- 旅の空から〜博多流浪篇〜ver.6「鰻蔵 筑後柳川屋 けやき通り店」
- → 通りすがり at 07/01 (23:49)
- → てつや at 07/02 (12:44)
- 旅の空から〜博多流浪篇〜ver.4「韓国家庭料理 漢陽 大博町店」
- → おこづかい帳 at 06/28 (12:34)
- → ゆうちゃん之助 at 06/28 (14:25)
- → くにきや♀ at 06/28 (23:52)
- → てつや at 06/29 (10:41)
- たまにはお洒落にイタリア料理「イタリアン食堂 ペルドマーニ」
- → おーちゃん at 06/14 (20:13)
- → おこづかい帳 at 06/15 (01:17)
- → てつや at 06/15 (17:00)
- → おっちゃん at 06/15 (18:55)
- → てつや at 06/19 (17:47)
- 旅の空から〜博多流浪篇〜ver.2「味噌汁 田(でん)」
- → おこづかい帳 at 06/26 (12:36)
- → てつや at 06/26 (14:24)
- → おがちゃん at 06/26 (16:52)
- → あんまや at 06/26 (21:15)
- → てつや at 06/27 (11:31)
- 中一日の登板「焼肉 ポッサムチプ」
- → さいとーアマグリ at 06/20 (19:26)
- → ゆうちゃん之助 at 06/20 (23:53)
- → ξ同志 at 06/23 (17:31)
- → てつや at 06/25 (16:00)
いよいよ最終日の朝がやってきました。前日も軽く喰って軽く呑むという健全な暮らしを過ごしましたので実に軽快な朝を迎えました。ただし、市場の食堂へ行くには遅すぎ。チェックアウトが11:00ですからとっとと朝食を済まさねばなりません。なので無難にホテルに隣接する飲食店で焼き魚の朝定食。おいし。
チェックアウトを終えて駅のロッカーへ荷物を放り込んで移動開始です。実は、前日天神の辺りをうろうろとしていた時に見つけたお店が気になっていたのです。時間的にランチタイムを過ぎていたから入れなかったお店。そこには白ホルモン鍋・赤ホルモン鍋みたいな名前のメニューがあったのです。これは喰いたい。
そんな訳で再びその場所へと行ってみたのですが、どうやら日曜日はお休みのよう。これでは仕方がない。前日に引き続き昼食難民と化した我ら夫婦は、ふと、前日入り損ねた鰻を思い出すのです。なぜ博多に来て鰻なのか。その答えはお店のメニューにあったのです。ええ、バッチリと書いてあります。「博多櫃まぶし」と。
これで博多で鰻を食べてもいいという免罪符が出来ました。心おきなくいただきましょう。取り敢えずはお酒。辛口を冷やで一合。なみなみと注がれた日本酒を呑みつつ、頂くのは「うなぽっきん」鰻の骨を油で揚げたモノ。骨せんべいですね。軽い塩味で実に酒の肴。ぽりぽりと機嫌良く喰っちゃいます。
白焼き。こちらもあっさりと。完全な関西風ですね。肉厚の鰻が実に旨いのです。ただ、このお店も醤油がイマイチ。好みの問題なのか、それとも醤油には寛容な風土なのか、その辺りにちょっと疑問の残るところです。いや、白焼きそのものは実に旨いのです。そして更には肝串焼き。これがなかなか豪快。
串一本に6〜7尾分くらいの肝が刺さっております。もうこれだけでも十分にてんこ盛りご飯が食えるほどのボリューム。あうあう。嬉しいよー。焦がすことなく見事な焼き具合で旨さ爆発。タレを別に持ってきてくださるので、それを更にぶっかけながら、ご飯が欲しくなってくるのが我ながら食いしん坊。
そしてお待ちかね「博多櫃まぶし」がやってきました。パッと見た目はあまり違いが分かりません。あ、桜でんぶがかかっている。実は御料人様はでんぶが苦手。では私がそこを中心にいただきましょうかね。わっつりとかき込んでみたら、あ、これ明太子だわ。なるほど確かに博多の味に仕上がっております。素晴らしい!
実は晩飯も喰って帰ろうという気構えですので量を少なくしたのですが、これは大失敗でした。もうね、いくらでも喰える。ホントマジで旨い。明太子とご飯と鰻が不思議なくらいにマッチするのです。そして櫃まぶしといえば茶漬け。まぁ出汁なんですが、これがまた濃い出汁なのです。普通の鰹出汁よりも数段濃厚。
鯖節かな?と思わせる出汁が櫃まぶしに実に合うのです。堪らん。お代わりしたい。でもこれ以上は食べ過ぎ。晩ご飯のお楽しみに支障が出そう。ということで泣く泣く御馳走様でした。もうね、このお店選んでよかった。鰻最高!博多最高!ここでは何一つ思い残すことなく大満足でした。しかし、これで終わる訳などありません。
いよいよ我らの真の目的地へと向かって最後の行動を開始します。
相変わらず、旅先では縦横無尽に移動しまくります。
今回のお店:鰻蔵 筑後柳川屋 けやき通り店
福岡市中央区赤坂3-4-34
TEL.(092)716-5350
さて。韓国料理で結構な量の丸腸を満喫したものの、それでも胃袋への追加を希望する莫迦夫婦が一組。これは「丸腸を」喰わねばなりません。鍋ではなく焼くのです。ようやく我が魂の起源ホルモン焼へと戻って参りました。そう、またもや中州へとやって参りました。
お店の名前は「ほるMOON」と、極一部の方には神戸元町の某店を思わせる店名。ラーメン店の二階。細い階段を上ったところにある素敵空間。そういえば、博多もラーメン専門店が多いのですね。個人的にラーメンを食べませんので知らなかったのですが、有名店がわんさかあるとか。あ、今回は私が博多へ着く前に御料人様はお一人でラーメンを食べたそうです。私は喰ってない。
それはさておき、このお店。実はもう一階上にも席があるようです。我々は当然特等席のネタケース前に陣取って。さて何から行きましょうか、と、ここはまず塩タンから。そして酒のツマミにニンニクのホイル焼きも。酒は当然焼酎を湯割。夏でも冬でも焼酎は湯割。これ鉄板ですわ。ホルモン+焼酎湯割が幸せを導くのです。
薄切りの塩タンは期待以上のお味。さっと炙るだけで十分ジューシーで旨い。やはり焼肉はいいですねぇ。つーか、今週はポッサムチプへもあまり行ってなかったし。久々。ニンニクはバターまで乗っかっていて、これはこれでなかなかいい酒の肴じゃないですか。うん、旨い旨い。では当然ですが続いては。
そうです、丸腸です。やや辛口のタレの丸腸。九州に来たらこれを喰わねばいけません。ガスロースターでじゅーっと焼いて。あー丸腸。美味しいよ丸腸。ピリッと辛い口当たりが堪らんです。が、タレで揉んでいるからでしょうか、肝心の脂がややとろけ気味。これは不本意です。確かに旨いのですが、もっとしゃっきりと頂きたい。
すみません、塩で丸腸いけますか?「大丈夫、ありますよ」ではお願いします。塩丸腸を一丁。おお、脂がぶりぶり。これこれ。はやり丸腸は脂の旨味を楽しむモノ。タレもいいですが何といっても塩の丸腸が素敵なのです。焼けてきた丸腸はまさに脂の旨味がじゅわわー。ぱんぱんに膨らんだところでぱくり。
旨い。腸でくるまれた脂がじゅわじゅわに溢れでんところを口の中で噛み締めると、一気に旨味が開放!旨い!熱いけど旨い!あうあうあう。満足。全てにおいて満足。御馳走様でした。いや、腹の方はまだまだ入りますよ。でもね、最近の傾向として、旨いモノを八分目に喰ってぶらついて、気に入ったところがあればそこで更に喰う、というパターンが多いのです。
なのでうろつきます、夜の中州。ふと、ちょっとカクテルなど呑みたいね〜と思いまして、目についたバーへと。このお店がまたなんとも雰囲気があるのです。カウンターの一画を陣取って軽く一杯。なんというか、すっかりといい気分。どこかで喰おうか、とも思っていたのですが、このまま上機嫌で終わる事にしておきましょう。
さぁ、明日もがっつり喰う為に早めに帰りましょうかね。
最後の最後まで食い続ける所存です。
今回のお店:
本格焼肉 ほるMOON 中洲店
福岡県福岡市博多区中洲2-1-14-2F
TEL.(092)282-4636
British BAR COOPER(クーパー)
福岡県福岡市博多区中洲2-7-3リトル中洲ビル1F
TEL.(092)271-4033
芥子レンコンで休憩した後は、いよいよお待ちかねの韓国料理。ちなみにお店の選択は全て御料人様プロデュースです。雑誌や実際に町を見た感想やインターネットを利用しての選択。この韓国料理店も例外ではありません。
開店が五時からという事で、バスで出来るだけ近くまで行きましょうという事に。というのも地下鉄の路線から微妙に離れた立地。更に博多の市街地はバス100円区間というのがありまして、それが割と店の近くまで行っているのです。これを利用しない手はありませんから。公共交通機関は私たちの友達です。
なんとか五時少し過ぎに着きました。このお店人気店だそうで、予約必須らしいのですが、本日いくら電話しても繋がらず。仕方なく直接やって来た訳です。そして既に並んでらっしゃる女性の団体が二組。ありゃー、まぁ仕方ないかぁ。で、待つ事しばし。お店のお兄さんが出てらっしゃって次々と前のお客さんから店の中へ。
「予約の方ですか?」いいえ、違います。「18:30から予約があるのですが、それまでで良ければ」良いです。楽勝です。ということで席確保。相変わらず隙間に潜り込むのは得意分野な二人です。で、一階の席に。お座敷。いいね。素敵だね。もう来る前からメニューは決まっているのでその旨をお伝えして料理待ち。
飲物はマッコリ。人参のマッコリです。以前長田の某店で飲んだ時にイマイチだったのですが、お兄さん曰く「アッサリして美味しいですよ」と。では頂きます。「カメだとグラス六杯くらいです」ではそれで。つーか量多いって。絶対六杯じゃないって。でも平静を装う莫迦夫婦。当然飲み干しましたがね。
「キムチセットいかがですか?」はい頂きます。なるほど、酒呑みながらのキムチですね。これは神戸で食べるキムチよりも酸味少なくアッサリ目。九州といえば濃い口のイメージだったのですがそうでもないんですね。さて。まずはチジミ。やって来ました。これはもっちりと薄焼き。ほうほう。やはり地域性があるんですねぇ。
関西は済州島出身の方が多いのでそちらの作り方が多い、と御料人様の弁。なるほどねぇ。これはどこの料理になるのでしょうか。美味しくいただいていると本日のメインメニューであるところのヤンコプチャンの登場。ミノと丸腸の辛味噌鍋。これこれ。これを目当てにやって来たのですよ我々は。
もう見るからに辛そう。ちなみに注文時に、辛くしてください!とお願いしたのは当然。これを石焼き鍋でぐつぐつと。調理は全て韓国美人のお嬢さんがつきっきりで。素晴らしい。下手に手を出して台無しになることなく、美味しく作ってくださいます。や、変な下心はありませんからね。本当に。
そして出来上がったところを御料人様と二人でがっつりと。旨!辛!旨!辛!堪らん、マッコリマッコリ。旨ー!これは病み付きになる旨さ。丸腸が実に素晴らしくブリブリ感を残して煮上がっています。本当に、ホルモンからの脂と味噌だけで煮上がっていく様は豪快。ぐつぐつといかにも辛く旨く煮詰まる。
で、中身が無くなると、火を消して余計な脂をすくい出すと、今度はそこへご飯を投入。いやっほー!ご飯ご飯。つい勢いで二人前注文してしまったご飯。もうね、ある意味てんこ盛りですわ。それを石焼き鍋で焼いていくのです。がががっと混ぜるのではなく、お焦げを作るように鍋へと押しつけながら。あー、旨そう!
