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2007年12月 6日 木曜日
師走というのに新規開拓「炭火七輪焼肉 糸桜」
最近はすっかりと定番のお店でしか焼肉を喰わなくなっちゃっていますので、気が向いた時には新規開拓を心掛けております。ということで、昨夜は御料人様と二人して焼肉。師走の精神的な疲れを癒してくれるのは、やはり肉じゃあないかということで。せっかくなので多少値段が張ってもいいかと西元町方面。満月のご近所。お店は「炭火七輪焼肉 糸桜(いとざくら)」です。前情報としましては、大井肉店の息子さんがやっているお店、でも使っているのは神戸牛ではない、というところです。お値段も割と高めなイメージですが、まぁ喰ってみないと分かりません。ということで。まずはレバ刺からいただきます。
ほう、なかなか。美味しいレバ刺しですね。結構大ぶりで新鮮。普段のポッサムチプやくにきやのレバ刺と遜色ありません。若干値段は高めですが、量もあるのでいい感じ。というか、特によかったのが塩。レバ刺によくあったいい塩ですね。よーし、続いては…ナムルの盛り合わせ。焼肉喰う時の定番。
これがビックリ。「むかご・柿の木耳・京水菜」という素敵さ。カキノキクラゲ?何これ?あ、なめ茸だ。おお、旨い!これは旨い!ムカゴもいい塩梅ですわ。これはいいね。水菜もしゃっきりと、ナムルというよりもサラダ仕立てっぽくて旨い。うーむ、このサイドメニューは侮れませんよ。
というところに七厘登場。お店の名前にもついてますからね。炭はくにきやさんでもお馴染みのオガライト系。しっかりといこってます。で、肉。厚切りハラミを塩で。ええ、この塩がお気に入り。サシ具合も見目麗しく焼く。おー、肉厚なハラミが!これをポン酢でいただくのです、あ、旨ーーー!
ポン酢のあっさりと肉の旨味が見事に調和。試しに塩だけでも喰いましたが、こちらも良いです。素敵。あ、塩は別にお皿でいただきました。レバ刺のほうは胡麻油がありますからね。塩オンリーで。ハラミのしゃふっとした歯応えがいいのです!付け合わせの野菜が蕪というのも楽しい。焼いてポン酢で旨ーー!
で、本日のタレものは「壷仕込み超熟成漬け込みカルビ(数量限定)」です。うん、よく漬け込んであります。こういう焼肉らしい焼肉メニューもいいですねぇ。このお店の売りとしては各地の銘柄和牛だと思いますが、きっちりと焼肉らしいメニューを押さえているのが好感持てます。ではいただきます。
が。ここで問題発生。というのも、ツケダレが好みではない。こればっかりは何とも仕方のない個人の好みになりますが、黒蜜っぽい粘度の高いタレ。ちょっと甘すぎて。では、とコチュジャンで調整しようと思ったのですが、こちらの方も甘辛い粘度の高いタイプ。うむむ。基本的に揉みダレだけで頂きましょう。
肉は熟成されていて実に旨い。揉みダレも甘口ですがこちらの方は口に合いますのでガッツリ。あ、いい!これはいい!そしてコチラの付け合わせがシメジと焼き芋。秋をイメージさせるのに柿の葉もついていて。和食の勉強もされているのでしょうか。今回はテーブル席だったので聞く事が出来ずに残念。
そしてホルモンは取り合えず盛り合わせで頂きます。二人前という事で結構量があります。こちらもよく揉み込んでますから、ツケダレなしで頂きましょう。で、焼いていくわけですが、これがもう、ビックリするくらいタンが入ってますね。アカセン、小腸、レバー、ハツもあります。うん、旨い旨い。
ここに至るまで炭火の勢いは衰えず。いい感じです。がっつりとかっ喰らっていましたところ、後から親子連れのお客さんが。テーブル席を二人で陣取るのも如何なものかと我々はカウンター席へと移動。というか、むしろカウンター席の方が楽しいのです。だってこのお店ってオープンキッチン。作業が目の前で見れるのですから。
ということで移動。スライサーの前の席。おー、いいねぇ。まぁ、肉の方はほぼ終わりなんですけどね。「これ、サービスです」と席を代わったお礼という事でヒレを頂いちゃいました。やっほおお!そんなつもりじゃなかったんですよ?ええ、本当に。でも遠慮なく頂きます。あ、これはさっきのタレががっつりとついてますね。
ものは試し、早速頂きましょう、と箸でつまもうとしたら肉が割れた。超柔らか。サシがみっしりと入っているからか、持ち上げ方間違うと肉が崩れちゃう。慎重に焼かねば。先ほど別のお客さんとの会話をがきっと盗み聞きしたところではヒレは鹿児島牛だったと思います。では頂きます。おーーまさに口の中でとろけるヒレ肉。
タレの好みさえ合えばもっと嬉しいのに。まだ試行錯誤しているところみたいなので、今後タレがどう変わるのか楽しみにしておきましょう。というか、実は最初にポッサムチプに行った時もタレが好みではなかったのですよね。それが今ではすっかりと美味しくなりました。このお店でも期待しちゃうのです。ま、それまでは塩で頂くのが私たちのジャスティス。
ここでご飯もいただきます。ガーリックホルモンライス。これも二人前が定量。カウンター奥で作られる炒飯。おー旨そう。では頂きます…って旨!これメチャ旨。ガーリックもさることながら、ホルモンもしっかりと入っていて旨味が染み出しております。あっさり目の味付けながら、いくらでも喰えそうな。普段はご飯系にあまり手出ししない御料人様もかなりがっつりいってます。
まぁここへご飯てんこ盛りの会会員がくれば一人一丼なんだろうなぁ、と遠い目で。師走とはいえ週の中日。カウンターは我々だけなので、ちょっとのんびりしつつ、職人技の見学など。なるほど、タンも旨そうだわ、え?そんなに周り落とすの?あ、あれが盛り合わせやガーリックライスにないるのね。お、レバーの切り方が我々と違う。あ、お子さん連れの四人席だから数多く小さめに切るのね。
などと楽しくのぞき見てましたら「撮ります?」とリブロース。おーー、壮観ですねぇ。カッパの筋取りなどを見ながら、次回はゆっくりと最初からカウンターで頂きましょう。ということでお勘定お願いします。御馳走様でした。このお店、サイドメニューの旨さは太鼓判ですね。肉自体も見る限りいいもの使ってます。あえて神戸牛を使っていないのも楽しいです。
系統としてはポッサムチプと似ていますね。牛肉の握りやタタキなどもあるようですので。今度はがっつりメンバーで喰らい尽くすのもいいかも知れません。
手にガーリックライス一人一丼を抱えながら。
実は前菜の「和牛とんびのカルパッチョサラダ」に心残りがあるのです。
今回のお店:炭火七輪焼肉 糸桜
兵庫県神戸市中央区北長狭通8-3-2
TEL.(078)351-1727
2007年12月 6日 13:14
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