- 断じてグルメなどではありません
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- 「ポッサムチプ」というか「とく丸本舗」というか
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最近はお昼にカップ麺をよく食べていました。いわゆる、食費を浮かすために。お小遣い保存の法則ですね。お陰様で浪費が減りましたので、これはこれでよかったかな、と。しかし、問題がない訳ではありません。ええ、何かと問題はあるのです。
まず、基本的に体調が優れない。カップ麺だけでは栄養が偏ります、とよく言われましたが、カップ麺だけじゃないですらね、食べているのは。朝や夜はそれなりにきちんとしたものを食べています。生鮮食品や牛や豚や鶏やホルモンやカルビやハラミや丸腸やレバ刺や…。
なのに体調がイマイチ。理由としてはきっと「気持ちの問題」だと思います。毎日カップ麺を喰っているという事実だけで、何となく身体が重く感じているのでしょう。ほら、よく言うでしょう?病は気からとか。間違いなくそれ。
なので、この部分はなかったことにしましょう。カップ麺に何の罪もありません。それよりも問題は、アレです。味覚。これが変わったのではないかということ。
元々、子供の頃よりカップ麺やインスタント麺の類は好きではありませんでした。幼少より漬物・おから・ぬた・とろろなどが好きだという味覚を持っていたのですよ。で、成長しまして、オトナの階段を上って以来カップ麺も食べるようになりました。
ところが大抵の場合、カップ麺を喰った後は胃がもたれたり、舌がしびれたり。要は味が濃すぎるのです、私には。なので、例えば昼食や朝食にカップ麺を食べれば、下手すると夜は食パン一枚で充分、ということになっていたのです。
それが。
なんと、最近はまったくそんなこともなく、普通に生活できているのです。これはきっと体質が変わったのですね。味覚も鈍っているのかも知れません。元々、そんなに鋭敏な舌を持っている訳でもないので、これ以上の能力低下はよろしくありません。
ということで、昨日からお弁当を作ることになったのです。ま、ご飯と塩昆布・梅干し程度ですが。それで自らの調子を崩した舌やその他の臓器の回復を図ります。素晴らしい。この意気込みを世間に公表しようと、本日のお弁当の写真を撮ろうと思ったのです。
本日、二日目にして作るの忘れました。
いや、本当は覚えていたけれども身体が拒否(面倒くさい)したのでしょう。
デスクトップを丸腸を焼いている写真に代えたら、それだけで空腹感が増す管理人、てつやです。皆様いかがお過ごしでしょうか?私は案外元気です。という無駄に長い挨拶。「無駄」と「長い」をとったら何も残らない、そんなひとり言。
さて、最近は焼肉店や明石焼(玉子焼)の話が続いておりました。つまり痛風へと一気に転げ落ちる岩(ロックンロール)のような暮らしだった訳です。もうね、ごろんごろん。とはいえ、そうそう毎日飽食だった訳ではありません。
特に、平日などは同居者様のご希望もあり、主に食生活は植(物)生活となっておりました(上手い!)。とどのつまりは草生活。野菜中心、というかわずかに玉子を使うくらいでそれ以外は穀物・野菜・根菜。牛のような暮らし。(所詮は牛から離れませんか)
豆腐や納豆、小松菜にゴーヤと、まるで健康に気を遣っているかのような生活。あ、気を遣っていたのですがね。ほら、最近は丸腸だとかサシの強い肉だとか、明らかに食べ過ぎていますから。なのでカレーなどもルーを使わずにさらさらのスープ状カレー。
そうそう、スープカレーってルーがあるんですね?あ、ルーじゃないですか。何ていうんだ?え〜と、レトルトパックかな?うん、まぁそれを一度作ってみたいな、と思うのです。そりゃあ本場で食べられればそれに越したことはないのですが、遠く北海道の地までは、私の情熱を持ってしても誰も連れて行ってくれません。
北海道といえば、牛が多く飼われていますが、そのほとんどが乳牛ですから、焼肉好きとしてはどうなんでしょうね?でもジンギスカンは本場ですね。ジンギスカン、食べたいですね、ええ。関西では比較的少ないのですよ、六甲山とかになっちゃいますので。
そういえば、最近はジンギスカンが流行っているとか。ヘルシー指向な方には人気あるようですね。私も一度食べたことがあるのですが、というか一度しかないのですが、それが沖縄だったというのが解せません。だって、北海道の反対じゃないですか。
ま、その時には「チャンプルー」や「ソーキソバ」などもキッチリ食べましたから大きな問題ではないのですが、何故ホテルのディナーがジンギスカンだったのか。思えば不思議で仕方がありません。沖縄だから、豚料理の方がメジャーじゃないかと思うんですがね?
沖縄の豚といえばアグーですか。そういえば数を増やすために研究されていると聞いたことがありますが、その後どうなんでしょう?今のところ私は食べたことがありません。多分、東京などでは食べることも可能なのかも知れませんね。米国牛の禁輸で国産牛が高騰していますから、その代わりというか、新しいメニューとして。
ああ、BSE。未だに「肉骨粉を食べた牛を一口でも食べると狂牛病にかかる」という流言飛語がありますねぇ。特に坊巨大掲示板で、それも訳知り顔で。あ、顔は見えませんが。あれは「BSE感染牛の異常プリオンを多量もしくは長期間にわたり摂取し続けると変異型クロイツフェルト・ヤコブ病に罹患する可能性が高い」というのが今のところの見解です。ええ、まだ研究段階ですよ。
研究といえば最近は丸腸を調べていまして。こんな装置があるんですね。いやぁ世の中の機械化は目を見張るものがあります。この小腸をひっくり返す作業というのはどうやるのかと思っていたのですが、機械だったとは。あ、全部が機械とは思っていませんよ、ええ。
とまぁ、本日はとりとめもなく。普段から気になっていて、ひとり言のネタに使いたかったのですが、どれも単発では広がらないというか、私の浅い知識では羅列がいいところかな、というところです。さて、これで小ネタは使い切りましたので、明日からは美味しいネタ探しといきましょうか。
スポンサー各位:岩牡蛎の美味しい季節ですね。今年はまだなんです。
まぁ自力では食べられないので連れて行って欲しいという、そんなお願いだったりします。
最近は比較的よく飲食店へ行っています。つーか、奢ってもらったりしてます。ありがたいお話です。御陰様でここの更新も出来る訳ですから。ということで、先日は焼肉。ポッサムチプさんへとお久しぶりの焼肉。頂きます。
というのは、自炊の予定だったのですよ、自宅でご飯の。が、お店の前を通りかかると「中落ちカルビ」の文字が。一緒に歩いていた同居者様が前日食べたそうで「美味しかった」そうです。ほう。それは私への挑戦と受け取っていいのでしょうか?いいのですか?では食べましょう。
こんな経緯でお店へと。で、注文は当然「中落ちカルビ」を二人前。塩とタレでお願いします。そりゃ当然です。ゲタカルビってヤツは、タレで喰っても塩で喰っても美味しい部位。ならば両方を食べるのが人としての道理というものです。
で、生ものは軽く。ネギ塩ユッケ。私の大好物。相変わらずいい肉使ってますね。ビールと実に合う。旨い。てなところで「中落ちカルビ・塩」がやって来ました。本日の主役の登場。お待ちしてましたわよ。早速頂きましょう。
この塩中落ちカルビ。普段の中落ちカルビと一味違う。というか、見た目が随分と違う。今まで食べてきた中落ちカルビというのは、繊維に対して平行に捌いていることがほとんど。つまりスジ方向に切っているために、かなりの食感がある訳です。
ところがコイツは繊維に対して垂直にカットされていますから、信じられないほど普通のカルビなのです。これは珍しい。というか、普通にカルビで良さそうな…。これはタレの方も同様でした。でも中落ちならば「中落ちカルビ」なのでしょう。
で、味の方ですが…。旨い。信じられないほど旨い。カットだけの問題かな?違うなこれは、と思わせる旨さ。ご店主にお聞きすると、サーロイン辺りの中落ちだとか。え〜と。それは「特選中落ちカルビ」とかそんな感じですか?
