- 時には欲望のままに溺れてみましょうか
- → ぜん at 10/31 (19:29)
- → おがちゃん at 10/31 (19:37)
- → てつや at 11/01 (08:21)
- → くにきや♀ at 11/02 (13:02)
- → てつや at 11/02 (13:42)
- 古都を楽しむ
- → おきらくきれこ at 10/30 (00:29)
- → ktokuri at 10/30 (13:55)
- → てつや at 10/30 (22:38)
- 行き着く先はいつも…
- → おがちゃん at 10/25 (21:52)
- → algino at 10/25 (22:02)
- → ゆうちゃん之助 at 10/26 (00:50)
- → あさみ at 10/26 (09:11)
- → アマグリ at 10/26 (09:51)
- 一期一会というよりも…
- → おきらくきれこ at 10/23 (17:15)
- → おーちゃん at 10/23 (22:20)
- → てつや at 10/23 (23:54)
- → 骨なし at 10/24 (00:37)
- → やっさん@鳥頭 at 10/24 (13:45)
- あっという間に。
- → おがちゃん at 10/21 (09:13)
- → こまつ at 10/21 (09:50)
- → Yoshi at 10/21 (10:04)
- → ξフジワラ at 10/21 (12:49)
- → てつや at 10/23 (16:21)
焼肉。やっぱり焼肉を喰わねばココを更新しようというパワーが出ない。だからといってむやみやたらと焼肉を喰ってる訳じゃないですよ。うん、控えめ。一時期の一ヶ月の夕飯半分が焼肉、なんてことはやりません。
いい加減オトナにならねばならないし、何よりジャケットの前ボタンが保ちません。引きちぎれます。冬服を全て買い換える気概がなければ不可能という事実。いやぁ、今年の服は全体にタイトですよ(太った)。
ということで久しぶりに焼肉。あ、そういえばついこの間、三日で四軒焼肉ってのをやりましたね。うん、過去は水に流しましょう。大切なのは「今」と「未来」なのです。
久しぶりの「一龍」さん。で、生とホルモンだけ頂きましょうという予定。え〜と、まずは生は…。ミノ刺、レバ刺、タン刺。これが三種の神刺。うは、相変わらず旨いなぁ。ミノ刺なんて堪らんよ。
何というか、今回の不思議。レバ刺がイマイチビジュアルがよろしくない。というか、あまり美味しくないお店とよく似た色合い。なのに。本当に不思議。旨いのです。それも抜群に旨い。
この辺りが、まだまだ修行が足りないんですよね。見た目に騙されるのです。例えば、白センマイは一手間かけて真っ白なセンマイ。なのでつい美味しいのかと思ってしまうのです、が。
あの灰色のセンマイの方が旨味が多い。甘いというか、水臭くない。生肉は触らない方が旨いと思ってしまうのです。見た目の綺麗さに騙されてはいけない。なのにレバ刺ではすっかりとやられるのです。
ま、旨い方に騙される分にはいくらでも騙されましょう。旨い旨い。タレのホルモンも実に旨い。今回はウルテ、タケノコ、チレ。ウルテの包丁は相変わらず素晴らしく、タケノコの脂加減も堪らない。
そして焼チレの旨さは秀逸。今までこれだけ旨い焼のチレは喰った事ないかもと思わせます。といっても、そんなに喰った事ないですが。おいているお店が少なすぎ。恐らくホルモンミックスに含まれるのでしょう。
というところで御馳走様。この間、実に三十分強。相変わらずの一気食い。旨いものは止まらず。で、お店を出てみると二組ほどお待ち状態。う〜ん、このお店もやはり美味しいだけに繁盛していますね。
というのも、実は一龍の前にポッサムチプさんも覗いてみたのですよ。んが。満席。まぁ、週末の繁忙時間帯だったので仕方ありませんが。いやいや、十二月の米国牛解禁など待たずとも繁盛するお店はこうなのですね。おそらく、米国牛とは関係のないお店ばかりでしょうが…。
あ、自炊は米国牛大歓迎です。
安定供給は大切な事です。
今回のお店:焼肉「一龍」
兵庫県神戸市長田区菅原通2-1
TEL.(078)578-5230
ちょっと仕事で京都へ遠出。いや、本当は別に行く必要などなかったのですが、そろそろおでんが美味しい季節となりまして。で、京都に美味しいおでんがあると聞いては居ても立ってもいられずに。
仕事は、まぁ、それなりに終わらせて、17:00なったらお店へと。ってか、たまたま終わったのが17:00。ちょうどいい時間じゃあありませんか。という事で先斗町(ぽんとちょう)。
鴨川沿いのお店は、夏季には川床(ゆか)が出るとか。まぁ、おでんを食べる季節にはないですか、川床。寒いし。そんなことより、おでん、おでん。
盛り合わせて頂いちゃいました。最近は取り敢えずお薦めを頂くのが習慣となっています。え〜と。旨そう。今回のご同行の方から、結構薄味とお聞きしていたのですが、喰ってみると、そんなに薄いとは思えない。
多分、まだ季節も早いので濃いめの味付けにしているのかな?ほら、腐らないように。というか、おでんの味って濃さはどんな感じなのか。随分久しぶりなのでそれが分からない。まぁ、美味しかったので問題は無いですが。
で、次に頂くのは生麩の田楽。うは、いいねいいね。如何にも雅な一品。いわゆる味噌田楽。見目麗しく頂きます。わ、予想以上に甘い。これは意外でびっくりです。もっちりとした食感が何とも。
これって酒の肴にはちょっと甘過ぎですねぇ。といいながら、いつも間にやら日本酒に切り替わっていたり。で、またこれが日本酒(やや辛口)に実に合っていたり。ってかさ、日本酒って何喰っても旨く感じるんですけど。
最後にくみ上げ湯葉。何というか、固まっていない豆腐。これはいい!実に京都らしい。ようやく京都で酒を呑んでいる気分に浸れました。ふわっとして、口の中で消えていく。うん、いいですねぇ。
さて、帰りもそこそこ時間がかかりますのでこの辺りで、御馳走様。この後は神戸に帰って焼肉。うん、いつのもコースといいますか。所謂マンネリ。いや、そういう言い方はよろしくない。母の懐へ還る、とでもいっておきましょう。
機嫌良く「くにきや」さんへ向かおうと電話を入れると「ポッサムチプ」さんで待機中とか。いや、何で?定休日と間違えたのですか、そうですか。じゃあ、そちらへ向かいます、ということで楽しく焼肉喰ってきました。
古都の情緒もすっかりと忘れるほど…。
いつもながら美味しく頂きました
今回のお店:お食事処「山とみ」
京都府京都市中京区先斗町四条上
TEL.(075)221-3268
最近、といいますか、怒濤のイベント・旅行ラッシュが終わって以来、比較的おとなしく暮らしていました。自炊、特に野菜中心のメニュー。主食が納豆・冷や奴・枝豆という豆尽くし。それはそれでバランス悪いですが。
まぁ、ほら。夏という事で、万願寺唐辛子だの水茄子だの美味しいものがあるんですよ。で、努力の甲斐もありまして体重と体脂肪の調整に成功した訳です。素晴らしい。実に素晴らしいのですが…。
やはりたまには焼肉…ってか肉を喰いたいじゃないですか。で、土曜日にお出かけした時に「くにきや」さんへと伺った訳で。それはそれで満足だったのですが、日曜日。一日お休みの日曜日。
ふと、ネットで検索などしていると、三宮に新店舗。しかもホルモン自慢のお店。…ほら。これはやっぱり行っておいた方がいいんじゃあ。で、まぁ、散歩がてら、よさそうだったら入りましょうと御料人様とお出かけ。
…このお店の話はやめておきますが、取り敢えず何品か頂きまして。この何品というのが曲者で、更に食べたくなるのは世の常。で、行ってしまいました「とく丸本舗」さんへと。久しぶり、お久しぶり。
美味しいホルモン(主に丸腸)が食べたかったので、その辺りをチョイス。予想通りの旨さ。こりゃあ来た甲斐があったというもの。旨旨なのです。適当に呑んで、一駅か二駅ほど歩いて帰宅。これで必要以上のカロリーは消費なのです。
そして明けて昨日。仕事でうろうろしてましたが、夜は御料人様がお仕事で会食ということで一人。そこへ届く 悪魔 からのメール。ええ、行きましょう。久しぶりに行きましょう。で、焼肉。
