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2008年8月 6日 水曜日
夏の富山満喫'08の弐「吉田屋 きときと寿司 たから」
さて、いよいよ法事の当日。が、腹が減っては戦は出来ません。戦ではなく法事ですが。ということで朝食を調達せねばなりません。幸い富山名物である鱒の寿司を製造販売しているお店は7:30から開店していますのでごそごそと起き出して購入の旅へと。今回実は決め打ちであるお店を狙っていたのです。朝からなら売り切れって事は無いだろうと高を括って。しかし見事に玉砕。うーん、まさかこんなことになろうとは。で、別のお店を探す。ごく近所に三軒ほどの鱒の寿司店があるのですが、ここは前回ながしまさんアマグリさんご夫婦と「朝鱒の寿司」を敢行したお店なのでパス。
そこでちょっと足をのばして見つけたのが「吉田屋鱒寿し本舗」です。早速購入。でホテルへと戻って頂きます。鱒の寿司は押し寿司なので本来は時間をおいた方がいいのですが、背に腹は代えられません。というか、法事に遅れる訳にはいきません。喰います。ええ、喰いますとも。ががっと開けますパッケージ。
そこには見事なピンク色の鱒の寿司が登場。うーむ。旨そう。一年半ぶりの鱒の寿司。いただきます。付属のプラスチックナイフで四つ切り、手で掴んでがぶり。ほー、酢飯の酸味抑えめ甘めですね。ふむふむ。魚の方は比較的漬かっている感じ。ぎゅっと詰まった押し寿司なので駅弁にもいい感じ。旨いです。
切り口を見る限り鮭の身はそんなに厚い方ではないですが、ご飯とのバランスはまずまず。大変美味しくいただきました。御馳走様。やはりますの寿司は旨いですわ。で、ここからは大急ぎで行きます。というのも、のんびり喰いすぎて待ち合わせ時間に遅れそうになっちゃいましたから。こういう時に便利なのが市電です。
最近はすっかりと少なくなりました路面電車が走っています。200円を払って駅まで。早い、涼しい、快適。過去何度も訪れているというのに市電に乗ったのは今回初めて。気温が38℃近くまで上がってきているので歩いて移動は無理と判断しました。そしてこの快適さに魅せられて、以後の移動は市電になってしまいました。
さて。ここからは、まぁ、法事ですから。お寺へと行って住職のありがたいお話など聞いたりその他いろいろ。ご住職から同業者と疑われたり(坊主なので)、よくあるハプニングで終了。ご親戚一同とはここでお別れして御料人様と二人してまたしても移動です。今度はJRを利用して。
といいますのも、以前の富山旅行の記事にコメントをいただきまして。そこに「魚づ鱒寿し店が美味しい」と情報をいただきました。こういった場合は当然ですが入手に全力を注ぐのが我ら夫婦の習わし。なんでも人気店なのだそうで午後には売り切れてしまうそう。ということで、実は前日のうちに予約してありました。それを引き取りに行くというのがこの日の午後からのミッション。
JRで20分ほど。魚津駅に到着。そこからしばらく歩いてちょっと迷ってお店の到着。無事に予約してあったますの寿しを入手いたしました。うん、良かった良かった。これであとは夜までゆっくりと時間があります。初めて踏みしめた魚津の地。軽く散策してみましょうか。そしてちょっと遅めの昼食と洒落込みましょう。
この時既に時刻は15:45と昼食とは思えない時間。ま、それでも喰いますよ。腹減っていますしね。向かったのは富山の有名回転寿司「氷見きときと寿し」です。が。実はこのお店駅から結構な距離があるのです。まぁぶらぶらと行きましょうか。...結局30分ほどかけて到着。到着した時には既に半死半生という体たらく。暑いんだもの。
お店なのですが、数組のお客さんはいますが食べている方はまるでいない。そう、この日はお祭りです。こんな半端な時間なのに、持ち帰りでてんやわんやの大騒ぎです。でもそんなの関係ない、とばかりに私達はビールに寿しとガンガンと注文していくのです。だって腹減っているんだもの。喰わねば倒れますやんか。
えーと。以下写真列挙で。基本的に富山の回転寿司のレベルは高いです。チェーン店だといってもまるで侮れません。そして明らかに持ち帰りの用意で大変なのに、嫌な顔一つせず待たせもせずに対応してくれる店員さんはプロですね。素晴らしい。
(寿司は順番に、地のサバ・ノドグロ・地の甘海老・貝三種盛り・多分カワハギ・ハチメ・白身三種盛り・炙り牡蠣の軍艦)
こうして辛うじて栄養補給して、再び富山駅へと戻ります。本当は魚津港など見に行きたかったのですが、あまりの暑さに断念しました。多分本当に干上がります、自信を持っての断言です。
そのまま魚津で食事でも良かったのですが、実は以前行って非常に気に入っていたお店がリニューアルオープンしているという情報を御料人様が聞きつけまして。で、御料人様の御両親様と連れだってお店の方へ。ちょうどお祭りの準備しているところを横目に見ながらお店へ到着。
屋号は以前と同じ「たから」です。場所もそんなに離れていないし恐らく同じお店でしょう。ちなみに前もって予約しておいたことはいうまでもありません。目的のますの寿しが買えなかって以来非常に用心深くなっております。さて、それでは早速ビールで乾杯。この日は本当に暑かった。祭ではよさこいもありましたが、衣装を付けただけで倒れた人いるんじゃないでしょうか?