いやぁ、これは堪りませんよ、ええ。塩もタレもガツガツといっちゃいまして、続いてはアカセン。これも見事なアカセン。やや小ぶりながらも、ぷりっと厚みのあるアカセン。うん、旨い旨い。
ついで、焼ハツを塩。これもいい。実に美味しいのです。以前、脂がぶりぶりで頂いたものよりは若干あっさりとしていますが、それでも旨味しっかり。堪らんですよ。とまぁ、これで今回は終わりにしようかと思っていたのですが。
ご店主が「これを試してみてください」と持ってきてくださったのはハチノス。ハチノスなのですが、普段食べているものとは若干違いますね。何というか、センマイとハチノスの中間のような。
ハチノスはこれまでも何度も食べていますが、結構固いイメージが強いのです。そして匂いが強い。この匂いはどちらかというと、好感がある方ではない匂い。なのですが、今目の前に置かれているハチノスは全く違います。
匂いというより以前に、その見た目の美しさ。乳白色に輝くそのホルモンは、生センマイの上等なものによく似ています。「生でも大丈夫ですよ」と聞くと同時に、同居者様はかぶりついていましたが。
で、私も頂きました。ええ、これは旨い。「上ミノの代わりにしようと思っています」いやいや。これは独立メニューでしょう。他店で扱っていないという、非常に美味しいメニューでいいんじゃないですか?取りあえず、私としては、盛り合わせに組み込んで頂きたい。塩の珍味盛り合わせに。お願いします。
さて、前回行った「とく丸本舗」さんのお話をご店主としていまして。「開いた小腸と丸腸は全く別物ですね」と言ったところ「是非試してください」と出された小腸。おおっこ、これは。綺麗な小腸じゃないですか。
早速塩で頂きましょう。うん、旨い。これは見事に旨い小腸です。でも。やはり丸腸とは違うものですね。この旨さと丸腸の旨さは違う部位と言っても過言でないほど違います。てなことを話し込んでまして。今度お店がお休みの時に是非ご一緒に。と携帯番号をゲットして参りました。え〜と。絶対連絡しますので。という話が先週の木曜日。
さて、そうと決まれば丸腸です。この板宿の「とく丸本舗」さんの丸腸が、東金「ほるもんセンター」さんの丸腸と同じものかを確認せねばなりません。とうなるとですね、東金と板宿の両方の丸腸を食べねばならないのですよ。
となれば、この二つを食べ比べられるのは同居者様のみ。ええ、そういうことですので行きませんか?え?しばらく肉はいい?そうですか。残念です。あれですよ。ポッサムチプのご店主と行く前に、この間食べた丸腸がいつでもあの美味しさなのか確認したかったのですがねぇ。
てなことを言っておりました先週の土曜日。ってか今の段階で言えば昨日です。たまたま同居者様の仕事場で雑誌など読みながら仕事終わりを待っていたのですが、そこへ一通のメールが。「きぃ〜」と叫ばれた同居者様。見るとメールはアマグリさんから。
「タイトル:東金に、 本文:向かっています(^.^)」と。「きぃ〜」です。というのも、この日のお昼頃、ぜんちゃんから焼肉(丸腸)に誘われていたのを断ったのですよ。なのに、遠く東の空の下では焼肉(丸腸)に向かって欲望という名の列車がひた走っている訳ですよ。
「今日は丸腸を食べます」という同居者様の御英断。即、ぜんちゃんに連絡。「ニイタカヤマノボレ(意:今日六時半に現地集合)」と。仕事をさっさと終わらせ、欲望という名の山陽電鉄に乗り込んだのです。
さて、現地。取りあえず店にはいると満席予約待ち。うわぁ、丸腸が。でもお店の方が言うことには30〜40分で空くと思います。ええ、待ちましょう。ぜんちゃんと合流したのち、すぐ隣の居酒屋にてビールとつまみで待ちましょう。
で、程なく席が空きましたとのご連絡。あれですね、こういうお店がそれなりに安くて密集していると時間がつぶしやすいのです。が、注文した品がまだ出てこない。ちょいと苛つきながら、テーブルに運ばれてきた瞬間に食い尽くしてお店を出ます。ゴチです。
いよいよ丸腸、いやいや、とく丸本舗さんです。本日もガッツリと頂きましょうか。まずはスモツ。これがビールに合うのです。で、前回「280円です」と公言しましたが間違いです。いや、正確には間違いではないのですが。
というのも現在セールというかイベント中のようで、一部のメニューが割引だったそうなのです。で、このスモツがそう。400円→280円と30%オフなのです。すみません。確認が中途半端でした。お詫びして訂正とさせて頂きます。
さて、引き続きましては生もの。ユッケ・レバ刺し・ハツ刺し。ユッケとレバ刺しは前回同様美味しかったです。本当に、実にいい肉を使っていますね。で今回初注文のハツ刺し。これが変わっています。
いや、別にハツが変わっている訳ではないのです。何と言いますか、普段食べ慣れているものとは食感が違うのです。敢えて言えば鯨の赤身刺しという感じ。実に大味ながら美味しいのです。う〜ん、この辺り、じっくりと腰を据えてお話を聞いてみたいところ。
ここからが本番。塩焼き物。ツラミ・ネクタイ・タケノコ。ネクタイは前回頂きましたので省きましょう。ツラミ、実にいい。ミスジの辺りを思わせるサシ具合と見事な捌き具合で実に焼いた感じから舌当たりまで美味しいのです。
が、今回特筆すべきはタケノコでした。肉厚の実に美味しそうなタケノコ。というのがファーストインスピレーション。白さも見事な新鮮さで味の方も期待できそうだなっていう程度だったのです。ところがどっこい。
何気なくつまみ上げて見ると、今まで見たことがないカットなのです。いわゆる輪切り。うわぁすげぇ。確かに大動脈の付け根ですから、管状で間違いないのですが、ここまで見事な輪切りになっていると鯉の口だとか水道のパッキンとかにしか見えませんよ。
しかも脂しっかり。パッキンの回りは全て脂。しかも上質の脂です。焼きながらも、その焼き上がり具合だけで味が想像できるという逸品。実際堪らなく旨いのですがね。ええ、こりっとした食感と脂のじゅっとした甘み。嗚呼至上の幸せ。ってやつですね。そして普通にカットされたタケノコも脂が付いていて実に美味しかったのです。
ここでいよいよ御大の登場です。丸腸。ええ、待ってましたよ。そしてこれも初注文もアカモツ(だっけ?肺です)です。これがあなた、思った以上に美味しかったのです。肺の部分は結構臭味があったりするのですが、これには一切なし。
むしろ無味に近いほどの淡泊さ。歯応えが中途半端なので好き好きはあるかも知れませんが、結構お薦めの内臓メニューですね。うん。で、よく考えてみると、ここまで全て塩なんですよね。塩ホル万歳。
早速機嫌よく焼いて参ります。丸腸は、その脂の多さですぐに炎が上がってしまいます。が、この勢いが何とも溜まらないのです。十分に焼いて、リボン状になったところでそのまま頂きます。火傷注意です。あちちち。
ああ、この脂が。堪らんですよ、やっぱり。どう考えても開いた小腸とは違うのですよね。親の欲目というヤツでしょうか?いや、私にはこんな脂ぎった子供はいませんけれどもね。でも旨いのです。うん、溜まらなく脂が旨い。
同居者様にお尋ねしたところ「鮮度などに違いはあれども物に違いはありませぬ」とのお答えを頂きました。つまり今この瞬間に東金と神戸・板宿が見事にリンクした訳です。素晴らしい。実に素晴らしいことです。あ、でも東金まで食べに行きますよ、ええ。
さすがにここまで塩ばかりでしたので、そろそろタレも頂きましょうか。すみません、カルビをタレで。ついでにイチボも塩で、ってまた塩かよ。ええ、塩です。ここのイチボは旨かったですからね。
ここで初めてのカルビ。そういえば前回もカルビ喰ってませんでした。焼肉といえばやはりカルビは食べておかねばね。で、出されたカルビ。ほほう。思っていたよりも小振り。というか、これって中落ちカルビじゃないですか?