本当に久しぶりの「のぎく」さん。ここでは当然のように「半皿」「中辛」「肉入り」をご注文。これにマッコリ1リットル。さぁあ喰うぜい!という体制で。ってか、もう喰った。旨かった。
そういえば、こういうダイナミック系の焼肉は本当に久しぶりでした。ココしばらくはくにきやさんやポッサムチプさんの繊細・いい肉系が主だったです。久しぶりの揉み揉みホルモン&カルビたちは実に旨かった。
ああ、やっぱり私が帰ってくるのはこういう焼肉でもあるんだな、と実感。うん、もうね。食が細くなったなんて言えないね。自分が育てている(焼いている)肉を取られると本気でムッとするほどガッついていた。
十代の勢いを思い出しつつ、やっぱり焼肉は色々なスタイルを偏らないように食べる方がいいんだと。それこそが細く長く食べ続けていける秘訣なんじゃないかと心から実感した夜でした。
三日連続、四軒の焼肉店を巡った答えをようやく見つけました。
ってか、ホント喰いすぎ。一駅歩いて家に帰った事は付け加えておきます。
今回のお店:
炭火焼肉「くにきや」
兵庫県神戸市中央区元町通3-2-17
TEL.(078)393-3050
焼肉「のぎく」
兵庫県神戸市長田区松野通1-8-2-104
TEL.(078)621-7113
「牛の全部位食い尽くし」企画はぼちぼちと進めていきます。というのも、ポッサムチプさんにお願いするとしても、これからは年末年始。忘年会新年会でお忙しい時期に、牛一頭分喰わせろなどという無茶は言えません。
なので、まぁ年明けくらいを目処に考えていますが、どうも世間の風は恐ろしいまでのフォロー。というか、既に私飛ばされそうです、「いつやるんだ?」という一部の怒号に。いや、だから、しばらくお待ち下さいませ。
で、昨日。土曜日は仕事がお休みですので、ちょいと足を伸ばして海月食堂さんへ。というか、本当は御料人様がお仕事の予定だったので、近所で蕎麦でもって話が仕事が無くなったので足を伸ばしてとか、ああ、なんかそんな感じで。
秋定食などお願いしまして。秋ですから。あ、今回写真がないです。というのもそんなつもりでなく家を出ましたから手ぶら。うん、たまにはいいじゃないですか、いつもサーバの容量を減らすことばかりせずとも。
肉っ気が全くないヘルシーなお料理をいただいて、まったりしてますと、ありゃ。どこかで見たことのある後ろ姿。あの方が。なるほど、よくいらっしゃるとは聞いてましたが本当ですね。こんにちわ。
でまぁ、その後、ちょいと用事を済ませると、すっかりと夜。夜っていいな、夕飯が食べられるから。ということでお食事して帰ります。うん、いろいろと疲れたので自炊パワーがなくなっちゃった。ってか旨いもの喰いたい。
御料人様の記憶で、最近出来た韓国料理のお店に行きましょう、ということになり。お店。ありました。どうやらスナックかバーを居抜きで使っておられるような造り。ってかカウンターと小さなテーブルひとつ。
取りあえず、酒が安い。料理も決して高くない。うん、いい。早速眞露チャミスルをご注文、食べ物も色々と。写真が撮れなかったので、次回報告させていただきますが、結構お気に入りということで。特に豆腐チゲ。辛くしてね、とお願いすると素敵なことになりました。
さて、ではぼちぼちと歩いておうちに帰りましょう。駅三つ分を歩く気満々。東門街からてくてくと元町。ふと、くにきやさんが満席になっているかどうかが見たくなりまして。お店の前まで行くと、あ、珍しく満席じゃない。こ、これは。
ええ、入りましたとも。吸い込まれるように入りましたとも。取りあえず生だけ食べましょう。あ、私はカルビもタレで喰いますが。という事だったのですが。
え〜と。最近よく来ているとは伺ってましたが。焼肉の日にご一緒したお嬢さんが喰らってました。肉を。うわー、あれ以来ですね。ってか、今日はそういうお人に会いっぱなしですよ。うん、こんな日もあるんですね。
とまぁ、世間話もそこそこに。私たちも喰いますよ、とお席に。あ。後から入ってきた方は、いつも企画に参加してくださるお嬢さんじゃあないですか、こんばんわ。いよいよ今日はこういう日なのですね…。うん、人生の出会いというやつを感じますねぇ。
でまぁ、写真を撮ることもなく、平和に生盛り合わせとカルビとハラミを喰いましてごちそうさま。ええ、二軒目ですし、この辺りで上品に終わります。しかし、本当に今日は知り合いに会いすぎです。
行動範囲が狭すぎるという噂もちらほらとあるのですが…
実は「偶然いたりして」と御料人様と笑って話していたので、結構ビックリしたのです。
お詫び:リンクのお申し出を多数いただいておりますが、現在私的に多忙なためサイトを拝見できていません。今しばらくお時間を下さい。申し訳ありません。
いやぁ、昨日は久しぶりに焼肉でした。ええ、二週間以上食べてませんでしたから。で、久しぶりに食べると、これがまぁ、見事に食が細くなっておりました。いつもよりかなり少なめに注文したのですが、最後はかなり満腹。
特に気付いたのが、赤肉が圧倒的にダメになっています。サシの強い肉がたくさん食べられないのです。一切れ二切れぐらいは実に美味しく食べているのですが、ある量を過ぎると辛くなってくる。
そういえば、昔から「焼肉はホルモン。サシの強い肉はそれなりの食べ方があるはず」などと豪語していたのに、最近サシの肉付いていました。それが、この二週間ほどの間に、元のホルモン食いに戻っているのです。
というのも、塩で赤肉を喰った後にホルモンの盛り合わせを喰ったのです。これが実にするすると喉を通っていく。さっきまで、リバース覚悟とも言えそうな喰いっぷりが嘘のように。やはり私はホルモン食いであることが発覚しました。
で、実に美味しく頂いた後で、ご主人に昨日の企画「牛の全部位食い尽くし」ってのをお話ししてみたんですよ。やりたいなぁ、と。するとまぁ。参加くださるそうです。いや、参加じゃなくて。このお店でお願いしたいんですよ。
そう。お店が決まりました。ポッサムチプさん乗り気です。ホルモンはツラミ・タンからテッポウまで。出来るならコウガンやサオなんかも喰ってみたい。赤肉は当然ロース・カルビどころか肩、バラ、腿、尻、脛などなど。あらゆる部位を少しずつ。わはははは。こんな無茶な企画、何でしたらテレビ局の取材だって受けちゃいますよ。全国生中継で牛を喰らい尽くし。
取り敢えず、現在お見積もりお願いしています。一体どのくらいの費用がかかるのか、もう楽しみで楽しみで。そんな訳で、詳細が決まり次第報告させて頂きます。いやいや、しかし。この話題で一ヶ月は持つかと思ったのに、二日で終わりですか。
今から胃袋鍛えて血戦に備えなければいけません!
参加募集は追ってさせて頂きます。しばらくお待ちください。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
先ほど、私の焼肉師匠とのメールのやりとりの中で、「牛の全部位食べ尽くしという企画」が立てられました。まぁ、今現在食べる事が出来なくなった部位(脊髄、脳、目玉、回腸の一部)などはありますが、一般に入手できる、もしくは裏から手を回せば入手できる部位を食べ尽くそう、という悪魔のような企画。
実は最近悩んでいたのです。というのも、本来ここは焼肉サイトとして「情報発信とコミュニケーション」が主題だったはずです。お店情報や、紹介などもいいとしても、どうも私の「飯ブログ」と化してしまっています。これはいけない。
「ロースとカルビの分け方研究」に着手する事もなく、外食しては報告、旅行に行っては旨いものの報告だけという体たらく。元々blogは道具として利用しているのであって、手軽だからと飯報告でお茶を濁している場合じゃない。
というところに件の企画。面白い。牛食い尽くし。一頭丸ごとは不可能だとしても、20人ほどの人間がいれば、少しずつというか一人あたり一切れずつくらい、はねした、フランク、ランプなどなどの赤身肉や、ミノ、レバー、てっちゃん、小腸、センマイ、アカセンマイなどなどのホルモンも食い尽くせるでしょう。
ま、現在一身上の都合により、外食を控えているのですが、この謹慎期間が終わった頃を目処にやっちゃいましょうか?で、ついでといっては何ですが、この機会にあらゆる肉をローズとカルビに分けちゃいましょうか?