当然、こういう調理は全てお嬢さんが作ってくださいますので見ているだけ。しばらくすると「出来ました」と声をかけて頂いて、さぁ喰うぞ!もうね、これが旨い。旨すぎる。辛さがご飯とマッチして実に旨味倍増!で、ここでタイミングよくソルロンタンの登場なのです。ええ、前もって注文してました。
このタイミングでお願いした訳じゃないですが、超素敵な事になっております。というのもソルロンタンは基本的に調味料は好みで入れる牛骨スープ。これと辛いご飯が見事なまでにマッチするのです。例えるならば石焼きピビンパとワカメスープの様に。このベストマッチさ加減は現地で是非試して頂きたい。
このご飯をソルロンタンに浸せば、究極の逸品へと昇華するのです。あうあう。これは旨い最高旨い最高。もうね、すっかりと大満足で完食なのです。普段はご飯ものの量は少ない御料人様ですが、この時ばかりは、ほぼ半分喰ってました。そのくらい旨い。マジで旨い。あまりご飯ものが得意でない方にこそ喰って頂きたい。
あー、そういえばそろそろ時間ですね。あまりの充実ぶりにこれ以上の注文は出来ないですから。本当に御馳走様でした。無理を言ってねじ込んで頂いたというのに「急がせてしまってすみません」とお店のお兄さんに言われてしまうと、今度は予約入れて来ますから!と思わずには居られません。
御料人様ともども大満足のうちに帰路へとつきました。すみません、嘘をついてしまいました。帰路ではありません。そうです。次の店へと向かって第二のスタートを切りました。
さぁ、再び中州へと攻め込んでいきましょうかね!
この時、未だ18:30という無限の可能性を秘めている訳です。
今回のお店:韓国家庭料理 漢陽 大博町店
福岡県福岡市博多区大博町13-27
TEL.(092)283-5008
一夜明けて土曜日の朝。雨は降っているというよりも時折ぱらぱらとしている程度。ま、気にするほどの事は無し。では朝からどこかで朝食を。実はいわゆる鮮魚市場に24時間食事が出来る場所があるとか。それに行こうと思っていたのです。が、時間的に微妙になってしまったので断念。駅近くの店で朝食をいただく事に。
お店は駅ビルの地下。ありがちな食事処。なぜここになったかというと、メニューが一種類しかないんですね。どうやら「昼の仕込みに店員がいるのに勿体ないから朝メニューでも出しておこう」的な勢い。そういうの大好きです。てな訳でこれしかないという「朝定食」を御料人様と二人で仲良く。
内容は本当に旅館の朝ご飯の様なメニュー。野菜の煮付け、味醂干し、海苔、味噌汁、梅干し、そして博多の定番明太子。ご飯はお代わり自由というフリーダム。ま、これが旨いんですわ。つーか旅館の朝食ってのが大好物な訳でして。本来でしたらがつんがつんとお代わりするのです。そう、お櫃が空になる勢いで。
しかし、この後街の散策に出る予定ですのであまり喰いすぎるのもよろしくない。ということでご飯は一杯で御馳走様。さて、それでは街へと繰り出そうじゃないですか。まずは本来なら朝に行こうと思っていた市場の食事処を目指します。場所は長浜。取り敢えず最寄り駅までは地下鉄を利用します。
基本的にどこで遊ぶにしてもレンタカーなどは使いません。全て公共交通機関を利用。でないと酒呑めないじゃないか!という逆切れ三昧。地下鉄にて5駅ほど。あっという間に到着。そこから歩いて十分ほどで市場会館へと。ここが本来なら今朝の御食事処。非常に残念なお知らせとしてはあまりに早く着きすぎて腹が減っていない。
その気になれば喰えますよ。でもそれでは夜にハシゴが出来ないじゃないか!という更なる逆切れで取り敢えず場所の確認だけ。明日元気ならば朝食に来ようと決意。そのまま市場の見学用通路を勝手にうろついて本日の市場は終了。だってセリも何もかも終わっている時間だし。まだ魚は運ばれていたのですが、勢いが足りない。
で、せっかくだからと西へ西へと海を見ながらのお散歩などしてみます。ていうか、腹を減らしてどこかで喰おうという作戦。これが予想に反して大変な事になりました。喰う場所が見つからない。で、そのまま海沿いに西公園の北側をぐるりと廻って大濠公園まで行っちゃいました。それもあちこちうろうろとしながらたっぷり二時間ほどかけて。
途中、素敵な飲食店路地など発見。思い切り心惹かれたものの開店は全て夜から。辛い。本当に辛い。結局、唐人町まで着いてしまったので、いつものように商店街で一服。楽しい。商店街大好き。ここは!と思った寿司店がお昼は営業していなかったりで、取り敢えず栄養補給に甘味処。自分がこの場に似合わないのを実感しつつワラビ餅いただきました。旨かった。
体力を取り戻したところで再スタート。またまた国体道路を延々と天神へと向かって歩き続けるのです。長い道のりを。途中、何軒か良さそうな店もあったのですがタイミング悪く通り過ぎて。さすがにこのままでは帰り着かないだろうとバスを利用して博多まで。
で、土産物センターで、またしてもよく分からないままに芥子レンコンと焼酎のワンカップを買ってきてホテルで休憩と相成りました。ええ、これから本日の目的であるところの某韓国料理店を目指す為です。
この旅の目的であるところの例のブツをいただきに行きます!