味の方を確認しますと確かに中落ちカルビ。これはこれで全く問題なく美味しいのかまわないのですが、普通のカルビのつもりだっただけにちょっと驚きました。というか、つい先日ポッサムチプで中落ち満喫したというのに、というところですか。
このあたりで、おがちゃんと連絡がとれましたので合流します。未だ丸腸に当たったことがないというおがちゃんに丸腸を味見していただいて(追加注文です)このお店はご馳走様でした。ああ、実に満足しました。
ただ残念ながらマッコリの方がまだ無いそうです。お店の方に取引先の酒販店まで連絡してもらったのですが、思った物がありませんでしたので残念ながら。ま、できれば眞露などの韓国焼酎でも入荷してくれることをお祈りします。
この後、バーで一杯二杯頂いて帰宅した訳です。まったく何の問題もなく。マッコリや韓国焼酎がないと本当に平和に終わりますね。普段はあの手の酒を飲み過ぎてしまうんですよね。そういう意味ではマッコリがない、というのはいいことかも知れません。
さぁ、丸腸が旨いこと、開いた小腸とはやはり違うということ、東金と板宿では丸腸は同じ物であることが分かりました。次回は是非ポッサムチプのご店主と一緒に行きたいものです。
つーか、久しぶりのひとり言だからといって長すぎました。
途中で書き疲れたことは言うまでもありませんね、ええ。次回からは簡潔を目標に。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
ホルモン焼き「とく丸本舗」
654-0021 兵庫県神戸市須磨区平田町2-3-22
TEL.(078)737-3008
明石にて玉子焼を楽しむという、実に牧歌的な休日から一転。昨日は念願の丸腸を食べて参りました。ええ、ガッツリと。当然、東金までは行けませんから、比較的御近所であるところの焼肉店。しかも奢り。ゴチです。ひたすらゴチです。
ぜんちゃんからのお話では、どうも神戸・板宿駅の近所で「丸腸」と書かれたメニューを見たとのこと。これは神様(特に焼肉系)からのメッセージ。この間食べられなかったので、近所に光臨しましたよという丸腸の神様からのラブレター。
ということで早速お店へ。まずはビールで乾杯。生でもツマミながら丸腸様がお見えになるのを待ちましょう。で、ユッケと生レバー。実は最初に見た瞬間、レバーに期待してなかったのですよ。普段食べている「くにきや」さんや「ポッサムチプ」さんのレバーに比べてエッジの立ち方や色目が劣っているようでしたので。
が、食べてみればとんでもない。充分にイケてる新鮮レバー。おう、堪らん。でユッケの方も、これを使うのか!と思わせるほどの肉質でユッケ。これも旨い。惜しむらくは玉子の黄身が大きすぎることですか。これは仕方のないところかも知れません。卵黄の大きさは限界がありますから。
てなことをつらつら考えているところに、ご注文のホルモン達。やぁイラッシャイ!取り敢えず、味の方もよく分からないので、丸腸・アカセン・ネクタイ・ハラミをお願いしました。まずは味見からですね。ええ。
アカセンはやや小ぶり。厚みが余りないタイプ。とはいえ焼けばしっかりと膨らみ、味の方もかなりイケています。こりゃ旨い。そしてネクタイ。食道ですね。これもしっかりと味付けられて美味しいのです。
さて、ここで丸腸です。コイツをしっかりと焼いていきましょう。ええ、焼きましょう。丸腸。開いていない小腸。ぶつ切りになったコイツをタレで揉んであります。あ、このお店では、余り揉み込んでいないようでした。脂が落ちない工夫でしょうか。
じぶじぶと焼いているとですね、腸の部分がきゅっと縮むのです。そして脂部分が膨らんでくるのです。すると、両端から脂がむりむりっと、真ん中で腸がぎゅぎゅっと。結果リボンの結び目のような形になります。なるほど、九州で「リボン」と呼ばれる所以ですね。とうとう現物を見ることが出来ました。そして写真にまで納めてしまいました。
さて味の方ですが…。うお!これは旨い!なんじゃコレは!今まで「開いているか開いていないかぐらいで、味に大差は無いだろう」と高を括っていたのですがとんでもない。まったく違いますね、ええ。これは確かにめちゃめちゃ旨い。
敢えて違いを言えば、品が違う。香りが違う。何だろう、脂の脂たる格が違うような気がしますね。香りがすごい。例えれば「非常に上等な牛乳のような香り」がするのです。これは堪らんです。ホルモン好きはノックアウト間違いなし。テッチャンが入手困難な今こそ、この「丸腸」を普及させる好機です。
余りの堪らなさに、塩でも注文しちゃいました。塩丸腸。で、赤身の方もイチボを塩で。塩で食べる丸腸は更に香りがいいですね。店員さんに「塩だと臭みがあるかも知れません」と言われたのですが、何をおっしゃいますか。これは臭みではなく香りです。素晴らしく新鮮なホルモンだけがもつ香り。旨!
いやいやいやいや、これは参りましたよ。丸腸ってヤツはここまで旨かったのですか。これを今まで食べられなかった自分が情けないやら悲しいやら。ま、仕方ないですがね。なんとか生きている間に食べることが出来たのですから、来世の自分への課題が一つクリアされたということで。
ちなみに、イチボの方も美味しかったですよ。パッと見た目がそんなにサシが入っていなかったので、赤身がちな肉のイメージで口に入れたのですが、かなり細かいサシが入っていたようで、思ったよりも甘く口の中で広がったのは驚きでした。
とまぁここまで実に快調に食べたのですが、このお店たった一つだけ困ったことが。お酒の方が、私たちの好みのものが無いのです。そう、マッコリ。そして眞露などの韓国酒。もしもこれからレギュラーメニューとして登場した暁には、新しい通い場所が出来てしまいます。ええ、間違いなく。
さて、焼肉の方はこの辺りで終わっているのですが、今回面白い一品料理。「スモツ(280円)」だそうです。これは牛・鶏などのホルモンを捌いたときのロス、というか成形で出来る端っこ部分を薄くスライスしてボイル、酸っぱ辛い味付けで和えてあります。
これが意外と旨いのです。いや、意外と、というのは失礼ですね。実に旨いのです。大体が、端っことか隅っことかってのは旨いんですよね。栄養価も高かったり。そしてこの手の味付けはビールに実によく合います。それもあってビールばかり呑んでいたのですが。
とまぁすっかりと堪能させて頂きました。東金から「マル腸すごい!マル腸すごい!」という電話が嫌がらせのようにかかってきた理由がよく分かりました。私だって誰かに「マル腸すごい!マル腸すごい!」と知らせまくりたかったですからね。
本日謹んで、世界に向かって「丸腸凄い!」と発信させて頂きます。
恐らく突然丸腸が食べたくなる発作に襲われることでしょう、私。
今回のお店:ホルモン焼き「とく丸本舗」
654-0021 兵庫県神戸市須磨区平田町2-3-22
TEL.(078)737-3008
久しぶりに玉子焼(明石焼)の旅に、本場明石・魚の棚へ。お昼ご飯を作るのが面倒とか、そういった理由ではありませんよ。本当に玉子焼が食べたかったのです。だからですよ、ええ。そして、この所の飽食の焼肉からの脱却も含めて。
ということで、列車に揺られて明石まで。せっかくなのでとお誘いしたぜんちゃんは出先ということで後ほど合流いたしましょう。
さて、ネットで調べて参りました「くいしん坊」へと赴きます。このお店二軒店舗があるそうなので、一応両方を見てから。が、魚の棚からすぐのお店は見つかりましたが、もう一軒が見つかりません。うろうろとしていたら市バスに轢かれそうになったので、最初のお店へと戻りました。
実は最初に下見がてらお店の前を通ったときにすれ違ったお母さんが気になりまして。この方が焼いてくださるならば恐らく美味しいでしょう、という予感。もはや予知に近いものがあります。ええ、そのお母さんが焼いてくださいました。
ただ、このお店。「お一人様一品以上ご注文ください」という制約付。ま、お店の方針ですから仕方ありませんが、それなら店頭に書いていて欲しかったですねぇ。私たちのように2〜3軒は回ろうかという野望を持っている者にはまったく向かないお店です。が、喰いましたけれどもね。
玉子焼そのものは実に美味しく。出汁も常温。見た目が固そうでしたが、開いてみるとふんわりと、実に優しい玉子焼。これは旨い。ただ、15個ですか。多いです。一人一人前以上なら、少し減らして頂きたかった。二人で食べるのにちょうど良かったですね。
とはいえ、普通なら「多くて旨くて嬉しいな」と言うところですから、目的と結果というものが実に難しいと実感です。ま、玉子の殻が入っていたのはご愛敬というところですね。美味しく頂きまして、次のお店と向かいます。
途中、ぜんちゃんと合流しまして、同居者様・私・ぜんちゃんの三人で次のお店へ。ちなみに「寿司・出島」の前で待ち合わせだったのですが、ぜんちゃんはすっかりと寿司を食べるつもりだったようです。日曜日の昼間から。と言っている間に次のお店「ウタ」へ。
さてさて。先ほどから少し時間が経ってますから、今度も一人一人前でも大丈夫ですよ。というか、そういう気構えが必要ということですか。が、このお店ではそういう縛りはありません。なので同居者様と二人一人前。で、ビールも。うん、これ。さっきはビール呑めませんでしたらから。
ビールと一緒に出てきましたのはゆでだこ。ですが、本当に玉子焼に入っているような小ぶりなものが三切れ。これはビールのアテでしょうか?それとももれなくいただけるものでしょうか?何にせよいただきます。遠慮というものは遠く光の彼方に忘れてきましたから。
お、旨いですね、これ。「今から玉子焼にコレを入れますよ」的なつまみとしても有りじゃないですか?これはいい。もっとも、これだけでビールが飲めるほど卓越したアル中ではありませんから、玉子焼の登場をお待ちします。
熱い出汁と温い出汁の選択が出来ます。当然温い(常温)でお願いします。出汁はスッキリと。そして三つ葉がついてきます。ぜんちゃん的にはもうコレで好感度アップだとか。確かにこの三つ葉はいいですね。見栄えもしますし、香りもいい。日本の香草といっても過言じゃありません。
でまぁしばらくたって、焼きたて出来たての玉子焼。十個入り。ほうほうほう。これは綺麗で旨そう。先ほどのお店よりはやや大振りです。で、蛸もしっかりと。生地の方に少し甘みを感じるのは味醂でしょうか?これも心地よい旨さ。
そして出汁と合わさったその味は至福です。これはいい。とろりとした生地に出汁が絡むと甘みを一層感じます。いや、素晴らしい。最近食べた玉子焼にこの味はありませんでしたね。お店の方も綺麗で、接客も柔らかく楽しく。ああ、居着いてしまいそうな居心地。
さて、このお店も堪能しまして。ぜんちゃんのご希望、寿司。いいですよ、行きますよ。でも時間が少し早かった。30分ほどありますので、ここは一つ。立ち飲みなど行ってみましょうか。魚の棚の中にあります有名なお店に。
あ、このお店はそういう意味で有名なお店ですので写真はありません。店名も伏せておきます。今回は時間潰しと偵察という名目でしたので、濁り酒とビールとカストリ焼酎を三人で頂いて退店です。次回はしっかりと明石の地の肴を頂くことにいたしましょう。
で、結局待ち合わせをした「出島」にてお寿司を頂きます。このお店に来れば絶対に注文は「蒸し穴握り」ですね。お通しの肝煮付けと梅貝(数が足りず私はお預け)でちょいとお酒を頂きます。え?呑むのは私だけですか?じゃあ赤石泊を冷やで。
もうね、昼酒万歳。ってさっきも呑みましたが、堪らんですよ。くらっと回るのですが気にせずに。造りを盛り合わせて頂いて、鯛・鮃・中トロなどの盛り合わせ。オマケに鮃の肝付ですか。こりゃ酒がすすむ。ってんで一人で酒盛り気分です。
考えてみれば最近は肉肉肉ばかりでしたから、魚というのはいいですね。生の魚を摘みつつ、旨い日本酒をちびちびりと呑んでいると、すっかりと旅行気分に浸ります。旅行?そうか、これは小旅行だったのですね(電車で20分)。
なるほど。それなら誰憚ることなく酒呑んだって平気じゃないですか?なぁんだ、気を遣って損したよ。そうそう、旅行ですよこれは。脳内バーチャル旅行。心と精神の旅立ちというヤツですね。すみません、赤貝も造りでお願いします!