あれです。いきなり一回で食べきれなくても構いません。何度かに分けて少人数でもいいんです。要は「全部位を食べきる」という勲章ですよ。ということで。今回からしばらく、部位の情報集めを始めようと思います。ご賛同頂ける方からの情報をお待ちします。
なのでこれから「どういう形で情報を整理するか」のご意見などもお待ちしています。また、「こんな肉なら用意してあげるよ」とおっしゃって頂けるのを首を長くしてお待ちします。そう、日本一の焼肉莫迦となるように頑張るのです。
ようやく軌道修正する気になったようです、私。
このほうが痛風にならないような気もしますし。喰い過ぎはダメですね。
一身上の都合により、鱒寿司のお話は一気に書かせて頂きます。ええ、恐らくご想像の通りかと思いますが、そろそろ記憶が危ういのです。一週間ですから。なのでこれ以上の引っ張りは不可能と自己判断いたしました。
さて、駅までの移動途中で購入した鱒の寿し。「高芳鱒寿司店」を移動中のサンダーバードで頂きます。このお店は「焼肉はやし」のお隣。本来ならば焼肉を喰った方がネタ的に面白いのですが、今回は…。
で、早速頂きましょう。といいたいところですが、さすがに駅に止まっている間に食べ始めるのは気が引けます。というか旅情無しで喰うのは勿体ない。今しばらく、列車が動き始めるのを待つ二人。オアヅケ。
ようやく動き始めたので頂きます。なんだか無意味なような気がしますが、分かる方には分かって頂けるこの感情。うふ。包みを開けると。ほう。これもひっくり返すオーソドックスタイプ。
アレですね。駅で売っているタイプは比較的そのまま食べれるのですが、お店で買うと昔ながらの逆さまタイプ。恐らく手作りの賜物というか、キオスク用は列車で食べやすい用というか。
さて、では食べましょう、というところで致命的な欠点を発見!箸が入っていない…。ちょ、ちょっと。今や列車の人と化した私たちには箸を調達する術がない。あん、仕方がないわね。と手掴み。基本。
味の方は実によく〆てある気がします。買ってすぐに食べているのですが酸味は強め。鱒は薄目でご飯はしっかりと固く締め付けているようです。手掴みで食べるには実に適しています。はっ!もしやそれを見越して箸がないのでは?
ま、そんな事はないでしょうが、列車で食べるには適していると思うのは私たちだけでは無いと思います。うん、旨かった。
そうそう。お店によっては半日以上置いてから食べるようにといわれることもあります。やはり鱒の寿司というのそういう意図で作られているのでしょうね。そういう意味では、移動中に食べやすいこの鱒の寿司は正解でしょう。
という訳で、間をすっ飛ばして帰宅。時間もすっ飛ばして夜になりましたので、ここでまたまた鱒の寿司。しかも、今までは二人で仲良く半分こだったのに二人で二つ開けますよ。ええ、開けますとも。
まずは「今井商店」から頂きます。あ、本当は両方平行で食べたのですが、それでは分かりにくいのと比較検証しているようなのでひとつずつ。この鱒の寿司は珍しく中のビニールにも店名が。
で、逆さまのオーソドックスタイプです。鱒の切り方が結構大きめに感じましたが、これはたまたま鱒が大きかったためかも知れません。では切りましょう。頑張って六切り。こちらは全体に薄めですね。
鱒もご飯も薄目ですのでバランスはちょうどいい感じ。では頂きます。ん?塩がちょっと強めですか?魚もよく漬かっている印象。朝購入した分なので、特別時間は経っていないのですが。
おそらく最初からこういう味付けなんですね。私は個人的に生の方が好きなので、よく漬かっているタイプは好みではありませんが、これはこういうニーズで作られているんだな、と思わせる味付けでした。
ちなみに、今回色々と食べていますが、評価をつけるためではありません。自分達にベストフィットの鱒寿司を探す事を主眼に置いています。ですから旨いという評価で甲乙はつけませんよ。
というか、全ての鱒寿司のコンディションが同じでない以上、ランク付け事態が莫迦げていると思っています。万一不味い場合は無かった事になってますが、今回全て美味しかったという事は付け加えさせて頂きます。
というところで次の「小林鱒寿し店」です。こちらもパッケージをときますと、おや、木蓋の焼き印が独特。オリジナリティが光りますね。で、ぱっかりと開けますとこちらも裏返し。ひっくり返して頂きます。
うむ。生!ですね。ご飯も少なめに感じましたね。あ、本当にコンディションにばらつきがある手作りですから、私の書いている事が全てじゃないですよ。もしかすると時期によって云々ありますからね。
で、好みという意味では実に好み。旨い、莫迦旨。これなら一人で一桶ぺろりといけますね。うん、さすがに人気のお店ですよこれは。評判に違わぬ旨さ。大満足。今のところ、この小林の鱒の寿司をイチオシといわせて頂きます。
でまぁ、よくよく考えてみると、朝から鱒寿司ばかり食い続け。朝昼晩と合計四種類の鱒の寿司。まぁ普通に考えれば飽きが来そうなものですが、全くそんな事がありません。いやね、たまに買ってくるお土産物の鱒の寿司なんかだと途中で食べるのが嫌になったりしていたのですよ。
それがですね、今回はいくらでも食べられるし食べたいと思う。うん、やはり「土産物」ではなく「本物」は旨いんですよね。よく「名物に旨いものなし」といわれますが、そんな事はないと納得したのでした。(完)
と、ここで終わりそうな書き方ですが、ある意味本番はここから。というのも、去年の感動をもう一度、ということで「紀雅本舗鱒の寿し店」でも購入しているのです。ええ、旨いモノは逃しません。
といっても、食べたのは翌日の夕食。あれですよ、購入が月曜日の朝。食べたのが火曜日の夜という「美味しくお召し上がり頂ける」期日ぎりぎり。言ってみれば、前回のチャンプなのだから、多少のハンデは仕方がない、というところ。
では頂きます。これが最後の鱒の寿司。蓋を開けると見目麗しい鱒のお姿。確か去年見た時はもう少しピンクがかっていたような。やはり丸一日半置いていたので生加減が弱ったのでしょうか?
ま、食べてみなければ分かりません。早速六切り。ぱくりと。あう。旨いわ、やっぱり旨いわ。何といいますか、生加減が落ちているなんて事無く、実に鱒の旨味が溢れておりますよ。うん、やっぱりこれ、好みだわ。
人生最高(暫定)の鱒の寿司ですよ。鱒の身も厚めにカットされていて、ご飯がやや少なく感じますが、これはもう酒の肴と言っても過言じゃない。つーか、何で今日は立山がないのかと怒りすら感じます。
ぎゅっと締まっている鱒の寿司が、口の中でほどける感覚。これは今回食べた全ての鱒の寿司に共通の旨さ。これが、紀雅の鱒の寿司は特に強く感じます。鱒自体も柔らかく、これだけでも充分な旨さですが、酢飯と一緒にほろりと崩れると、もう、ほら。
旨いとか美味しいとかは今までの鱒の寿司でも感じてきましたが、食べる「幸福感」まで含まれている感じ。ああ、もう取り敢えず絶賛しておきましょう。全く、溶けるように無くなる鱒の寿司。ご馳走様でした。やはり二重(大)にしておけば良かったかしら。
ああ、そういえば。紀雅の鱒の寿司、小・大・特選という分け方に変わってましたね。確か前回は、一段重ね・二段重ね・特選だったと思うのですが…。まぁ、時代の移り変わりというヤツでしょうか。呼び名なんて何でもいいのです、旨ければ。
ということで今回の鱒の寿司レポートは終了です。いやいや、どれも特徴があって美味しかったのですが、何といっても紀雅は私の琴線に触れます。もうね、多分、取り敢えず、必ず、富山に行った際には「紀雅本舗鱒の寿し店」に立ち寄る事でしょう。
さぁ、次回は何軒の鱒の寿司が喰えるかな?
既に目星をつけ始めている私と御料人様は壊れてますか?
