- 生レバー、思うところはいろいろあります「焼肉 港提」
- → つ at 04/05 (16:24)
- → てつや at 04/06 (16:04)
- 2011年も焼肉の日は大騒ぎ〜そして最後は故郷に〜
- → 粋牛料理長 at 02/05 (07:06)
- → てつや at 03/07 (11:33)
- ワンコインの幸せ「焼肉ダイニング 神蔓」
- → 。 at 09/18 (20:59)
- → 匿名 at 09/18 (21:05)
- → 匿名 at 09/18 (21:14)
- 背徳の味は蜜の味「炭火焼肉 膳肴」
- → 冬岬 at 04/18 (09:12)
- → てつや at 04/18 (14:48)
- 丼といえども焼肉です「和牛焼肉丼 えびすや」
- → ケロ子 at 04/08 (10:38)
- → てつや at 04/13 (15:40)
2009年7月 1日 水曜日
西日本パスの旅〜佐世保編・夜の部〜
さて、昼間の佐世保バーガー祭のあとは、少々休憩してから夜の出撃。最近、なぜか腹が一杯になると眠くなるという赤ちゃん返りが始まっているのです。うとうととしているあいだに御料人様がしっかりネット検索してくださったので街へと繰り出します。まずは自分の目と足で情報収集。大体の目星を付けたアタリで散策から。相変わらず路地を見れば通ってみたくなったり、屋台村なんてのを見つけてみたり。そういえば最近は見かけなくなったなぁ、と懐かしんでみつつ、空模様がやばそうなのでスルーしたり。そりゃそうです、梅雨なんですからいつ降ったっておかしくはない。
いろいろと怪しげな店など覗き見ながら、一軒のお店に決定。がらりと引き戸を開けてみると満席。うわ、残念。別の店を探そうかしら、と思ったのですが御料人様がどうしてもこのお店、気になると。では、と引き返してお店の方にケイタイ番号を控えて頂き席が空いたら教えて頂くことに。準備万端、ついでに呑めるお店を先に流しましょう。
いわゆる外人バーというのを探すことにしました。神戸ではすっかりと見かけなくなってしまった怪しげな外人バー。ここ佐世保はまだまだ健在らしいのです。案内の冊子が駅の案内所に置いてあったのをきっちりと御料人様が入手。その手のお店が密集している場所へと足をのばしてみました。ま、下見というヤツですね。
で、その冊子に載っていない、いかにもアメリカンなバーを発見。これは入らないわけにはいきません。「SHOOTER'S SHOT BAR」というこのお店、外観からオープンな雰囲気まで堪らないのです。お客さんはほぼ全員外人さん。マスターもアメリカンな白人さん。辛うじてカウンターの中のオネエサマお二人が日本人。
取り敢えずこういう場合はアレをいただきます。【バドワイザー】を。御料人様は【コロナビール】。かんぱーい!というところで電話が鳴る。ありゃ。席が取れたそうなので、早々に飲み干して移動しましょう。お店のオネエサマに、あいるびぃばっくを宣言してお店を後に。急いで件のお店へと。調子に乗って移動したので結構遠いのです。
無事にお店「山崎」へ到着した時には汗だく。カウンターの隅の席を確保して、取り敢えずビールください。ええ、ヱビスビールで。流した汗の分だけビールを補給。旨い!突き出しには【ほうれん草のおひたし】と【牛蒡のサラダ】。ほうれん草はちょっと甘いですね。やはり九州の醤油は甘口なのでしょうか。でも旨いのです。
牛蒡のサラダも上品な旨さ。御料人様が貪るように喰ってます。やはり昼間のバーガー三昧で体が野菜を欲しているのでしょうか。さて、ようやく落ち着いたところで何をいただきましょうか。長崎といえば五島列島。旨い魚介類がいただけるに違いないのです。この季節ですから【岩牡蠣】をいただきましょう。大好物。
富山や厚岸の牡蛎は大ぶりなのですが、こちらの方はやや小ぶり。身の方も軟らかなのは季節のせいなのかそれともこういう牡蛎なのでしょうか?ま、旨いんですけどね。ちゅるりとした喉越しが快感。やっぱり牡蛎は旨いですわ。そして北九州といえば呼子のイカ(だそうです)。すみません、【イカの造り】をお願いします。
やって来たのはまだ生きているイカ。あ、呼子かどうか訊くの忘れてました。多分そうでしょう、ええ。で、この生きてるイカが怒っちゃってるんですよ、色を変えながら。でも喰っちゃうんですよね。もうね、甘いの、身が。何だろう、この白くない真性透明なイカの刺身の旨さ。幸せ以外に言葉が出ないですね、ええ。
そして一旦下げられたゲソは塩焼きで帰ってきました。これがまた旨いんだわ。あまりの旨さに普段は禁じている焼酎の湯割をいただいてしまいました。これは仕方のないところ。さて、次は何にしましょうか。ホワイトボードに気になるメニュー。え?佐世保の名物?ではそれをいただきましょう。【レモンステーキ】を。
鉄板に乗せられた牛肉にレモンの風味。これはアッサリとして旨いですわ。サシ肉はあまり好んで喰わなくなってますが、これは実に旨い。口腔内を一陣の爽やかな風が通りすぎるようなそんな旨さ。堪らんねぇ。当然あっという間の完食。うひょひょひょ。勢いでつりあじをいただこうかしら。大とかかれたつりあじしかないのかしら?
