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楽しかった南国の旅もいよいよ最終日。この日のフライトで日本へと帰ります。が、昨日も書きましたが宿酔。ひどい宿酔。もうね、久しぶりにやって来た宿酔。呑んだ酒の量なんてホントにたかが知れてるってのに宿酔。
それでも本日帰らねばならいという絶体絶命な訳で。こういう時には、無理してでも何か喰った方がいいんだ、ということで先日買い置きのパン。Sさんご夫妻との朝食会など絶対的な不可能。死ぬ。いや、死んでいた。
無理矢理押し込んだサンドイッチとバドワイザー。は?バドワイザー?朝から取り敢えず呑もうとする自分に乾杯(うぇ!)。莫迦だ。本物の莫迦を久しぶりに見た(鏡で)。結局、一口二口呑んで断念。
ホテルロビーで格安のシャトルバス(前日予約:酔う前に)を待って、空港へ…向かうはずが20分待ってもやって来ない。仕方がないのでホテルのフロントから電話を入れてもらうと、間もなくやって来ました。
ぜったいこのドライバーサボってたか忘れていたな。と実感しつつ、助手席の食べたてロコモコの入れ物を見て確信へと変わるのです。が、まぁほら。ここはハワイ。このくらいは当たり前でしょう。というよりも、それを見越して早めに予約入れてたんですが。
で、空港。チェックイン。機上の人。さすがに空いてました。本格的な夏休み前に行ったので、全ての手続きがスムーズ。席の方も70〜80%くらいのうまり方。いやいや、平和でいいですねぇ。
そして早くも機内食。メニューはビーフorチキン。よく聞く例のフレーズ。前回、今回とこの航空会社を利用して得た知識。「チキンと和風は避けよう」ということで、これまで必ず御料人様と二人で別の料理にしてきたのですが、二人とも同じメニュー。ビーフ。
これがもうね、大正解。旨い。いや、世間で言うところの旨いとは少し外れますが、う〜んと、十分に喰える。ビーフチップはそれなりに旨く、マッシュポテトは更に好みの味。旨い旨い、と言ってもいいでしょう。うん。
その上海老が旨かった。これはマジで旨かった。ソースがね辛くて旨いの。でも宿酔でぼろぼろの体は未だにアルコールを欲しがらない。素晴らしい。そうだ、これからは宿酔で飛行機ののろう、という根本から間違った人間性。
なので飲み物はペプシ。人生でこんなにコーラを飲んだのは初めてかも、というほどペプシ&ダイエットペプシのお世話になりました。脱水状態からの脱出はペプシのお陰です。
さて、食事も終わってあとは寝るだけ。ははは。手元を照らすライトが消えないの。点きっぱなし。勘弁してよ。仕方がないから映画でも見ようかとヘッドフォンを差すも音が聞こえない。つまり、音のない映画を見ながら、明るいシートに縛り付けられる八時間。
電気系統の故障だそうですが、そんな飛行機飛ばしてもいいのかよ。と突っ込みつつも、いろいろとサービスしてもらったのでほくほく。安全をマイレージに代えた男と呼んで頂いて結構です。
とまぁ、すっかりと禅の気分で過ごしつつ。到着前に軽いお食事がでます。ええ、いつものヤツです。選択肢。蕎麦orターキーとチーズのクロワッサンサンド。迷いません。サンドイッチプリーズ。
これ、ある意味で一番旨かったかも知れません。あまりに淡泊ではありますが、旨い。途中でマスタードかけたら更に旨いかと思ってぶっかけましたら、マスタードとチーズとターキーの味になりました。新しい味の出会いは無し。
で、一気に飛ばして無事帰国。電気系統故障しても無事帰国。よかった。しかし、窓の外は雨。大雨。マジすか。ま、空港バスで神戸まで帰るので、最悪そこからタクシーですね。と覚悟の上、預けた荷物を引き取りに行ったら、出てきたのが一番最後。もうね、私の荷物を掴んだところでコンベアー止まりましたから。思い切り最後。
そんな訳で、バスに乗るのも最後の方。そうそう、バス。高速が事故で、40分以上遅れますって。なにそれ?ここまで来て何?このネタ満載な終わり方。それでもチケットは前もって買ってあるので乗り込みました。いいよ、多少遅くなっても。
まぁ、ここからバスのドライバーが頑張る。ハワイのシャトルバスの人は見習うべきだね。少しでも早く到着するために、下道走ってむにゅむにゅ…と。結果、予定よりも五分遅れただけ。よくやった!頑張ったねドライバーさん。
しかも、神戸に着いた時にはすっかりと雨も上がり。実に機嫌良く自宅へと到着した訳です。いやぁ楽しかった。実に楽しかったので、今から焼肉喰いに行きましょう。ポッサムチプ。
まぁ、お約束ですね。一応、ハワイでコリアンBBQに行ってきましたが、日本の焼肉、喰いたい。久しぶりに喰いたい。一週間も焼肉喰ってないなんて自己記録かも知れない。などと頭の悪い夫婦が肉を喰う。
生肉。もうね、これが喰いたかった。さすがに海外で生肉を喰う選択肢は限られます。しかも旨い物となると、いよいよ難しい。それに比べて、我が家の生肉は本当にもう、旨い。あ、我が家じゃないや、ポッサムチプでした。もう、我が家みたいなもんですが。
で、塩の方も、やはりハワイアンステーキとは違います。当然のようにサシが入って。あの赤身しっかりのステーキも旨いですが、しばらく喰ってなかったせいかサシの旨さがまた格別です。とろける。
ご無沙汰していた焼肉達は、私達がいない間も健在だったようです。ああ、たまんねぇよ。しかしさすがに洋行帰り。量は少なく体調を整えましょうと、出てきた尻からがっついていては意味がない。いや、旨いから、仕方ないから。
そしてタレの焼肉へ。このタレってのが素敵。これを待っていた。ハツなんてしっかりと脂の乗ったところを大振りにカット。赤ツラミとサガリなんて、もう。タダイマ、ボクノ焼肉タチ。また楽しく暮らそうね。
しかも、私達が知らない間に新メニューが。プルコギ風焼肉?ほう、網でプルコギ風に味付けした肉を焼く。いただきましょう、ええ、喰いますとも。ほう、なかなか。意外と淡泊ですねぇ。もう少し甘くてもいいかもねぇ。
忘れちゃならないナムル盛り合わせ。これこれ。確かにハワイのナムルも旨かったですが、この大量の盛り合わせナムルを喰えば、全ての喰いすぎた肉がリセット気分です。ああ、旨い。チシャで巻いて食べると尚旨い。
ということで、長い長い長いハワイ旅行記(いや、本当にひとり言が長すぎ)は、ポッサムチプで焼肉喰って終了です。前回は出発と帰国がポッサムチプでしたが、それに比べるとネタ的にちょっと薄くなりましたか。いや、別にネタのために喰ってる訳じゃないですが。
ではまた、来年にも南国旅行記第四弾が書けることを祈りつつ、お疲れ様でした。そして御馳走様でした。で、店を出ると土砂降りの雨でした。
ようやく日本に帰ってきた気がしました。
ツキに見放されてこそ、いつもの焼肉の罠なのです。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
いよいよ六日目。この日は午後からオアフ島へと移動の日。とは言っても、決して早くから用意せねばならないような事はなく。あれです、個人旅行の妙ですね。で、朝食をゆっくりいただいて。
さすがにこの日はサンドイッチを買い置き。朝っぱらからレストランで喰うほどの余裕なしなのです。昨日のスモークビーフが旨かったものだからローストビーフ。あまり意味はなし。でも機嫌良くいただいて。
残ったからといって置いていけないバドワイザーをきっちり飲み干して御馳走様。空港へと向かうのです。前日のレストランからの帰り道、呼んだタクシー(ハワイでは流しのタクシーはいないそうです。)で、ついでに予約してあったので問題なく。
こちらのタクシードライバーは、ロバートデニーロばりの強面よりも、意外と女性が多いんですねぇ。ええ、腕の太さは倍ほど負けてますが...。
で、空港。先日のツアーでご一緒したSさんご夫妻と同じ飛行機ということで、空港で会えたらいいですねぇ、と話していたのですが、きっちりとチェックインでご対面。おはようございます。
そんな訳で、飛行機もご一緒に。あ、ちなみに、私達夫婦はデリでビール呑みました。朝も昼も夜もバドワイザー漬け。旨ー。
で、ホノルル空港へと到着。Sさんがレンタカーで移動ということでちゃっかり便乗はいつもの「ゴチ体質」です。お昼御飯にロコモコが美味しいというお店へ。
そしてロコモコ。今回は御料人様と一個ずつなのでミニサイズ。相変わらず量が多いや。でも本当に地元の方が集うお店のようで、味の方は抜群!マジ旨めぇのです。そういえば、今回の旅でロコモコ数回喰ってますが、ここで初めてポテサラ付いてきました。
あれ?ロコモコって、御飯・ハンバーグ・目玉焼き・ポテサラ(マカロニサラダ)ってのが基本じゃなかったっけ?ということは、これが今回初の正式ロコモコですか?いやっほ〜い!いや、違うって。喜ぶところじゃないって...。
で、この後、ショッピングモールへと連れて行って頂いてお買い物。その上ホテル前まで送って頂いて。もうね。人情の厚さに心打たれます。今度日本でお会いした時には、きっとお礼させて頂きます!と、Sさんとはお別れ。また会う日まで!
