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2008年5月 8日 木曜日
端午の節句を楽しむ「ポッサムチプ、原酒店」
今少し、楽しかった休日の日々という記憶の海に身を任せてみましょう。五月五日は端午の節句。俗に言う子供の日。さいとーさんとお友達の御一家が子供の日のお祝いだとか。なぜか私もご相伴にあずかって参りました。体調不良やその他諸々の事情が重なって、今年はあまり訪れていないポッサムチプ。何だか随分とお久しぶりな気がします。4/12以来といえば半月以上。こんなにご無沙汰なのは珍しい。ではいつものように狂乱の宴の始まり始まり。序章のキムチ&ナムルはまだまだ平和なもの。相変わらず焼肉王子は野菜には興味なし。
今回は子供の日ですから、まずは子供用のメニューから。【ハンバーグ】。コイノボリはなぜか私の特製。お店の予約時間寸前までちまちまと作り続けていたというマメな男の演出。いや、まぁ前もって作っておけば良かったのですが、それが出来ないところがマメではないという証明。土俵際の馬鹿力には自信があります。
さて、それではオトナの時間の始まり。連休終わり間際ということで生のホルモンはほとんど無し。過労してセンマイがある程度。レバーなんてとても無理ですね。だって屠場がお休みですから。【生盛り合わせ】は生センマイ、神戸牛マクラ、カイノミ、マル、そして同じマクラでユッケ。ちょいと辛口のユッケは相変わらず旨い。
そして【オトナ用ハンバーグ】。明らかに大きさが違う。そしてソースがかかってない。ちなみに大人用のコイノボリも作ってました。どんだけGWが暇だったのかを物語るエピソードですね。で、そのハンバーグ。ソースがかかっていない理由は喰えば分かりました。中身がユッケ状態。そしてほのかなカレーの香り。
隠し味は隠れていないけどガラムマサラだそうです。ふむ、食欲をそそります。そして余りの旨さにオトナたち興奮状態。旨すぎ!あっという間に襲いかかる肉食獣によって食い散らかされる。と、そこへ【三田牛炙りリブの握り鮨】という素敵アイテム。うは、これは!とろけるにぎり鮨。最近イベント毎に鮨がありますが、定番メニューですかね?
で、焼きものへと。【ヘレ】。うは、デカイよ。焼きます。わりとしっかり目に焼きます。肉汁がこぼれ落ちてもしっかりと。がぶり、旨!うーん、旨味しっかりヘレ。基本的にヘレはステーキの方がいいと思っていますが、それでもこれだけの旨さならこれはこれで素敵メニュー。旨旨。よーし、まだまだ喰うぞー!次!次!
【コテツ】小腸ですね。アレ?ホルモン無いとかいいながらありますやん。小腸しっかりとぶりっと旨そうに焼きます。焼きます。脂が口にじゅー。旨!いやいや、これはいいですね。腸の部分をしっかりと焼くと歯応えしっかり脂がじゅわりの素敵メニューに早変わりなのです。丸チョウもいいけどこのコテツも捨てがたいと思っちゃいます。
再び赤肉へと戻りますと【ミスジ】です。美しい。これを倍の厚さにして頂いて、網焼きステーキとかで白飯とガッツリといただきたいのです。が、まだまだメニューは続くはずですからここで終わるわけにはいきません。黒七味をちょいとつけてぱくり。旨すぎ。ジューシーな肉の旨味がわうわうと広がる。わうわう。旨!
【ハート】の塊。固まりすぎ。頭おかしいだろ?たしかハワイでステーキ10ozとか喰った時にこのくらいの大きさだったよ?いくら四人で喰うとはいえ、これはでかすぎ。喰ったけど。主に焼肉王子が。私たち凡人には余りの大きさにたじろぐばかりですよ。でも旨かった。が、このあたりからそろそろ肉の量が許容量を超えてきている。
【カイノミ】は霜降りと呼ばれるに相応しい見事な網目。真っ白になっている霜降りよりも、網脂で包まれたようなこんな赤身の方が個人的には好きなのです。しかし、未だに塩ですか。いつになったらタレになるのでしょうかという不安をかけながらも喰います。まだ旨い。旨いと思える。よーし、じゃあ次の肉も頑張るぞ!
いつもの恐怖の大王がやって来ました。【クラシタ火肉山】ですわ。もうね、見た目だけで圧倒的な威圧感。肉が立っているし。あ、でもこれってタレ肉?よかった、ようやくタレになったのね。焼肉王子が網の上へと肉を投入。乗り切らないのでハサミできる。あー、網がすっかりお隠れあそばされておりますわ。酷い。
ガンガンと焼いていくのですが、もう既にオトナたちは意気消沈。網の上では大騒ぎの肉なのに、我々の心はイマイチ躍りません。うむむ。でも喰います。一口二口...。あ、やばいわ。これ以上はやばいわ。というところに御飯もの。【カッパ丼】が。うお!これは!ちょっと嬉しいぞ。肉ばかりで口も舌も莫迦になっていたけど、ご飯なら、悟飯ちゃんなら何とかしてくれる!
まぁ本当に御飯はがつがつ食いましたがね。カッパがトロトロで旨いんだわ。そういえばさいとーさんが予約の時に炊き込み御飯といっていたけどこれなんですね?いやー旨い旨い。わしわしと喰っえちゃう。これがあれだね、ご飯マジック。とろとろカッパのピリ辛さが白いご飯と相まって実に素敵なハーモニー。旨い!