九州といえば焼肉的にはアレでしょう。
今回のお店:
割烹 かじ天
福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1-1駅デイトス内B1F
TEL.(092)411-1327
黒田武士本舗 加美家
福岡県福岡市中央区唐人町1-2-19
TEL.(092)751-1250
さて、時間は20:00少し前。すっかりと夜のとばりが降りたとはいえ時間的には宵の口。当然次の店を探して夜の街をそぞろ歩く夫婦の影が二つ。中州の街は、実に素敵暮れていきます。相変わらず、細い路地を見つけては突入する二人ですが、今回もなかなか心惹かれるお店を発見。お店の名前が「味噌汁 田」とは、もう。
細い路地にあるこのお店。その暖簾と提灯に惹き付けられるように引き戸をがらがら。おっと、外から見るよりも中は綺麗なカウンターのお店。しかも思ったよりも随分とゆったりと広くて実によろしい。どうやら階段を上って二階席もある様子。ではカウンターに腰掛けて。店名が味噌汁、だったのでご飯のお店かと思ったのですがそういう訳でもないようで。
まずはお酒を。冷酒でいただきます。ここで地酒がいただけるのが嬉しい。せっかくの旅ですから、地場の酒と肴は必須です。え?前の店が馬だった?ま、それはそれ。というところで付き出しが。冬瓜のスライスとミミガー。冬瓜は醤油を垂らして頂きます。あら美味しい。ちょっと醤油がざらりとしますが、ま、ちょいとつけてね。
さて、それでは何か頂きましょうか。あげまき貝。ほう、ではそれを塩焼きでお願いします。あげまき貝という名を聞いて、すっかり巻き貝だと思っていたのですが二枚貝。有明海でとれる地場の貝。これが至って濃厚な磯の味。いい、これは旨い。せっかくなので明太子もお願いします。
が、一腹に少し足りなかったので、サービスでいいですよ、と頂いてしまいました。この明太子、実に旨い。直線的でない丸い辛さが口の中でぷちぷちと弾ける感じ。あうあうあう。日本酒呑もうね。ああ、旨いわこれは。もうね、白いご飯も欲しくなる旨さ。でも今日の所は我慢しときますけどね。明日はしらねぇよ。
せっかく店名の味噌汁。ならば一ついただきましょうか。ナメコと豆腐の味噌汁。味噌汁界の王道。二人で一杯ずつ違う種類を、とか言っていたのに、二人揃ってこれがいい、と。ではこれは一つだけいただいて酒の肴を追加しましょうね。この味噌汁が実に旨い。さすがに看板メニュー。堪らないね。
味噌汁は十種類ほど。具材を選べるようになってます。うーん。これはしっかりと飲んだ後でも胃と心に優しいメニューですねぇ。と、と。そういえば酒の肴を忘れるところ。ではツブ貝をお願いします。これを刺身で酒をちびちび。てか、結構な量がありますね、このツブ貝の刺身。しかも旨いです。非常に素晴らしいじゃないですか。
もうすっかりと満足してしまいましたとも。考えてみりゃあ、馬のフルコースを喰ってきたばかり。こんな感じで今日の所はストップしておくのもいいかも知れませんね。ということで御馳走様でした。
馬肉で満足、味噌汁でほっこりと幸せ気分でホテルへと。中州からブラブラと歩いて町をふらふら。途中で飲みに行くのも良し、そのまま帰るのもよし。こういう贅沢はいいですね。金曜日の夜ですから、まだまだこれから繰り出す人たちとすれ違いながら、我ら夫婦は戦線を離脱するのです。
明日もきっちりと喰いまくる為の休息です。
体調を整えてから無茶をするのがオトナの遊びです。
今回のお店:味噌汁 田(でん)
福岡県福岡市博多区中洲4-1-19 人形小路
TEL.(092)291-3286
諸々の大人の事情で先週末は九州の地を踏んで参りました。がっしりと踏みしめた大地は、私と御料人様を見事に受け止めてくれました。ええ、早い話が旨いモノがっつりと喰って参りました。ということで、いつものように止め処なく垂れ流し文章のサイト、「焼肉の罠〜博多流浪篇〜」が始まります。
新幹線で一路博多へ。御料人様と駅で待ち合わせ、いよいよ街へと繰り出すのです。取り敢えず荷物はホテルへ放り込み、噂の中州へと向かいます。中州。それは九州を代表する繁華街。立ち並ぶ屋台は日が暮れて人が繰り出すのを待ちわびているような佇まい。あ、最初にネタばらしですが今回は屋台へは行っておりません。あしからずご了承くださいませ。
そこにも色々と事情があるのですが、そこはオトナとして流しておいて頂けると幸いです。で、今回のまずは第一目標はホルモン食べたい、です。主に丸腸。なのに、なぜか第一番目の選択店は馬。普通に考えれば馬肉といえば熊本ですが、まぁ固い事は言いっこなしで。つか、九州繋がりという事でよろしく。
お店は中州のちょっと細めの路地を入ったところ。店構えがいきなり料亭風でビビリながらもがらがらと引き戸を開けて、すみませーん。二人です。予約してませんが。あ、大丈夫ですか、よろしくお願いします。ということで二階のテーブル席へと。座敷でもいいですよとお申し出いただきましたが、テーブル席も広々としてましたのでこちらで。
まずは付き出し。馬肉の唐揚げ、馬肉ユッケとゆで卵、馬肉と小芋の煮付け。うわぁこれが旨いわ。もうねいきなり旨い。牛や豚とは違う、馬特有の野趣溢れる味が、ちょっと濃いめの味付けに負けぬいいお味。これは素晴らしい。博多駅前のホテルから中州まで歩いてきた為にすっかり渇いた喉を生ビールとこの先付けで潤しつつメニューへと参りましょう。
当然ですが馬刺を食います。サクッと盛り合わせ。メニューには一人前と二人前があるのですが、お店の方にお聞きしたところ「お二人でしたら一人前くらいが丁度いい量ですよ」とのこと。郷にいれば郷に従え、ということで一人前、お願いしました。内容の方は、馬刺中トロ、馬赤身ヒレ刺、馬フタエゴ刺、馬心臓刺、馬タテガミ刺の五種盛り合わせ。
今更どうこう言うまでもないですが、馬、旨い!これはいい!タテガミはコウネ。これが脂の濃厚な旨味。ハツ刺は思ったよりも淡泊で旨い。ヒレ刺や中トロはまさに最上級の馬刺。そしてフタエゴが最強ですね。コウネのような脂とバラ肉とがサンドされたような風貌が、味の方もそのまま。二種類の旨さを一度に楽しめるのです。
更に、品数限定馬刺ってのがありまして、馬舌刺、馬レバ刺、馬根っこ刺。残念ながら舌刺が本日ありませんとのことで頂けませんでした。仕方なし。でレバ刺。これ旨いです。この表現が正しいのかどうかは微妙ですが、牛と豚の中間あたりの旨さ。それも特別に旨い豚レバ寄りのイメージ。如何にも健康そうな後味スッキリ加減。
根っこ刺。こちらは馬の大動脈の刺身。牛で言うところのコリコリとかタケノコとかですね。これはまたまさにコリコリと旨いのです。私の好みとしては刺身で喰うよりも塩焼きかな?というところですが。そして思ったよりも肉厚ではなかったですね。もっとも、これ以上分厚かったら喰うのに困ったかも知れません。しかし濃厚な旨味。
で、生といえばアレを忘れてはいけませんよ。ユッケ。馬刺ユッケ、いただきます。やややや!これはいい馬刺。そしてユッケとしてもメチャ上等。肉のサシの融点が高いからなのか、肉が絶妙にしっかりとしていて歯応えが素敵。更に長芋を入れてあるのがアクセントとなって実に旨い。あうあう。これは素敵ユッケ。
さらにこの上にやって来るのは焼き物です。せっかくなので石焼きでいただく事にしました。メニューチョイスは、ヒモカルビー、内ばり、馬ホルモンの三種。まぁ、ホルモンに関してはあのホルモンです。牛豚と同じ。脂は少なめであっさりと美味しいホルモン。赤肉に比べると野趣が控えめ。新鮮ホルモンは旨い!
問題はヒモカルビーと内ばり。ヒモカルビーはバラ肉。雰囲気としてはゲタカルビのイメージでしょうか?これが石焼きで喰うと旨い。そして内張の方は横隔膜。牛でいうところのハラミだそうです。こちらは淡泊で、いわゆるゲームミートっぽい野趣系の後口。これをポン酢で喰うと堪らんですよもうね、旨いのなんの!
