。
で、これが旨かった。死にかけた食欲とおぼろげな記憶の彼方から旨さが分かった。旨さっていうか松茸の強烈なニオイが色々な意味で旨かった。そういえば、永谷園の松茸のお吸い物ってのを宿酔の朝に飲むのが昔からの習わしでしたが、それに近かったのでしょうか?で、食い終わったら即寝る。オヤスミナサイ。
私が寝ていても新幹線は東へと東へと向かいます。お陰様で無事東京駅に到着。我が最愛の御料人様との合流にも成功。そのまんま両国のホテルへと荷物を放り込んで昼食へと参ります。そう、前回イマイチ消化不良だったトンカツへと。
そう、トンカツ。宿酔で死にかけ、そんな状態で先ほど牛松鍋を喰ったというのに。それでも喰うんです。ええ、自慢じゃないが神戸で五本の指に入るほどの莫迦ですから。すみません。私は牡蠣フライでお願いします。妥協。そんなに喰えません。で御料人様は当然の如く「横綱ロースカツ」です。二人で分けましょね。
でいつものようにデカイロースカツ。草履ほどもあり、しかもしっかり分厚いロースカツ。まぁいいです。ここまでは想定の範囲内です。牡蠣フライ。デカすぎ。ぶりっぶりの牡蠣フライなのです。しかもこれが火の通り具合完璧。美しくも旨いのです。宿酔で食欲なんかあるもんか、と思われていた胃袋が復活。
ああ、やっぱり莫迦だわ、主に胃袋が。喰ってるもの。そりゃあいつものようにガツガツとはいかないまでも、それなりに喰ってるよ。ロースカツもその脂の旨さに胃袋が喜んでいるもの。ああ、莫迦でよかった。こんな旨いモン喰えて本当によかった。
ということで、トンカツ心は治まりました。次は本番の「やきとん」ですよ。とはいえ、さすがにこのままホテルで休憩なんぞしていては喰えるはずもなく。そう、腹ごなしが必要。そんな訳で夕方までお散歩タイムへと突入なのです。軽く2〜3時間ほどお散歩。
天ぷらや鰻の店をチェックしながら。
本当に莫迦だという事を自覚して参りました。
今回のお店:ひれかつ かつ万
東京都墨田区亀沢1-23-2
TEL.(03)3622-1010
昨日は閉店間際のポッサムチプへ行こうとして満席という不幸に見舞われました。水曜日なのに。まぁ仕方がありません。そんな訳で、またしても焼肉以外の小ネタで勝負。勝負って、誰と戦うのか。敵は我が心の弱さ也。
以前、持ち帰りで食べたロコモコ。神戸は元町にある「南国食堂seven seven」を再び食べたくなったのでお昼に行って参りました。こちらのお店、作りからして如何にも南国。素敵。冬場に夏気分を味わえるなんて。
ということで当然のようにロコモコ定食をお願いします。定食はロコモコにスープ、別の皿に唐揚げ、スパム、サラダが付いて、食後の飲物付き。あら素敵。当然のように飲物はコーラ。ダイエットペプシがあればそちらにしたけれども。
で、お味の方ですが、これが実にハワイ島のお味。もともとが感動するほど旨い!という料理ではなく、手軽に美味しく腹がふくれるメニューですから、ハワイ島で食べたのとよく似た味ってのが良いのかどうかは別問題。でも、ハワイ気分は確実に盛り上がるのです。
ああ、これが夜だったら迷わずバドワイザーに走っているのに。突っ走っているのに。この所、しっかりと忙しいものだから、昼間のアルコールは避けているのです。そうか、南国リゾートに想いを馳せる理由は昼酒が呑めるからか。自らの不純さを思い知る。ということで御馳走様でした。大変美味しく頂きました。
さてさて。この日も夜は少し遅くなりまして。御料人様と待ち合わせてお食事に行ってきました。昼間は南国。では夜はといえばエスニックにカレー。
もうね、なんというか、最近のカレーの多さは素晴らしいね。しかもまたしても新開地はルピアなのです。お手軽インド料理。いつものように御料人様と二人してパパダム、サモサなどチャツネたっぷり辛くして頂きます。いつも思うのですが、チャツネを完食しているのはどうなんだろう?結構な量があるんですかね?
酒のツマミと化したチャツネ。そのうち別料金を取られるんじゃないかと怯えております。そしてカレー。今回はホウレン草のカレーにマトンを入れてもらいました。そして辛さは最強で。これマジ旨い。見た目は最悪ですが、味は最高なのです。ダイナミックなマトンの獣の旨味。これが処理されすぎると旨味まで無くなる。それがイイ風味で残っているのが旨い。
そして辛い。辛いのでナンを喰う。そう、今回は揚げナンとでも言うのでしょうか「バトゥラ」を頂きました。まだメニューには載っていないそうですが、これがまた堪らない。というか、熱い。揚げたてのナンだから、油が熱いの。でも冷めたら旨くないのは火を見るより明らか。そんな場合は無理してでも喰う。
更にみんな大好きダールカレー。豆のカレーも最辛でお願いしています。普通のナンとバトゥラで二種類のカレーをもりもりと喰らい尽くす。幸せ。そしてビタミン補給にはチャツネを。既に色々な意味で間違ってますが、オトナの辛さでそんな思いを吹き飛ばすのです。うん、現実逃避だね。喰いすぎ。
とまぁ見事に完食して御馳走様でした。いやぁ本日も旨かった。そして満腹。ちなみに今回は二人でインドビールを二本です。最近は酒が無くてもよくなって来たようです。というか、昼間はあんなにビールが欲しかったのに。
ダメと言われると欲しくなる子供気質です。
そう、一口とかでもイイみたいです、呑めさえすれば。
今回のお店:
南国食堂 Seven Seven
兵庫県神戸市中央区栄町通3-1-12
TEL.(078)321-6266
インド料理 RUPYA(ルピア)
兵庫県神戸市兵庫区新開地2-7-18
TEL.(078)575-5986