荷物を放り込んだら、あとはまぁほら。適当に町中へ繰り出して、更なるお買い物。そして夕飯の情報収集。必要なのは美味しいステーキを喰わせてくれるレストラン。
はい、見つけました。御料人様が。私は英語圏ではボンクラです。役立たず。さっそく予約を入れまして、お店を目指して出発。
素敵なホテルにあるそのレストランは、実に雰囲気もよろしいのです。早速注文は当たり前ですがステーキ。でもその前にサラダ。シーザーサラダでも頂きましょうか。ほら、肉ばっかり喰うよりも、野菜も食った方が旨さを実感できるのです。
このサラダ。特に多いという訳でもなく実に適量。さすがにアメリカンサイズやハワイアンサイズではなく、レストランのサラダですね。(実は、一人前を二つに分けて頂いてました。すっかりと記憶が飛んで。御料人様からの指摘で発覚です。)うん、で、非常に旨い。旨いけれども、所詮はこの後の肉への序章です。
まずは私の肉。"22oz BONE`-IN RIB-EYE"を。この骨付きのステーキがすげぇ魅力的なの。というかね。グラム換算してみましょう。22ozです。わはははは。600gオーバー。まぁ骨を除くと、ね。うん。喰いすぎ。
でもね旨いんだよこれが。基本的にソースはペッパーと塩。これをガッツリと焼いた肉。本当に、肉の旨さ以外に何もない。サシなんてものもまるで感じられず、赤肉を極めたメニューと言っても過言ではない。旨い。これぞハワイアンステーキ。
で、これに対して御料人様のメニューは...。あれ?何だっけ?確か、NEW YORK STROPだっけ?すみません、後で確認しておきます。で、これめちゃ旨なのです。特にソースが。あっさりとそれでいてしっかりとした味付けが、ステーキの味を際立たせています。これ最強。
もうね、いくらでも喰えるって感じなのです。つーか、はっきり言って瞬殺。こんなに恐ろしい勢いで喰っていいものなのか、しかも、その間にワインを一本飲み干して。すっかりとご機嫌。いわゆる酔っぱらい。うは!ご馳走様でした。
これでつい勢いがついたんだ。実は、昨年と今年はワイキキで同じホテルなのです。このホテルの並びに、いかにも地元の方(いわゆるロコ)の集うバ−があるのです。もうね、日本にあっても普通にいきたくなる、そんな外観。
去年から目を付けていて、そして今年。当然行きました。そして当然呑みすぎました。だってね、楽しいのよ。すげぇべっぴんのおねぇさんがバーテン。そこでお姉さん狙いの優男だの、無口なカップルだの、年配のご夫婦風だの非常に楽しい。
ま、最も英語が全く出来ない私は、雰囲気だけを楽しんでいるのですがね。で、ええ、更なる酔っぱらい。酔った勢いで免税店で大暴れ(買い物)していると、ありゃ、またまたSさんご夫妻とばったり。もうね、これは運命です。
そのままご夫妻のホテルまでお邪魔して、わいわい。さすがに酔っぱらい加減が尋常でないことに自分で気がついて退却。ご迷惑おかけしました。
実はその時、朝食ご一緒しましょうとホテルの朝食チケット頂いたのですが...。はい、予想通り、予定調和。すっかりと宿酔。朝っぱらから死んでました。
もうね、日本でもこのところ宿酔になるほど呑んでなかったのに。異国の地で宿酔。人間として恥ずべき、酒呑みとして誇るべき、ネタとして美味しすぎる展開。それでも冷蔵庫に買い置きのバドワイザーを呑もうとする自分を褒めてあげたい(呑みきれなかったけど)。
こうして、いよいよ帰国の途につきます(宿酔で)。
かなりキツイ旅が始まるのです。
今回のお店:
BYRON'S DRIVE IN
3297 North Nimitz Highway., Honolulu, HI 96819
TEL.(808) 836-0541
d.k STAKE HOUSE
2552 Kalakaua Ave, Waikiki, HI 96815
TEL.(808) 931-6280
HONOLULU TAVERN
417 Nohonani St, Honolulu, Hi. 96815
TEL.(808)922-5539
いよいよ五日目はカウアイ島最終日。翌日にはオアフ島へと移動なのです。ということで、この島での最後の一日を歩き回ります。ええ、歩きます。その前にバスに乗りますが。
アロハシャツで有名なヒロハッティへの無料シャトルがあるということで、それを利用しましょう。ですがその前に朝食を。これまでテイクアウトで朝食でしたが、最終日ですから豪勢にホテルのレストランでお食事。
私は当然ですがロコモコ。朝っぱらからロコなモコ。まぁてんこ盛りですわ。御飯の上にしかりとパテ。目玉焼き(二個)が乗っかって、ソースでどぼどぼ。まぁこれが、寝起きとは思えないほどの旨さ。
玉子は見事な半熟。フォークで潰すととろりとソースに絡んで。パテは大きくないものの、しっかりと牛肉の旨味。ま、それよりも青ネギに驚いたけどね。ハワイで青ネギ。なんか不思議。でも旨いからいい!
御料人様は“Hawaiian Superman”ってのを。いや、これが見事なスーパーマン。ベーコン、目玉焼き、サラミ、ソーセージにハッシュドポテト。多いよ、多すぎるよ。が、これがまた旨い。
もうね、朝っぱらからビールが欲しいラインナップ。見た目よりも脂が強くないので、わしわし喰える。旨い旨い。ええ、横からちょこちょこ頂きました。特にサラミっぽいソーセージが旨かった。当然、日本に持ち帰りは禁止ですが。
で、完食。御馳走様でした。朝食・昼食にロコモコってのは実にいいですね。日本人的にも米を食える訳で。あ、ついでに。このレストランの醤油はキッコーマンでした。先日のコリアンBBQのお店はヤマサ。
何だか、日本を離れたような気にならないのが不思議。とまぁ、すっかり腹もふくれたのでそろそろ準備して出発です。ええ、無料シャトル、ホテル前まで来るそうなので。なんでも、電話すれば約束の時間に来てくれるという素敵バス。
で、見事に予定通りバス到着。乗る。店に着く。物色。鍋つかみを買う。終了。さて、では街中を歩き回りましょう。ぶらぶらとショッピングセンターや、モールを覗いて、そろそろお腹も減ってきました。いや、朝食から3〜4時間経ってますからね。
で、ここはやはりサンドイッチでしょう。本当はピザを探したのですが、イマイチ見つからず。ならばとサンドイッチ。“Quiznos Sub”へと。このお店、前もって調べていた訳じゃ内のですが、店頭の看板に惹かれました。
新商品“SMORKEHOUSE BEEF BRISKET”ってのが旨そうで。チーズとビーフが溢れかえる様に脳味噌のある部分がびりびりと反応してしまいました。いわゆる脊髄反応。違う。でもまぁ、そんな感じ。
御注文は当然、件の新商品。すげ、もうね具材がはみ出してこぼれだしてるよ。一気にかぶりつけないほどのビーフの量に、フォークで前もって中身だけ喰うの。ああ、ビールが欲しい。でもここにもアルコールはない。苦しい。
しかし、これ旨いわ。スモークされた牛肉が香ばしくて、淡泊なパンに実に合っています。わしわし喰うねわしわし。で、当然のように御料人様は別メニューを注文。“SMORKED TURKY”です。いや、どんだけターキー好きやねん、ワシ達。
で、これがまた、ターキー好きには堪らない旨さ。ターキー自体があっさり淡泊なのに対して、選んだパンがしっかりと旨い黒パン。いや、黒パンなのかどうか知らないですが、取り敢えず黒いパン。
レタスとトマトが大量に挟み込まれて、こちらもしっかりと具沢山。ターキーもレタスも実に旨いのです。割合淡泊な感じですが、喰ってみればしっかり旨いという素晴らしさ。このお店が日本でもFC展開してくれないかと願うのです。
さて。これですっかり腹も膨れまして。というか、喰ってばかりだ。まぁいいや。で、更に街中をうろついて、自らの足で大地を感じてそろそろホテル方向に戻りましょうか。
Kマートにシティバスを呼びつけて、やって来た方向へと戻るのです。バス代$1.50。二人で三ドル。う〜ん。公共交通機関は出来るだけ使いましょう。随分と節約できますね。
そんな訳でホテル方向へと戻るのですが、そのまま帰っては夕飯がありません。なのでバスでホテルを通り過ぎ、ず〜っと先にある町まで出張です。ええ、冒険はどこまでも続くのです。ま、本当は旨い飯が喰えるところを探すだけですが。
いろいろあって、見つけたのはタイ料理。このお店、旅行ガイドにも載っている有名店だそうです。ここは是非おさえておきましょう。というか、カレー喰いたい。いつもステーキ、バーガー、ロコモコを中心にいってますが、たまには、ね。
お店はこぢんまりとした佇まい。実にいい感じ。なんというか、こういうお店に対する鼻は利く方です、御料人様が。私は一切信用できません。特にハワイでは、全くの役立たず。だって、英語分からないし。と、鼻とは関係のない話。
まずは春巻き。SPRING ROLLを。本当にメニューに書いてあります。直訳なんですねぇ。と、これは生春巻きではない。揚げ春巻き。そういえば生春巻きはベトナム料理でしたか。あれ?台湾料理でしたっけ?
何にせよ、揚げ春巻き。これを香草とピーナッツのタレをつけて、サニーレタスで巻いて食べるのですが、まぁ、旨い旨い。皮がさっくりと中身はジューシー。うわぁ、これは堪らん、あっという間にビールが無くなる。すみません、ビール、え〜とシンハーを。
やっぱりタイ料理にはタイのビール。このライトな後口がよく合うのです。で、前菜の次は当然スープ。ん?そんな順番だっけ?ま、スープ。トムヤムクンは魚で。これがまた酸っぱくて辛くて旨いんだ。
注文時に「HOT!(辛口!)」と言ってしまったものの、この辛さなら問題なし。旨い。実に旨いのです。やっぱり、辛くて酸っぱい食い物は大好き。「旨めぇ、旨めぇ」と二人でず〜るずると。あっという間の完食。汗だく。
この汗だくなところへやってくるのは「レッドカレー(ビーフ)」です。やっぱ牛だね。ビーフだね。てなわけでこちらの方も「HOT(辛口)」で。あ、ライスもお願いしました。さすがにカレーだけで喰うのは物足りない。
物足りないけどライスはハーフで。だって、よそのテーブル見てみると、どう見ても五合ほどはありそうな白飯。そんなに喰えません。ハーフで、ちょうど日本の大飯くらいですか。長粒米はタイカレーに合うのです、ウマー。
辛いのですが間違い無く旨辛い。旨くて辛い。これも二人でわしわし。どうする?無くなったよ。じゃあ次のカレー。「グリーンカレー(チキン)」をお願いします。ちなみに、各カレーは、魚・牛・鶏・豚と好きな物が選べます。
やっぱりグリーンカレーにはチキンでしょう、と根拠のない理由で。しかも「TOO HOT(とても辛く)」と注文する豪気さ加減。でも問題なし。私達の辛さ限界値には届かない程度の旨い辛さ。あふ、旨〜辛〜、堪らん。汗だく。
もうすっかり満足ですわ。腹の方はまだまだ入りますが、そんなに無茶しちゃいけません。適度な満腹で終わらせるのが大人なのです。御馳走様でした。
レッド→グリーンときたので、イエローカレーも喰いそうでした。
信号機じゃああるまいし…。
今回のお店:
Palms Restaurant
Quiznos Sub
King And I Thai Cuisine
※詳細はそのうち…。
四日目は、ハワイ旅行で初めてのツアーです。だいたいが、行き当たりばったり予定無し。適当に歩いたりバスに乗ってうろついて、というのが私達のハワイ旅行なのですが、まぁ、ほら、たまにはこういうのもいいんじゃない?ということで。
もっとも、申し込んだのが、現地で前日という辺りが既に行き当たりばったりですが。うん、でもいいの楽しかったら。ということで、わりあいと早めに起床、いそいそと朝食食べて用意しましょう。
本日の朝食はターキーサンド。このターキーのハムが旨いんだ。ある意味、ハワイに来るとターキージャンキー。朝はターキーで始まるのです。で、着替えて出発の準備。ホテルまでお迎えが来るので楽ちんです。
ガイドの名前が「BOBBY」といわれて、すっかりとマッチョな黒人さんのイメージだったのですが、これがまぁ、甘いマスクの日系の方。こちらのサイトで詳しくはご覧下さい。いや、実際楽しいツアーでした。
植物園から始まって、海鳥で有名らしい灯台、その他いろいろな場所へとワゴンで移動。その間にカウアイ島のお話を聞かせて頂いて。もしもカウアイに行かれる方は、是非利用されることをお薦めします。ええ、宣伝です。だって楽しかったから。
まぁ、観光については私がとやかく言っても仕方がない。色々ときれいな風景や洞窟、山登り更にはシュノーケリングなど。いかにもハワイな遊び満載で楽しんで。数年ぶりに海に入ったり、ちょいと沖ではウミガメと戯れたり出来たそうです。私は行きませんでしたが。
で、昼食。私に必要なのは喰うことだけ。ボビーさんのお薦めでスパイシーチキンフライを。もうね、この旅はどうやらチキンから逃れられない運命にあるようです。ってか朝はターキーだったしね。
このチキン。いや、お薦めする訳が分かります。旨い。実に旨い。ジューシーな鶏肉に、皮はクリスピー、その上に島の唐辛子でピリリとスパイシー。こんなもんビールなしでは喰えねぇよ。なしで喰いましたが。
日本と違って、アルコールがないお店多いですね。まぁ、これはお国柄ということで仕方ないですが。それにしても旨かった。本当はテイクアウトにしてホテルでバドワイザーと一緒に喰いたい気分でした。ちなみに、私、一気食い。瞬殺でした。
ところで、ハワイの車止めって豪快ですよね。普通に車の前が食い込んでます。うん、きっと事故です。どうやらレンタカーらしいですし。わははは。無茶しますな。ちなみに、今回のツアーは私達のほかにはご夫婦二組。二組とも大阪からという、実に偶然。
さて、いろいろとまわっているのですが、問題が発生。この旅では、ひたすら食い続けているといっても過言ではない私達。昼飯を喰ってからの遊泳ですっかりとカロリー消費。つまりあれです、めっちゃ空腹。
ということで、美味しいアイスクリームを食べに。そういえば、日本でもこの手のアイスクリームってのは食べたことがなかった。注文方法にいささかの躊躇もありましたが、何とか入手。え〜と、二種類を混ぜてくれるってんで。
ま、定番はチョコレートでしょう。これにチーズケーキ。旨い。この取り合わせ、失敗かと思ったのですが非常に旨い。もうね、暑くて暑くて倒れそうな体に染みいってくれるのです。堪らんです、アイス万歳!
