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2010年7月15日 木曜日
初めての札幌旅行・二日目「たかつか、モントグレイユ、コピティアム」
札幌の朝は早い。でも我々はそんなに早くは起きない。取り敢えずゴソゴソと起き出して来るのです。幸い、前日の酒の量も控えめだったので宿酔とは無縁な寝起き。で、いつものようにホテルの朝食ビュッフェをいただきに。このホテルグループは朝食が意外と良いので重宝します。おにぎりとソーセージ、スクランブルエッグとスパサラ、ミネストローネをいただいて。さて、それでは本日の目的地小樽へと向かうことに致しましょう。ま、準備といっても大したことはないのですが。
大通公園を東へと歩いているとどうやら夏祭りの準備中のようで。当然のようにサッポロビールの大きなブースがあるのは分かるのですが、同じ規模でキリンビールも。これはあれですか、サッポロビールvs.キリンビールの熾烈なシェア競争がこの札幌の地で行われているのでしょうか。そういえば寿司店で出てくるビールはなぜかキリンが多かったような。
それはさておき小樽へと向かう列車の旅。わずか30分少々なのですが満席状態。流石に小樽は観光地として確固たる地位を築いていますね。この日は日曜日。小樽中央卸市場は閉まっています。ええ、それは確認済み。なので取り敢えず運河を見に行くことに致しましょう。駅からどんどんと坂を下っていくとなかなか素敵な町並みへと。
ま、御料人様は運河に気がつかずに海まで出ちゃってましたけどね。たしかに運河ですからそんなに大規模じゃないですし気がつかないって事もあるでしょう。引き返して納得したのでお昼御飯をいただくことに致しましょう。目的は寿司通り。確かに寿司店がたくさんありますね。ずーーっと見ながら歩いていましたがイマイチピンと来ない。
こういうときは路地に限ります。ぐるんぐるんと路地を歩き回った結果とある二店舗に絞り込みました。おそらくどちらに行っても大丈夫とは思いますが、こういう時の最終決定は御料人様にお願いするのが間違いない。で決定したのが「寿し処 たかつか」です。がらりと格子戸を開けた瞬間に私にも分かりました。うん、この店は旨いはず。
果たしてその通りでした。うろうろと歩き回って喉が渇いていたので、まずはビールで乾杯。メニューをちらりと見ていると【ホヤの海鼠腸和え】とあります。えーと、すみません、これって莫久来ですか?おーそれください!実は前日のしら菊には莫久来があったのはずなのです。なのに品切れだったわけで。ようやく食べることが出来た莫久来です。
うーん、珍味。旨い。これはいきなり日本酒が欲しくなっちゃうじゃないですか。お願いします。え?小樽の地酒があるのですか!ではそれを。【醸良 宝川】を冷酒で。これがちょいと甘口で私の好み。よーし、更に造りをいただいちゃうよ。【シャコの造り】をお願いします。身が厚くて旨いシャコ。いいねぇ、堪らんねぇ。
前回まで同様にガンガンと適当に注文してもよかったのですが、私達の前に小上がりにいらっしゃったお客さんの握りセットが目の前で握られているのを見たらそっちもいいよなぁ、ということになりました。握りのセット【かえで】をお願いすることに。こちらはお店のお勧めになってまして、一つ下のセットよりマグロが中トロにウニはムラサキがバフンになるそうなのです。
まずは【中トロとホタテ】から。とろける中トロとホタテの甘味。山葵がやや強めですがそれもまた甘味の多いネタに丁度いいバランス。そして【真イカとホッキ】。当然真イカはスルメイカですね。こちらも実に旨い。やはりこちらのイカも細切りにして片側を繋げたままで握りに。これが口に放り込むと一気に旨さが広がるんですよねぇ。
更に【アワビ】の握り。この食感が堪らんのです。【甘海老とヒラメ】はあっさりとしたヒラメと身の厚い甘海老のコントラストでいただきます。ああ、幸せ。セットのラストは【イクラとウニ】の軍艦コンビ。ウニは当然のバフンウニ。いいねぇ、旨いねぇ。で、ちょっとまだ喰い足りない。御料人様と一貫ずつで何か頂きましょうか。
【サンマの握り】を。一番最初に行った「佐藤」では、まだ脂が乗っていないからということでネタとしては無かったのですが、こちらのお店ではこのくらいの脂の方が寿司ネタとして旨いからということで出して頂きました。うん、確かに脂乗りすぎてこてこての握りよりもこの方が旨いかも。脂の乗ったサンマは確かに火を入れた方が旨いですからね。