ビールで涼をとってからはいよいよご注文。 まずは【刺身盛り合わせ】から。甘海老と白海老、ヒラメ、サスなどなど。基本的に地元の魚で構成されていますね。白海老旨!つか、そういえば刺身は昨日喰ってませんでしたね。他の魚も実に旨い。確かに「おら」の魚は抜群に旨いですが、私ではそんなにメチャメチャには変わりなくどちらも旨いです。
そして名物【すり身揚げ】をいただきます。これがホッコリとふんわりと、時折こりっとナンコツのような歯触り。ちょっとマヨネーズなどつけるとビールのアテに完全進化です。堪らないわ、ビールすすむわ。【ウドの酢の物】でちょっとは野菜もとりながらまだまだこれから喰いすすんでいきますよ。そしてこの店が恐らく以前いったお店だと実感出来るメニューが。
【赤ズイキの酢の物】です。これ、これに惚れ込んだのですよ。良かったやっぱり同じお店でした。そして以前の大衆食堂なイメージからすっかりとお洒落なお店へと変わっていることに愕然としましたがね。でも何というのか魂は変わっていませんね。恐らく家族で経営されているお店は、相変わらず常連さんも多いです。
せっかくなので地の魚を焼いて頂きましょう。【キジハタの焼き魚】いただきます。おお、脂が乗った実に濃厚な旨さ。もうぐずぐずになりそうに脂が乗っていながらそれでもきっちりと締まった身の旨さに驚愕なのです。うん、これはいい!えーと。そろそろ日本酒に移ってもいいでしょうか、つか、日本酒が欲しい。
ええ、日本酒。そして次の焼き魚は【シマダイ】です。こちらは淡泊な白身の旨さ。塩だけでいただけば、その奥深い優しい旨味が滲み出てきます。さすがにキジハタと比べるとインパクトに欠けるのは仕方のないところ。で、日本酒に切り替わったということで当たり前のようにそれにあった魚が欲しくなるのは自然の摂理。
【山菜むかご】という実に日本酒に合いそうなメニューを。これがまた旨いんだわ。山芋の葉に付く芋という不思議な食材。あっさりと、そして芋の旨味がぎゅっと詰まった旨さ。これをちみちみとつまみながら酒もちびちび。いいなぁ日本の酒の呑み方の一つの美学を楽しめますねぇ。よし、では御両親様が食べたことないという刺身を。
といっても私達には定番【梅貝の刺身】。関西では梅貝といえば大抵小ぶりの煮たものしかないですから珍しいですよね。これも皆で美味しくいただきます。でやはり白海老は刺身だけでは寂しいですから唐揚げでいきましょう。この【白海老の唐揚げ】は、ほとんど素揚げですね。塩だけで味された旨さはやはり最高です。
食材の旨味をしっかりと味わうには、あまり加工しすぎない方がいいのは勿論ですが、絶妙の火加減と塩梅が決まると、食材のポテンシャル以上の旨さを引き出せるんですよね。この唐揚げもそういった感じで実に旨いのです。日本酒にもビールにも焼酎にも合う究極の旨さといってしまいましょう。揚げ物だけど脂っぽくないのです。
さて。さすがにいい感じで腹もくちてきました。考えてみれば回転寿司で遅い昼食を食べたのが16:00から17:30を回ったくらい。そしてこの店で喰い始めたのが18:30とほとんど継続喰いじゃないですか。ちょっとのんびりしたハシゴ喰いと変わりませんね。で、〆のメニューといきましょう。最後の最後も名物料理で。
本当は湯豆腐といきたかったのですが残念ながら冬の限定メニュー。なので【すりみ鍋】をお願いします。これがまた揚げ物のすり身と違って旨いのです。はっきりって超おすすめ。具はすり身と豆腐のみと実に潔く、そして無駄を廃した究極の鍋。これがもう堪らなく旨い。いくらでも喰える。一人で一鍋喰える。常連さんは普通に一人で喰っているそうです。
いやー、すっかりと満腹です。まぁ肉に比べれば、まだまだ余裕はあるのですが、それでも無茶はいけません。この辺りで終わっておくのが上品というものです。御馳走様でした。ということでせっかくなのでお祭りの様子を流し見しながら帰りましょう。
はい見つけました。【氷見牛コロッケ】という素敵アイテム。これがドラクエならファンファーレが鳴りそうな重要アイテム。早速いただきましょう。ちょうど揚げたてだったようで熱々。かぶりつく。おー、これはジューシーさはあまりないですが芋の甘味と肉の旨味が相乗効果で実に旨い。まさに旨いコロッケという仕上がり。
お祭りの方は「越中おわら踊り」がステージでつぎつぎと舞われております。ここに来るまでに「よさこい」などもやってましたが、どうもあの衣装を見ると竹の子族を思い起こさせられてしまいます。どちらかといえばおわら踊りの方が好きですね。と、まぁそんなこんなで無事に夜も更けて参りました。この日も随分と酒を控えたのでした。ええ、さすがに御料人様の御両親の前で大暴れは出来ません。
大人の節度はまだ忘れておりません。
ま、いくら猫をかぶっても翌日にはバレるのですが。
今回のお店:
吉田屋鱒寿し本舗
富山県富山市安野屋町2-6-2
TEL.(076)421-6383
きときと寿し魚津店
富山県魚津市吉島223−1
TEL.(0765)23-5757
居酒屋 たから
富山県富山市新富町2-3-2
TEL.(076)433-0737
2008年8月 6日 11:12
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私は今日もメタボぎみです(^^)
Posted by: スマイル : 2008年8月 7日 10:17>スマイルさん
今回の法事で1kgしか増えませんでした。
魚は多少食べ過ぎても太らないようです(笑)