本来はここからホテルまで送って頂いてツアーが終了、なのですが、せっかくマーケットにいる訳で、このまま夕食を喰うことに。なのでここでボビーさんとはお別れ。本日はありがとうございました。またの機会があれば是非よろしく!
で、夕飯。ステーキ。今回のツアーでご一緒したご夫婦のイチオシのレストランへ。注文はもう、決まっています、というか、既に書いてますがステーキ。ガッツリと肉。付け合わせはスカンピ。手長エビ大好き。
やってきたのは見事なステーキ。塩と黒胡椒のみのシンプルな“肉”なのです。もうね、がつがつと。これがいかにもアメリカンステーキな訳ですよ。主食として喰うには最高の肉の旨味しっかりステーキ
御料人様はといえば海老。スパイシーな海老。これ旨い。もうね、ビールが進む進む。なのでコロナビールもあっという間に無くなるのです。いや、これ以上は呑まないですよ、ええ。むしろ喰うのを中心に。うは、旨!
ということでご馳走様でした。ご一緒したご夫婦のサラダなども横からつまませて頂いて、すっかりと満腹。いやぁ、やっぱりステーキとシーフードはがつんと腹にたまります。すっかりと満足して、足取りも軽くホテルへと戻っていくのです。
明日、何を喰おうかと二人で話し合いながら。
観光よりも食い物が中心なのは気のせいではありません。
今回のお店:
Village Snack & Bakery
Cold Stone
Lemongrass Grill Seafood
※詳細は後ほど
さて三日目。さすがに三日目ともなると、移動の疲れはすっかり取れて、起きたのは11時。うん、疲れ切っておりました。で、この日はゆっくりと散歩しましょうか、ということで決定。というか、今更遠出は出来ない時間。
朝飯はラップ。ツナラップなど。この生地が緑色で、実に薬品ぽくて素敵。実際にはレタスを練り込んで色を付けているみたいですが。これがほんのり苦くて旨いのです。朝っぱら(11時)から旨いです。
ここで、この日のテーマを発表です。「旨くてデカイ、チーズバーガーを喰おう」の日。では出発しましょうか。出発時には結構曇っていたのですが、歩き出すといきなり晴天、日本晴れ。いや、ハワイ晴れか。
大抵は、こういう道は自動車で颯爽と走るものでしょうが、私達は地に足をつけて歩くのです。歩くからこそ見えてくる風景もあるのだから。などと格好つけてますが、ま、歩くの大好きなのです。
しかし、こうも好天だと日焼けが心配。しっかりと日焼け止めを塗っててくてくてく。一時間ほど寄り道しながら、目的の“Coconut Market Place”へ到着。この辺りでは最大の観光客向けマーケット。
で、いろいろと物色しつつも、基本的にはチーズバーガーを食いに来ている訳でして。主に見るのはバーガーショップ。二軒あるお店のうち、酒の呑める方の店を選んだのは当然の結果ですか。
なかなか南国風の素敵な佇まい。注文するのはチーズバーガーを二種類。二人で別の御注文。ちなみにメニューの名前は分かりません。ええ、分かりませんとも。で、取り敢えずバドワイザー。基本。ハワイの基本。
このためだけにしっかりと喉が渇いている私。で、よく見るとグラスには“HAWAII”の文字。ほう、ハワイバドオリジナルですか。このグラス、すげぇ欲しいです。今年はアロハシャツだとかそういうのいらないから。このグラス欲しい。
つぶらな子供の瞳で訴えかけても頂ける訳でもないし、もしも頂いても持ち帰るのが面倒なので要りません。ええ、あの葡萄は酸っぱいに違いない。てなことをブツブツ心でつぶやいているところへバーガー。
え〜と。写真では分からないと思いますが、デカイです。期待通りのデカさ。ポテトは細い、ドナルド某のタイプ。うは、旨い、パテが旨い。ってか、これ、いきなり挟むなんて絶対無理なので、取り敢えずパテをアテにバドをいただくヒトデナシ。
二種類のチーズが実に美味しいのですよ、堪らんです。で、御料人様の方はというと、アボガドとカリカリのベーコン。こちらも旨い。特にベーコンが旨い。これほどしっかりとカリカリになっているのは日本ではなかなか見かけません。
横についているチリソースの辛さも堪らなく旨い。こっそりとポテトに絡めて喰ってたのですが、ピリッとした辛さが酒をすすめるのです。自分のバドワイザーだけでは足りなくなって、御料人様のブルーハワイ(ハワイですから)も横からいただきつつ。
しかし、日本でトロピカルカクテルなんて全く呑もうと思わないのに、なんでここ南国に来ると呑んでしまうのか。そしてこれがとてつもなく旨く感じてしまうのか。ああ、暑いとフローズンが喉に染み入る蝉の声。
やっぱりチーズバーガーとバドワイザーとトロピカルカクテルはお約束ですね。外せない。特に昼間っから、無駄にデカいハンバーガーを前に、アルコール飲料を飲むという背徳感が非常に旨さを増すのです。
ということでお約束通りに完食。ポテトの欠片すら残さず完食。日本では、腹八分目などと殊勝なことを言っているくせに、こういう場所に来てしまうと皿まで喰らう勢いで完食。で、この時点で完全な満腹になっていないところがハワイマジック。
周りの喰いっぷりに影響されているのか、いくらでも喰えそうな気がしてしまうデンジャラス。いや、もう喰わないけどね。だって今喰いすぎたら夜に喰えないじゃあないですか。ということで御馳走様。旨かった。実に旨かった。
さて、この後。特に何の予定もないのですが、南国の美しい風景を見て歩くという贅沢をぶっこきまして。マーケットをぐるぐる。そしてビーチをぶらぶら。結構こういう過ごし方好きだったり。
で、一気に晩飯に。いや、やっぱり晩飯が大切じゃないですか。特に今回はあれです。“KOREAN B.B.Q RESTAURANT”なのです。ええ、焼肉サイトの面目躍如。この辺りでは唯一の焼肉系のお店。
実は先日の昼の間にしっかりとチェックしていたのです。場所はKINIPOPO SHOPPING VILLAGE。昼食のマーケットよりも幾分ご近所のお店。看板のTAKE OUTってのがちょいと気になりますが。
ええ、まったく危惧した通りでした。このお店、酒がないの。仕方ない。じゃあルートビアで…ってそれも品切れですか、そうですか。じゃあ水でいいです。で、御注文。アタクシのメニューは当然ですが“Kalbi”ですよ。
で、どうせ量が多いからミニにしようかな。様子見て追加すればいいし。ん?メニューにお薦めが。ほう、カルビと他のメニューの合わせ技ですか、いいッスね。で選んだのはB.B.Qビーフ。牛の二重奏。
また、これが量が多かった。もうね、皿が牛でてんこ盛り。よく考えてみると、ミニが「&」で連なっている、ではなくて普通に骨付きカルビとBBQソースのローストですよ。わははは。しかしこれが旨いんだよ、旨い。
普通にワカメスープとキムチも付いて、御飯まで。いや、旨いわ、がつがつ。さらに御料人様の御注文分は“Shrimp Tempura & Meat Jun”がやってきて。このJunってのが何だろうと思っていたのですが。
ジョンでした。具材にタマゴを絡めて焼く、あのジョン。これは結構旨かった。適当にシェアしながらがつがつがつ。いやいや、これは堪らなく旨いですな。これで酒さえあれば。あ、ここまで褒めてきましたが、一つ問題。
この天ぷらが曲者。あのね、天ぷらではなくフリッター。しかも衣がしつこいタイプ。さすがの御料人様も海老一匹でギブアップ。珍しくお残ししてしまって御馳走様。でもカルビと牛メニューは実に旨かった。満足(酒以外は)でした。
で、すっかりと腹がくちましたのでホテルへご帰還。ここで耳寄りなお話。ホテルのバーでは無線LANが無料で使えるそうです。ほう、早速ご利用させて頂きましょう。さすがにここからの更新は辛いので、メールのチェックだけでも。
ただネットだけというのは間が持たない。ってことでバーで酒を入手。私はハワイに行けばこれ!というマイタイ。大好きマイタイ。甘いけどね。でもいいんだ。これはこういう飲み物として好きなんだから。
が、さすがはホテルのバー。度数高いよ。あのね、一度試すといいと思うよ。度数高い酒をストローで呑む。一気に酔う。回り早すぎ。あっという間にいい気分。さっきのコリアンレストランで呑めなかった分が一気に。
御料人様も同じくカクテルを。Tropical itchですか。この長いのは…。孫の手です。なんで孫の手なんぞが刺さっているのかは、名前を和訳して頂くとそのまんまです。いや、これは楽しい。
こちらの方も、見た目はコミカルで笑えるのですが、酒としては結構な度数なのです。その上量が多いものだから、呑んでも呑んでも無くならない。このカクテル、ここのオリジナルなのでしょう、通り過ぎる人たちが皆振り返ってニッコリ。いや、その気持ち良く分かります。
私だって振り返るもの。このインパクト。さすがは南国の陽気な人々。実に楽しく過ごさせて頂けます。ええ、そんなこんなでこの日の夜も更けていったのでした。
喰い物と飲み物だけでこの文章量とは…先が思いやられます。
いよいよハイピッチでレポートをこなしていくことにしましょう。
今回のお店:
Tropical Burgers & More
KOREAN B.B.Q RESTAURANT
※詳細は後ほど
いやホント、一気に書いていかないと大変です。ようやく一日目が終わった所なんて。ということで前回の続きです。今回もテンポよく、適当に端折りながらすすめて参ります。
この日の朝も当然のように前日仕入れた朝食。今回は、作りおきバーガーに懲りたのでラップなど。ターキーラップ。本当にターキー大好きです、私。ターキーとチーズの取り合わせに首っ丈なのです。
でまぁ、このラップ、旨いです。ラップの食感が若干日本のものとは違うのですが、これはこれで味わい深いのです。適当に巻き込まれてる野菜類も、味のバランスでは必需。今回の朝食はこのシリーズで行きましょう。
さて、この後はちょいと準備した後、またまたお散歩、と思ったのですが。色々と後の予定もありますので、今回はタクシーで乗り付けます、ショッピングセンターへと。
ここでの目的はお買い物ではなくロコモコ。何と言ってもハワイですからローカルな食い物をきっちりと食してこその旅日記。なのでロコモコ。ええ、私大好き、御料人様も大好き、みんな大好き、ロコモコ。
お店の外観の通り、実にローカルなお店。観光客自体がほとんどいないショッピングセンターのお店。こりゃあ楽しみじゃあないですか。果たして私達の予想通りのお店でした。うん、とても“綺麗なお店”とは言えない店構え。
早速ロコモコ御注文。過去、ミニサイズだとか、ハーフだとか、割合日和ってきたわけですが、今回は違いますよ、フルサイズ、頂きます。あ、ダイエットコーラはスモールで。だって、炭酸飲料はアルコール以外苦手ですから。
といいつつ、ロコモコ。これ最高!旨い旨い。なんというか、ブラウンソースっぽい味付けで、これに目玉焼き(半熟)がいかにも絡んでくるのです。いや、堪らんですよ。ハンバーグの方もしっかりと肉、肉なのです。あふ、旨ぇええ!