そして〆に【煮穴子の握り】をお願いしました。というのもこの穴子、どう見ても旨そうなんだもの。炙った穴子を握りに。口腔内で一気に溶けて広がる穴子の妙味。心までとろけそうですわ。いやーどうも御馳走様でした。本当に大満足でございました。こちらのお店、観光客というか一見の客はほとんど来ないそうで、我々も誰かの紹介ですか?と訊かれちゃいました。
ま、我々の場合はある程度下調べは(御料人様が)しますが基本的に飛び込みなのでーというと割りとビックリされてしまいました。確かにこの辺りは観光スポットから離れてますからねぇ。
ということで御馳走様でした。ぼちぼちと札幌市内へと帰りましょうか。当然ですがお土産&車内で呑むためにビールを購入。【小樽ビール】を三種類。御料人様は【小樽運河アイスクリーム】を入手しました。せっかくですからね。多分味には期待出来ないでしょうが買ってしまうのが莫迦の心意気ってなもんですわ。あ、あとチーチクも。
予想通り普通の地ビールでした。呑めないほどではないですが特別美味しいというほどでもなく。いいんです、旅の醍醐味なんですからね。ちなみに帰りのJRは指定席を取ってしまいました。片道640円なのですが指定席はプラス300円ですよ。それだけでビジネスクラスなみに広い座席を確保出来るのですから。そういえば小樽ビールも一本300円でした...。
快適なJRの旅で札幌まで帰ってきましたのでこの勢いで観光しましょう。北海道といえばここでしょう。「サッポロファクトリー」へと。あー、結果としてはビアガーデンは良さそうでしたがファクトリーは小規模でした。見学用の施設も小さくワンフロア。ふーむ。それでもきっちりとピルスナーの濾過と無濾過を飲み比べはしてきましたけどね。
そして更に赤レンガ庁舎も見学に行ってきました。北海道開拓の歴史やサッポロビールの古いラベルなど結構楽しめましたね。北方領土返還の署名に中国人らしきカップルの署名があったのはいいのかなぁ?という疑問が残りましたが。ちなみに住所欄にはハートマーク付きでHELLOと書かれてましたが。うん、いよいよダメなような気がする。
そしてこの後は神戸のフレンチレストランで料理長をされていた方のお店へと。「モントグレイユ」なのですが残念ながら撮影禁止でしたので写真がありません。そして間の悪いことに団体さんの予約と重なってしまったので早々に退却。美味しかったんですが残念です。
こういう場合は当然もう一軒行きますよ!そう、またしても狸小路。「コピチティアム」へと二度目の突撃なのです。相変わらずの繁盛ですが昨日ほど混沌とはしていませんでした。流石に週末と日曜日では混み具合にも差がありますね。で、今回はサンミゲルのダークをいただきました。フィリピンのビールみたいですね。徹底的に東南アジアにこだわります。
料理の方は本日のお薦め【火鍋水餃子】をいただくことに。店員さんから再三「辛いですよ、相当辛いですよ」といわれましたが辛いものに耐性はありますから。やって来た水餃子。うん、見るからに辛いわ。早速一口。おー、辛いけど旨い。これめちゃめちゃ旨い。肉団子と水餃子、そして漢方の何かが入ってますが辛さを軽く凌駕する旨さなのです。旨めぇええええ!
やっぱりこの店は馴染みますわ。こう、居心地の良さがとんでもないのです。恐らく今後札幌に来ることがあればこの店を主眼に食べる店を選ばねばなりませんね。というか次回はここで片っ端から喰いまくりたいです。その場合、二人では厳しいので応援を求めねばなりませんね。いやー御馳走様でした。
帰りに店長さんらしき方からまた是非にとショップカードをいただいて超御機嫌でホテルへと戻っていきました。さていよいよあと一日となった札幌小樽の旅。明日は一体何が喰えるのでしょうか。
明日こそは早めに起きて行くべき所があるのです。
いうまでもなく市場ですけどね。頑張って早起きせねば。
今回のお店:
寿し処 たかつか
北海道小樽市花園1-5-4
Tel.(0134)22-0008
モントルグイユ
北海道札幌市中央区南3条9-100-6
Tel.(011)232-0620
Singapore Style KOPITIAM (シンガポールスタイル・コピティアム)
北海道札幌市中央区南3条西7-5
Tel.(011)219-7773
寿し処 たかつか
北海道小樽市花園1-5-4
Tel.(0134)22-0008
モントルグイユ
北海道札幌市中央区南3条9-100-6
Tel.(011)232-0620
Singapore Style KOPITIAM (シンガポールスタイル・コピティアム)
北海道札幌市中央区南3条西7-5
Tel.(011)219-7773
2010年7月15日 18:28
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