今回のお店:
鱒の寿し「高芳鱒寿司店」
富山県富山市本町3-29
TEL.(076)441-6873
鱒の寿し「株式会社今井商店」
富山県富山市石倉町1-30
TEL.(076)421-2356
ますの寿司「小林鱒寿し店」
富山県富山市東町1-3-7
TEL.(076)432-5405
鱒寿し「紀雅本舗鱒の寿し店」
富山県富山市上本町8-6
TEL.(076)421-1324
前夜に鱒の寿司を頂きましたが、翌朝も鱒の寿司を頂きます。ええ、鱒の寿司の神様が光臨なさいました。では、早速。本日の鱒の寿司は昨夜入手した「川上鱒鮎寿し店」の一重です。今回は基本的に一重を食べるようにしています。
といいますのも、前回の富山旅行の際、某店の特選と一重を食べ比べたのですがイマイチ分からなかったということがありました。ええ、どちらも旨かったし、特選の方が間違いなく旨いのですが、値段対効果が分からないと。なので、今回は全て一重もしくは一段または小ということになりました。
で、朝から早速。世界のグルメであるところのインターネッツによりますと、生系のお店とか。生っぽい鱒の寿司の方が好みですからということで、今回結構楽しみにしていたお店。ではでは頂戴しましょうか。
ということでむきむきと包装を引っぺがし、中身の確認。あ、ご飯だけ。まさか、鱒を入れ忘れ?そんな莫迦な!これでは「鱒の寿司」ではなくて「の寿司」じゃないですか。などという事はなく。昔ながらに逆さまに入っているだけ。
蓋の上にひっくり返して竹の葉を剥くと見事な鱒の寿司とのご対面。ほう、綺麗なお姿。これを六つに切りましょう。六つに切るのは難しいのに、なぜわざわざそんな事を…と思われると思います。ええ、私もそう思います。
ま、最初にそう切ってしまった自分が悪いのです。なので今回は全て六切り。切り口など見てみますとほう、思ったよりもみっちりと詰まってますね。では一口。ほう、旨いじゃあないですか。
生っぽいと聞いていましたが、思いの外しっかりと〆てありますね。酸味は少なめでご飯は少し固め。見事に旨いです。鱒の方もあっさりと脂の乗りは少なめで、朝一番に食べるにはちょうどいい感じ。実に食べやすい。
確かに食べ比べるとお店ごとに味は違います。これは好みの味を探す旅に出られそうですよ。もう、興味津々という事で、発泡酒で完食後、購入の旅に出る事にしました。ええ、買い漁りますよ。バブルの頃の土地のように。
早速のお出かけは、川上と一緒に朝買おうと思っていた「小林鱒寿し店」へと向かいます。このお店、予約しないと一桶しか買えないという人気店だそうで。ならば朝早い時間なら、とお伺いいたします。
無事お店を発見。早速購入致しました。今回の旅三軒目ですね。その帰り道。もう一軒ついでに買いに行きましょう、というお店「高芳鱒寿司店」へと向かう予定でした。が、ですね、ここで別のお店発見。
まぁ、予定をすぐに変更するのは私たちの習性ですから仕方なし。「今井商店」にて一重を購入。ええ、買っちゃいましたよ。あ、高芳の方ですが、こちらはきっちりとホテルから駅に向かう途中で入手いたしました。
買うと決めれば必ず買うという、実に喰い意地の張ったことで。と、そういえば忘れておりました。食事前に。そう、朝の鱒の寿司を食べる前に実はもう一軒、買っていましたよ、ええ。
前回、余りの旨さにすっかりと鱒の寿司の虜にしてくれました「紀雅本舗鱒の寿し店」の一重。お土産発送もこのお店から。頑張って東京で食べられてください鱒の寿司。ということで食べちゃった分を含めて合計6軒分。
これだけ食べれば富山名物も本望でしょう
ということで他のお店の続きは次回以降に。
今回のお店:鱒寿し「川上鱒鮎すし店」
富山県富山市丸の内1-2-6
TEL.(076)432-5129
富山最後の夜。翌日の朝から鱒の寿司を買い漁る算段をしまして。で、目星をつけたお店をネットで検索。あそことあそこと…と、買う順番を検討。ええ、もうすっかりと鱒寿司の虜なのです。
結構朝早くからお店は開いているそうなので、取り敢えず二軒ほど行く事にしました。ということで腹も減ったので夕食へと勇んで出発。まぁ、せっかくなので明日の朝迷わないように下見がてら鱒寿司のお店へと。
あの、開いてますよ。ああ、そういえばまだ18:00過ぎでした。どうしよう?え〜い買ってしまえ。ということで購入〜。うん、明日は別の店で買えばいいよね。ということに決定。相変わらずの脳天気。
それを持ったまま、前回の冬に来た時にお気に入りの大衆料理のお店を目指すのです。というのも、日が暮れると結構寒い。アロハシャツに薄手のジャケット引っ掛けただけでは幾分からだが冷えるのです。
そこで、冬に「名物は湯豆腐です」とおっしゃっていたお店で暖を取ろうという戦略。うん、寒いからね。さて。肝心のお店。無くなってました。いや、きっと無くなっているんだろうなと、昼間の偵察で分かっていたのです。
でももしかすると、同じ経営者かも知れないという儚い希望を胸に訪れたのですが、残念です。何せ肝心の「湯豆腐」っていうメニューが無い。これではこのお店を選ぶ意味がない。うん、仕方ない。
でまぁ、ここに来るまでにあった「大漁鍋」という看板メニューのお店へと。あえて色々と書きませんが、大漁鍋、暖まりました。ご馳走様です。というところで御料人様とご相談を。ええ、密談です。
「昼間に買った鱒寿司を食べようか?」というご意見。うん、それは良い意見じゃないですか。というのも、昼間に購入した鱒寿司は明日が賞味期限。そして今しがた買ってきた寿司も明日中にということ。
きっと帰りに大量の鱒寿司(自分達用)を購入する事は火を見るよりも明らかですから、出来るだけ前倒しで食べていきたい。賛成。ということでホテルへと戻って御夕食第二弾が始まります。本日の夕飯は二部構成となっております。
高岡で買ってきた鱒寿司。早速頂こうじゃないですか。今のところ食べていた鱒の寿司は、お土産用の一口サイズばかり。ここでとうとう本物サイズの鱒の寿司を頂戴いたします。うはっ楽しみだ。
がばちょと開けますといつものように見事な鱒の寿司。美しいピンク色のお姿です。富山市内の鱒寿司と高岡の鱒寿司の違いというのを早速調べましょうか。分かりません。ええ、私如きに分かる訳もなく。
取り敢えず頂きます。手元には立山。こうなったら徹底的に呑んで喰うのです。ワンカップですが。え〜とお味の方は、と。うん、旨い。普段、新幹線内で食べているものとは全く違いますね。
ご飯は甘めで酸味は少なく。鱒の方はしっかりと脂が乗っています。肉厚でしっかりとしたお味。ただ、見た目からするとサーモンじゃないかな?とも思いますが、まぁ、似たようなものですから。って、それで良いのかどうかは分かりませんが。
味の方は実に美味しく頂きました。はい、立山に合います、旨いです。やはり鱒の寿司は日本酒が一番合いますね。旨さが倍増するじゃないですか。やっぱりこれは他のお店の鱒の寿司を買いまくる事に決定しました。
いやね。よく考えたら一重の鱒の寿司って、大体どのお店でも1,100〜1,300円なんですよ。特選とかじゃなければ。で、二人でこれを半分こすると、えらく安く付くじゃないですか。その上、この所の飽食から外れて「節制」出来ますから。
ということで、明日から鱒の寿司三昧することに決定。本格的に決定。どの店で買おうかと楽しく相談しつつ、富山の夜は更けていくのでした。
で、テーマを「節制」から「鱒の寿司」にすり替えました。
美味しけりゃあ何だっていいのです。まずは一軒目ご馳走様でした!