で、御料人様。こういう場合、阿吽の呼吸で別メニューを御注文。がっと目に付いたのは“ポーク豆腐”という素敵なフレーズ。これにBBQソースビーフを加えた実にボリュームたっぷりの一品。
このポーク豆腐。語呂もよければ味もいい!旨い!あのね、野菜と豚肉と豆腐のバランスが絶妙にいいのです。これで酒さえあれば…。この手のお店では、酒販許可がないのか、ノンアルコールしかないのが辛いのです。
とはいえ、あっという間に完食。旨かった。あ、BBQソースビーフも旨かったですよ。これは本当にアルコールが欲しかった。つーか、テイクアウトできたんだ。ってことは、これを持ち帰って、ホテルで酒盛りできたんじゃないか。
てなことを、日本に帰ってきた今頃になって気が付きました。脳味噌の回転が南国使用になっていた証拠ですね、そうですね。
さてさて。ここからは、ゆっくりと歩いてホテルまで帰還です。そこそこ道のりはあるのですが、歩くことを全く苦にしない二人にとっては非常に楽しい散歩道なのです。カウアイ島の自然、というか割合手付かずに放置されている町並みを眺めながらホテルへと帰ります。ええ、いそいそと帰るのです。
というのも。この日は私にとってお楽しみだったハワイアンショー。イムセレモニーという例の○○の丸焼きを○○な方法で焼いて…というハワイのお楽しみ企画が待っているのです。いやっほ〜い。日本では味わえないものが喰えるのは至上の喜びなのです!
実は今回お楽しみ企画が行われるSmith's Tropical Paradiseってのは植物園でして。その辺りの企画も色々とある訳ですが、そんなのは適当にぶっち切りましょう。だって、喰えない植物や喰えない鳥なんて興味ないでしょう?ええ、私にありません。
ということで、適当に。送迎バスでお迎えの後、トラムで園内のご紹介。喰えないガチョウやアヒルやクジャクを見た後にいよいよ私の大好きな方面のイベントが始まります。ほら、あれですよ、丸焼き。豚の丸焼き。
それも土の中に焼けた石と一緒にバナナの皮でくるんで蒸し焼きという素敵なお料理です。うは、期待度120%なのです。で、ある意味期待通りだったのです。英語でいろいろと説明があったりする訳ですが、私にとってはちんぷんかんぷん。ま、なんだか歴史的ななんだかです。
で、掘り起こされる豚君。この掘り起こしにも色々と作法があるようでして、ほら貝だとか、クワの入れ方だとか。ま、私には関係ない。旨い豚肉喰わせてくれれば、それこそが豚君の供養になるってもんです。
ようやくお目見えの豚君は見事なまでに蒸し焼き。いやん、旨そうじゃん。この一見、グロっぽく見える豚君は、実は効率的に捌かれている訳で。ここはやはり観光地の観光施設。無駄なことは一切ありませんね。
私などは、最初の捌きから見てみたいなどと思うのですが、そんなマニヤは他にはいない模様です。うん、いないでしょうね。
てな訳で、セレモニーは終了。いよいよお食事へと向かいます。お食事は別棟ですので移動なのです。
ここで色々と問題が。というのも、日本人は私達だけ。ほら、私達って遠慮深いじゃない?なので食事用の席をなかなか取れないのですよ。つい先を越される。ま、ここは私の出番ですか?全く英語分からないですが、日本語で「ここいいですか?」的に無理矢理。ああ、遠慮深い自分が憎い。
ここでは食べ物はビュッフェってやつです。ああ、苦手。こういう我先に喰らうってのは実に苦手。なので取り敢えず、更に大盛り食い物確保しておきました。これで安心。小心な私にはビュッフェは苦手なのです。
当然のように“ポイ(タロイモ)”や“カルアポーク”はてんこ盛り。野菜も適当に放り込んで飲み放題のカクテル&バドワイザー。いやっほ〜い、ここぞハワイの桃源郷。約束の地ではないですか!
てな具合に喰いまくっておきました。途中、お代わりに行くと皿がなかったのでデザート用の小皿にてんこ盛り持って帰ったりと行儀の悪いことには定評がございます。いいの。皿を用意できない方が悪い。
さて、この後にはいわゆるショーがありまして。こちらの方もそれなりに楽しませてくれます。ええ、色々な意味合いで楽しめます。突っ込みどころ満載ですが、それを楽しむのもリゾート地の醍醐味。
いやいや、実に楽しい夜でした。がんがんと呑んで喰って。当然のように車を運転しませんから、酔っぱらっても大丈夫。ええ、レンタカーを借りない最大の理由は、運転に自信がないことよりも酒が呑めないことなのです。
こうして、いつも通り酔っ払いの夜は更けていきます。
日本でもハワイでも行動原点は同じなのです。
今回のお店:後で調べます…。
さて、空港バスを使って関西国際空港。ここからはとんとんーんとテンポよくいきますよ。昨日みたいな調子では、記憶の彼方へと全て消えるのも時間の問題。それではいけない。
色々とあって機上の人。これから八時間の苦行を経て、約束の地へと降り立つのです。が、その前に機内食を。今回もチキンorカレーなわけで。即、御料人様にカレーを取られたので私はチキン。なんだ、これは丼ですか。
もうね、見たままです。機内食に期待をしていないとはいえ、ネタにしかならないじゃないか。えぇ〜と。旨いとかどうとかという感想はありません。ここまで来ると笑うしかないかな。うん、それしかないね。
対して御料人様のカレー。ま、はっきり言ってこちらの方が随分喰える。というか、少なくとも不味くはない。ああ、いくらネタが欲しいとはいえ、絶対にダメだと分かっているのに選んでしまう、ダチョウ上島気質の自分が憎い。
で、何が悔しいかと言えば、チキン丼なのに付け合わせが鶏の唐揚げ。あのね、メニュー作った人ももう少し考えるといいと思うよ。しかもこの唐揚げは、幾分美味しいんだ。いや、きっと比較しているからだとは思いますが。
いっそのこと、唐揚げ増量して、パンで喰わせて頂きたい。ちなみに、パンも付いてます。丼物にパン。炭水化物万歳。とまぁ、既にデブへの道は始まっているのですが、それはまた後日の話。
さて、しばらくの苦行(禅)の後、更に機内食。これを食い終わる頃には楽園への秒読みが始まるのかと、そう思うと味気ない機内食にも喜びを感じることが…いまいち出来ないですがそこは無理矢理出来るということで。
あ、そうそう。ヨーグルトはそこそこ美味しかったです。かなり無理してますが。で空港着なのです。あ〜毎度、このシートに縛り付けられる八時間は辛いです。寝るに寝れないデリケートな自分の心根が憎い。
これで終わりではなく、今度はカウアイ島へとローカル機で移動。これはあっという間の航路なので特記無く。敢えていえば、例の溶けたゼリーのようなジュースはデフォルトです。
その後は特に問題なくホテルにチェックイン。荷物を放り込んだら近所を散策です。一番近くのお店まで徒歩。ま、あれです。やはりここも米国。歩行者なんていやしない。みんな車なのです。ああ、二酸化炭素が増えていく。
ほんの3kmほど歩いたところにガソリンスタンドを兼ねたショップ。ここでバドワイザーとハンバーガーを買い込んで、取り敢えずの昼食といたします。つーか、この辺りで、日本から数えて何食目かよく分からない。本当に昼食でしょうか?