良心とか世間体などが私の知らないところへ旅立ったようです。
まったく、世の中に顔向けできないような休日の過ごし方です…。
今回のお店:玉子焼「くいしん坊」
兵庫県明石市本町2-1-4
TEL.(078)911-5353
明石焼「ウタ」
兵庫県明石市本町1-8-11
TEL.(078)911-5121
寿司「出島」
兵庫県明石市本町1-1-20
TEL.(078)912-6908
本日、普段一緒に焼肉三昧をしている仲間は讃岐へとうどんツアー中です。うん、私はお留守番。というか、しっかりとお小遣いを貯めて夏の関東焼肉行脚へと備えねばなりません。ということで、昨日は長田で焼肉。(間違っているかな?)
前回デジカメを忘れるという失態を演じたので、今回は間違いなくポケットに詰め込み、向かうは「だるまや」さん。このお店、長田の焼肉店らしく、基本は盛り合わせ。ホルモンミックス。これがリーズナブルで旨い。
ということで「ホルモンミックス中皿」と生もの。今回は生レバとチレ刺を。前回はチレを焼いたのですが、せっかくなので今回は刺身で頂きます。早速出てきましたのは生レバから。これはまた、なかなかの大ぶり。
最近はレバ刺しも小さめにカットするお店が多いのですが、ここでは焼きものと変わらない大きさ。で、これがまた新鮮。エッジはきっちりと鋭角。甘みしっかり。王道中の王道と言える実に旨いレバーです。うん、旨い。
そして続いてはチレ刺。え〜と。これ刺身ですよね?なんかスゲェ大量なんですけれども。皿にてんこ盛り。で実に旨そうなんですけれども…。では味見など。あおう!これは!酸っぱ辛いタレで味付けされたチレ、旨!
新鮮でしかも絶妙な味付け。前回焼いたときには少し苦みのようなものを感じていたのですが、今回は全くそんな気配すらなし。ってか旨いのですよ、うん。で、喰っても喰っても無くならない勢いの量。これは素晴らしい。
実際これだけの量だと3〜4人で食べるのにちょうどいいかも知れませんね。とまぁ色んな事を考えている間にお次の番。盛り合わせ。出た!これこれ。これが何とも旨いのですよ。といいますか、これも十分三人で食べられる量。大盛り、中皿なのに。
内容は、アカセン・ミノ・テッチャン・小腸・ウルテ・タケノコ・センマイ・チレ・ハチノス・ハツ・レバ等々。これらがどっさと盛り合わせ。もうねどれを食べようか選ぶのが楽しくて楽しくて。
「お、このアカセン旨そう」「こっちのセンマイは白センマイみたい」などと選びつつドンドンと食べすすむのです。ウルテもタケノコこりこりでうめぇ、テッチャン肉厚でたまんねぇ、などと大騒ぎ。
あれですよね、こう、盛り合わせってのが何が入っているのか分からない宝箱っぽくて、食べるのが楽しくて楽しくて。で、新鮮なホルモンがこれでもかと盛り合わせてあると嬉しくて仕方ないのね。旨、堪らん。
そして、前回から気になっていたドジョウスープを頂きましょう。はい、東京でも食べましたが、ドジョウ。関西と関東に違いを…って料理法がまるで違いますけれどもね。でもドジョウ、喰います。
ほおお。ドジョウそのものはすっかりと形がないですね。うん、すり身というか、煮込んで煮込んで溶けちゃったみたいです。早速頂きましょう。お、旨い。ちょっと泥臭いというか、クセはありますが、実に旨いです。
で、喰いながら身体に良さそうな気がしますね。普段焼肉時にはほとんど野菜メニューを食べないので、こういう煮込んでとろとろになった野菜は非常にありがたいです。いやいやいや、ご馳走様でした、大満足です。
よく考えてみると、今回はホルモンのみですね。ハラミさえも食べないという、赤肉完全無視の焼肉でした。きっとあれですね。ほるもんセンターに行けなかった反動でしょうね。ホルモンに対する欲望の深さが見事に表れました、ええ。
痛風という恐怖すら超越していましたね。
ホルモンは身体にいいのですよ、食べ過ぎなければ。
今回のお店:焼肉「だるまや」
兵庫県神戸市長田区神楽町6丁目3−15
TEL.(078)621-0769
ようやく「ほるもんセンター」レポートの最終回。自分で書かずに突っ込みだけ入れるという、私にとってのみお手軽更新は本日まで。残念。これからは、誰か他人のblogから勝手にコピペしようかしら。(犯罪です)
という訳で昨日の続きです。

音は「ピンポン」じゃなくてもっと個性的な感じでしたが酔っぱらってすっかり忘れたので強引にピンポンで表現します。
「ピンポーン」
「焼酎お代わり下さい!」
「ピンポーン」
「まる腸塩でもう一つ下さい!」
「ピンポーン」
「みのサンドと、ヤンとガツの塩焼下さい!」
「ピンポーン」
「ホッピー二つ下さい!」
この日、いったい何回のピンポンが流れたことでしょう(笑)
注文しすぎ。最初のメニューを見ただけでも大抵すげぇ量なのに。というか、丸腸って。まだ丸腸って。そりゃあ美味しいんでしょう。みのサンド?ヤン?ガツ?もうね、羨ましいったら。やっぱり、無理してでも行けばよかったと後の祭りがピーヒャララ。
すっかりと酔っぱらった私でしたが、後から食べたこのガツの塩焼きと、うちわなんこつ、すごく美味しかった。コリッコリとしていて、食感と旨みが良いです。今まで余りなじみがなく、「どうかなあ」と思っていた豚ホルモンでしたが、やはり「旨いもんは旨い」ということでしょう。
もうね、嫌がらせのように電話頂きましたよ。神戸では確かに美味しい焼肉を食べていましたよ。でもね、コチラにはないメニューって物があるのです。それが「丸腸」であり「うちわなんこつ」なのですよ。うん、喰わせろ。
うちわナンコツってのは豚の喉あたりらしいですね。ウルテが喉ナンコツで、それとタンとの境目だそうです。それは間違いなく私の好物です。牛で言うところの「しきん」でしょうか?ああ、喰いたい喰いたい。喰ったこと無いものは全て喰いたい。
そして、特筆すべきことがもう1つありました。それは、1度も肉の譲りあいがなかったということ。いわゆる「遠慮のかたまり」ってやつが、一度もできないまま全ての肉皿がいつのまにか空になったんです。素晴らしい♪
あのね。その食欲というか旨いもの欲というか、止めどなく溢れる欲望という名の列車に乗った貴方達は素晴らしいと表現させて頂きます、というよりも羨ましい。デザートも必要ないほどホルモンを堪能できるとは…。やはり私は行かねばならないようですね、東金に。
ハツ刺やハラミ刺などは次回にとっておいたということで。
本当にお世話になりました、ほるもんセンターさま。また来ます!