酒の方は途中から芋焼酎の湯割へと移行しておりまして、肉を食い始めた頃から酒があまりすすんでいない。ありゃ、これはいけない、ということでせっかくなので芥子レンコンもいただきます。というか、本当は一番最初に注文していたんですけどね。なんでも注文を受けてから作るという事で時間がかかるのです。
やって来た芥子レンコンは二種類。一般的な芥子レンコンと博多にあわせた「辛子明太子レンコン」で。いや、これはまた素敵な。御料人様の好みとしては通常バージョンだそうですが、私には明太子、ありです。焼酎に合いますねぇ。本当に辛いんですけどね。辛いからこそ楽しめる逸品です。
ということでこの辺りで御馳走様でした。やはり高級店という事で結構なお勘定になりましたが、もう納得の味・接客でしたね。まぁなぜ博多に来て最初の店が熊本名物なのかは疑問ですが。何となく「九州=馬肉」という等式が脳を占めていたようです。
さて、それでは二軒目へと行きましょうか。
当たり前ですが、いきなりハシゴから始まる博多の夜なのです。
今回のお店:馬料理 草千里苑
福岡県福岡市博多区中洲3-3-3
TEL.(092)271-3006
宣言通りに昨夜は焼肉。さいとーさんの御息女生誕五周年祭にポッサムチプへ。要は五歳のお誕生日会。お呼ばれです。お呼ばれ大好き。そしておこぼれでもあるのです。アリガタヤという大人の事情。
今回、我が方からの参加がイマイチ直前まで分からなかったので、食いしん坊要員としてYoshiを招集。結局全員集合で定員オーバーでしたが、まぁその辺りは適当に。テーブルはわいとーさん奥様、御息女、御子息、ゆうちゃん之助さん、Yoshi、御料人様、私というラインナップ。さいとーさんはアチラコチラの席へと渡り鳥。
さて。いつものようにナムルをツマミながら待っていますと、お誕生日ケーキ代わりに「ヒレサンド」というものが御息女用に。おおお!これは!なんとも素敵な風情じゃあございませんか。なんでもこの日の肉は、基本的に松阪牛。ということは、このヒレ肉も松阪なのですねん。いいなぁ、さいとーさん家の子供に生まれたかった。
聞くところによると、子供の歯でも軽く噛み切れるほどの柔らかくも美味なヒレ肉だったそうです。あうあう。ま、大人ですから。我慢しますとも。ええ、生肉で我慢我慢。もう言うまでもないですが、見事な生盛り合わせはその美しさで圧倒。サガリ刺に感動しつつも実は生センマイが特に旨かったと独白しておきます。
で、先ほどのヒレが大人用にもやって来ました。ずばり、頭悪いでしょう。松阪ヒレ肉をこの分厚さでカットしてくるなんて。一般常識では考えられないほどの素晴らしさ。取り敢えずそのまんまの姿を残したまま網の上。わははははは。壮観な眺めに舌なめずり。ちなみに、肉は拍子木型にカットされております。
この肉がまぁ。ヒレとは思えぬ肉汁の素晴らしさ。サシは無理のない範囲で美しいのです。で、お店の方に確認。一昨日のようにご飯メニューががんがん出てくるのかを聞いておきます。と、本日は用意しておりません。オッケー!ではご飯をてんこ盛りでお願いします。ええ、がっつりといただきますよ、お祝いですから。
そしてご飯と一緒にやってきたのはタンステーキ。これも拍子木なのですが、取り敢えず繋がったままの姿を激写。さすがにタンは松阪ではないご様子ですが、お味の方は大リーグ級。旨い!ジューシー。レアでも良し、良く焼いてもまた素晴らしい見事なタン。転がしながらのやまがた屋流儀でいただきます、旨。
続いてはサーロイン。ほら、松阪牛といえばサーロインでしょう。そうなのですか?いやまた適当に言ってますが。えーい焼け焼けドンと焼け。網の上にじゅー。肉じゅー。そして肉汁がじゅー。塩でもタレでもなく和風の味付け。ニンニク醤油でしょうか?これがまた山葵でいただくと実に美味しいのです、旨。
ここで口直しのこてつ(小腸)と塩テッチャン。ホルモンはサシ肉からの開放にはもってこい。小腸の脂はサシとは別物でいくら喰っても大丈夫。ええ、最近はサシ肉にすっかりと弱くなってしまったのです。出来れば二切れ三切れのサシ肉と、ホルモンを沢山の種類食べたいのです。ささやかな希望でございます。
なので続いてのハツは実に嬉しい。今回はサシ肉からの流れだからなのか脂部分を控えめのカットになっていますね。これはこれであっさりさっぱりと実に美味しくいただきます。ああ、心のオアシス塩ハツ焼きなのです。この辺りでそろそろ腹の方もいい感じになってきましたねぇ。で、お誕生日サプライズ。
綺麗に「5」のデコレーションされたサンカクバラが。あらあらこれは可愛らしい。サシはきつそうですが、これをみんなで一切れづつくらいにカットして美味しくいただきましょうね。ただ、未だに塩が続いているのか、それともタレに移っているのかが分からないという恐怖感を胸に抱いてはいるのですが。
そして次の瞬間に皆凍り付くのです。先ほどのサンカクバラと同じ物が人数分やって来ました。それもお子様二人分もきっちりと人数に入っております。わははははははは。無理。無理だけどこの肉自体は旨いんですよ。喰いたい。でもそろそろ厳しくなってきた。子供達はとっくに満腹でジュースなど飲んでいるというのに。
それでも焼いていくのです。もうね、残ったら焼いた肉でも持ち帰ります。そして翌日のお弁当に放り込みますとも!と決意して、肉を全部一気に網へと投入。あーーー!網が、網が肉で埋まってしまった。私よりもサシ肉に弱くなった御料人様は「一応の努力はしますが、一人前とは考えないでください」と既に敗北宣言。
ま、喰いましたけどね、みんなで。ええ、旨かったですとも。頑張った、頑張ったよ。なのに、次のハラミがやって来ているのです。大丈夫。これはホルモンだから平気。ね?ホルモンだよね?これも一気に網に乗せて一気焼き。レアで喰ったら…。いや、これマジ旨いわ。ビックリ。そしてご飯のお供に決定ですわ。旨ーー!
この後にやって来たブリスケはサシも少ない赤身の肉。なのでこちらも躊躇無く全て網に投入。ちょっとでも戸惑ったら完食なんて不可能ですからね。でもサシではない分結構大丈夫でした。そして赤肉の旨さを満喫。さすがに終わりでしょうからね。あとはホルモン盛りでしめていけば…。あれ?それは何?
タケノコとアカセンの梅肉和え。焼き物。ここでさすがに全てを悟りました。無理。人には限界というモノがあります。ということで、よその席の肉の量が少ない皿と交換して頂きました。今回は、総勢20人弱の大所帯でしたので、テーブルを三つ独占。他のテーブルに子供二人分を分散させて頂くことで何とかギブアップを免れました。
それでもまだ肉は来るんですけどね。味付きのテッチャン。これがなかなか微妙すぎまして、ダシ醤油系の味だと思いつつも、ご飯と一緒にかき込んだので詳細は不明。次回機会があれば聞いてみましょう。多分無理とは思いますが。私の記憶力では次回に期待など出来る訳がない。それにしても美味しいテッチャンでありました。
さすがにこの後は辛口ホルモン盛り、と思ったのに。違ったよ。辛口は辛口ですがカイノミ。しかもタワー状に積み上げてありますがな。これをどかーーんと焼いて、ハサミでじょきじょき。見事にご飯に合う旨さ。辛さが絶妙に旨いのです。さて、後はホルモン盛りをいただいて終わりですね。
そして辛口ホルモン盛り。これも量の少ない皿を回して頂いて。あーこれこれ。これが最後にいいんですよねぇ。実に満喫の焼肉でございました。幸せですねぇ…え?まだあるのですか?肉?ほう、最後にユッケをいただけるのですか。それは別腹ですから大丈夫。はい、頂きますとも。よろしくお願いします。
またしてもカイノミ。これを大根おろしでミゾレユッケ。いやっほう!これは素晴らしい。最後にご飯を少しだけ残しておいた甲斐がありましたとも。ぱくりと頂けば至福の味。まさに最後の口直しに最適な生肉。あー、そういえば本日の生盛りの時にはユッケがありませんでしたね。この為に最後に回した訳ですか。
最後の肉を食い終わったところで、なぜかピビン麺の追加注文。いや、私じゃないですよ。一口だけくださいという密約の元、ゆうちゃん之助さんの注文。よこからちょいちょいと頂けば、ぴりっと辛くて旨いピビン麺。あー極楽。大変美味しゅうございました。今度こそ最後のデザートにゼリーをいただいて御馳走様でした。
もうね。中一日で食べるにはあまりにヘビーな焼肉でした。特に松阪軍団の攻勢にはどうしたモノかと及び腰でしたが、その肉質の素晴らしさが全てを最高へと導いてくれました。もうね、しばらくサシ肉喰わなくてもいいですわ。ええ、ホルモンを中心に生活させて頂きます。
ま、これだけの肉を普通に喰ったらどんな価格設定になるのか考えただけでも恐ろしい。さすがに「お誕生日会」という名目のお陰で、美味しい肉が腹はち切れんばかりにいただけました。ありがとうございます。
次回はホルモンを中心にお誕生日会をお願いします。
って、いったい誰の誕生日を祝うつもりなのでしょうか…。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
日曜日はポッサムチプの日。行ってきました、今週も。もうね、その内指定席でも出来そうな勢いで。6月の第三日曜日は父の日だそうです。私にはまるで関係ないのですが、ご近所のさいとーさんがお父さんということでご相伴に。最近、この方と毎週会っているような気がするのですが。ええ、気のせいではありません。焼肉なかーま!
当然今回の主役はさいとーさんという事で、メニューはお任せ。何が起こる事やら。そしてご一緒するのは我が最愛の御料人様とゆうちゃん之助さん。この方とも今年はご一緒する機会が多いです。焼肉なかーま!なのです。最近では私よりもこのお二方の方が圧倒的に焼肉漬けな生活。羨ましくもあり、後は任せた気分でもあり。
さてさて。そんなこんなで早速肉が運ばれてきます。まずは生の盛り合わせ。ミノ湯引き・生センマイはレギュラー。生レバーは二種類。通常バージョンと味付きレバー。醤油ダレ系の甘めの味付けのレバーは、これはこれで旨い旨い。そして更にタケノコボイルは千切り。固い食感のタケノコもこうやって食べれば味わい深い。
今回の肉刺しはフランクだそうです。綺麗なサシの赤身。割とサシがきつくないので塩山葵がよく合いますね。ま、醤油で喰ったんですけどね。塩がなかったから。そうだった、生は塩をもらっとくべきだった。後悔先に立たず。私の記憶力は役立たず。で、ハツ刺。これ素晴らしい。しゃっきりと歯応えの良い素晴らしいハツ。
いやいや、旨いねぇ、と言っているところに運ばれてきたのは…。す…し…?肉のちらし寿司ですか?上にはぼっかけ、周りには焼いた肉。あー、なんでご飯かな?これは私・さいとーさん・ゆうちゃん之助さんという「ご飯てんこ盛りの会」に対する挑戦でしょうか?ていうか、これ旨いわ、堪らんね。
神戸名物ぼっかけ。スジ肉とコンニャクを甘辛く煮たもの。これが酢飯に実に合う。いやー旨いねー。ただね。このご飯。ちらし寿司じゃないでしょ?だって明らかにみちみちに詰まっているもの。これ押し寿司だよね?たしか運ばれてきた時にそう聞こえたし。で、ご飯の量も半端ないし。御料人様はご飯はあまり食べない方の派閥の方なので男衆でわしわしと頂きました。あー旨い。
で続いてはにぎり寿司。あ?寿司?連続?ふふん、いいでしょう。いただきましょう。乗っかっているのはカルビ。これに大根おろしと柚胡椒。ポン酢で味付けしてあるのですがこれがもう絶品に旨い。まさにとろけるカルビではないですか、旨。堪らなく旨!あーお代わりが欲しいくらいの旨さですわこれ。
一口でわっつりと頂いたところで次のメニュー。ん?マジですか?またご飯なんですけど。今度は手巻き寿司ですか。ユッケとアボカドを手巻きで。うわーーー!何て恐ろしい。しかも結構な量のご飯じゃないですか。えーい喰っちまえ!旨ーー!ネギトロ風の口当たりながら、そのユッケの濃厚さが堪らんぜー!当然ですが御料人様のシャリは半分私のモノ。つーか、意地になって完食。旨!