まぁいいや。ということで早速ハワイの初飯。これがまた、いかにもそれらしいハンバーガーじゃあないですか。中身はチキン。うん、いける。これは旨い。…が、ちょっと待って欲しい。
日本を出発前に喰ったのが蕎麦と“軟骨唐揚げ”で、機内食は“チキン丼”と“鶏の唐揚げ”です。そしてこれは“チキンの唐揚げサンド”とは。いやぁ、笑えますね。わはははは。そういえば、ここカウアイ島では野良のニワトリ、略して「野良トリ」が闊歩しています。なるほど、そのための伏線でしたか。
そう、この野良トリ。実にどこにでもいます。ホテルの敷地内はおろか、車がびゅんびゅんと行き交う道路脇の草むらにも潜んでいるのです。なので、道を歩いていると、まるでアメコミのようにぺったんこになったニワトリなどいたりします。
ということは、ここカウアイ島ではチキンは安いのではないでしょうか?と、後日ですが地元の方に聞いたところ、野生の鶏は固くて食えないそうです。うん、確かに固そうだ。ちなみにホテルの庭には“鶏に餌を与えないでください”の看板が立っていました。日本でいうところの鳩みたいなモンですね。
さてさて、野良トリ話はおいておいて。続いてはエッグソーセージクロワッサン。あまり甘味のないクロワッサンとソーセージが玉子にあっていて実に旨い。これは日本のクロワッサンサンドと変わりがない。
敢えていえば、ソーセージが無駄にデカイことでしょうか。あ、そういえばここでも“エッグ”じゃないですか。またまたチキンがらみですか。ニワトリとタマゴに攻められ続けている今回のハワイ旅行ですね。
では、こんどこそチキンから逃れて。CHARBROIL with CHEESEですか。なんだろう。ああ、牛肉とチーズですね。これはいかにも私好みな感じ。では早速喰らいましょう。うん、ダメだこりゃ。
パンの片割れがビスケット。というか、ばさばさで甘い。これは好きな人にはいいのかも知れませんが、私達的にはちょっと辛い。う〜ん、でも喰いますけどね。そうそう、甘いんならマスタードをかければ…、さらに泥沼化。
とまぁ文句を言いつつも、バドワイザーがあれば完食です完食。御馳走様でした。せっかくなので、ホテルのビーチなど散策しまして。いや、なかなか綺麗じゃないですか。安いホテルと言ってましたが、何のロケーションは最高ですな。
着いた直後は雨が降っていたりして、ちょいと困ったなぁ、と思っていましたが、いつの間にやらすっかりと青空。やはり南の島には青い空が似合うのです。そして青空の下を歩いているとすっかり腹が減るのは世の常。ということで晩飯を食いましょう。
取り敢えず、初日はホテル内で食事することを常としていますので、メインレストランというか、ここしかないレストランでステーキを喰らいましょう。肉肉。わしゃあ肉喰いに来たんじゃけんのう。
でも野菜も大切。サラダバーで豆のスープと山盛り野菜サラダ。アルファルファとセロリが旨い。わしわしと喰う喰う。ピリリと辛いピクルスなども肉の前哨戦にはもってこいなのです。どんどんと盛り上がる我が食欲。
で肉なのですよ。ここで肉。え〜と。普段はストロボ焚かないんですが、さすがにこのレストランは暗かった。仕方なくばしゃりと。他のお客さんゴメンナサイ。ま、観光ホテルですからアチラコチラで記念写真を撮っていて、誤魔化しはききましたが。
で、肉。アタクシのいただきましたのは「ウイスキー・ペッパーステーキ」君です。これがまぁ旨いんだ。サイズの方は10オンス。うん、285gほどですか。ははは、たったそんなもんですか。小さい小さい。
この肉、ソースはあっさりと、でもペッパーが効いていて実にしっかりとした味付け。肉自体に甘味が少ない分、ソースが味わえるという趣向。付け合わせのチーズとポテトのグラタンがこれまたスゲェ旨いの。
コレだけで一品でいいじゃん、と思うほど。野菜とオニオンのフライも付いていて、これで$18.95ですか。これが安いのか高いのかわからんですが、満足度は異常に高い一品。いやいや、早速の肉の歓待の参りました。
さて、こういう場合の私達は、基本的に違うメニュー。“アロハ バーガー”を御料人様が御注文。あえてステーキではなくバーガーからスタートとは渋い、渋すぎるチョイス。当然のように開いたまんまで登場。
ちょいと頂いたのですが、これも旨い。パテはパテというよりも肉。まさに肉の塊。これが見事にグリルされていて、肉厚のフライドポテトと食べた日にゃあ、もう、あんた、堪らんですよ。ビールが欲しいところですが、ここはグッと我慢で赤ワイン。いや、全然我慢してないし。
いやあ旨かった。本当に旨かった。初日からこんなに旨いモンが喰えるとは、この先の自分達が恐ろしくなってきます。きっと尻上がりに旨いモンが目白押しなことでしょう。わはははははは。
昼のハンバーガーの失敗は既に忘れています。
忘却は人間に許された大切な権利です。
今回のお店:PALMS RESTAURANT
旅日記の始まりです。つまり、酒を呑みます、ってところからのスタート。取り敢えず、出発前に腹ごしらえな訳ですよ。ぎりぎりまでパッキングしていたものですから。あ、ちなみに、いきなり財布を忘れて家を出ました。陽気なサザエさん。御料人様が気が付いたので事なきを得ましたが。
で、お食事。これから南の楽園へと旅立ちます。もうほんの数時間で暴食の国へと旅立つのですから、最後の日本食は質素にいきましょう。蕎麦。ほら、もうすっかりと質素な感じが漂っているでしょう?
例年、出発前には焼肉を喰うという儀式があったのですが、今年はちょっと趣を変えて。まぁね、間違いなく体重増加、コレステロールしっかりで帰る予定ですから、出発前くらいは本当に軽くいきましょう。
で取り敢えず、日本酒。アタクシ、日本酒で日本を旅立ちますよ。旅行は家を出た瞬間から旅行です。昼間っから酒解禁。いただきます。うん、久保田旨い。末期の酒ってヤツにならないことを祈るのです。
さて、いきなり蕎麦を喰うのは粋じゃない。なのでツマミに軟骨唐揚など所望。これがあなた、思いの外旨かったのです。そういえば、前回の江戸旅行の前に、神戸空港でも唐揚げ喰ったっけ?
今回は軟骨だから、ちょいと違いますが、駅ビルの中でそれなりに喰って、それなりに安いってのは素敵です。普段でも利用しようかと思うほど、それなりの軟骨。いやいや、こんな事ならビールにすればよかった。
といいつつ、御料人様のビールを盗み呑み。あぁ、やっぱり唐揚げにはビールだね。てなことを話しているところにお蕎麦の登場。いやっほ〜い。私の注文したメニューは天麩羅蕎麦。ああ、やっぱり油の呪縛からは逃げられない。
ほら、天麩羅蕎麦といえばあれですよ。天麩羅で一杯呑んで蕎麦で〆るのです。まずは天麩羅、いただきます。ほう、結構綺麗に揚がった美味しい天麩羅。もっとも、普段からあまり天麩羅に造詣の深い方ではありませんが。
このお店では天つゆと蕎麦つゆは兼用のようですね。ええ、構いませんとも。ということでお酒と共に頂戴します。ああ旨い。やっぱりあれだ、蕎麦店で一杯ってのは止められませんね。日本に生まれてよかったと実感。
適当に呑みながら、蕎麦もいただきましょうか。十割とか二八とかその辺りの詳しいことは蕎麦通の方にお願いして、私としては実に美味しく頂けるお蕎麦です。あ、蕎麦が旨いと言うよりも、この蕎麦つゆが好きなのかな?
ありがちな味ですが、こういう可も不可もないような味を求めているのです。甘すぎず、辛すぎず、ま、私如きが蕎麦を語っている場合じゃない。私に必要なのは、昼間っから酒を呑んでも怒られないという環境のみなのです。
さて、自分の蕎麦も喰いながら、御料人様のメニューも気になります。山かけ蕎麦。私の子供の頃からの好物が山かけうどん。となれば、この蕎麦も喰いたいじゃないか、喰わせろ、と強気なことも言えずに、ちょいと摘ませていただいて。
ほう、これはいい。このまんま酒の当てにでもなりそうな山かけ具合。いいねいいね。実にいいね。わしわしと混ぜて、ずるずると頂く日本蕎麦。これから出かける莫迦食いの旅への応援歌ですな。
適当に飲み食いしてたのですが、それでも時間が余る。仕方がないなぁ、もう一品いただきましょうか。というか、既に最初から気になっていたメニュー。蕎麦チップス。これに、興味津々なのです。
果たしてやってきたのは、ある意味予想通りのブツ。ほほう、これは香ばしくて旨いですよ。これはビールでも日本酒でも焼酎の蕎麦湯割りでもいけそうですね。いやいや、なかなかいいお店を発見です。
あ、このお店。結構気に入ったのですが、残念ながら蕎麦湯がないそうです。ないというか、そういう設定になっていないみたい。そのあたりはある程度妥協ですか。仕方ないですね。てなこと言っていると、いよいよ空港バスの時間が迫ってきました。バス停へ移動移動。
結局、今回は空港バスにすら乗れていないという体たらく
ああ、明日からはもう少しテンポアップを目指します。
今回のお店:臼臼
神戸市中央区布引町4-1-1-2F
TEL.(078)291-5716
帰ってまいりました。おかげさまで無事に帰国です。いやいや、今回も楽しく美味しく満喫してまいりました。世間様が忙しくお仕事なさっている時期に、無理矢理お休み頂いたので、これから取り戻すのが大変です。
その前にすっかりと休みボケしてしまっている自らの脳味噌に気合いと活と鞭をいれねばなりません。ということで、一週間分の喰いまくりは、一週間かけてゆっくりとご報告させて頂きます。ま、基本的にハワイでも日本でも旨いものは旨いと。
相変わらず、弩級の量で供される料理群は、これまた超弩級の喰い意地でそのほとんどを完食してまいりました。ええ、大和魂の無駄遣いです。
おかげさまですっかりと体重増加時してまいりました、と思ったのですが、ほんの微増。う〜ん。400gクラスのステーキをがつがつ喰ったというのに微増。これは、日本でどれだけ高カロリーな食事を続けているんだ、という神からの啓示でしょうか?
