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2008年9月 3日 水曜日
焼肉の日'08狂乱の宴篇
今年も焼肉の日がやってきました。8月29日で焼肉の日。全国焼肉協会が制定した正式なイベント日。そんな素敵イベントは毎年恒例に決まっております。ええ、今年もはじけて参りました。大騒ぎの日々のスタートです。今回はどのくらい大騒ぎかというと、29日の昼からスタートしてしまった訳です。え?莫迦でしょ?普通は夜に焼肉を喰って大騒ぎ、というのが定番じゃないですか?なのに何をトチ狂ったのか昼飯スタートなのです。まずは東京組をお出迎え。宿泊先のホテルで無事合流。うん、東京からね、来ちゃったの。
ながしまさんアマグリさん夫妻とそのご友人たち。さて、どうしましょうか。アマグリさんご夫妻以外は明石焼未食とのことですので、ではまずは明石に行きましょう。情熱のJRで明石駅に着いてみれば、どういう訳か大雨。きっとどこかに雨男がいるのでしょう。かまわず魚の棚(うおんたな)のアーケードへ移動。まずは「いずも」で【玉子焼】を。
合計六人ですが、いいですか?一人一人前を頼むと多すぎますからね、と念押しして三人前を分けていただきます。このお店はチャージ代わりに出し汁が人数分。取り敢えずビールで乾杯。やって来た玉子焼に舌鼓。一口で喰っては火傷するのでお気をつけください、の注意を聞いて頂けて事故に遭う人はいなかった。
さて、ここで移動しましょうか。魚の棚といえば酒飲みには伝説の例の酒場。たなか屋さんで軽く一杯。で次の合流者を待つのです。日本酒は【赤石たれくち】を私はいただき乾杯!本日二度目の乾杯。【国産チーズの盛り合わせ】や【鰯の煮付け】などを肴に軽く呑んだところで、大阪の肉王子ゆうちゃん之助さんと合流。
更に杯を重ねたいところですが、この後本番の昼飯が待っていますからこの辺りでやめておきましょう。小一時間ほど呑んだところでまたまた移動しましょう。今度は東へと向かう列車で新長田へと。ええ、お昼は焼肉「だるまや」で。既に第二の東京組"うたまろ"一派は到着していると連絡をいただいています。
お店に着いてみると、おー既にいい感じで喰ってますね。お久しぶりです。ご挨拶もほどほどに我々も追いつかねばなりません。すみません【肉入りホルモン大皿】をお願いします。果たして、やって来たのは、まぁ、素敵なサイズのステンレス皿。オマケに【チョレギサラダ】や【キムチ】や【カクテギ】までもが。では本日三回目の乾杯!
さあさあ、肉を焼いていきましょう。がんがんと網に投入される肉達。内容は当然カルビやロースもあるのですが、ほとんどはホルモン。ハツ、テッチャン、小腸、ミノ、チレ、センマイ、タケノコ、レバー、アカセン、バサと思いつく限りのホルモンが何でもかんでも。焼き手はゆうちゃん之助さんにすっかりお任せでビール片手に喰う喰う喰う!