今回のお店:ますの寿し「高田屋」
富山県高岡市南幸町4-16
TEL.(0766)24-0201
いつもいつも旅行に行っても観光しない私たち。ほら、美味しいものは町中にあるじゃないですか。そうすると、路地の隅々までどんな店があるのか探したくなりませんか?で、そんなことやっていると、あっという間に時間が過ぎてしまうのです。
だから、例えハワイに行っても町中をうろうろ。観光名所に行く事はありません。だって、見晴らしのいい山頂や、星空が綺麗な海岸に旨いモンはありゃあしませんから。ですが。今回富山では異変が。
というほど大したことでもないのですが、ほら、富山の駅前付近は確かに繁華街ですよ。でも、海じゃない。つまりは漁港の市場へと行きましょう、と。有名処では、黒部・魚津・氷見などなど。で、今回は氷見漁港へと焦点を絞りましょう。
漁港。その甘美な響き。氷見にはフィッシャーマンズワーフという施設があって、新鮮な魚などを販売しているとか。それは是非行ってみましょう。ということで列車に飛び乗り(危険ですから駆け込み乗車はおやめください)一路、氷見へと向かいます。
途中、高岡駅にて乗り換え。無事に氷見駅に到着。無事、素晴らしい。あ、雨は降ってましたが。どうも私たちが動こうとすると雨が降る傾向があります。それも旨いモノのためならばものともしませんが。
海っぺりなど歩きつつ、潮風に吹かれて幸せ求めた旅なのです。海岸ではカモメとおぼしき鳥が、一斉に海を見ています。あれですか、人生について集団で思う事があるのですね。いや、海を見ているとそんな気分になるのは理解できますよ。
ま、恐らく魚の群れがくるのを待っているのでしょうが。要するに御食事前なのですね。わははは、私たちと同じじゃないですか。では私たちも向かいましょう。漁港内にあるという、漁師さんが食べに来る食堂目指して。
…大行列。いやね、ほら、三連休の中日でしょ?きっと混んでるとは思ったのですよ。が、駅からココまでほとんど車も走っていない。たまに後ろから追い越される程度。歩いている人なんて皆無だったわけですよ。
それが、この狭い空間にみっしりと。恐らく100人くらいは並んでいたんじゃないですか?これは御勘弁。飯喰う前に干上がります。無理。なのでフィッシャーマンズワーフの方へと移動。あっちの方が美味しいに決まっている。(きつねとぶどう@イソップ的解釈)
わははは。大混雑。人一杯。御料人様は、扉を開けようともせずに帰るつもり。いやいや、せっかくここまできたから、中を見るくらいは…。ということで軽く一周。はい、お疲れ様でした、撤収。
ていうか、多分富山県内で一番人口密度高いんじゃねぇ?この瞬間。と思わせるほどの混雑にあっという間に嫌気が差しまして。で、こういう場合は早々に見切りをつけるのが私たち。並んで食べよう何て気はさらさら無し。
移動〜。向かうは来る途中で見かけた漁師料理のお店。だったのですが、ちょいと横道にそれると商店街。なるほど、戻りついでにこの路を通りましょう。旨そうな店があれば入りましょう。
そうと決まれば、後は感と鼻を利かせて歩くのみ。くんくんくん。途中で氷見うどんの乾麺を買ったりしながら突き進みます。で、お店発見。ほう、食後にコーヒーとデザート付きの寿司店ですか。
本来、そういうオプションが付いているお店は避けるのですが、避けがたい店の雰囲気があるのです。意を決してコンニチワ。お、なかなかいいじゃないですか。ココに決定しましょう、頂きましょう。
定食は色々とありますが、まずは刺身定食。定番というか、漁港近くの寿司店で不味い訳がない。これは当然頂きます。で、あと一品。焼き魚定食。ほうほうほう、これにしましょう。“時価”ってのが気になりますが、万単位ってことは無いでしょう。
まずは刺身定食。ご飯に味噌汁、芋と豆腐の一品とお漬物。刺身は烏賊、甘海老、鰤、鰺の盛り合わせ。なかなかいいじゃないですか。では頂きます。うん、旨い。当たり前のように旨い。
さすがに魚が駄目という事は考えられないですね。旨い。特に鯖が旨い。脂の乗り具合といい鮮度といい申し分なし。しかしあれですね。こんなに毎日旨い魚を食っていると、これが普通になるんですね。いやぁ、これからの人生が怖くなります。
で、焼き魚。こちらは定食ではなく単品で。「今日の焼き魚はなんですか?」とお聞きしたところキジハタともう一種。見た目に赤くて旨そうだったキジハタでお願いします。ルックス重視。
しかも開かずに焼いて頂きました。まさにルックス重視。見た目に綺麗な焼き魚が喰いたかったのです。ま、目論見は正解でした。実に旨そうに焼き上がりました。時間は30分以上かかりましたが。
もうね、身がほろほろ。特に皮の辺りが旨い、旨すぎる。やっぱり魚は焼いても旨いです。うんうん、焼き魚最高!肉じゃないですが、「焼き」ってことで今回も御勘弁くださいね。つー旨さ。
ああ、やはり、感に頼るのが一番旨いモノが喰えます。旨かった。実に旨かったご馳走様。結局食事にかかった時間は一時間半。実にのんびり出来ました。普段はこんなに時間かけて食べる事はないのですが、この町の時間の流れがのんびりしているのかも知れません。などと詩的に語ったり。
さて、喰うだけ喰えば移動しましょうか。取り敢えず、富山の町に戻りましょう。でもこのまま帰るのも勿体ない。ということで高岡の駅で降りてみます。ま、本当は往路でも下車したのですが。待ち時間が長かったので。
ここでの下車の理由は鱒の寿司。実は富山名物である鱒の寿司は、地域ごとに味が違うようなのです。というか、店ごとにもかなり差があると聞きました。なので「高岡の」鱒の寿司を入手しようということに。
え〜と。こうなってくると大体お察しの通りになっていきます。そうです。鱒寿司のコンプリート。食べれる限り鱒寿司を食べようじゃないかと。ええ、この日の夜から実に楽しい食事風景へと変わっていくのです。ということで本日はこの辺りで。
いよいよ莫迦が加速して参りましたよ。
無茶な喰い方はしませんよ。さすがに節制というテーマがありますから。
今回のお店:割烹寿司「万葉」
富山県氷見市比美町5-15
TEL.(0766)74-3388
金沢の美味しい魚を食べまして、翌日は移動。ホテルに荷物を預けてお昼ご飯を探しに行きます。前夜、閉まっていたお店もお昼なら…、って、やはり閉まってますか。仕方がない。ちょっと足を伸ばして。
てなことで町中をぶらぶらと朝っぱらから。で、行けども行けども心惹かれるお店無し。カレースタンドとか、ファーストフード店とか。どうしようかと言いながら歩いていると断続的に雨。ハッキリ言ってびしょぬれ。
なので結局駅まで戻って昼食。まぁ、敢えていいませんが、日替わり定食をお願いしたらイカの煮付けが乾いていた。味はいいんですが、昼時のあの出入りの激しさは、皿に盛りつけて作り置きという。うん、まぁ仕方ない。味噌汁と一品の具が同じ(芋と豆腐)というのもご愛敬。
で、雨のしとしと降る中ホテルに戻ろうと歩き出すと、コレが貴方。あるわあるわ心惹かれるお昼の定食。ショック!なのですが、どうせまた来る時には同じホテル。次回のお楽しみとしておきましょう。
さて、再びサンダーバードで移動。富山着。旅の最終地富山。早速「立山」のワンカップを購入。そして富山といえば「鱒(ます)の寿司」ですがな。ちょいと間食用に一口鱒の寿司ってヤツを購入。本当は「鰤の寿司」も欲しかったのですが無かったので鱒・鯖・鯛の一口寿司。
うん、普通に美味しい。まぁね。駅の土産物コーナーですから多くは望みません。普通が一番。こういうところなので当然よく酢で〆てあり実に無難な味付けなのです。鱒と鯖を二人で半分こして。
それではいよいよ夜の町に…、と思ったのですが、まだどう考えても時間が早い(16:00)ので御料人様は展望大浴場、私は立山でエンジンを暖めて。暖機運転はエンジンを長持ちさせるのです、と言い訳などしながら。
で、銀嶺立山。普通種と書いてあるとおり普通に美味しいお酒。っていうか、この酒がワンカップで普通に呑めてしまう辺りに北陸の酒に対する底力みたいなものを感じます。これって、菊正宗や大関のワンカップと扱い同じですもの。ちょっと高いけど。
てなこと言いながら、御料人様がお風呂からご帰還。いよいよ出発と相成ります。今年の初頭に富山まで来ながら定休日(日祝水)だったために断念した、あの「板前料理 おら」へと向かいます。
いやね、前回の反省をふまえて、土曜日の開店と同時狙い。17:00到着。仕込み中。よし!こんばんわぁ。おおぉ、どうも!覚えてくれてましたか、一年ぶり二度目なのに。さすが商売の方は記憶力が違いますね。
で、カウンターのスミに座らせて頂き、早速出てきたのが「ハラハラ」という生のイクラ…って、生ですか。これは凄い。これがお通しってのも凄いですが。硝子よりも透明感のあるイクラ。これを箸でつまんで…箸でつまんで…箸でつ…ああ、つるつるとしてつまめない。
へ〜生のイクラってこんなにパンパンに張っていてつるつるなんですね。猪口からそのまま口を付けて頂くと、まさに磯の味。旨!いきなりアッパーカット喰らいましたね。今まで喰ったイクラって偽物だったの?と思うほどの旨さ。
「梅貝(ばいがい)あるよ」、頂きます。あとはお任せしますので美味しいところお願いします。まぁ、どう考えても不味いものが出るとは思えませんが。実はここのご主人、有名な板前さんだそうで、腕の方はピカイチなのです。ですからお任せ。
前回はあまりに調子に乗りすぎて訳分からなくなったので、今回はセーブしながらスタート。我ながら頑張ってますよ、節制節制。で、梅貝。大振りの梅貝は実に旨い。爪楊枝ででろりんと出して、って、あああ、また尻尾ちぎれた。
てな感じでお酒と一緒に楽しんでいたところ、刺盛りがやって来ましたよ。あうあう、これはまた。甘海老(あまえび)に青利烏賊(あおりいか)、きじハタ、鮃(ひらめ)などなど。甘海老ウマー!烏賊ウマー!な訳なのですよ。
で、この霜降り、これ何だっけ?もう勢い込んで喰っちゃったので分からない。鮪(まぐろ)のトロ?いや、もうウマイの何のということで御勘弁。やはり私に魚の事など分からないのです。出されたものを美味しく頂くのみ。
で、今回一番はなんと〆鯖。これが絶品。もうね、〆てあるのかないのか分からない位の微〆感覚。これが堪らなく旨い。甘いといってもいいほどの身の旨味が、微妙な〆加減で引き締まって実に旨い。
この刺身達を喰らいつつ、次の料理に備えてお酒をちびりちびり。「今日はゆっくり食べていって」とおっしゃいますが、この料理を前にのんびり食べるほど人間出来てません。喰う喰う、あっという間に。
てなことをやってますと、予約のお客さんが入ってらっしゃり、いよいよご主人にもエンジンがかかります。ていうか、ガソリン投入(飲酒)ががんがんと。うひょーです。出てきたのが白海老(しろえび)。ほら、富山名物。
この小さな白い海老が実に旨いのです。甘海老の数倍の甘さと言っても過言ではない、そんな旨さ。で、そのまま食べていたら、「ちょっと待って」と海老の上にウルカを。うわぁ、こ、これは。
もうね、幸せ至極。極上の白海老にウルカの塩っ気で。旨すぎ。旨すぎて気を失いそうになるのですが、ここで倒れている場合じゃない。さすがにこの辺りから食のペースを落としつつ、次のお料理。
わはははは。毛蟹(けがに)だそうです。毛蟹。時季はずれですが網にかかっていたとかで。丸ごと一杯頂きました。二人で毛蟹。お隣は万寿蟹(まんじゅがに)なのに。一杯しかなかったそうで。すみません、頂きます。って、旨!これ旨!