という訳で、しばらくはハワイ旅情編をお送りする事になります。焼肉喰い歩きはありませんので、あまり需要は無いかと思いますが、ご辛抱の上お付き合い下さいませ。
すっかりと休み呆けて遅筆に拍車がかかっていますが…。
その前に、仕事仕事。
現在お休み中です。年に一度の旅行ですから、しっかりと楽しんでおります。こちらの地域のホテルではネット環境が無いことが多いので、オフラインの人として暮らすつもりだったのですが、現在滞在中のホテルにはありがたいことに無線LANがあるのです。
ということで、気が向いたところで更新したりしなかったりします。まずはここまでのダイジェスト。本番は帰ってからゆっくりとひとり言にて。
まずは出発日。仕事を終えてから最後の荷物詰め。忘れ物の無いように十分気をつけて財布を忘れてスタートに戻る。双六風に。で、荷物を担いでバスターミナル。でもその前に軽く喰いましょう。
あ、そうそう。今回持ち込んでいるノートPCには、写真をさわるソフトが入っていません。ということで写真なし。写真なしではいまいち更新のし甲斐が無いので、擬音と感想のみで食べたものを表現します。ええ、詳細は帰ってから写真付きで。
まずは一枚つるりといただいて、ちょいとつまんでちびりといただき。で、バスで空港まで。空港でちょっと一息呑もうかと思ったのですが時間もなく機内の人。
機内では、「それは違うだろう」という機内食の後、一眠りして「なんてそのままな」という朝の機内食をもそもそ。
で、到着したら乗り換え。8時間の後に半時間のフライト。そこでは「出た!」と言いながらずるずると啜り。そして最終目的地に到着。さて、とちょいと一息入れてから、意を決していつものように歩き回り食糧確保(主にバドワイザー)。
そこで買ってきたものを、わしわしと二人で喰らってホテル散策。お目当てのレストランでご注文の品は「ははぁああん、そうきたか」と二人でもりもりと頂いて就寝。入手した旅の友を引っかけてお休みなさい。
翌朝は、前日入手の「これ、大好き!」というこちらに来た際には必ず食べるメニューをがっつりと頂きまして、旅行ですから朝からしっかりバドワイザー。食べる量は控えめに。で、昼からはタクシーを使ってちょいと遠出。
そちらでローカルフードとそれに準じたものをしっかりと現地の量でいただき。まぁこれが予想以上に旨かった。そして、夜はいよいよ今回のメインイベント。これが楽しかった。そして旨かった。もりもりと旨かった。
というところで、ちょうど時間となりました。いやぁ、ほとんど何のことだかわからないと思いますが、自分用のメモみたいなもんです。とりあえず今のところ(機内食以外は)全て大満足で旨いです。そして、明日からも旨いことでしょう。
飽食している模様だけはお伝えできたと自負しております。
わりあいヘルシーなんですけれどもね。
昨日の続き。なのですが、昨夜はバタバタとしていて御料人様から詳細を聞けず。仕方がないので肉部位名は思い出す限りで省略。ああ、本気でICレコーダーが欲しくなってきた。
さて、タレ焼。続いてはホルモンにハラミという黄金の皿。先ほどのあっさり上品から、今度は辛口こってりタレ。このメリハリが堪らんのです。で、ホルモンにはやはりこの手のしっかりとした旨さと辛さのタレがよく似合う。富士には月見草がよく似合うように。
ハラミの方もしっかりと揉み込まれ、その辛味と絶妙に絡み合うツケダレがいいのです。当然おろしニンニクとコチュジャンは追加。更なるピリ辛を楽しむという趣向。いやいや、本当に旨い。今回のハラミは相当いいですね。
で、ここでお口直しに刺身。え〜と、何だっけ?チマキだっけ?もう完全に忘れた。というか、この頃にはビール→マッコリ→眞露チャミスルと進んでおりまして、既に酔っ払い。カメラの手ブレも酷くなる一方。
そんな訳で肉の名前は「肉」ということでよろしくお願いします。この肉の刺身に山葵をちょいと乗っけてくるりと巻いて、醤油にちょんとつけて口に放り込めば、生肉の香りと味が口の中へと広がるのです。ああ、旨めぇ。
で、まだ続く。ホルモンと赤身を適度に合わせて一皿。たしかコブクロだったよね、白いのは。ってくらいしか記憶にない。でも旨かったことだけは確か。だって全員食べ残すことなく一気食い。本当に、あっという間。
いやぁ、結構しっかり喰いましたな。少なめに喰ったつもりでしたが、こうしてみるとそれなりに量があったのですねぇ。と一服しているところへ、ちょっと嬉しい一品料理。スジ煮込み、ですね?
これが酒に合うんだ。特にチャミスルががんがん呑める。沖縄のテビチで泡盛を呑んでる感じですか。実に旨いのです。遠方からのお客様にも満足頂けたようで何よりです。取り敢えず御馳走様でした。
しかし、この煮込みでちびちびと呑みながら酔いはがんがんと進んでいくのです。どのくらい酔っていたかというと、米国へ牛一頭喰いにいきましょうと、ポッサムチプのご主人を誘うほど。
何でも彼の国では割合安く牛が手にはいるとか。生きたまま。ということはですよ。一頭買ってきてそのまま捌けば…。うん、それ!ということになりました。なりました、って。しかも割と本気で考えてるし。
そうだ、ホルモンは日本一の内臓職人でいらっしゃる千葉のあの方をお誘いして、精肉はポッサムチプのご主人と、そうそう「くにきや」さんもお誘いせねば。赤肉は牛をしめてから10日〜二週間は寝かすので、休みは長めに取らねばいけないね。などなど。妄想の暴走がノンストップなのです。
ということで今日から一週間、下見に行って参ります。
本当はハワイで早めの夏休みなのですが。※一週間ほど更新が滞る予定です。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
昨夜は生肝大好きな集まりの方が、神戸までポッサムチプのレバーを食べるためだけにやって来られました。そりゃあ、それだけの価値はあるってモンですが、やって来たのは米国からという実に豪気なお話。(一部誇張があります)
ということで、当然ですが生中心にいただきましょう。米国って生のレバーはおろか、生肉自体をあまり喰いませんからね。最近すっかりとご無沙汰だったYoshiが参加しての焼肉タイム。え〜と。今回参加したのは大正解だったと言っておきます、Yoshi君。
いつものようにまずは生から。というところですが、なんと、今回の目玉がいきなり。「タタキの盛り合わせ」です。はい、盛り合わされておりまする。何と言っても中でも絶品はハラミのタタキ。なにこれ?何でこんなに美味しいの?
口の中でホロリとほどける旨さ。あれだ、生の旨さはあるけれども、タタキにすると肉本来の優しい甘みがじゅわりと染み出てくるんだね。これは堪らんですよ。そして、ハツのタタキも忘れちゃいけない。
そして、何と言っても卒倒はコブクロの湯引き唐辛子和え。これをポン酢で喰った日には、もう、絶句。これは旨い。ぴりりと辛さが味を引き締めるのです。うん、ビール無くなったよ。乾杯用のビールはやはり乾杯で終わるのね。
という訳で続いて本当に生盛り合わせ。私たちにとってはあまりに見慣れたメニューですが、いや、このレバー、旨いわ。いつにも増して旨い。生レバーに力を入れてください、と言ったものだから、スゲェいい感じのレバーを取り置いてくれたのでしょうか?
ま、普通に生レバーを二人前追加。遠方よりのお客様には一人前丸ごとお渡しして。いやしかし、これは旨い。わしわしと喰らい尽くしていくのです。というところでナムル盛り合わせが。ええ、野菜も食べますよ。
最近はすっかりと気をつかって頂いて。えぇ残さずいただきます。が、それよりも肉。肉を喰わせろということで、続いては塩。ホルモン赤肉盛り合わせ。今回のハツにもしっかりと脂が乗っております。
アカセンにハチカブ。この辺りはもうお馴染みの新鮮ホルモン。そして今回の目玉はヒレ肉です。うん、旨い。山葵と塩だけで口に運べばしっかりと火の通ったヒレ肉はしっかりと旨いのです。旨味しっかり。
絶妙の焼加減と塩加減と山葵によるアクセントが、ヒレ肉をステーキ以外の旨い肉として食わせてくれるのです。ああ、幸せ。この幸せは一人で独占したいものです。といいつつ、こうやって公表するせいで、お店に入れなかったりするのですが、混みすぎて。
さて、ここでタレに。いいですね。このくらいの量で次に進むと、無理なく食べられますから。あまり揉み込んではいないサーロインたち。味付けも上品に。これを好みに焼くのですが、う〜ん。困ったことに、レアでもウェルダンでも旨そうなのです。どうしたものか。
こういう時は本能の赴くままに、というか取り敢えず適当に焼いちまえ、ってんで網の上。で適当に喰ったらまぁ。旨いのよ。サシがじわりと汗をかくように溶け出して。これが上品な揉みダレと相まって実に旨い。
…というところで続きは明日に。最近どうも文章が長すぎます。やはり、こういう本気で旨いものを喰った時は、続き物にしておく方がいいのでは、という判断で。というか、肉の名前を忘れたので、御料人様に教えを請わねばなりませんし。最近は少し呑み過ぎただけで記憶が消えていきます。
二十代の胃袋と六十代の脳味噌を持ち合わせております。
平均すると実年齢ですか…。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
土曜日は珍しくお仕事。今週半ばからお休みをいただこうと頑張っているのです。で、御料人様は美容室などへと行かれまして。
さて、私の仕事は一段落、というところでケータイに電話してみますと、元町辺りでお買い物とか。うん、半日買い物三昧ですか。羨ましい妬ましい。ま、普段からもっと仕事頑張れば、私も休めたということは心に秘めたままで。
で、合流してから。さて、夕飯はどうしましょうか?元町といえば中華。中華といえば餃子。ということで人類最強の完全食であるところの餃子を喰いに行きましょう、そうしましょう。
神戸の餃子といえば、その味噌ダレが特徴。当然のように神戸餃子(と仮に呼びます)を喰らうのです。で、結構な有名店であるところの、「ぎょうざ大学」へと入学。いや、入店。
こちらのお店では追加注文が受け付けられないということなので、三人前ずつ、計六人前を注文。一人前7個なので、大した量ではない。で、ふと壁を見ますってぇと、タレの作り方が貼ってありました。
何々?味噌ダレが小さじ2、ラー油が小さじ1、醤油と酢を少しづつ。ですか。では早速作りましょう。ほう、特製ラー油ですね。なるほどこれは辛そうだ。で、味噌ダレはこってりと甘め。合わせて丁度いい辛さ。いや、ちょっと辛すぎたかな?