...さっき喰ったというのに【脂付きハツ&てっちゃん】が辛口のホルモンとして再登場。いや、てっちゃんは初か。えーい、焼いてしまえ!でもねそろそろ私は限界だから。旨いけどね。うん、半分に切ってね。いつの間にやら喰いきれなかった肉達がチシャの皿の上にマウンテン状態に。もう持ち帰ろうと決めちゃったのですよ。
そうと決まれば、ちょっとだけ摘んであとはヨロシクなのです。気が一気に楽になりました。ええ。と、そこへやって来たのが大きな土鍋。土鍋?え?【こてつ炊き込みご飯】の登場。うわー、すげー(棒読み)。あのねぇ、さっきの丼じゃ無かったの御飯ものは?え?あれは器だけ空で出すのが勿体ないから丼ものはオマケなの?
しかも、こてつを全部放り込むと脂で大変なことになるからと別皿にトッピング用のこてつ。人生小腸まみれですわ。つか、喰いますけどね。ここまで来たら喰える限り喰いますけどね。炊き込みご飯をっががっと盛った上にこてつトッピング。何だか地獄絵図ですが一口喰ったら天国。何これ?メチャ旨!うん、ご飯は別腹だわ。
しかもいつの間にやらスープが。これをご飯にかけて、雑炊風。あ、いいな、鯛茶とか櫃まぶしの〆とかそんな感じでさらりと美味しいです。さらり?いやコッテリしてますけどね。ようやく終わったと一安心していたら【厚切りハラミ&ミスジ】のコンビがタレで。もう無理。つか、おかしいんじゃね?このメニュー構成は。
しかも【ヘレの耳】なんて素敵部位まで。普段なら喜んで喰うのですが、この所の体調不良やら何やらで食事量を減らしていた弊害なのか年齢的な問題なのか、そんなに量が喰えないのですわ。といいますか、プロレスラーだってここまで喰えないだろ?これ喰えるの関取くらいじゃね?という量です。うん、絶対おかしい。
しかも【マル、マクラ、ヘレ】の三種盛りがまだ出てくるし。普通ご飯喰ったら〆じゃないか!と最早八つ当たりの領域に達しておりますね。しかし、それでも自分の分だけは黙々と食べ続けている焼肉王子とさいとーさんに驚愕いたしましけどね。この人たちは普通じゃない。きっと四次元胃袋を持っているのだと確信しました。
そして最後に【ハチノスシチュー】。は、はぁ?やっぱり出るのですか。予約時にシチューとか聞いてましたが、子供用にちょろっと出ていたのがそうだと思っていたのに。大きなコドモにもあったのですね。でも肉じゃないので喰います。肉用胃袋とは別の袋に放り込みます。カレー&シチュー袋に。このシチューが旨いのです!
付け合わせのフランスパンでがつがつ。あれ?まだ喰えるの?すげぇ人間ってすげぇ!と思いつつわっしわし。あーハチノスとろとろで旨いなぁ。とすっかりと安心していたのですが。もしかするとこの様子を店長さんに見られていたのでしょうか、最後の最後に【ミノの脂&ミノ】が。本当にこの人は何を考えているのでしょうか?
まぁ喰いましたけどね、焼肉王子が。この王子は凄いですわ。どこまでも食い続ける。私なんて早々にリタイヤして悠々自適なシチュー生活に入っているのに、この方は未だにホルモンという未踏の山を制覇しています。すげぇ。横で見てるだけで満腹になりますね。そして最後に本当のデザート【PINO】をいただいて御馳走様でした。
今回の敗因はどう考えても焼肉王子とさいとーさんが前回「量多め」という発注で完食したせいだと思うのです。負けず嫌いのご主人が、それならばと今回量を増やしたとしか思えません。過去、何度か凄い量を喰いましたが、今回のようにどう考えても大人一人あたり1kgを切らないようなことは無かったですから。
つかあれですか?大人7人子供4人ですから、10kgくらいはあったのですか?肉だけで。わははは。狂気の沙汰ですよ。これは次回の「焼肉の日」宴会が恐怖です。いったいどうなる事やら。
さて。すっかりと腹くちたわけですが、時間は未だに19:30と随分と早い。こんな機会はなかなか無いですから原酒店で軽く日本酒を頂きましょうそうしましょうと大人の道端会議は大団円。線路を越えて兵庫駅北、日本酒の桃源郷へと向かいます。この日は祝日ですから、もしかしたら閉まっているかも、と危惧してましたが大丈夫、開店してました。
いつものように【大黒正宗】を常温で頂いて。肴はさいとーさんと焼肉王子ご希望の【筋肉さんま】。肉じゃないから大丈夫。いくつかある胃袋のうちの魚袋へ投入。旨い。この濃密なさんまの旨味。日本酒がすすむすすむ。せっかくなのでお酒をお代わり、池月も頂いたりして。あ、こちらも美味しいなぁ。純米とか吟醸とかより普通酒の旨さが大好きです。
その後も色々な焼酎やお酒を試飲させて頂いて。このところの断酒以来、すっかりと酒に弱くなっていたのですが、マッコリや日本酒は大丈夫なようですね。うん、旨い旨い。ご店主に色々なお話を伺いつつ楽しい時を過ごしているとすっかりと閉店時間。どうも遅くまですみませんでした。御馳走様でした。子供の日なのになぜかほろ酔いで終了。
結局、子供より大人が楽しむ「端午の節句」となりました。
肉の量には「言語の絶句」でしたが。
今回のお店:
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
原酒店
兵庫県神戸市兵庫区塚本通7-4-12
TEL.(078)577-0495
2008年5月 8日 14:06
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