明らかに今まで食べた北海道の毛蟹より旨い。もっとも北海道に行って喰ってないですから、それを比べちゃいけないんですが、旨いとしかいえない旨さに包まれると、つい。まぁ何といいますか「幸せ」以外の言葉が見つからないという旨さ。
で、なんだか分からないうちに、お隣のお客さんからご主人が頂いていたお酒をご相伴にあずかりました。これがまた、美味しいお酒。満寿泉(ますいずみ)の「カメ一号」ですか、ほう。何でもカメで作っているそうで、確かにカメの香り。最初、古酒かと思いましたが違うんですね。失礼しました。
で、こうなってくるともう一品。出てきたのは鰯(いわし)の煮付け。いや、こういうのが酒に合うんですよ。うほ、旨。見事に味付けられた鰯の旨さ。酒、酒がすすみすぎるのです。嗚呼、節制という言葉が遠ざかる。
でも、まぁ旨いんだし。今夜だけだし。莫迦なんだし。ということでスルー。その上やって来たのは鰆(さわら)のタタキ。ほう、こんなの初めてですよ。皮の方だけ僅かに炙ってあります。では早速…うは。
これも淡泊ながら実に味わいのある刺身。旨い旨い。淡泊なので酒に合うのは当然ですが、それ以上に醤油に合う。刺身が醤油に合うってのもおかしな話ですが、そうなんです。ぺとっと角の辺りに醤油をつけて食べると、そりゃあ貴方。最高ですよ。
もうね、この上品な料理をこんなにカッ喰らっていいのでしょうかね?そちらの方が疑問ですよ、私。普段の焼肉に喰らい付く勢いで、実に複雑で深くシンプルで上品な肴と対峙するなんて。いや、まぁ、旨いからいいんですが、喰い方ぐらい。
余りの喰いっぷりに、とうとうご主人が諦めたようで。「これ海苔で巻いて食べて…」とウニを箱ごと。いや、箱ごとって。私は松方弘樹かってなもんですよ。で、お言葉に甘えて。普段舐めるように喰っているウニを、これでもかと大盛り。
うわぁ、旨ぇよ。もうこれで痛風になっても後悔は無いよ。昨日の甘海老の卵も、今日の生イクラも、毛蟹の味噌も、ウルカも、ウニも、もうプリン体ドンと来い。旨けりゃ皿まで食い尽くすよ。
とまぁ思い切り意気込む訳ですよ。ってか本当にわしわしと喰いましたね。御料人様はさすがに健康に気を遣って三分の一弱くらいしか食べませんでしたが、私は、もう。本当にわしわしと。少しは体を気遣えよ、私。
で、ご飯もね、ということで小鯛(こだい)の握り。最後にいいものが出てきますね。これで〆が出来るというものです。ご飯ものを食べて、さぁて、ごちそ…。あ、焼き魚ですか。これは太刀魚(たちうお)。うは、好き!
いやぁ、そういえば焼き物喰ってませんよ。やはりせっかくですから喰いきらないとね。その間にも、これも呑め、これもどうぞ、と日本酒に焼酎に…。え〜と、節制が…、あ、いや、頂きます。はい、呑ませて頂きます。旨、旨い酒!
てな感じで延々四時間ほど、呑み続け・喰い続け。この幸せ。ただし節制というテーマは諦めましたがね。もう、神戸に帰ってから節制すればいいさ。ところが、最初にゆっくりと呑んだお陰か、余り酷く酔っていないのですよ。
あれですね、いつもは最初にエンジン全開でぶっ飛ばすから酔いも早いんですね。ということで珍しく健康的にご馳走様。…。あの。お店閉めるんですか?いや、あの、お店のお姉さん(麻生祐未似)が怒ってますよ。
「ゆっくり呑んで」というのは一緒に呑みに行こうということでした。あはっ、行きますよ、地獄の果てでも。ええ、富山の夜は始まったばかり(この時21:30)ですから。いや、本当に宵の口。で、ご主人にスナックなど連れられて、もう、やんや、やんやで大騒ぎ。え〜と。色々な意味で大変な事になっていますが…。
取り敢えず日付が変わる前に終わったので「節制」ということで。
しかし、大満足の夜であった事は間違いありません。
今回のお店:板前料理 おら
富山県富山市総曲輪1-1-1-13
TEL.(076)442-3433
北陸の旅、その最初は金沢。昨日の更新でも書いておりましたが、サンダーバードにて一人移動。その後に(同居者様・改め)御料人様と合流。あ、新呼称決定しました。もうね、引っ張りすぎたので、「奥さん」とか「妻様」とかでは誤魔化しきれなかったので関西風に。読みは『ごりょんさん』で、よろしくお願いします。
で、雨がしとしと降っていますもので直接ホテルへ。うん、いきなり道に迷う。目印になるはずの工事中のしきりが無くなってた。そりゃあいつかは工事は終わるものね。見事に真逆へと。雨に打たれてようやく正しい場所で御料人様と再会。よかった。
さて。それではどうしましょうか。今回金沢は一泊限り。雨も降っているし、以前のお店で済ませましょうか、そうしましょう。美味しかったからね。ってんでお店の前まで辿り着いたのに。辿り着いたのに満席。ご予約の方限り。
こういう時に真価を発揮するのがマイワイフ。辺りをするすると見渡して一軒のお店へ。実はこのお店、前回の金沢の旅で気になっていた一店。早速入ってみましょうか。こんばんわ〜。と、カウンターが空いてます、ラッキー。
最近、旅先では出来るだけカウンター席に。普段は狭いところで喰う事を嫌いますが、北陸はカウンターで食べるのがベストと思うのです。色々とお話聞けますし。で、旨いモノが食べられるし。
早速お通し。鰤の真子煮付け。アッサリ。旨。コレは何とも旨い。取り敢えずビールなどという無粋はやめて日本酒。お薦めは?「手取川あらばしり」ですか。ほほう、イイお酒ですねぇ。最近日本酒離れてますから、旨い旨い。
やはり地のお酒で地の肴。これが最高。さて、ちびちびと呑みながら、あてをどうしたものでしょうか?ハワイで暴食のために太った体を調整しますよ、節制節制。じゃあ、金寺草酢を頂きましょう。
金沢名物金時草の酢の物。これに赤ズイキが添えてある。これ実に旨い。金時草のぬめりが実に体によさそうなのです。ほら、モズクやメカブなどぬめりのあるのって体にいいんでしょ?ねぇ?