しばらく後にやって来たのはやや小振り薄めの皮の神戸らしい餃子。いやいや、これは旨そうな。では早速いただきましょう。あ、なるほど。先ほどタレを辛くしすぎたかもと思ってましたが、実際に餃子につければ丁度いい。
アンの方は野菜多めのヘルシー餃子。味付けはあっさりと、タレで味わう本格的な神戸餃子。うん、旨い。ま、惜しむらくは包みが甘いことですか。薄皮は特にきっちりと包まなければ焼いている最中に割れてきます。そこだけが残念。
しかし、味の方はもう、満足、旨いのです。こう見えても案外と肉が好きな私ですが、こと餃子に関しては白菜でもキャベツでも、野菜多めが大好き。瓶ビールの大瓶を御料人様と二人で呑んで(主に私)御馳走様でした。
で、お店を出たのですが。何となく火がついた餃子心。こんな機会もなかなか無いので、せっかくだからともう一軒ハシゴに。すぐご近所の「餃子のぼんてん」とこちらも地元の有名店へと。
この辺りの餃子専門店の特徴としまして、比較的店構えが個性的。いや、違うな、うん、汚いのです。思い切り年季の入った店構え。これが、一目見ただけで旨そうに感じるのです。で、今回の両店共に当てはまります。
このお店では、追加注文出来なかったり、一人○人前という縛りがないので、気楽に二人で三人前。ビールも小瓶で。テレビではなぜか北斗の拳。しかもラオウ編。思い切り見入ってしまう私。ああ、久しぶりに全編通して見てみたい。
というところでビールと餃子。ビールはサッポロ黒ラベル。何だかこれだけで嬉しくなるのはビール好きには分かるはず。餃子には濃厚なビールが実によく合うのです。はい、ではビールと餃子を早速。
このお店もやはり薄皮で一人前7個。ばりっと焼けた餃子をわしわし。ビールをちびり。そう、餃子にはビールはちびりちびりと呑むのがよく似合う。ぐびりぐびりと呑むのは焼肉、餃子は瓶ビールをちょっとずつ。
一気に呑み過ぎると、口腔内の餃子の野菜の香りが飛んじゃいます。これは勿体ない。そして、餃子で熱くなった口の中に冷たいビールを流し込みすぎると次に餃子を頬張るのが辛くなるのです。そして何より、小瓶はあっという間に無くなりすぎる。大事に呑もう黒ラベル。
今回、両店とも共通なのですが、やはりここでも包みが甘いかな?アンがこぼれてしまうのです。これが勿体なくて仕方がない。もっとも最後は味噌ダレと共にこぼれたアンも喰うのですがね。ええ、お残しはゆるしまへんで。
ということで御馳走様でした。最近、焼肉以外に喰っていないかのような雰囲気ですが、何のきっちりと人類最高傑作の完全食、餃子は健在なのです。そろそろ自宅で自分好みの餃子を作りたくなってきました。
実は餃子包むのが苦手だったりするのですが。
ええ、包むのは御料人様にお願いしています。全面的に。
今回のお店:
餃子「ぎょうざ大学」
兵庫県神戸市中央区元町通2-3-5
TEL.(078)332-2233
餃子「ぼんてん」
兵庫県神戸市中央区元町通3丁目4-5
TEL.(078)332-3948
この所、ちょっと焼肉喰い過ぎパターンにはまっているのですが、どういう訳だか昨夜もポッサムチプさんへ。というか、もういちいち報告する必要がないほどにポッサムチプ。はっきり言って、こんなに行っていると、ストーカーとか嫌がらせとか思われても仕方がないかも知れないと猛省。
それでも、今回はちょいと確認事項などがあって“仕方なく”行ってきました。そう、一週間ほどの間に二回ほど予約を入れましたのでその確認を。というのは建前、本当はぜんちゃんが行こうと言ったから。だって、奢りだっていうし。行かない訳が無いじゃないか。美味しかった。
ということで、今回の確認事項(予約の時間等)はあっという間に終わり。さて、ではお肉を頂きましょう。今回のテーマは(というか、なぜ毎回テーマがあるのか?)、お店との駆け引き「量を少なくがどのくらいか確認しよう」です。
毎回そうなのですが、私たちって出されたら喰うじゃない?「じゃない?」って聞かれても困ると思うのですが、本当に喰っちゃうのです。残すの嫌い。お残しは許しまへんで!と魂が叫んでいるのです。
だから、ついつい「少なめに」とお願いして、多くても喰いきる、お店の方は「あ、足りなかったかな?」と思う、次回の少なめには肉追加、食い過ぎる、少なめってのが意味をなさない。という無限ループに陥っているのです。
そこで、初老二人、お店と断固として戦う意志を見せ、「少なく、そう、考えている以上に非常に少なくしてみて下さい。足りなければ追加します」と告げたのです。ここから、私たちの1時間半戦争が勃発したのです。
とはいえ、今回久しぶりにユッケが食いたくなりまして、待ち合わせ時間にぜんちゃんが遅れているのいいことに勝手に注文。一人で喰ってやる、と思った矢先にぜんちゃん登場。ちぇ。二人で食べました、旨辛ユッケ。辛くて旨い!
で、生の盛り合わせは全部盛り。この辺りにまず最初の間違いがあるような気がしますが、喰いたいものは喰う。でも食べ過ぎないように気をつけよう、という地雷原をそろそろと歩く風情で食べるのです。
さて、塩焼。いつもは一つ一つ説明をしてくださるのですが、私の記憶力に見切りをつけられたのか、特に説明無く肉。ま、ハツやテッチャンやハラミくらいは分かりますが。ここでふと思ったのは、このくらい放置されるのもいいかな?と。
いや、ほら、説明は半分くらいは憶えてるんですよ。でも完璧じゃない。だって、チマキやマクラやイチボや…と言われても憶えきれないイヌ並みの集中力。記憶力に至ってはミジンコクラス。なので、分かる範囲で。旨い肉でした。あ、でもこの後は説明して頂きましたが。
で、塩焼二品目。カイエンペッパーが実に旨い。今回はダシ醤油ではなく濃い口醤油だそうです。あ、醤油って時点で塩じゃないや。とまぁ、このくらいの脳味噌加減です。いいんだ、旨かったから。今回はこれが合い言葉。
続いてのタレ。あーわかる人だけわかってください。いわゆる赤身。赤い肉。これをタレで揉んでしっかりと味付け。旨い。やっぱりアレですね。焼肉ってのは薄味から始まってタレの濃厚な味になるのが楽しいのです。
最近流行のあっさり醤油ダレは、あれはあれで旨いのですが、それならダシ醤油かポン酢で喰った方がいいよ、と思うことがしばしば。不味い訳じゃないのですが、焼肉を喰っているという実感は、ニンニクの効いた粘度の高いタレなのです。
さて、そうこうしているうちに、というか、まぁ喰いきった頃にホルモン系のタレものが。ハラミ、サガリも含めてガッツリと。やっぱりこれ。ホルモン無くして焼肉喰ったとは言えない。喰ったと言いたいからホルモン。旨ー!
わしわしと焼ながら、ご店主に質問。「まだ出ますか?」「いえ、これで終わりです」はい、これが少ない焼肉です。決定!この量。これで行きましょう。次回から「少なく」とお願いした時にはこれでお願いします!ということで長い戦いは幕を閉じようとしているのです。
が、「是非食べて欲しい肉が…」はい頂きます。ええ、この量でしたら追加で頂けますよ。頂きますよ、何でしょう?やってきたのはスジ肉。これをしっかり焼いて頂きます。いやっほ〜!喰っちゃうよ。
カッパとスジの合わせ技。厚めのカッパスライスと薄いカッパ。そしてスジ部分は、柔らかめの部分と鬼スジが。ほうほう。カッパはともかく、鬼スジですか。いいっすねぇ。これって本来煮込みにしかならないという部位ですよね。
鬼スジはよく火を通さないと噛み切れそうもないのでしっかりと焼いたのですが、焼ながらどんどんスジが固まっていくというか縮こまっていくのです。う、これ大丈夫?と思いつつ、口に放り込めば、あなた、これ、こりこりと鶏軟骨のような食感。
好きな人には堪らない、嫌いな人にも堪らないという一品。ああ、私はスジや軟骨が好きでよかった。この幸せは好きな人にしかわからないよなぁ。というところで、本日御馳走様でした。いやいや、この腹八分目くらいの満ち加減が素晴らしい。
これなら週に三日は楽勝で喰えます。
だから、それでは全く意味がない…。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
先日、仕事場にて仕事をしておりますと(普通)、我が携帯電話が音もなく震えておりまして(マナーモードのままだった)、何事かと。ま、電話がかかってきた訳ですが。
仕事を休んで暇を持て余したZちゃんから、昼飯でも喰いに行こう!というお誘いの電話。はい行きます、ゴチ!ということで元町辺りへと鰻を求めて御出立なのです。あ、昼休みですよ、当然ですが。
で、ぜんちゃんマシンを駐車場に突っ込んで、鰻、鰻。さすがに昼休みと呼ばれる逢魔が刻だけに、最初のお店は満席&待ち人付き。では別のお店に。と向かったお店は定休日。ははぁん、これは例のアレだ。どこ行っても喰えないパターンの始まりだ。
もう一軒の、やや高級イメージ鰻店前をスルーして、こういう時はカレーに限る!カレーは我々を裏切らない!とインド料理に変更。臨機応変に目的を変えるのはいつものことです。で、今日が定休日でないことが重々分かっているお店へ。うん、改装中。
莫迦か!なんだこれは!?怒りにまかせてご近所さんのYoshi君に電話。「この辺りで他にインド料理かカレーの店ないかね?」の質問に対して、実に的確に、そして華麗に別の店へと誘導。ありがとう、こういう時には実に役に立つね。
………。ランチやってないの、この店。うわああぁぁぁぁぁ!!Yoshiの役立たず!!!と叫びたい気持ちよりも、思わず「プッ、やっぱり」と笑ってしまう辺りに魂のゆがみを感じます。いつまでたっても昼食にありつけないのは、世の不幸を全て背負った業の持ち主であるところのぜんちゃんに全責任を押しつけて、蕎麦を喰うことに決定。
ああ、昼飯喰うのにどれだけ苦労するんだ。で、蕎麦。蕎麦といえば、いつもなら昼間っから日本酒の一本もいただくのですが、残念ながらこの日は仕事上人に会わねばならず断念。うむ無念。なのでセットメニューで御飯付き。
あれだ。「うどんで御飯」や「お好み焼きで御飯」ってのは関西発の炭水化物否ダイエットな訳ですが、蕎麦に御飯は如何なものか。生粋の関西人であるところの私でも白飯で蕎麦はちょっと…。いや、きっと炊き込み御飯とかそういう類ですよ。と、果たしてその通り、鮭フレーク御飯がやって来ました。
蕎麦。旨い。っていうか、普通に旨い。切り方にばらつきがあるものの、つるりと喉越し。旨い旨い。問題は私には少し甘すぎる蕎麦つゆくらいでしょうか。う〜ん。かえしが甘口だと蕎麦がもっさりしちゃうよね。
などと一人前にごちてみたりしながら。いや、本当に旨いですよ。でもやはり、蕎麦つゆに関しては関西は甘口かなぁ、と思わざるを得ない。どこかお江戸の辛口かえしのお店教えてください。結構、そういう蕎麦を渇望しているのです。
などと、ワールドワイドなお願いをしつつ、蕎麦湯をいただき御馳走様でした。いやいや、決して味に文句はございません。好みの問題だけでございます。ということで、ぜんちゃん、ゴチ!旨かった!
さて、それではワタクシ仕事に戻らねばなりません。申し訳ありませんが送って下さいな、と駐車場。その目の前に何だ?焼肉丼?
いやね、実は車から降りた時に焼肉の匂いを敏感に感じちゃったのですよ。どこかいな?と思っていたのですが、なるほどこういう趣向だったのですね。「ねぇねぇ、ぜんちゃん。あんなところに焼肉丼のお店があるよ」と告げたところ、「ハラミ丼並ならいけるか」とすたすたお店の中へ。
ほら、スポンサーが喰うってんだから、私如き若輩者は従いますよ、そりゃそうだ。「すみません、一つは御飯少なめに」の一言は忘れない。だって鮭フレーク御飯喰ったもの。こんな事なら鴨せいろにすればよかった、と軽く反省。
しばらく後にやって来たのは、丼。わはは、御飯減らして正解。結構ボリュームあり。では頂きます。当然ですが食べ放題のキムチは丼の中へ。ハラミキムチ丼に早変わり。いやん、旨いじゃん。
肉の方は推して知るべし、という感じですが、たっぷりかかった焼肉のタレと、もっさり乗っけたキムチが相まって実に旨い。いい肉は普段から件のお店で喰ってますからいいんです。こういう丼には、こういう肉が実に合うのです。
わしわしと肉と御飯のバランスを見ながら喰うと、あっという間の完食。しかしなんだ、この店いいですよ。テイクアウトもあるし。惜しむらくはワンコイン(500円)ならなぁ。わずか100円で左右される我が身を省みつつ御馳走様でした。あ、ぜんちゃんゴチ!