もうね、はっきりいっときますが、普通ならここで食事終わりですよ。そう。丼でご飯を一杯食べたくらいの飯の量ですから。すっかりと満腹の頂上が見えていますよ。ここでホルモン盛りが出てきて「これで終わりです」と言われても仕方がないほど。なのに。やって来たのは脂付きハツとブリスケカッパの焼シャブ。
ええ、喰いますとも。このハツが堪らんのですよ。もうね、じゅんわりと脂がちじれた頃をダシ醤油と唐辛子で。あうあう。旨いわ、コレ旨いわー。ブリスケカッパも、カッパとは思えぬ美しさ。脂とサシが絶妙。旨い。塩だれに合う。堪りませんわ。とまぁ、感動していると、再び生肉。ユッケの登場。ユッケ四種。
あのね。四種盛のユッケって。お、トマトユッケ。これさっぱりと旨いんだわ。でタンユッケ。こちらは濃厚ねっとりと旨味。タンの端の成形の時にでる部位でユッケも旨味がぎゅっと詰まっているので大好き。そしてキウイのユッケ。こ、これはどうだろう?不味くはない。が、コンビネーションとして再考の余地はあるかも。皆の箸がすすんでいないのが答えでしょうか?
再び焼き物へと。タン。黒毛和牛のタンステーキ。いいでしょ?ステーキで。どう見ても超高級タンステーキにしか見えないし。で、間違いなくそうだし。二枚で大人五人と子供二人なので、まぁそういう食べ方すれば大丈夫かな?料金的に。つーか、いったいどういう設定のメニューなんですか?今回さいとーさんの発注なのでよく分かっておりませんが。旨いから何一つ文句ないですけどね。ええ、莫迦旨です。ホッペタ落ちる。
そしてここで梅肉味でホルモン四種。ネクタイ・タケノコ・ウルテ・ミノという取り合わせの妙。さっぱりとホルモンで口直し。口直しにホルモンというところがちょっとおかしい気もしますが。これ、本当にさっぱりと口直しになってしまうのが恐ろしいところではあるのですがね。マジで旨い。やっぱりホルモンは旨いですわ。
てなこと言いつつも赤肉へと移る訳です。サンカクバラの骨付きカルビという逸品へ。このね骨付きというのに騙されてはいけません。かなりの特上部位です。サシと赤身のキメの美しさが物語っております。旨い。骨付き肉は実に旨い。わしわしとかっ喰らいつつ、どうしようかなー、ご飯食べようかなーと思い巡る頭の悪さ。
ふと見るとさいとーさんはご飯を注文。おー、いいねー、じゃあ私もお願いします。ゆうちゃん之助さんは、ここは様子見ということで。あ、ご飯は中ライスですよ。くれぐれも大盛りはダメですよ。つーか、既に大盛りくらいの飯の量は喰ってますがね。では肉の方もどんどん焼きましょう。次々と焼きましょう。
小腸。脂みっちり。これがまたご飯にぴったんこ。脂の旨味はどこまでもジューシー!そして狂気の沙汰のミノ火肉山。あのね、ミノをべろんと一枚。しかも唐辛子しっかりと超辛口。これがまぁ旨いんだわ。マヨラーであらせられるゆうちゃん之助さんが、手巻き寿司の時にお願いしていたマヨネーズがあったので、これをつけると辛口ミノがマイルドに、そしてメチャ旨。うは、いいねー!
もういい加減喰ってるところへ焼ハツの盛り合わせ。盛り合わせかよ。脂付き・ハツスジ・弁・タケノコとの境界部分。全部旨そう。えーい、迷う事なかれ、焼け焼け!網の上の平等は守られているんだから喰ってしまえばいいんだぁ!意味分からんけれども、ここまで来たら勢いがなければ完食は不可能ですわ。
で、ここで恐怖の火肉山。リブの火肉山はいつものように我らを圧倒するのです。ご飯もの三種で見えていた満腹の頂を遙かに超えて、更なる高みへと連れて行かれます。うわーーー。もうねヤケですわ。厚さが二センチはあろうかという網一面のリブロースを強火で一気に焼いてタレで頂きます!
この時ご飯の存在が実に頼もしいのです。ご飯に乗せてあっという間にステーキ丼。いや、マジで普通に丼ですわ。これにワカメスープでも付けて600円くらいでランチにいかがですか?そのくらいの勢い。あのね。ここまでの合計で、カロリー的には通常男性の三食分は軽く行っていると思います。そのくらいの勢い。
更にホルモン盛りが来たところでギブアップ。無理です。人間の胃袋では喰い切れません。さいとーさんのお家へとお持ち帰りとなりました。げふーーー!と御馳走様。本日も破れたとはいえ人としての限界に挑ませてくださってありがとうございます。
ちなみに、この日もジムで目一杯カロリー消費して、自宅で体重を量っておりました。そして、満腹で帰宅してもう一度量ってみました。その差は軽く2kg。え?2kgも喰ってきたの?そりゃあ腹はち切れんばかりになるのも当然ですわ。
これだけ肉を喰いまくったのなら本来は翌日まで胃もたれするのが普通ですが、なぜかポッサムチプで食べても大丈夫。翌朝からしっかり朝食が美味しく頂けるというポッサムチプマジック。いやぁ不思議不思議。ということで今夜も焼肉を喰う事になりました。
もう少し間をあけないと色々な事がやばそうです。
特に腹回りの云々が…。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
月曜日は、仕事が遅くなる事が多いのです。それに週の初めということで結構ブルーが入っていたりします。つまりは美味しいものが喰いたい。で、日曜には焼肉曜日、スポーツジムの後のお楽しみでポッサムチプへ通っていますから、肉以外がいいのです。つーか、月曜日は屠殺の関係でイマイチ生系がよろしくないから。
そんな訳で、普段の月曜日に一番多いのはインド料理。それも新開地にありますRUPYAがお気に入りです。大変お気に入りです。ここだけの話、週に一回は必ず行っているほどに。ところが、今まで無休であったお店がどういう訳だか第二・第三月曜日が定休日となってしまいました。えー、月曜が休みって!
これは困りました、ということで、今週の月曜日は洋食系の日。お久しぶりの「イタリアン食堂 ペルドマーニ」へと行って参りました。時系列は無視。月曜の話を木曜日に書いたっていいじゃないか。と、自由奔放に行ってみます。さてさて。基本的にこのお店、何を食ってもハズレがない。ワインでも飲みながらメニューを考えましょう。
で、前菜。「いろいろ貝の燻製と色とりどりの野菜のサラダ」を。これが夏野菜と貝の薫製が実に旨い。スモーキーな貝。旬の野菜。ワインがすすむ。旨い旨い。魚介類の旨さと野菜の旨さがいい具合にマッチしているのです。となればチーズも頂きましょうか。「イタリア産チーズの盛り合わせ」を
ゴルゴンゾーラ、パルメジャーノレッジャーノ、ウオッシュチーズの取り合わせ。言うまでもないですがワインの友です。そしてここに添えられていたバゲットぽいパンがチーズに合うのです。旨い。ああ、これは困った。ということで御料人様の方を見ると、どうやら同じ事を考えているご様子。ええ、ガーリックトーストを追加で。
このガーリックトーストもバジルが美しくも旨いのです。これだけで一品になってしまうほどの旨さ。そしてパスタもいただきます。「北海道産生うにと水茄子の冷製スパゲッティ」を。というか、私が喰いたかったの、冷製パスタ。いよいよ夏の気候を感じつつ、冷製の細いパスタを楽しむのです。
もうね、ビックリ。メチャ旨。何と言ってもウニの濃厚なソースが堪らない。これに水茄子の季節感がびしっとマッチして、旨味が倍増。堪らん。ワ、ワインを!ああ、これは素晴らしいわ。この夏、もう一度このパスタを食う為だけに生き抜く事を誓えるね、うん。このままでは基本海鮮ということになりそうなので続いては肉。
「鴨胸肉のロースト フォワグラ添え」ですよ。鴨大好き。フォアグラも大好き。痛風怖い。ウニにフォアグラって、まぁ。一直線ですがな。ま、そこの所はその内心配するとして、今夜は美味しく頂きましょう。って、旨!鴨が旨!ソースとの相性が素晴らしい。肉は牛だけに非ずですぞ奥様。うひょー!