ま、そんな事よりも金時草がそのまま旨い。酢の物にすると尚旨味が増すのです。ああぁ、コレ一品で酒一合だね、という悪魔の囁きが聞こえるほどの旨さ。が、本日は節制がテーマですよ、我慢我慢。
で、メニューから目が離せなかった品を。「秋刀魚のぬた」です。ぬた、ってだけでも酒がすすむってのに、秋刀魚が。秋刀魚が一緒にぬたってますよ。秋といえば秋刀魚。これから美味しい季節です。頂きます。
あふぅ。これ、至極。行き着く旨さ。わけぎと秋刀魚が…。この微かな甘みが堪らんのです。さ、酒、酒。秋刀魚のぬたを一口、酒を一口。これ、どうしよう。私が呑んでいるんじゃない、ぬたが呑ませているんだ。そんな感じ。
もうこの段階でめろめろですわ、私。久しぶりにホッペタとろけそうな日本のお料理。旨すぎ。ほら、ここは北陸金沢。魚喰わねばなりません。刺盛り。え〜と。鰤、車鯛、鰆、鰺、赤烏賊、甘海老。
ね?凄いでしょ?ってか、目尻が下がりっぱなし、ホッペタ落ちっぱなし、日本酒無くなりっぱなし。特に甘海老の子が。卵ちゃんが旨い、旨い、旨い。痛風になるなら仕方がない。節制?何それ?すみません、お酒お代わり!
魚はどこまでも新鮮で旨く、いい仕事してますねぇ…。ちなみに写真は最初に撮ったきり。食べるのと呑むのに忙しすぎなのです。ここで牡蠣フライの登場。牡蠣ですよ牡蠣。コレがなければ冬が始まらないという牡蠣ですよ。
ちなみに、夏は岩牡蠣がないと始まりません。常に季節をリードする牡蠣なのです。でまぁ、今年最初の牡蠣を頂きます。まずは何もつけずn…旨ーーー!何じゃこの旨さは。いやいやいや、こんな平然と出されても。
何だかね、さりげなく、無茶苦茶に旨いんですよ。思わず「旨!」って口に出たもの。これが気負いもなく、マヨネーズをむりむりっと添えられて出てくるんだから金沢全く侮れず。しかし旨い。あー旨い。
最初に囓った時には表面がじゅうじゅうと熱いのに芯の辺りがレア(きちんと火が通った生)なのです。これをはふはふと食べて、しばらく置いておくと衣の熱が取れながら芯まで火が通り、見事な揚がりっぷり。一品で二度美味しい牡蠣フライ。
ここまで計算されているのか偶然かはともかく、カウンターで食べているとこういう悦びがあるんですよね、あるんですね。ここでお酒を変えます。同じく手取川の大吟醸吉田蔵。このお酒も旨い。
スッキリとした濃い味の日本酒は牡蠣フライにも実に合う。旨い。精米歩合だの何だの読んでたんですが、まぁ、それよりも旨い、と一言で評するのが正解じゃないですか?そうです、そうに決まりました、旨い酒。
あんまり旨そうに喰ってたからか、ご主人に頂いたのは名物牛すじ煮込み。ちょっと味見てね?ってな具合でちょっとだけ…、いや、普通に一品ありますやん。で、旨そうですよ、喰いますよ。
一応、神戸も牛すじが名物だったりします。お好み焼の具に使ったり、コンニャクと煮込んだり。「くにきや」さんでも食べられますね。でも、こちらの牛すじは一味違う、というか当たり前か。作り方も違うんでしょう。アッサリ醤油味で旨い。これは酒のアテ、ご飯の友に最高じゃあないですか。
最後に焼き魚。太刀魚と…え〜と何だっけ?タラだったかな?ハタだったかな?まぁそんな風な旨い魚。それをわざわざ小さいところで盛り合わせに。焼き魚の盛り合わせってのも変な気がしますが、これがまたどっちも旨い。
もうなんだか分からないうちにすっかりと満腹ですよ。いや、本当は喰えますが節制節制。御料人様に叱られる前に終わっておきましょう。別に食べ過ぎても怒られませんが、何となくこの辺りで。
最後にお店の奥さんからシソジュースを一杯。これが甘くてさっぱりと美味しく頂きました。ああ、ご馳走様でした。このお店駅から近く、近くに大きなホテルが多いからか、観光客(私たち含め)も来るようですが、どちらかといえば地元密着の誠実なお店と感じます。
料理も安めの設定ですし、お店も決して広くない。なのにお客さんが譲り合いながら楽しく呑めるという、酒飲みには堪らない場所ですね。いや、さすがは御料人様。見事な目利きでお店を選んで頂きました。
ちなみに、ハワイ旅行でことごとくメニューに失敗した私でしたが、今回は全く問題なしの様子です。なので今回も旨いモノをたらふく食える事が決定しました。
あ、そういえば「節制で体調調節」がテーマの旅なのでした…。
しかし、ハワイに比べれば何と健康的な食事なのかと。癒されて帰れそうです。
今回のお店:庶民の味「のんきや」
920-0853 石川県金沢市本町2-19-14
TEL.(076)221-0486
無事に北陸へと出発しました。仕事を前倒しで片づけた結果、朝から暇だったことは内緒の方向で。で、今現在、金沢へと向かっているところなのです(金曜日16:56)。サンダーバードでの旅。子供の頃のあこがれでした。ま、33号なのが残念ですが。やはり、サンダーバードといえば2号でしょう。
と、昭和の子供のあこがれはさておき。前回も書きましたが、この旅の目標は節制。今まで北陸というと狂ったように呑み喰い、特に日本酒が偉いことになっていたわけですが、今回は違います。まず日本酒の量を減らす。どのくらい減らすかというと、予定では一軒につき三合。すなわちお銚子三本まで。
どうですか、この不退転の決意。まぁ見ていてください。私は、やれば出来る子といわれ続けて三十年。未だにやれた試しはないのですが、今回こそは。鬼のような決意で守りますよ。というか、せめてそのくらいはクリアしないと。
まぁ、そんなことをいいながら、列車に乗り込んだ瞬間に発泡酒飲み始めてますがね。これは仕方がないでしょう?だって、既に旅行は始まっているのですよ?旅行といえば酒。酒といえば発泡酒。あ、よく見ると雑酒でした。最近では発泡酒ですら無くなっていたのですね…。
そんな訳で、どう考えても酒を控えるとは思えません。というか、既に控えていない。ただ、痛風という悪魔の手招きからだけは逃れたいということで日本酒だけには手を出さないと。あと、ビールも控えます。これで何とか、何とかご容赦を。
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さて。上記から早四日。現在、復路のサンダーバードの中。「節制、節制」と散々書いておりますが、いったいどうなったかと言いますと。これがあなた、ある意味守れたような気がします。気がしますというのは、一日だけはオーバーでしたが、後はとりあえず「一日三合(日本酒のみ)」ということでした。
いやね。私にしてはがんばりましたよ。何にせ北陸で日本酒に制限を設けるなんて、養老の滝に打たれながら呑まないというのと同じですからね。この難題をそれなりにクリアして帰って参りました。ま、収穫としましては、思った以上に美味しいものを食べすぎたことと、鱒の寿司三昧でしょうか。ということで、明日からは通常通りの更新。「北陸旅だより」をお送りいたします。
いよいよ焼肉から話題が遠ざかっていますが…。
今回は短期間でまとめるよう努力します。
結局、二週間近くかかって終了しましたハワイ編。さすがにこれ以上時間をかけると覚えていられないので、最後は一気に。文章なんかはそれほど苦労しないのですが、というか覚えている事だけ書いてますから。問題は店名と住所。分からないから。
で、頑張って終わった直後にこんな事いうのも何ですが、本日夕方から北陸へと旅立ちます。これはもう、明らかに喰いまくるのみです。と行きたいのですが、残念ながらそうはいきません。
もう、ハワイで4〜5kg太ってきた訳ですよ。出発直前に買った服が、かなりヤバイ感じなのです。これはいけない。なので、基本的に量を減らして楽しく御食事という事になります。必然ですね、肥満対策。
まぁ、ありがたいのは、彼の地は魚と野菜が美味しい訳で。ハワイのように鬼のような肉が出てきたりする心配もなく。いや、その方が面白いのは分かっていますが、せめてしばらくは肉少なめの暮らしにしたいと思うのです。
そういいながら、帰国後ポッサムチプ二日連続、などという莫迦技をこなしていたりします。実は、10月からメニューが変わったそうです。そう、改編期(4月と10月)だったんでね。ってか、そうかな?まぁいいや。