お店の方に訊いてみると「つりあじは大だけなんです。小さいのは養殖です」とのこと。うーん、誠実な受け答えに感動すらしてしまいます。黙って出されたらきっと気が付かない莫迦舌なんですけどねぇ。では先ほど市場で見た【ウチワエビ】をいただきましょうか。これもなかなか食べる機会がなさそうですから。
やって来た造り。うわぁ綺麗な身の色。ぱくりといただけばほのかなエビの甘さが口の中に広がります。たまらねぇ、すみません日本酒下さい。ということでなぜか立山。佐世保の日本酒とかないんでしょうか?いや、いいんですけど旨いから。さっくりと刺身をいただいたところでまたしても殻が引かれていきます。きっと帰ってくるんですが。
当然のように帰ってきたのは【ウチワエビの味噌汁】なのです。きっちりとエビで出汁をとっているので濃厚な海の香り。日本酒と味噌汁という究極の幸せ。なぜこんなに日本酒と味噌汁の相性はいいのでしょうか。そして宿酔対策にもなっています。見事に足まで食い尽くして御馳走様でした。大満足。最高の満足。
やっぱりアレですわ、一発直感で入った店は間違いがないですね。さて、では先ほどきっと帰ってくると宣言した「SHOOTER'S SHOT BAR」へと向かいます。約束を守るのはオトナの証しですから。
戻ってみればお店は大盛況。今度は外人さんが一人だけ、あとは日本人のお客さんで一杯。先ほど外人さんがマスターと談笑していた席について一杯頂きましょう。【ジントニック】お願いします。御料人様は【カンパリソーダ】を。お店に着いた時にはいなかったマスターでしたがしばらくしたら戻ってこられました。
ご挨拶をしてお話ししてみれば何とも愉快な外人。ちなみに英語メインでときどき単語が日本語という感じ。会話になっているのは御料人様。私はというとわずかな分かる単語と片言の日本語の単語を繋ぎ合わせてなんとか意味が分かる程度。思わず英語を勉強せねばと思う不惑の男。お話をお聞きしていると神戸にもいたことがあるとか。
日本に来て何年ですか?え?41年?つか、なんで日本語出来ないの?元米軍のかたですか。そりゃあ基地じゃあ英語ですわ。いろいろと下ネタなんぞで盛り上がり、バーボンなどお代わりしたりで楽しいひとときを過ごさせて頂きました。まだまだ呑んでいたいけれども明日の旅程に影響が出ては大変なのでこのあたりで御馳走様でした。
さてさて。それでは今夜も早めに就寝いたしましょう。明日の朝もまたまた移動が待っているのですから。最終日まできっちりと西日本パスの恩恵を受けねばなりません。
ま、そうそう順調に事は進まないんですけどね。
宿酔以外にも罠は大きな口を開けて待っています。
2009年7月 1日 14:35
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: 西日本パスの旅〜佐世保編・夜の部〜
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://pulgogi.net/blog/mt-tb.cgi/1825