これをがつがつと一気に頂いてラストに「カルボナーラ」をお願いします。私の大好きパスタ、カルボナーラ。一時期は毎日のように喰っていたカルボナーラ。このお店、惜しげ無くパルメジャーノレッジャーノを投入してますからソースは濃厚。その上にパンチェッタの旨さがただ事ではない。
聞いてみるとやはりお店のオリジナルだとか。もうね、これだけを切って赤ワインを浴びるほど呑みたいね。そのくらい凝縮された旨味。これは堪らない。で、冷める間もなくあっという間に完食。あー満足。今回の満足度は異常なほど。本当に御馳走様でした。
パンチェッタをお土産に持って帰りたかった事は内緒です。
う〜ん、自宅であのパンチェッタを使ってみたいです…。
今回のお店:イタリアン食堂 ペルドマーニ
兵庫県神戸市兵庫区中道通7-3-6
TEL.(078)512-5517
いつまでもトップページが時鮭ではいけません。仕方なく(!)焼肉を喰って参りました。うん、仕方ないんだよ、だってこのサイトは焼肉の罠だから。仕事終わりに自宅前ということで当然のようにポッサムチプ。日曜日の焼肉曜日が魚だったから仕方がないんだ。
もうね、取り敢えず言い訳させれば日本一な訳で。御料人様と二人で焼肉。実は御料人様、日曜日に献血に行って以来、貧血気味だと申される。これはいけない。早速レバーを食べなければ。言い訳言い訳。ということで本日の注文。「一通りを量少なく。生レバーを一人前別で追加してください」と。
最近の注文方法がスマスマの「ビストロSMAP」っぽくなっているのはご愛敬。必要な情報だけで、どういう料理が出てくるのかを楽しむのです。ある意味非常に狡猾な嫌がらせ。いや、そんなつもりは一切ありませんからね。ということでまずは普通の生盛り合わせ。これが普通なのかどうかはイマイチ分かっていませんが。
本日も美しい生肉のオンパレード。ハツ・レバー・生センマイを始めとして、一口ユッケにミノ湯引き、ハラミ刺にタタキ、そしてタン刺。シロミノも忘れちゃいけません。ちなみにハツは二種類。大阪屠場と神戸屠場の刺身。違いは…わからねぇよ!これが分かるほどハツを生で食べ慣れているのは職人さんだけでしょうが!
まぁね、何といいますか、安定安心の旨い生盛り合わせ。タタキを喰った瞬間にご飯が欲しくなるのも仕方なし。で、ここで生レバーが登場。一人前。いや、これはそれ以上の量じゃないですか?しかし旨そうだ。一切れくださいな。え?一切れだけしかダメ?ではこの一番大きな一切れを。うん、旨い。生レバー最高!
で、塩ものが盛り合わせ。ここでご飯を注文します。だって、我慢できないから。大ライスをひとつお願いしますね。もう、言わずもがなですが、てんこ盛りご飯コンニチワ。さてさて、それはさておき、いや、置かないですけど、ご飯。左手で掴んで離さないけどね。で、肉です肉。肉を食いに来たんだから。
塩の方はテッチャン、F-1の上タン、タンの形成で出来るそつの部分、ハツ。ハツは当然脂付きです。もう、いうまでもなくどれも旨かった。タンのそつ、というかちょっと形が悪い部分。ここってあまり食べた事なかったのですが、これはこれで歯応えがあって旨いですね。塩で食べるのもいいですが、辛口タレで揉み込んでも旨そうですわ。
更にハツ。脂と軟骨付き。かなり立派なその姿に、ハサミを頂いて切って喰いました。オジイチャンは噛み切れないのよ。この脂部分が実にいいですね。これが本当にご飯に合うのですよ、ええ。じゅんわり染み出した脂とご飯の甘味がマッチ。旨い旨い。そして更に変わり部位の登場。「場所を当ててください」と。
すみません。多分タケノコかウルテだと思いますが分かりません。タケノコのハツ寄り部位。いわゆる一番分厚くて径のでかいところ。ほほう。これは久しぶり。最近はすっかりとご無沙汰でしたが早速頂きましょう。こりこりとした食感が堪りませんね。旨い旨いと完食。いよいよタレものへと移っていくのです。
本日は量を少なくお願いしてますから最後の肉皿。見ての通りの盛り合わせ。取り敢えず全部旨かった。ミノがイマイチうーん、と唸りがちですが、これは最近の脂付きのミノでは全般的に思っている事なので仕方ないのです。ええ、「満月」でも「くにきや」でもそれ以外の店でも、そしてここポッサムチプでも。
季節的なものというよりも、いつも感じている事ですね。ややアンモニアっぽいニオイがあるのです。脂付きの宿命なのか、それともそういうものなのかは微妙なので、そのうち聞いてみる事にします。他のホルモンにはそんな事がないだけに随分以前から気にはなっています。で、すっかりと満腹。
ここで最後の一品。御料人様が貧血気味と聞いて、ご主人から差し入れ。ホルモン脂のワカメスープ。あー、しまった!ご飯をおいとけばよかった。喰っちゃったよ。これ実に良いです。ワカメがしっかりと入っているのでこれだけでそれなりに腹持ちしちゃいます。ワカメを減らしてご飯を入れてクッパ風に喰いたい!と咆哮してしまいます。
いやいや、実に旨かった。本日もタレはほとんど一人で頂いてしまいましたので、まさに満腹なのです。御馳走様でした。やはり週に一度はポッサムチプで焼肉を喰わねば落ち着かないですね。
それだけで終われば問題は無いのですが。
他の店や、週に二度三度というのがよろしくありません。
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
先週末に我が愛する御料人様に一本のメールが入りました。北海道は釧路から。何でも、時鮭(ときしらず)の季節がそろそろ終わりに近づいているけれどもいりますか?と。こ、これは、即答。必要です。喰います。
で、その後のやりとりの末に、一尾4kgオーバーの時鮭がやって来る事になりました。当然ですが、一尾丸ごとです。捌けません。こういう時に役に立つ仲間が私には居るのです。ええ、普段はダメニンゲンなのですが、こういう時には昼行灯の衣を脱ぎ捨てて助けてくれるのです。つーか、喰いたいだろ?ヨロシクね!と投げっぱなしジャーマンなのです。
取り敢えず、我が両親が営むお好み焼店を、定休日という事で接収。ほら、翌週が父の日でしょ?なので「プレゼントを買いに行きましょう!」と呼び出した末に巧い事言いくるめて店を借りました。外堀内堀を埋めるだけでなく、天守閣までエレベーターをつけてから攻め込むという悪辣な方法で場所ゲット。
さて、色々と準備をしまして、包丁と捌き人を待って、いよいよ鮭のご開帳。デカイ。自宅で計ってみたところ、4.4kgでした。見事な時鮭。まずは鱗をおろして、三枚におろして、と手順を踏んでいく様を傍観者。だってなにも出来る事がないんだから。ちゃくちゃくと食い物へと姿を変える北海の怪物。
といいながら、その御尊顔は実に見目麗しいのです。何ていうのかな、そう、穏やかな顔なのです。新巻鮭の険しい顔でなく菩薩様のような。これは実に旨そうだ。脂もしっかりと乗っている。まるで職人のように手際よく捌いていくやっさんに見惚れながら、こっそりと鮭の肝をゲット。ほほう。これはこれは。このまま喰ってやろうか!
さすがに生の鮭の内臓はやめた方が…ということで後で焼きます。そしていよいよ刺身へとその姿を変えます。ちなみに、それまでの間に、持ち込まれたソーセージや漬物などですっかりと酔っぱらっておりますが。持ち込まれた酒の量が半端じゃないから。日本酒やらスパークリングワインやら、つぎつぎと空いていくし。
そして我が家で炊いて持ち込んだ米でにぎり寿司を作るおこづかい帳さん。うは、いよいよ本格的に一尾喰うのね。もうここからは訳分からない。鉄板と七厘と刺身と握られるのとが同時進行。あちこちに顔を出しては摘んでいくのがやっとという混沌(カオス)なのです。が、この時鮭の旨い事旨い事。
がっつりと脂が乗った鮭の旨味はただ事じゃない。旨、旨すぎ。ふと見ると鉄板ではちゃんちゃん焼が始まっておりますよ。いやっほう!酒酒!酒呑むぜ!鮭喰うぜ!旨!とまぁ、この辺りからどんどんと記憶がやばくなっていくのです。通常の生活でさえ記憶力にいたって問題がある酒呑みなのに、この混沌の中での呑み方では…。
ということで、ふと気が付くとキャベツを刻んでおりました。なんでもお好み焼を焼くそうです。あれ?そういう話だっけ?まぁいいや。とまぁ本当に酔っ払いの群れと化しておりました。その後も色々とあったようですが、詳細はよく分かりません。なんか皿が割れていたような気がしますが…。
うやむやのうちに終了。お疲れ様でした。料理番の皆様ありがとうございます。次回も旨いモンが手に入ったアカツキには集まりましょう。
次こそは酒を控えて記憶を残しておくように心懸けます。
翌日は予想通りヤクタタズでした。
一昨日は御料人様は仕事関連のお食事会。私は家でお留守番。自炊でもしましょうか?という状況ですが、御料人様のお食事がポッサムチプ。ということはおこぼれに預かる事が出来るかも!ということで悶々と待つ事しばし。ええ、お呼びがかかりました。そろそろ皆の腹もくちてきたので手伝うようにと。いやっほーー!