そして、最後に、酔っぱらった2人を駅までお迎え来て搬送してくれたナガシマさん、2次会の約束までしてたらしいのに、ごめんなさい。
そういえばすっかりと忘れていましたが、今回の最大の被害者、というか辛い思いをされたのはナガシマさんでした。私たちは「くにきや」さんで焼肉を堪能しましたが、ナガシマさんは「待ち惚け」と「酔っ払いの回収」という辛い目に遭っていたのですね。
やはり今度はアレですよ、ご一緒しましょう「ほるもんセンター」に。女性達は置いておいて。むしろ積極的に内緒で行きましょう。こっそりと。ま、私は新幹線に乗る段階でバレますが。それは気がつかないことにして。
ということで、私が楽できるシリーズは終わりました。次回からは、キッチリと自分でレポートさせて頂きます。ええ、キッチリと。
その為には「ほるもんセンター」を目指すしかないのです。
必ず、必ずこのリベンジはさせて頂きますよ、ええ。
今回のお店:炭火焼き「ほるもんセンター」
千葉県東金市東岩崎1-15-103
TEL.(0475)55-7141
昨日に引き続きまして本日も東金「ほるもんセンター」レポートを。といっても、私自身が「喰いたい喰いたい」というストレスを与えられるだけという、ある意味マゾヒスティックな企画。
ま、昨日の続きですから、言うまでもなくいよいよホルモンを喰う訳ですね。喰う訳ですね。喰う訳ですね。羨ましいったらありゃしない。
カシラ、白モツ、Pタン、関西ではこういった豚ホルモン達にはあまり馴染みがありません。そこで早速焼きに入ります。カシラ旨!これは気に入りました。何というか、とても旨みがあるのです。ちょっと歯ごたえを感じるのも私の好みに合ってます。Pタン、ほほぅ、これは牛タンとはまた違った風味ですねー。個人的感想では牛タンの代わりにはならないでしょうが、別のものとして好きです。白モツ、美味しいんだけど、実は3月末に送っていただいたものの鮮烈な記憶と比べると、ちょっとペラペラしてる感じかなと思ったのです。それで後でご店主に尋ねてみると、「同じ鮮度でも気温が低い方が肉厚になりやすい」と教えてくださいました。なるほど、ホルモン道も奥が深いですな…っていつの間にそんな道に入ったものやら(笑)
なるほど、まずは豚ホルですか。Pタン(豚タン)は、(多分)薫製しか食べたことがないのでよく分かりませんが、皮を剥かずにそのままカットするそうです。その方が味がよいとお聞きしました。ええ、うんちくはどうでもいいのです。私も喰いたい。喰いたいのです。
そして白もつ。テッポウ(直腸ですね)。確かに以前頂いたものは、非常に旨かったです。肉厚・脂しっかりで食い応え満点。体調不良で煮込みしか作れず、焼いて食べたかったと未だに後悔の念に苛まれています。いや、体調不良ごときで旨いものを喰い逃した自分こそが罪です。
何?丸腸ですか!例のヤツですね。私が数年前より喰いたい喰いたい喰いたいと念仏のように唱え続けているのに、何故だか我が口には入ることがないというのに。喰いますか、喰っちまいますか!しかも塩とタレの両方を。もうね、この時点でお腹がぐぅ〜ですよ、漫画みたいに。
アレですよ、「小腸」と「丸腸」の違いは開いているかどうかだけ、と言われるんですが、やはりころりんとした、丸腸で喰いたいですよ。ええ、喰いたいです。

魔法にかかった2人にはもう怖いモノはないのでした。特に気に入ったまる腸の塩などを次々と注文し、芋焼酎の杯を重ねていったのです。 (続く)
このね。丸腸ってヤツは凄いらしいですね。いや、お二人の「まる腸すごい!」ってのは当然ですが、旨さが最高とアチラコチラで聞きます。脂がただ事でなくジューシーで甘く、まさにホルモン・オブ・ホルモン、コレを喰わずしてホルモンを語るな、と言われたことはありませんが。
何だかねぇ、話だけ聞いている自分が虚しいですよ。誰か御近所で丸腸が食べられるお店知りませんか?何をおいても喰いに行きますよ、ボカァ。ホントに。
今年の目標は丸腸制覇と決まりましたね、ええ。
ということで丸腸以降は明日に続きます。
今回のお店:炭火焼き「ほるもんセンター」
千葉県東金市東岩崎1-15-103
TEL.(0475)55-7141
先週末、「くにきや」さんと千葉県東金市「ほるもんセンター」さんと、ある意味二元中継焼肉を行いまして。で、「くにきや」さんの方は私が逐一レポートさせて頂いたのですが、「ほるもんセンター」さんの報告がまだ。ってか私喰ってないからレポートできません。
と言うところなのですが、普段よりその味覚に絶対的信頼を寄せております同居者様が東金組です。つまり、その日記をそのまま使わせて頂くという荒技により、私自身の更新も楽をしてしまうという一石二鳥を狙います。なので以下は引用です。いや、引用という名のコピペです。
日頃、私が最初にお店に行くときはほとんど予約をしない。その方がお店の日常の姿が味わえるし、途中で気になるお店があればそちらに入ってしまうこともできるから。でも、今回の目的地は千葉県東金市。場所が遠いので満席だった場合の損害が大きすぎるという名目と、少しでも美味しい物を食べようとする実際の欲望から事前に予約した。ご店主によると、最近は良い牛の屠殺がないそうで、運を天に任せての予約。しかし、結局は前日に今回は良い牛がなかったとのお知らせが入った。残念。生ものは全滅かなと思ったけれど、前日のW杯日本戦の影響で、少しレバ刺と牛刺が残ったとのこと。次の日に良い牛が入れば土曜日にもう一度行くさと軽く考えてアマグリさんと一緒に東金を目指す。途中、乗り換えはあるし、電車結構混んでるし、確かに遠い(笑)でも、美味しい物のためならどこまでも。
はい、東金駅に到着。ここからは検索していた地図とご店主から教えて頂いた道筋で一目散。脳内シミュレーションも完璧に終わっており、地図一つ見ることなく全く迷うことなく、お店到着。
え〜と。ここまで読まれておわかりかと思いますが、長いです。焼肉の罠の特徴としまして、1.長いテキスト、2.食い過ぎるスタッフ、3.手加減を知らないハシゴ、4.痛風怖いと言うのがありますが、今回は特に1.と2.をふまえています。というか、それが全てです。ええ、連載になることは決定です。
では、引き続きお楽しみください。
こんにちはー。初めまして♪
平日の開店直後ということもあり、我々が一番客。ご店主もお出迎え下さり、ご挨拶をして早速店内の4人席に通されました。お店はかなり広くゆったりとした造り。早速注文しましょう。本日のお勧めは店内の黒板に書いてあります。ご店主も説明に出てこられました。結局、「おツマミにガツニンニク・ピリ辛もつ煮、生がレバ刺・牛刺し、焼き物がカシラ・ハラミ・Pタン、白もつ、まる腸」というのが最初のオーダー。飲み物はもちろん生ビール!長旅で乾いた喉にはやっぱり生ビールでしょう。今回、女2人ですから、どれだけ食べられるか不安のあるところです。お店の方も心配されたようで、次々とお皿を並べられながら「残してもいいですから」と言っていただきました。ありがとうございます。
おツマミが運ばれてきました。このガツニンニクが美味しいです。豚ホルモン「ガツ」のニンニク漬けだと思うのですが、お酒に合いますよー。たくさん食べれば翌日の外出禁止は必至(笑)でも、止まるわけはありません。旨い旨いと言っているうちに生レバーと肉刺しが!生レバーとして出せる最終日と聞いた上で口に含みましたが、甘い♪世間で言うところの新鮮なレバーそのものでした。嗚呼、やはりもう一度来たい(来たばかりなのに)!最終日ではなく一日目のレバーが食べたい!そうすれば、人生の暫定一位のレバ刺しに出会えるかもしれない…そんな予感を感じさせるレバ刺しでした。(続く)
…注文しすぎ。まぁあれですよ。間違いなく喰いきるでしょう。ええ、普段を知ってますから。でもね、神戸では行きたくても行けなかった可哀想な私がいる訳ですよ。そりゃあ同時刻に「くにきや」さんで焼肉喰ってましたけれどもね。