玉子焼、立ち飲みの後とはとても思えない勢いで、網の肉ががんがんと消費されていきます。このままではあっという間に完食だ、と危機感が走ったところで【生センマイ】と【チレ刺】を注文することで引き伸ばし作戦に出ます。おー、このチレ刺は以前よりも随分と旨いじゃないか!最近はチレも流通が良くなってきたのかしら。
そんな訳ですっかりと腹がくちてしまいました。本当はまだまだ喰えるのですが、夜の本番に備えてこの辺りでやめておくというオトナの判断なのです。だって、いつもなら夜の本番だけで大変な事になるというのに、昼間っから飛ばしすぎるとろくな事にならないのは火を見るよりも明らかじゃあないですか。
ということでこの辺りで御馳走様でした。いやー、旨かった。久しぶりのだるまやのホルモンは、夏の終わりというのに非常に素晴らしかったのです。夏場のホルモンはどうしても質が落ちがちですが、こんなに美味しく頂けるとは満足満足。というところで、私は諸般の事情がありまして一旦離脱。後ほど再びお会いしましょうと別れたのでした。
さて。私が用事を片づけている頃、東京組とゆうちゃん之助さんはどうやらどこぞで何かを喰っていたようです。更に原酒店で一杯呑んでいたということらしいです。うん、本物の莫迦だわこの人たち。いくらホテルで休憩してからとはいえ、昼間の三軒でも十分に喰いすぎですやんか。まあ、鉄の胃腸の持ち主ですから大丈夫なのでしょう。
そしていよいよ、焼肉の日の本番がスタートです。今年もやって参りました「ポッサムチプ」の貸切宴会。毎年毎年本当にご迷惑をおかけします。今年はとうとう東京から7人も参加という恐ろしさ。ま、取り敢えず喰いましょう!まずは本日四回目の乾杯。僭越ながら私が音頭をとらせて頂いて莫迦宴会のスタートです。
まずは【キムチ盛り】や【ナムル盛り】で箸汚し。そして続いては寿司。【ヒウチの握り寿司】です。今回のサプライズ牛肉は"黒毛和牛と短角牛のF1"です。このヒウチもそのF1を使っているらしいです。F1っていうのは一代交雑種。黒毛と短角をかけ合わせて、肉牛を一代限り(子供を作らない)で作っているのです。
この握りが旨い!サシもありますが、それよりも赤身の旨味がしっかり。絡みつく旨味が実に堪らない。旨すぎ!よーし!次いってみよう!【生の盛り合わせ】ですか。カメノコ、レバー、ハツの三種盛り。うはー!旨いわぁ。ホルモンはいつもの屠場からですのでF1とは違うそうです。残念。短角牛のホルモンは喰ったことあるのですが、この黒毛短角のF1ホルモンは喰ってみたかった!
そして【生レバー】。出汁醤油の和風な味付けに和辛子がぴりりと旨い。本来生レバーは薬味がある方が身体にはいいですからね。こういう芥子や山葵、柚胡椒など一緒に食べるのは理に適っております。そしてアクセントにもなりますから旨さが増すので非常に嬉しい限りです。さっくりと頂いたお次に控えしは!
【黒毛和牛の塩タン】を片面焼で!おお、早くも焼きものが登場ですか!これは薬味が乗っかってますから落とさないように気をつけて。で網の上に置いたらあまり触らない。薄切りですから周りからちりちりと焼けて肉汁があがってきたら喰い頃。生の面を内側に巻き込むように丸めてぱくり。うはぁ、肉汁が口腔内を駆けめぐる!
幸せ。もはやそんな言葉でしか表現出来ないのです。そして更にやってきたのが【マルシンのビフカツ】です。マルシンといってもハンバーグ会社じゃないですよ、ええ。これが見事なレア加減。思いの外肉厚で、肉汁がしっかりと。すでに味付けはしてあるのでこのままで。うんまぁ!旨すぎ。つか、なんで焼肉店で揚げ物喰ってるのかよく分からないけど旨いからいいや!
この辺りからは一気に焼きものが始まります。【クラシタ薄切り】を焼シャブで。焼シャブとはいえ大きさが結構なものですからそれなりにしっかりと焼いて。で梅肉おろしでいただくとさっぱりとした口当たりで食欲が増進。つか、なんで増進するのかよく分からない、喰ってるのに。なんだか本日は勝てそうな気がしてきましたよ。
このところ量とサシで完敗が続いていますから、いかんなぁとは思っているのです。そりゃあまぁ私も血気盛んな育ち盛りでもないですから、ここのところ二・三年で喰える量がどどっと落っこちちゃっています。焼肉ハシゴなんて無茶をした時代もあったなぁ、と自らの今昔物語。むしろ走馬燈のように思い出したりして。
なので、今回はなんとか最後まで!ええ、クラシタの薄切り、御料人様の分を二人で食べて一人前はお持ち帰りという暴挙に出ました。だって各テーブルにちょっかいを出しに行ったりして、喰う方に専念出来ないんだもの。この後も、一部の肉は持ち帰りようにお願いしています。卑怯者と呼ぶなら呼べばいいさ。自己保身には抜かりなし!