ここは多分これからも利用させて頂くことでしょう。ほら、ちょいと小腹が減った時にはこういう丼が旨いですから。出来れば米国牛に走らないことを祈ります。
さて、どういう訳だか昼飯のハシゴというよく分からない状況になった訳です。最近は焼肉のハシゴも滅多にしなくなりましたし、それよりも何よりも随分と食が細くなりました。もうね、蕎麦とハラミ丼如きで腹一杯ですから。これは由々しき問題です。
ま、二回昼飯ってのが一番の問題ではありますが、
そこは棚上げということで
もうすぐ旅行に行きますので、巨胃袋になって戻ってくるとは思いますが
今回のお店:
蕎麦「つるてん生楽」
兵庫県神戸市中央区元町通2-4-6
TEL.(078)331-2236
焼肉丼「かず」
兵庫県神戸市中央区元町通2-6-10
TEL.(078)391-7525
※一部肉の名称に間違いがありました、お詫びして訂正させていただきます。
土曜日は焼肉日和でしたので、行ってきました。大雨が降ろうが、記録的な積雪であろうが、干ばつで葉もの野菜が全滅しようが、そこに焼肉がある限り「焼肉日和」と言い切る自信がある管理人てつやです。よろしくお願いします。
さて。本日は面識のない方も、ちらりと御尊顔を拝し奉った方もいらっしゃいますが、焼肉前には全ては平等。そこには弱肉強食の世界が広がるばかりでございます。ということで焼肉処はポッサムチプ。
今回も「くれぐれも量は少なく」とお願いしておきました。ええ、これで大丈夫。な、訳はない。もう、いつものことなので先に申告しておきます。多すぎ。最初にメニューがあった訳ですよ。ほら、宴会の時には作ってくださる、あの特別メニュー。
何だか「○○一本」とか「脂付き○○」の文字が躍っております。いやっほ〜…。え〜と。何々?『全31品目』ですか。何だか旧厚生省が提唱していましたね、一日30品目。肉だけでそれを越えることになるとは、当時の大臣も思い至らなかったことでしょう。
さて、今回は喰いまくりましたよ。まずは生から。きっちりとメニューを持ち帰りましたから、品名は完璧。惜しむらくはどれがどれかイマイチ分からないこと。ま、全部旨い肉でした。では許されないのです。
何と言っても赤身が旨いのはいつものこと。ウルトラはねしたとハラミの刺身にはうっとり。牛タンは思いの外赤身っぽくてしっとりと。レバー、ハートは言うまでもなく新鮮。ハートはいつもに比べてぶりっと大振り。
もうね、すげぇチカラが入ってるのが分かる。つーか、メニューに出来るものは全て放り込みました、みたいな。すげぇの。で、塩焼きに突入。ちなみにこの段階で、かなり満足してしまっていたりします。肉喰った感を満喫。
そうそう、塩。さっくりと何気なく出されたのが牛タン三種盛り。黒毛のタンモトと赤タン。それに冷凍のタンモトの味比べ、という趣向だそうです。ええ、ここは牛タン専門店か?と見まがうばかりのタン三昧。
黒毛タンモトはやはり旨い。しっかりとサシ加減のある脂付き。これを結構な感じで火を入れるとブリブリに焼けて旨いの何の。赤タンはタンの歯応えと噛み締めた時の旨味を感じさせる一品。で、冷凍。う〜ん。これ普通に上タンで喰わせる店ありますよ?という旨さ。
ああ、ここで御馳走様でした、と言っても過言でない満足度なのですが、続いてはホルモン君たちの出番でやんす。タケノコ一本・テッチャン一本・脂付きホルモン一本・アカカブの頂一塊。莫迦か、あんたは莫迦か。
もうね、尋常ではないホルモンの登場に、隣の席にいる小さな子供の目が釘付け。うん、気持ち分かる。ボクも釘付けだし。もはや茫然自失。ええぇい!焼いてしまえ!ということでそのまんま網へとダイブ。
いやっほおおおーい。ハサミでジョキジョキ、焼けたところから旨旨と食らいつく。脂付きホルモン旨ぁ、アカカブ堪らんぜぃ、タケノコこりっこり〜。
そこへ登場は、今回の鬼っ子脂付きハツ。あのね。脂多すぎない?わざと残しました、と言われも。削ぎながら食べるんですか、そうですか、では火の上に乗っけて。ナイフでそぎそぎ…あ、あの…。ひ、火が上がるんですが。
もうね。店内騒然。そりゃそうだハツの脂がわんわんわんと燃えさかり、あっという間に店内は煙まみれ。他のお客さんの目が痛い。す、すみません。まさかこんな事になろうとは。あまりの大騒ぎに、さすがに店内写真は撮れませんでした。あたりまえ。人騒がせ。
でまぁ、氷の緊急出動でなんとか類焼は免れました。とりあえず、あの時のお客さんがここを見てらっしゃいましたらゴメンナサイ。ご迷惑おかけしました。と、反省したところで、まだまだ続く塩の肉達。
え〜とね、特上ハラミの塊、カルビが数種、ロースも数種。もう狂宴と呼んで間違いなし。これ、ダメでしょう?後先考えないにも程がある。だってね、どれ喰っても旨いんだ。間ずねハラミを塊ってのが間違ってる。旨すぎるんだから。
あ、ちなみに席は移りました。どうやら座っていた無煙ロースターの吸引力が間に合わなかったそうで、一番強力な席へと移動。お陰様で、これ以降出火には至りませんでした。と、呑気に解決したふりをしてはいけません。
この後にやって来たのが、大迫力350gの火肉山(かざん)です。うは、でかすぎ。完全に網に乗らないパターンを踏襲。当たり前のように一部切り取って、綺麗に並べて焼焼。焼けたところから旨〜といただき。
しかしあれだ。冷静になってみると、まだ生と塩が終わった所じゃないか。いくら六人がかりで喰っているとはいえ、そろそろ、こう、何というか、手加減?そういうのも必要じゃあないですか?
うん、手加減なし。もうタレものが来るだろうと思っていたら「やわらかタン骨」ってのがやって来ました。これ、あれです。以前、焼メニューでいただいたのですが、食べ辛かったと申告したところ、ボイルでやって来ました。
これ、旨い。マジ旨い。ボイルしたタン骨に塩胡椒とカイエンペッパーでピリリと。ビ、ビール。ビールが欲しい!と喉の奥から色んなものが叫ぶほど。で、ボイルのお陰で骨と身がホロリと外れて実に食べやすい。
コラーゲンたっぷりなイメージで、そう鶏腿を喰ってるみたい。ああ、こりゃあ堪らんですよ。いい加減肉を喰ってるのに、ここで新たな食欲が湧いてくる人体の不思議。でようやく、ようやくタレ焼きへと突入していきます。
タレ盛り。しかし、これだけ豪華な赤身盛りは見たこと無いかも、ってくらいの無茶盛り。どれがどれなんてのは訳わからんですが、いや、聞いた時は分かりましたし、一部は今でも分かりますが、もうなにせ全部旨い肉。
ローストカルビが全部部位名付きで出されるなんて、それだけで幸福感一杯。そしてそろそろ腹も一杯。それでもタレで目先が変わるとまた入ってしまう人体の不思議(二回目)。いや、本当に喰えちゃった。しかも旨かった。
軟らかい肉をそれで全て良しとは思いませんが、こうやって微妙に柔らかかったり歯応えがややあったりというロース・カルビを喰うと、ああ、こういう喰い方って楽しくていいよなぁと満足してしまうのです。
いやぁ御馳走様でした。つーか、まだホルモン盛り、あるんでしたね。もう、こっそりとお店の方に「半分にしてください」とお願いしたのですが、すでに御料人様が「半分嘆願」に行っておられました。さすがに仕事早い。
で、え〜と。なんで半分なのに皿が三つあるの?え?盛り合わせ以外に、バサ、赤ツラミですか、そうですか。ええぇい喰ってやる!と、このバサ(すみません、アカセンマイと間違ってました。)は肺です。いわゆるプップギ。
このバサが実に旨い。やや辛口のタレで揉み、その歯応えが抜群に。何だろう、コリッとムニュっとした食感。これが実に心地よいのです。ああ、堪らん、これってレギュラーの盛り合わせに入れて欲しいな。
赤ツラミもやはり旨いのです。特にタレで揉み込むと恐ろしく美味。いい加減限界を突破している胃袋にこれでもかと収まっていくという人体の不思議(三回目の天丼)。で、さすがに、さすがにホルモン盛りはギブアップしました。
だってね、半分ってお願いしたのにどう見ても普段の倍近い量。無理。なのでご近所の私たちがいただいて帰りましょう。御馳走様でした。あ、私たち以外の方々は、ピビンパなど食べてらっしゃいました。すげぇ、そんな胃袋すげぇ。
いやぁ、今回も実に大満足です。というか、明らかに喰いすぎです。この所、肥大化しすぎた胃袋を小さくするために食事量を減らしていたのです。で、かなりの小食になっていたのですが、どういう訳だかまたこんなに喰っちゃいました
全く、人間の欲望にはきりがないというか、私たちの食欲に底はないといいますか。でも流石にこれからは量を減らしますよ、ええ、断固として少なくしていただきますよ。というか、お任せで喰っている段階で量が増えることを学習せねばなりません。
肉の前ではすぐに忘れてしまう人体の不思議。
本当に大満足でした。しばらく節制せねば…体重的に。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
本日は、御料人様のご友人とのお食事会。というか、まぁあれです。焼肉です。もはや私にとって焼肉とは日常であり、身にまとうオーラが焼肉臭であっても仕方がない訳で。そういう諸々を踏まえた上での焼肉。
このところ、当日の行く直前に予約、というか電話で空席情報を仕入れて行くパターンが多かったのですが、今回はきっちりと予約済み。つまり、おもしろお肉が満載の可能性があるのです。うは。
というか、いきなり訪店してもバラエティに富んだメニュー(お試し版)が出てくるので、そんなに変わらないかな?とも思いますが。いや、こうやってお店にプレッシャーを与えておくとボケ防止にいいんですよ、私の。ま、もっとも、このサイトを見ている保証も何もないのですが。
ということで。本日のひとり言はここまで。昨日の「揚げ物デビュー!」というのも、明日以降のお話です。でも、本日余りに旨い焼肉を食べて脂に満足した場合、油ものは避ける可能性も十分に有り得ます。ええ、揚げ物のレポートなんかしませんよ。その時には察してくださいね。
調理に失敗したことをそうやって誤魔化しますから。
そのうち、ぼちぼちと、ええ、頑張ります。