それでもやはり、ほら、気遣いというヤツですか?ちょっとは「可哀想に」とか考えてくれても良さそうなもんじゃないですか。なのに。なのに初注文が「おツマミにガツニンニク・ピリ辛もつ煮、生がレバ刺・牛刺し、焼き物がカシラ・ハラミ・Pタン、白もつ、まる腸」ですか。そうですか。
ガツニンニクは、以前送って頂いてガツガツと頂きましたので味は知っています。旨いです。コイツは本当に旨い。土佐に「酒盗」と呼ばれる凶悪な酒の肴がありますが、このガツニンニクは「ビール強奪」と呼びたくなる一品です。もうね、喰う飲む喰う飲む喰う飲む喰う飲む…がエンドレス。ああ、思い出しただけでビールが欲しくなる。そんな素晴らしい酒の肴。
今日は誰が何と言っても自棄ビールを呑みますよ、ええ。
ということで、更に続きます。
今回のお店:炭火焼き「ほるもんセンター」
千葉県東金市東岩崎1-15-103
TEL.(0475)55-7141
千葉に行きたい行きたいといくら叫んだところで、新幹線のチケットが突然鞄の中から出てきたり、通りすがりの長距離トラックのドライバーが「ちょうどそこを通るから乗っていくかい?」などというイベントが起こる訳もなく。そうなれば、地元でのベストバイを選択します。
ということで「くにきや」さんお食事会。当初、ぜんちゃんと二人の予定でしたが、そこはそれ。肉の匂いをかぎつけてyoshi・おがちゃんも参加。ってか、ぜんちゃん・おがちゃんは前日もポッサムチプさんへ行っていたのに。こうなってくると、誰が一番最初に痛風に辿り着くのかデットヒートですね。
さて、ビールで乾杯の後、刺盛り。レギュラーメニューなのですが、本日はタンユッケの代わりに普通のユッケ。ん?“普通”?いや、普通じゃないな。このユッケは普通じゃない。なにこの美しさ。そして旨さ。とてつもないユッケの登場ですよ。
美しいまでのピンクの肉に絶妙の味加減。混ぜて食べる旨さ。付け合わせのリンゴと一緒に食べると、まさに口の中に広がる生肉の幸せ。これは旨い。タンユッケの旨さに、この普通じゃない普通のユッケの事をすっかりと忘れておりましたよ。うん、たまんね。
で、珍しい塩ものとして「あごスジ」を。これがですね、実に旨いのです。こりこりとした食感。よく焼いてぎゅっと締まった肉の旨味。もう延々と食べ続けたいと思わせてくれるのです。基本的にこの手のスジがちなメニューは塩でよく焼くのが好みです。
更に塩ものは続きます。どど〜んと盛り合わせ。上ミノ・ハツ・アカセン・ソッチャン・特上ロース・サガリ。目映いばかりのホルモンと赤肉。素晴らしい。この所ご無沙汰だったアカセンもしっかりと頂きましょうね。
というのも、胃痛→胃が悪い→悪い部位を食べる(中国式)→じゃあ牛の胃→アカセンを喰う、という図式なのです。主にアカセンを頂きます。いや、他の肉を喰わない訳じゃないですよ。ええ、食べますとも人並み以上に。
このホルモン達は実に旨い。上品な脂、鮮度の高さと本当に絶品。「ほるもんセンター」さんに行けなかったから負け惜しみを言う訳じゃないですが、これは実に旨いのです。中でもハツ。刺身でも食べましたが、じっくりと焼いたハツは、また別物として更に旨さを増しています。
とまぁ一通り塩ものを楽しんだ後。次に出たのがロース。恐らく特上ロース。恐らくってのは、あまりの御肉様に興奮しまして、説明をちゃんと聞いていなかったから。あ、いつものことですね、そうですね。はいはい、反省はしておきますよ(居丈高)。
まぁ、この御肉様が素晴らしい。サシの加減も絶妙。これ以上多くても胃に負担がかかりますが、そのちょうど見極めくらいの見事さ。いやいやいや、これは旨いですよええ。まぁこれだけの肉が食えるのでしたら、痛風に一歩近付いたとしても仕方がない、とそれくらい。
そしてサガリ(多分)。こちらもいつもながら旨い。ほろりと崩れる見事な肉。歯応えというよりも、舌の上でほどけていくのを楽しむという究極の赤ホルモンじゃないですかね?ハラミ・サガリ・ツラミなどはまさに赤ホルモンと呼ぶに相応しい旨さなのです。
ということで、今後ホルモンは白と赤の二種類で脳内分類させて頂きます。タンなども赤ホルモンですね。と、ここで本日タン関係のメニューがなかったことに気づきました。以前からタンは手に入りにくいと聞いていましたがとうとう…。ま、恐らくいいタンが無かっただけだと思いますが、思いたいですが。
いよいよラスト。カルビ。まぁ何ですが、ここのカルビに関しては、あまりの素晴らしさに全身の力が抜けてしまいますね。今回もご多分に漏れず見事!の一言。美しい。そして旨い。キッチリと揉み込んだカルビは、ツケダレが必要ではないのですが、いつものようにチシャでピビンパとともに巻きますから、やや辛めに設定したツケダレは必要なのです。
で、旨い。旨い。旨い。旨い。旨い!ああぁ、もう最高ですわ。これこれこれこれ!これですよ。焼肉の醍醐味ですね。確かにホルモンは大好きで大好きで大好きですが、このカルビは外せないのです。特にご飯物との巻き巻きは。
とまぁ、満腹。満足。満ち足りました。今回もお酒は少なめで、実に美味しく食べる方に専念させて頂きました。この後、機嫌良くバー巡りなどしまして帰宅いたしました。
さて、それはそうと、千葉組なのですが。私たちが焼肉からバーへと移動している間に何度も電話が入りまして。内容はたった一つでした。うん、旨かったって…。
ああ、「丸腸」が旨かったってさ。喰いてぇよ!
ということで、夏には千葉遠征が決定いたしました。ご希望の方はまたご連絡くださいませ。
今回のお店:炭火焼肉「くにきや」
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
本日早朝、というよりも午前3時は深夜ですね。その時間帯に何故か目覚めまして。で、考えるのは千葉で食べられるであろうホルモンの数々。ちょっとまて。仕事に追われて夢にまで見るってのは聞いたことありますが、ホルモンが喰いたくて悶々と夜中に目覚める。頭おかしいぞ。
で、その後も寝てはホルモンを夢見、目が覚めては反復しを繰り返しながらの早朝。今度は早朝、午前6時。恐ろしいまでの胃痛に襲われてしまいました。もうもんどり打つほどの激しい痛さ。丸まろうが体を伸ばそうが、襲い来る胃痛から逃れられません。
うんうんうんと唸りながら布団の上で悶絶しておりました。胃薬(飲みすぎ胸焼け用)を飲んで、ジッとしていると、なんとか5分おきに痛みがやってくる程度まで復調いたしました。これなら何とか外出可能。ということでようやく職場に辿り着いた次第です。もう満身創痍、胃袋だけ。
しかし何ですね、ホルモンが喰いたい喰いたいと思いながら寝ただけで、そのストレスで胃が痛いなどとは全くまともなオトナとは思えません。それでもオトナとして、胃薬(神経性胃炎用)を購入しまして飲んでおります。少しずつ快方へと向かっていることをここで明言しておきます。
私信:今夜の焼肉(奢り)は大丈夫ですよ、はい。
いやぁ久しぶりの痛さに苦しんでいますがね、肉喰えば治ります。きっと。
今週末、置いてけぼりを喰らう私のために、同居者様が大阪は十三の焼肉店へ行こうとご提案くださいました。ありがとうございます。たとえ出不精で名を馳せた私でも、焼肉と聞いては大阪くらいなら出かけますよ、ええ。
ということで十三駅で待ち合わせ。そこからお店までは同居者様のご案内で、え?場所がよく分からない?いや、私もっと分かりません。いきなり路頭に迷います。こんな時PCがあればネットで…。あ、そうでした。文明の利器「iモード」があったのです。
という訳で、PHSからケイタイへと切り替えて早一年。初めての「iモード」検索が役に立ちました。ありがとうDoCoMo。ボクはこのご恩を一生忘れません。