いそいそと用意してお店へと行ってみますと、塩ものがほぼ終わったところ。ハラミやサガリとタンルートが手付かず。はい、頂きます。速攻頂きます。うは、コレ旨いわ。てへへへ。とマッコリで頂く。で、まぁアレです。いつものアレ。すみません、大ライスをください。お酒もいいけど御飯もね。
なぜか小ぶりの丼に御飯はてんこ盛り。まぁいいんですけどね。いくらでも食べられる驚異のご飯用胃袋ですから。先ほどの肉どもをがんがんと焼きながらご飯が旨ーーー!やはりご飯と肉は絶妙のコンビネーションなのですな。で、待ってましたの辛口ホルモン盛り。既に他の方々はお腹膨れたのか呑みモード。
こういう時こそがっつくのです。焼く、喰う、焼く、喰うの連続技。ひたすら肉を焼いて喰う(ご飯で)。幸せ。「一応これで終わりなのですが、何かいりますか?」とお店の方に聞かれれば、そりゃあもう、生を一通りお願いします、となるのは必然。はい、ご飯のオカズに生肉という、良いのか悪いのか微妙な選択。
なぜかにぎり寿司が二貫付いているのはお約束。これをオカズに白飯万歳。いやぁ旨い旨い。44月齢の但馬牛をイチオシで刺身で。これも白いご飯に合いまくり!堪らん。何故だかよく分からないうちに、後から来た私だけが必要以上に喰いまくり。だって旨いんだもの。いくらでも喰えるのはポッサムチプマジック。
で、喰いながら気が付いたのですが、本日のミノは湯引きではなく生。ミノ刺なのです。ほう、いいじゃないですか、旨いじゃないですか。これも白飯に合いますなぁ。そして最後はトックアイスで〆。ああ、アイスクリーム。冷たくて美味しいよ。満足。これ以上なく満足して御馳走様でした。この後、なぜかカラオケなどを軽く嗜んで帰宅。珍しく御料人様が酔っ払い。ご機嫌な酔っ払い。いやいや、いい事があったのなら、よかったよかった。
さて、一夜明けて昨日のお昼のお話。前日の焼肉とマッコリで、割と腹が減っていなかったのですが、ちょいとした用件で神戸はハーバーランドの方へとお昼時に行っておりました。せっかくなのでご近所のYoshiを誘って昼食などに。何かおすすめはないですか?と尋ねたところ、「シュラスコなどは?」ええ、行きましょう。肉肉!
ということでシュラスコ&バイキング「ブラジリアーノ」へと行って参りました。名前のまんまブラジル料理の専門店。広々とした店内は、ご陽気な店員さん(ブラジル人?)がお出迎え。ほう、これはいい雰囲気じゃあないですか。では早速。ランチバイキングは平日1,000円を切る価格からと結構リーズナブル。
ま、昼間っから生ビールを注文した私はダメニンゲンっぷりを発揮しまくりですが。バイキングですから好きな料理を適当に取ってきて。肉は後から店員さんがまわって持って来るという素敵な制度。焼きたての肉って最高!なのです。では早速プレートにサラダなどを。フライドポテトやら豆の煮込んだのやらいただきます。
このね、真っ黒なソーセージと豆の煮込みが抜群に旨い。さっき調べたのですが「フェジョン・コズィード」っていうらしいです。これいいわ。見た目は真っ黒で、う〜んと唸りそうなのですが味の方は割合とあっさり。ソーセージがなんともいい味出してますね。というところで肉の登場。いやっほーーー!
メニューによりますとリングイッサ(ソーセージ)、フランゴ(チキン)だそうです。まぁなんだ。肉だわ肉。塩味。あっさり。旨い。これは旨い。切り分けていただくのですが、その時に量を申請すれば大きくでも小さくでも切ってくれます。嬉しい。幸せ気分満開。その後も牛モモ、豚バラ、肩ロースなど次々とやって来ます。
あっという間に一通り完食。二周目に突入。平日のお昼だからなのか、全種類ではないけれども、それでも多種多様な肉。幸せ気分。牛のコブ肉ってのを喰いたかったのですが、それがなかったのが悔やまれます。ちなみに、Yoshiは常に私よりも大きな塊を皿に盛られてました。食いしん坊キャラ確定のようです。
いやぁ喰った喰った。平日昼間っから肉満喫。御馳走様でした。土日祝日は価格が高くなってメニューも少し変わるみたいですが、なかなか充実したランチ間違い無しです。また今度、仕事の心配がない時にゆっくりとビール&シュラスコを楽しみたいと思います。
平日でも気軽に生ビール呑んでましたけどね、私。
あらゆる自覚が足りない事は自覚しております。
今回のお店:
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
シュラスコ&バイキング ブラジリアーノ
神戸市中央区東川崎町1-6-1モザイク3F
TEL.(078)360-2996
日曜日恒例のスポーツジム通いは続いております。ええ、その後のご褒美が目的という黒い噂は絶えませんが。例に漏れずに行ってきましたポッサムチプ。頑張ったんだから仕方がない、という子供の理論武装で焼肉♪焼肉♪
いつものように17:00を待って…待ちきれずに五分前にお店へ。18:00までの一時間だけという大人の約束で席を作って頂き。そして相変わらず既に到着しているさいとー家の皆々様。コンニチワ。でもウチのメニューはホルモンだけですから。ではいただきましょう。取り敢えずナムルとキムチをツマミに私はビール、御料人様はお茶で乾杯。
さて、いつものように注文はお任せ。自分でメニューを選ぶ力がない事に、先日の「焼肉 闇市」で自覚しましたので、基本的にお任せで。「生全部とホルモンで量は少なめ」というまぁ代わり映えのしない注文の仕方。でも、考えてみればこれ以上の言葉は不要。必要なのは肉なのです。
そうこうしているところへ我が焼肉の師匠がご近所の方を引き連れて登場。実はこの日ポッサムチプで焼肉を食べると言う事は事前にキャッチしておりました。つまり、団体が来る→ご主人が変わったメニューを考える&イイ肉を仕入れる→おこぼれに預かる→ウマーなのです。kの姑息さが、後の旨いものへと繋がります。
さてさて。隣になられた師匠様の御子息にちょっかいかけながら肉を喰う。生の盛り合わせはレバーから始まる定番に、サガリ刺とタンスジ(タンルート)の刺身。これはこれは。特にタンルートを生というのは楽しい。思いの外こりっとした食感と生の赤身の味がマッチして実に旨い。これは時々お願いせねばなりません。
そして本日のタタキはリブシンのタタキ。これまた素晴らしい旨さ。最近このお店ではタタキの腕を上げてきたのでしょうか?実に絶妙な旨さが頬を緩めるのです。あふあふ。堪らんぜいと言っているところへやって来たのはユッケ。いやまぁなんですわ。このユッケのこそが本日驚愕の新メニューだった訳ですよ。
なんと「トマトユッケ」とな。フレッシュトマトとサシ肉のユッケ。これが恐ろしく旨い。マジ旨い。あっさりと旨い。なのにサシ肉の旨味で旨い。参りました。この発想はなかったわ。お見事なユッケ。これは店の看板メニューにして頂きたいですね。つーか、そういえばここの所メニュー見てなかったけど、載ってるのかしら?