で、続いては【脂付きハート】のお出まし。ホルモンは喰います。喰いきります。ががっと網に乗せて焼いていきます。ちなみに、テーブルが六人席、四人席、二人席とあるのですが、私と御料人様は幹事の都合上二人席。肉によっては二人席は量が非常に多い場合があります。今回のハツなどもどちらかといえばそんな感じ。
それでもがんがんと焼いてハサミでじょっきじょき。ファイアー!な脂もしっかりと。出汁醤油とカイエンペッパーが実にハツに合いますねぇ。そして赤肉は【クリ】を。綺麗なサシですが肉質がアッサリとしているからかわりとサクッとおさまります。旨い。堪らなく旨い。赤肉はこのくらいがちょうどいいですねぇ。では次!
【丸チョウ】がタレで。うはははははは!そういえば丸チョウってば久しぶりですね。軽くボイルしてあるそうなので取り敢えず焼いていきましょう。あーぶりぶりといい感じで脂が焼けていきます。このはみ出した脂の雰囲気から、一部の地域ではリボンとも呼ばれているそうです。早速口に放り込む。良質な脂がじゅわーーっと。旨い!
ここで口直しのサラダ。【生センマイのサラダ】が。フレッシュトマトと桜漬が実にアッサリとして本当に口直し。このところ口直しといいつつ普通に肉が出てくることが多かったので、これはいいですね。あ、よく考えれば生センマイだから肉だわ。気にせず次を。【厚切りハラミ】は拍子木にカットされた極厚のハラミ。
これをしっかりと焼いてガッツリと。うわぁ肉汁じゅんわり旨すぎですわ。ふわりとした食感が不思議なハラミ。もっとがしっとした歯応えを想像していたのに意外な感じが。しかし旨い。ここまで肉に飽きることなく見事な流れでいただいています。そしてミノですが【漬けミノ】。味噌っぽいタレで漬け込んだミノは実に美味。
この手のタレは焦げやすいので要注意です。焼け過ぎないように監視しつつがぶりと。やはりホルモンは私の味方ですね。心がホッコリとしてしまいます。【脂付きてっちゃん】も同じように、焦げてはいけないので必要以上に注意しながら。そして一応最後の焼肉【リブ火肉山(かざん)】で〆ます。あ、すみません、これ持ち帰りでお願いします!
もうこの辺りで止めておかねば絶対に、絶対にこの後トンでもないものがあるはず。果たして予感は的中致しました。いや、実はうろうろとしている時に見かけていたんですよ。厨房で凄い数の石鍋が火にかけられている様を。やって来ました【石焼きネックユッケカレー】と呼ばれる暴挙が。うわーーー、こうきましたか!
石鍋にご飯、スジカレー、さらにネックが生で乗せられて、上から生卵。混ぜて食べてくださいといわれても。これ、溢れんばかりで混ざりませんて。もういいや!このまま喰っちまえ!とばかりにがっつくのです。うは、これは旨いですわ。堪らなく旨い。これだけ肉喰った後でもすげぇ旨い。素晴らしいね。でも全部は喰えないね。
もうすっかりと最近は悟ってしまいました。このお店で完食することを目標に揚げることは自殺行為であることを。だって、全部喰ったら次回はそれに上乗せが来るんだもの。非常に残念ですが半分近くを残してしまいました。だって、四人席や六人席と同じ量があるんだもの、カレー。喰い切れるわけないじゃないですか!と言い訳言い訳。
いやーすっかりと満腹。というか朝からどんだけ喰っているのかと。よくもまぁ生きて最後まで終われたことと、そちらに感心してしまいます。腹具合からいえば120%満腹状態。最後にPINOをいただいて御馳走様でした。今年も大騒ぎでご迷惑をおかけしました。また次の機会には是非お願いします。
今年はこれで終わりではないのですがね。
8月29日は終わりましたが30日篇が続くのです。
今回のお店:
明石焼 いずも
兵庫県明石市本町1-2-19
TEL.(078)912-8120
立ち呑み処 穴蔵 田中
兵庫県明石市本町1-1-13
TEL.(078)912-2218
焼肉 だるまや
兵庫県神戸市長田区神楽町6-3-15
TEL.(078)621-0769
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
明石焼 いずも
兵庫県明石市本町1-2-19
TEL.(078)912-8120
立ち呑み処 穴蔵 田中
兵庫県明石市本町1-1-13
TEL.(078)912-2218
焼肉 だるまや
兵庫県神戸市長田区神楽町6-3-15
TEL.(078)621-0769
焼肉 ポッサムチプ
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
2008年9月 3日 15:04
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