ということで今回のお店「請来軒」さんへとやって来ました。ごちゃごちゃっとお店が入り組んだこの辺り、実に私好み。梅田あたりの人混みとは違い、居心地のよい飲食店街。ま、月曜日ですから人も少なめだったのかも知れませんが。
さてさて、このお店。カウンターとテーブル少々のシンプルさ。炭ではなくガス火。なかなか良いじゃないですか。早速ビールで乾杯して、さて何を注文しましょうか?え?ツラミが変わっているのですか。では早速頂きましょう。
このツラミ。なるほど、普段食べている薄切りではなく、まるでカルビかハラミのようなざっくりとしたカット。いいですねぇ、早速焼いて喰らいましょうか。と、ほほう、見事。見事な歯応え。これは肉を喰っているという実感があります。
確かに肉自体がかなり堅めなので、がじがじと食べねばなりませんが、繊維を斜めにカットしてますから噛み切れないなどと言うこともなく。見事に肉の旨さと肉を「噛む」という喜びを感じますね。うん、確かにこのツラミはお薦めです。
続いてはハラミとシマチョウ。この時節、シマチョウ(テッチャン)はなかなか入手困難だと思うのですが、なかなか立派なシマチョウです。肉厚、そして脂ものっています。もっとも、最上級の脂のりにはほど遠い感じはしますが、肉厚さでカバーしています。旨い。
そしてハラミ。普段、ハラミの歯応えとよく言っているのですが、先ほどのツラミの前ではまるで離乳食のような歯応え。いや、そんなことはないですが、そんな比較したくなるほどの柔らかさを感じます。もっとも、肉の旨味に関しては充分に濃厚。ホルモン食いには堪らんものがあります。
せっかくなので塩でタンも。このタン。ちょっと驚きです。冷凍ではない、生の味。そしていわゆる上タン。なのに分厚く、大きなカット。これは旨い。タン好きな方は是非一度試して頂きたい。よくある薄切りで皿の模様が透けそうなタイプとは全く違います、そして旨い。甘みさえ感じる旨さ。
これだけ分厚く切っても、固いと感じさせないのはカットの旨さもさることながら、物が相当いいのではないでしょうか?うん、そんなに牛タンに執着のない私でも、このタンはお薦めしてしまいます。とまぁ、この辺りまでは普段と変わらないメニューです。
ここで一味違います。いわゆるホルモンでも癖の強いもの。あれです「マメ」を頂いちゃいましょう。すみません、マメをタレでください。「これは腎臓です」とニコリと微笑むお店の方。ええ、存じ上げていますよ、マメ=腎臓。
このマメってヤツは単品で喰ったことがないのです。以前の「のぎく」さんのチレ同様、ホルモンミックスに入っている物を少しだけ食べたりする程度です。そしてそのわずかな量でも、旨いと思って食べた覚えがありません。いわゆるアンモニアっぽい臭いが鼻を突く。
がですね。このお店では全くそんなことはない。癖はありますが臭いは無い。これは恐らく処理が丁寧なのでしょうね。そして新鮮でなければ、こんな風にややレア気味には喰えません。ええ、かなりぷりっとした状態で頂きました。うん、旨かった。普通に美味しかった。
いやぁ、久しぶりに少し遠出してきた甲斐がありました。この所ご近所だけで全てを済まそうという気が強かったのですが、足を伸ばせば未知なる出会いがあるということを実感しました。全く、世の中というのは油断も隙もありません。私に隠れてこんな美味しいお店があるなんて。
だから、やっぱり千葉までホルモンを喰いに行きたいのです。
きっと、内緒でみんな旨いもの喰っているに違いない。
今回のお店:焼肉「請来軒」
大阪府大阪市淀川区十三本町1-2-6
TEL.(06)6390-1739
BBQやろうよ!と呼びかけると人々が盛り上がるのは、季節が夏への秒読みを始めたからでしょうか?などと爽やかな書き出しですが、仕事忙しくて忙しくて。でも定時で帰ろうとするあたりがまだまだ人生を舐めているのかも知れません。
で、先週の週末に焼肉を食べまくったので、休養がてら日曜日は野菜中心(一部魚)な夕食を。トマトのサラダだの、ブロッコリーボイルだの、ネギとシメジのトムヤムスープだのと実に菜食な感じ。あまりに菜食過ぎて、鰹のタタキに手を出しましたが。それにしても肉無し。
あれですね。肉が無いならないでそれなりに満足してしまうんですよね。実際腹一杯喰いましたし、トムヤムスープの辛さで、そちら方面の満足度もアップしましたし。うん、たまにはこんな食生活も必要ですね。はい。
というのは既に建前となっています。というのも、同居者様が仕事関連で木曜日に東京方面へ。で、私が行きたくて行きたくて行きたくて仕方のない「ほるもんセンター」さんへ行くことが決定しました。非道い。あまりに非道い仕打ちです。
インフルエンザでぶっ倒れているときに、ご親切にもホルモン2kg(2kg!)も送ってくださり、お陰ですっかりと体調が回復したという、伝説の豚ホルモン達を喰いに行くそうです。もうね、羨ましい。妬ましい。誰か私に東京方面へ行かねばならない用事(と交通費)をください。
ま、それでもですね。同居者様の味覚は信頼できますので、特攻隊長として先陣を切って美味しい物を食べてきて頂きましょう。それから私も行くことにしましょう。どのメニューが美味しかったか、詳細にレポートして頂くのです。
美味しい所取りというのが私の人生のモットーでした。
ま、それもお店まで行けたらの話です。誰か美味しい仕事(お金どっさり)をお願いします。
さすがに二日連続で焼肉はやりすぎました。なので昨日は自宅でご飯。デリの和食風おかずで白飯。何というのでしょうか、久しぶりの我が家の食卓。たまにはこういった持ち帰り系の惣菜も美味しいですね。野菜もそれなりにバランスよく食べられますから。
という本日土曜日。お仕事は午後からということで午前中はお買い物に。生ホルモン。件のお店でお買い物。あれです、土曜日は屠場が閉まっていますからそんなに多くのホルモンは望めません。まぁ、小腸あたりがあれば買いましょうか、というくらいの心構えで。
予想通りテッチャンや生レバーはありません。うん、これは予想の範囲。で、小腸と心臓と、あとはえ〜と、ああ、ミノ、上ミノの方をください、お願いします。いやぁ、このミノは旨そうですよ。ブリブリしてるじゃないですか。
でまぁいつものように世間話のふりをしてハラミが無いのか確認してみたり。無いですか、そうですか、そうですね。土曜日ですから仕方ありません。って、え?冷凍ならある?そ、それは!一本でも買いますよ、と思ったのですが。
残念ながら一本は一本でもキロ越えという大物。しかも冷凍ですからこの場で切ることが出来ません。これは残念。さすがに二人でキロ越えを買って帰っても持て余しますからね。なので諦めて先ほどのホルモン達を連れて帰ります。
でこのホルモン、旨そうなんですよ。特にミノは艶がいいのです。このまま湯引きしてポン酢で喰ってやろうか、と思わせるほどの美しさ。小腸は見事に脂が乗っていてぷりぷり。心臓も実に旨そう。もっとも心臓に関しては、以前のBBQで食べたほどの鮮度を感じなかったので焼いて食べることにします。
焼く、フライパンで。油をひくのはネギ油。ネギの香ばしさを感じながら、小腸からは脂がぴちぴちと、心臓は綺麗に焼き上がり、ミノはぷりっぷりにくるりんと。いやいや、これは旨そう。もう塩と胡椒だけで充分に美味しそうです。
せっかくなので先日ポッサムチプさんでもらった塩をつけながら。うん、旨い。これは旨い。やはりこのお店で買うホルモンは堪らなく旨いですね。小腸は腸部分をしっかりと焼いて、脂の甘みで喰えますし、心臓はその歯応えがいいのです。
ミノ。今回のミノはマジで大ヒット。フライパンで焼いても、このミノなら全く問題なく焼けます。直火で焼く必要はないですね。うん、旨い。あ、でも。こんな旨いホルモン昼間っから喰ったら、喰ったら。もう我慢できない、ビール、発泡酒、何でもいいから泡が立って冷たい飲み物を!