次回は是非確認しましょう。と、焼き物へ。黒毛の塩タン。まさに塩タン。すみません。御飯頂けますかね?我慢できませんわ。ええ、てんこ盛りではなく大ライスでお願いしますね。なんだか見事なサシ具合のタンを網に乗せるとじゅわっと染み出す肉汁。あーん。これは間違いなく旨い。食べなくても分かる。
いや、喰いますけどね。しかもアレです。熱々御飯をタンで巻いて食べます。この素晴らしいまでの旨さ。まさに舌を巻きますね。(上手い事言った)(ほらタンで巻いたから)(まぁ言わなくても分かる親父ギャグですが)いやーマジ旨いわこれ。どのくらい旨いかというと、御料人様が即追加注文しましたから。
そして私の大好物サガリスジ。ちょろりと焼いて白飯で。スジの旨味と脂の具合が白飯と絶妙なコントラストで旨ー!更にハツ盛り合わせ。脂付きハツとハツスジでがっつり御飯。うはうは旨旨。ハツの脂は炭水化物によく合いますね。そば飯の脂にこれを使うとマジで旨いですからね。ホルモン卸専門店のお母さん直伝です。
で更に先ほど追加でお願いしたタンがダシ醤油とカイエンペッパーでやって来た。これもいいね、いいねー!カイエンペッパーは効き過ぎ気味でしたが旨かった。このダシ醤油系のホルモンは更に増えると嬉しいと思う今日この頃。だって白飯によく合うから。てな調子で喰っていたのですが、そろそろお時間が。
前もって「万一時間が足りない時は相席で」とさいとーさんにお願いしてましたので、無事に合流。お邪魔します。いやー相変わらず赤肉喰ってますねぇ。私どもは白肉中心にいただいておりますよ。では網の端っこ貸してくださいね。ホルモンミックスがんがんと焼いていきますよ。さあ本格的な祭の始まりです。
ここでさいとーさんと密約。食後にいただくPINOと赤肉(旨そう)をトレード。赤肉もちょっといただけて旨ー!ホルモンと白飯も当然旨ー!ああ、幸せ。至福の一時。昼間にがんがんとトレーニングしてカロリー消費した甲斐があったというものです。もっとも消費した以上に取りこんでいる事は自覚してますがね。
ということで本日も御馳走様でした。やっぱ体動かした後の焼肉は堪らなく旨いですわ。私の場合「痩せたい」とかいうのは無理だと思うのです。なので現状維持と体力増強と基礎代謝の増加を目指していきましょう。いや、言い訳じゃないですよ、脂肪が筋肉に…。
実際、体重は2kgほど増えているのです。
健康ならば大丈夫という事で御勘弁を。(御料人様向け)
今回のお店:焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
今更どうこう言うまでもなく、焼肉好きです。が、最近は本当にある程度決まった店のローテーションで終わってしまっています。これはいけない。マンネリを打破しなければ精進はあり得ないのです。ということで、昨夜は新規開拓の名の下に尼崎は「焼肉 闇市」へと行って参りました。
予約不可と言われていたのですが、どうやら大丈夫だったようで、今回のメンバーであられるさいとーさんの手によって無事に予約できていました。ありがたい。でもう一人のメンバーゆうちゃん之助さんと三人でお店へ。若干待ち時間はありましたが、ずらりと並んでいるお客さんよりは早めに席へと通され、さて、なに喰いましょうかね。
もうね、最近はメニューを見て注文する事がとんと無くなったものですから、割と茫然自失な状態。本日のおすすめというのを見せて頂いて、取り敢えず盛り合わせでお願いします。そして定番メニューの盛り合わせも一緒に。あとは後で考えましょう。取り敢えずビールで乾杯して肉を待つのです。
で、ここで気が付いた。そうだ、生もの注文してないよ!何て事だ。間抜け。全くの間抜け。そうだ、普段は生→塩→タレという流れでしたわ。肉を注文したらそれですっかりと終わっていましたね。いかんいかん。ということで追加で生ものも注文。そうこうしているうちにやって来た肉。
まずはおすすめセットから。しもふりハネシタロース・角切り一口ステーキ・たん屋さん風たんすじ・ネギしおヤングカルビ。ほう、結構な量がありますね。うんうん、よいよい。早速網の上へと投入!がんがんと焼いていきましょう。タンスジ、いいねこれは。まるでタンとは思えませんが。で一口ステーキ。これも淡泊でよろしい。
霜降りロースはなかなかいい感じのサシが旨いのです。そしてネギ塩。これは素晴らしい。刻んだネギを焼いた肉で巻いて食べる。これは旨い。この食べ方は、以前からありましたがどんどん進化してますね。これは勉強になる。ネギに味をつけて肉の塩を控えめ。なるほど、これで味調整をするのね。
続いてのセットはタン塩、特上カルビ、特上ロース、ハラミ、本日のおすすめから一品という素敵セット。うは!なかなか量はしっかりとありますね。特にタン塩の量は凄い。一切れは小さめ薄目ですが、何切れあるのこれ?と思わせるほどの密度。で、それなりに旨い。値段から考えればかなりいい感じで旨い!
で、ようやく生ものがやって来て。生センマイ。う〜む、さすがに前日にくにきやで喰っているのでちょっとあれかな。ユッケ。これ結構旨い、いいね。で、ここでご飯を注文。ええ、てんこ盛りご飯の会のメンバーですから、三人ともが。でもメニューに「昔話みたい」と書いてあるのです。取り敢えず一つ注文して様子見。
やって来たご飯の大きさを見て、はい、二つ追加で大ごはん。わしわしと喰らうのですよてんこ盛り。相変わらずの白い三連星なのです。牛肉たたきや牛刺、タン刺で白飯。ついでにホッピーも注文。いいねいいね。肉もそろそろ足りなくなったので追加。ゲタカルビ。ほう、結構立派なカルビですね。飯でわしわし。
そしてホルモンミックスで〆。これは恒例。足りなければ追加しようかね?と言ってたけれども私がさすがに連荘なので途中でギブアップ。なのでここで終わり。チャンジャで残りのご飯とホッピーをいただいて御馳走様でした。
いやいや、なかなかのものでした。行列できているのも納得です。安くてそれなりに旨い。安いと言ってもこのメンバーではそれなりの金額になるのはご愛敬。また機会があれば来てみようと思います。ええ、自宅前のトラップにかからなければ。
昨夜も店が開いている時間だったら危ないところでした。
これからは閉店時間過ぎるまで帰宅は避けるようにします。
今回のお店:焼肉問屋 闇市
兵庫県尼崎市神田北通4-98-104
TEL.(06)6411-1129
久しぶりに里帰りして参りました。ええ、昨夜はくにきやにて焼肉を。というのも御料人様がお仕事関係で外食とか。ならば私もどこかで何か旨いもの喰ってこようという下心なのです。当然の如く肉に決まっております。
で、一人なので某スタンドとか某店の新店舗を視察にとか思っていたのですが、なんと御料人様のお食事会が20:00で終了。ならばご一緒しましょう。ということになる訳です。御料人様が電話を入れたところ、無事に席を確保。行きましょう、我が心の故郷くにきやへと。いそいそと向かった次第でございます。
さて、いつものように「おまかせ」で。御料人様は既に立食でつまんで来られてますので半人前。すなわち量を少なく1.5人前でお願いしました。ふむ。妥当な感じですね。ナムルとキムチをつまみながらマッコリなどいただきまして。あ、そういえば私の方が先に着いたのでビールを呑んでましたわ。忘れるところでした。
生盛り合わせ。美しいサガリの刺身に舌鼓。旨い。脂があっさりしているのね。当然ですがレバ刺もハツ刺も暫定日本一の生センマイも旨い。1.5人前なので三切れというのがイカしてますな。もうねもっさもっさと喰らう訳ですよ。と、その時我が携帯電話が鳴り響く。いったい何とした事か?おおっと。
実はひとりで行くつもりだったので、mixiを利用して某所の方にメッセージなど送っていたのです。ええ、その方も一人晩飯という事だったので。が、特に返事もないようなのでPCを閉じて出てきてしまいました。当然ですが、ケイタイでネットに繋ぐような高度な技を持ち合わせていませんからそのまま放置。で、その御仁がシビレを切らして連絡をくれたという訳です。
そんなこんなで合流。はい、三人、いや正確には食い扶持は2.5人でいただきましょう。続いての塩タン。美しい。最近はポッサムチプでも満月でもやまがた屋でも分厚いタンばかりをいただいておりました。久しぶりの薄切りタン。郷愁すら感じてしまう程の懐かしさ。よしよし焼こう焼こう。薄いから焼きすぎ注意ね。
旨!タン旨!片面しっかり、もう片面は炙る程度の薄切りタン旨!レモンなんか必要ないジューシーさで、旨!もうここからは一気に焼きまくりますよ。続いての塩盛り合わせは脂付きハツ、上ミノ、アカセン、サガリ、ミスジ?のセット。がんがんと焼く。そう、炭火の威力はこういう時に発揮されます。
焼き上がりに時間差があるから、どんどん網に乗せて、ひっくり返しながら。旨!そのまま喰うホルモンがバカ旨なのですよ、旨!がつがつといっていると更にタレものへと突入。ロースとカルビだっけ?もうね、次々と喰らう方に集中しているから忘れちゃったよ。つーか、最近は覚えることを放棄したところがあるね。
もうね、要は旨い肉ですわ。サシがしっかりともう、堪らんぜ!そういえば、最初後ろにいたお客さんの一人が「ここの肉は脂が多いから」とか曰っていたけれども。いや、それは脂じゃなくてサシだって。で、特上とか特撰とか注文するから、余計にサシがきつい肉なんだって。取り敢えず高い肉から注文、じゃなくて喰いたい肉を注文しないと。
ハラミと小腸もやって来て。がっつりと焼いて喰う。そうそう、ここではソッチャンでしたね、小腸は。脂しっかり、旨!ハラミも特上な旨さで堪りませんわ!あふあふ。
で、ここで一旦終了。というのもここからはご飯タイムが始まるのです。ポッサムチプでは白ご飯。満月ではシソご飯。で、ここくにきやでは「ピビンパの小」ということになります。そう、葉っぱ巻き巻きが始まるのです。チシャ用にやって来るのはゲタカルビと香り立つ美味カルビ。ダブルカルビでいただきます。
当然のようにピビンパは私のショータイム。混ぜて混ぜてチョジャン放り込んで更に混ぜて混ぜて。真っ赤になったところでいただきます。チシャとピビンパとカルビ、旨ー!この旨さは本当に何ものにも代えがたい至福の時。あああ、堪らん堪らんぞ!この幸せ感。もうね、あっという間に完食。マジで御馳走様でした。もう腹に入らない。
しかし、本当に帰ってきたって感じがするお店です。自分の原点のようです。本当に、もっと足繁く通わねばならないのです。ええ、分かっています。自宅のあまりに近所にあのお店があるのが原因です。ああ、体が二つあったらどちらにも通い詰めるのに。
間違いなく財布が破綻しますけれどもね。
莫迦を増やしても世の中には貢献できません...。
今回のお店:炭火焼肉 くにきや
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050