結局、外食だとかホルモンだとかよりも、昼間の酒の方が危険だということですか。
ま、旨けりゃどうでもいいんですがね。
二日連続同じタイトル。なぜか?理由は簡単二日連続同じ店で焼肉。莫迦。焼肉莫迦。紛う方なき大莫迦者であります。いよいよ体をいたわるという言葉を自分に贈りたいと思います。頑張れ、私の内臓脂肪(いや、むしろ内臓脂肪は必要ない)。
ということでぜんちゃんとご一緒にポッサムチプさんへ。いや、前日の方は急遽決まった焼肉でしたが、こちらの方はもともとのお約束。まんじりともせず仕事の終わった事務所にて待機していたのですが、かかってきた電話は「いま兵庫駅」って。先に行ったのかよ。追いかけます。ゆきゆきて神軍。
お店に飛び込むと、既に生ビールで生喰ってます。うん、遅くなってごめんね、ということで追いかけます。呑みます、ビール旨。さて、何から焼きましょうかね?とご注文など。お薦めは「はねした」「かいのみ」両方塩でおねがいします。
とまぁいつものように始まるのです。そして、ツラミなどを注文しつつ。堪能します。かいのみ、旨いです。これはいい!そういえば久しぶりにメニューにあったようですね。コイツもレアで食べても旨いのですが、充分に火で炙って旨味を引き出す。
とまぁそんなこと言いながらガツガツ食い進み。しかしまぁ、こう毎日旨いものばかり食い続けられるとは幸せなことです。世間は私にこんな幸せを与えてくれるのです。神様、yoshi様、ぜんちゃん様です。
さて、今回初めて注文はホルモンミックス。これは今まで注文の機会が無かったのです。あれです。欲しいホルモンは個別に注文しちゃうので。で、せっかく二日連荘という珍しい状況なので頂いちゃいましょう。
ほうほう、内容はセンマイ、レバー、ハツ、小腸、ミノ、アカセンですか。これはなかなか美味しいですね。一人で食べるなら、これ一皿と塩もの一品くらいでちょうどいいかも知れません。うん、これはお気に入り。
そういえばご近所焼肉やや出張の「のぎく」さんや「だるまや」さんでもホルモンミックス的なものが旨かったです。あれですね、やはりごちゃ混ぜになっている方が色々と旨さが増すということですね。うんうん。
最後に味噌カルビを頂いてご馳走様でした。いやぁ満腹満腹。と、ぜんちゃんが店長さんから塩もらってます。あ、じゃあ私もください。家で酒のつまみに。って、もうご用意頂いてましたか、ありがとうございます。
すっかりとお土産頂きまして、意気揚々と次の店へ。うん、昨日酔っぱらってメガネを忘れたお店「children cafe」さんへと。ま、せっかく入ったのだからそのまま呑みましょう、と、ぐだぐだ呑みまして。その中のお話で、お店の前でBBQやろう、などという。
いや、危険ですよ。先日も住宅街のど真ん中、友人の家の駐車場で焼肉BBQを執り行ったばかりです。ええ、やりましょう。肉?そんなものは任せてください。焼肉店で仕込んでもらうなり、買い出しに行くなり得意な分野です。
今年の夏はアウトドアまで近所で済ませそうです。
ベランダでテントを張って寝ましょうか…。
焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
カフェ&バー「CHILDREN CAFE」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通り3-1-18
TEL.(078)685-3330
肉が喰いたい、焼肉が喰いたい、思う存分喰いたい、と駄々をこねてみたところ、見事に焼肉喰いに連れて行って頂きました。ありがとう、yoshi。君はとてもいい人だ。ということで、久しぶりの(久しぶりの?)ポッサムチプさんへ。
本日は三人(同居者様御同伴)なので生も三品贅沢に。ネギ塩ユッケ、生レバ、ハツ刺。さて、ネギ塩ユッケ。お、以前ちょっと店長さんと話していたのですが、鶏卵じゃ大きいよね、と言ったのが反映されたのかウズラの卵になってます。
うんうん。普通のユッケなら鶏卵でもいいのですが、ネギ塩ユッケはどうしても玉子が強くなりすぎるので、小さい方が旨いと思ったのです。そして思った通り、この方が圧倒的に肉の旨味を楽しめます。
そしていつものように美味しい生レバ、ハツ刺。べったりとした刺身とは違い、見事にエッジの効いた素晴らしい鮮度。旨い、甘い。レバーは甘みが感じられるほどの旨さ。そしてハツ刺はその舌触りで恍惚です。旨い。
しかし、考えてみればこれだけの生肉を普通に食べているというのは罪ですね。これが普通ですもの。少しでも鮮度が落ちると如実に食欲減退しますから。御陰様で初見のお店で生もの頼めなくなりつつありますから。
と、べた褒めしている場合じゃない。焼きます。塩。はねした。これはこれは、コンニチハ。ようこそここへやって来ましたね。綺麗。美しいサシの鏤められた赤肉。これは素晴らしいの一言。
焼き始めると、あっという間にサシが溶け出す、そして旨味がじわりじわりと。あ、あ、あ、喰いますよ、喰います。焦げちゃう前に食らいつきます。あ、旨、これ旨。堪らんッス。あっという間に口内が幸せで一杯。
いやぁ、やっぱりこういうサシ三昧のお肉も旨いですねぇ、と言うところに塩の盛り合わせ。ツラミ・ひうち・上カルビ。各々薬味やタレが違うという凝りよう。素晴らしい。そして、塩のツラミは実に旨いのです。
いつものように炙るかのようにサッと火に通して、ちりりとなったところが食べ頃。うん、素晴らしい。旨い。カルビもロースも旨い。ポン酢や薬味ネギなど使い、また韓国産の塩ってのにちょいとつけながら頂くとまさに幸せの絶頂。旨。
あと一品塩ものを頂いた後にタレ。盛り合わせ。リブロース、ひうち、上カルビ、ハラミ。上カルビのサシ具合はちょいと多いかな?と思わせるほど。ですが、これがチシャと一緒に頂くと適度に丸く収まるのです、旨。
いやいや、しかし旨いですねぇ。盛り合わせのお陰で種類的にもほぼ制覇しました。赤身の方は。なのでそろそろホルモンに移りましょうか。ホルモンの盛り合わせ。何と言いますか、どこまでも種類を食べようとする意地汚さが私の特徴です。むしろ長所。
てなことを言ってますと、ちょうどテーブルを通りかかる店長さん。その手には肉の塊。うわ、旨そうじゃないですか。美しいロースだよロース。「この辺りがはねしたです」という説明に、ほほうなるほど、と分かったようなお返事で返す私たち。
それにしても旨そうな。喰いたい。もう一度はねしたを喰いたいという悪魔の欲求がこみ上げるのですが、天使の自制心で「痛風怖い」と囁いて、お代わりという言葉を飲み込むのです。いや、本当に喰いたかった。
で、ホルモンタレ盛り合わせ。ウルテ、タケノコ、カッパの三種盛り。頂きます。か、かっぱ旨。このスジっぽいこりっとした食感が、旨味が、ああ、旨い。ウルテもしっかりと火を通してこりこりこりと、ああ、もう幸せ。タケノコ?うん、これも旨いよ旨い。こりこりこりと三種一気食い。
いやいや、本当に幸せな一時でした。ご馳走様、yoshi。もうね大満足。ああ、これで明日からもう一度頑張れるというものです。我が人生に悔いは無し。
で、本日も別の方から奢って頂く予定です、焼肉!
えー、色々と世の中に感謝です。友人は大切にせねばなりません。はい。
焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
いよいよ世の中は夏に向かっていますね、という時候の挨拶から始まるときは焼肉を喰っていない証拠です、こんにちは。ちょっと仕事が一段落したのでホッと一息、ひとり言です。
夏と言えばビールの季節。あ、焼肉は年中無休で欲してますから。オールシーズン・オールヤキニクです。なのでビール。アレですよ、あの黄色茶色い液体が泡立った、例の冷たい飲み物ですよ、奥さん。 非常に汚いものを想像しがちな表現で申し訳ない。
というのもですね。以前、発泡酒が出始めた頃。ビールに比べて頼りない味だなぁ、まぁ貧乏人(私)にはちょうどいいか、安いし。的な発想しかなかったのですが、最近ではむしろ率先して発泡酒に手を出していたり。
喉の渇きと心の渇き(軽度アル中)にはちょうど良い軽さ。濃厚な旨味の料理を食べるのならばともかく、自宅でちょいと呑んでいる分には明らかに好き。もう好物の類です。
それでも、時にはヱビスビールなど買うのですが、どうも濃すぎていけない。これを呑むなら旨い焼肉か焼鳥でも持って来い、と不敵にも考えてしまうのです。旨い肉が喰いたい。切実に喰いたい。旨いビールと肉(牛鶏豚なんでも)をカッ喰らいたい。夏の望みはそれが第一。
そういえば「ねぎま」の由来がようやく分かりました。メモがてらに。昔はマグロとネギを煮たものを「ねぎま」と呼んでいました。そして食べやすいようにネギとマグロを串で刺して焼いていたそうな。それが、いつの頃からかマグロから鶏になり名前はそのまま、と言うことらしいです。
そうですね、江戸の昔は鶏は高級品。マグロは庶民の味でしたから。近代になってマグロが高級品、鶏はブロイラーの大量生産で価格の逆転になり、安い鶏でマグロの代用ですか。ふむ。納得。ビールが発泡酒になったのも、マグロが鶏肉になったのも時代というものかも知れませんねぇ。ということにしておきましょう。
そして時代と関係なく、私は焼肉が喰いたいのです、神様。
食欲を神頼みで納めようとするあたりが壊滅的にダメニンゲンです。