例えば刺身。牛刺に加えて「ハラミ刺」がレギュラーに。相変わらずやってくれます。更に、前回の焼肉の日で出された「ミノ湯引き」も加わりました。コレは嬉しい。この二品は実に旨かったのです。
で、焼き物も変わってました。個別メニューもそうですが、何といっても「辛口ホルモン盛り」がいつでも食べられるという嬉しさ。旨いの、コレ旨いの。今まで通りのホルモン盛り合わせも赤・白という盛り合わせを塩・タレで選択できたり。実にありがたい。
珍味盛りには、いよいよハチカブが加わりました。今まで時々このサイトの写真に写っていた「ハチノス」の一部です。いわゆるハニカム部分ではなく、肉厚な部分。これがこりこりと実に旨いのです。
今まではテストとして私たちが試食してきたのですが、いよいよ本格メニュー参入なのです。嬉しいじゃないですか。そして、私はまだ喰ってないのですが「ハッピー盛り」ってのもあります。
これが「ロース・上カルビ・ホルモン盛り計600g + 本日のオマケ100g)という太っ腹。これは是非食べねば。恐らくこの量ですから3〜4人で注文して、足りない分を追加というのが正しいんじゃないですかね?うん、みんなも食べ過ぎには注意だよ。
とまぁ、焼肉の日にご一緒した方や、お店をご存じの方にしか向けていないようなインターネットですね、世界の皆様ゴメンナサイ。でも、一部の方に向けて熱烈にお薦めしておきます。今回の盛り合わせのグレードは高いですよ。
では、本日はこの辺りで。ハワイの報告で力尽きたと思われるような、力の入り方が尋常でなく弱いですが。ま、それもこれも北陸でパワー取り戻して参りますよ。
また、焼肉からしばらく遠ざかるというジレンマはありますが。
明日からしばらく更新が無いかと思います。ネット環境があれば、もしかすると。
いよいよハワイ島最終日の朝。本日の夕刻にはオアフ島へと移動。なので早々に朝食を。本日もミニといいながら日本では普通の大きさのミニクロワッサンサンド(3個入り)を二人で。バドワイザーを呑みながら最終準備。
現金が足りなさそうなので隣のホテルで両替に行くという同居者様(あああ…)を見送って、片づけやら整理やら。で、随分時間がかかってからご帰還。聞けば両替をやっていなかったので、遠く離れた銀行まで行っていたとか。ご苦労様です。
で、タクシーに乗って空港へ。さようならハワイ島。とてもとても楽しかったよ。また、きっといつか来るからね。と名残惜しみつつ、車はあっという間に空港。この空港がまた情緒があっていいのです。
ビルではなく平屋建ての南国風。飛行機へもタラップを登るという、実に実に楽しい空港。おりる時なんか、思わず半被を着て手を振りながら笑顔で、などと昭和の子供にしか分からない事をやりたくなるのです。
そんなこんなでいよいよオアフ島へと到着。ホノルルのホテルまではシャトルバスで。これがまたどこから乗るのかさっぱり分からない。その辺りの警備のおねぇさんなどに聞いてようやく場所が分かったり。
どうも、ここでは迷うというのが定番の様子。で荷物を放り込んだらお昼ご飯。食べる→移動→食べる、ええ、お決まりなのです。で、またまた迷いつつロコモコ。探しまくったあげく、ホテルの角にあったとは。白昼の死角。
今回のロコモコ。前回とはちょっと違う。う〜ん。まさにパテという感じのハンバーグ。これは日本でも食べられそうな。ま、不味い訳ではないですが、期待が大きかった分肩透かしという感じですか。
まぁ、ロコモコの本場はハワイ島のヒロ。ならばそちらに近いお店の方が旨いというのも納得といえば納得。ま、人生いろいろ、ロコモコも色々です。という、強引なまとめ。というのもこれから遠いショッピングセンターまでバスを乗り継いで行くのです。
その遠いところへの旅。実に遠かった。3時間以上かかりました。いやあ、ハワイでも交通渋滞があるというのもいい経験。同居者様(ああああ…)の語学力により到着。買い物。タクシーで帰る。という、何も食べなければ書く事がないという体たらく。
今回3つ目の目的地、去年楽しませて頂いた「チャックスステーキハウス」を目指すのです。タクシードライバーのお兄ちゃんに連れて行って頂いたのですが…。いや、途中で「close…」とかなんとか言ってたような気がするんですが、が。
え〜と。お店と言うよりも入っていたホテルが無い。あの、久しぶりに恐ろしいまでの敗北感が…。時間的に閉まっている、程度に思っていたのですが、丸ごと無い。コレばかりはごり押しすら聞きません。
仕方なく、別のお店を探しますが、時間が遅い(22時くらい)だけに開いているお店がない。うろうろと町中をステーキ求めて彷徨いたところ、ありました。この時間からでもステーキ山ほど喰える店。
で、ご注文。私、リブアイステーキ。ほら、この間美味しそうだったじゃないですか。だから、今回は私の方が。同居者様(ああああ…)はグリルドスカートステーキ。ほうほう、それはまた素敵な響き。
きっと間違いなく「ハラミ」ですよ、これは。うわぁ、それいいなぁ。といいつつやって来たステーキ達。あれ?私の、前に見たリブアイとちょっと違うよ。ま、いいか、喰おう喰おう。って、固い。また私の肉固い。
どうやら最近の私の軟弱ぶりに肉の神様がお怒りのご様子。今回注文する肉全てが固い仕様になっているようです。ま、イイでしょう。日本でサシ入りのとろける焼肉ばかり食べているんですから、ここでも郷に従いましょう。
でも。同居者様(あああああ…)のほうは、ジューシーで柔らかいハラミステーキ。ちょっと頂いたんですがコレがアンタ。旨いわコレ。ま、私の方のステーキさんも決して不味い訳ではなく、ただ、期待してた肉と違っただけです、うう。
ここでも当然のようにバドワイザー飲み倒してご馳走様。10オンスや12オンスに比べればこのくらいなら普通にぺろり。デザートだって食えますよ、ってなもんですが、時間が既に深夜帯ですから。太りますから、やめておきます。
ということで、本日はご馳走様でした。残念な事に目標のお店が無くなっていましたので、次回は新規開拓すべく目を皿のように検索しておきます。というか、ステーキで始まりステーキで終わるという当初の目的は無事果たせました。
で翌日は帰国。またまたサンドイッチで軽く食事して空港へとシャトルバス。これがなかなか快適でして、あっという間に到着。到着時間早すぎ。どうしましょうか?どうしましょうかという時は喰うに決まってるぜ、ベイビィ。
空港内のイートイン。さて、何か軽く…お?カルアポークサンドイッチ?これはこれは旨そうな。カバのお店で食べたあれですか。よし、ではコレを。どうもこのお店イチオシメニューみたいで満面の笑みを返されました。
同居者様(ああ…)はポリッシュホットドッグ。チリとチーズ追加で。ほう、それも旨そうですね、つーか絶対旨いな、それ。で、バドワイザー。これから機内の人になるともう呑めないアメリカの味。最後にこれで景気づけ。
やって来た食い物達。これはもうなんですか?旨すぎ。焼肉の神様も粋な計らいをやってくれます。最後の最後に豚肉でお見送りですか。もうね、わっしわっしと食べますよ私は。ああ、旨い。
あっさりとした豚肉が実に旨い。でしっかりとしたバンズにトマトがよく合うのです。旨〜。もう、これを最後に喰えた事を喜ばしく思いますね。で、同居者様(あ…)のホットドッグ。これも旨い。
チリビーンズもピリリと、チーズたっぷり。こりゃあ満足しますね。もしもホノルル空港で時間がある方お試しください。ホットドッグにはチリとチーズを追加。1ドルでこの差は捨てがたいのです。
てなこと言っている間にちょうど時間となりました。ゲートへと急ぐとちょうど搭乗時間。見事な時間潰しっぷり。よっこらしょと、席に着いたのですが、残念ながら本日はオーバーブッキング無し。ちぇっ、もう一泊遊ぶつもりだったのに。
で、フライトが始まった途端にアレです。機内食。あの、さっき山ほど喰ってきたんですが。もう、腹一杯ですよ。といっても仕方がない、ええいままよ、毒を食らわば皿まで。ってわけでビーフオアチキンはビーフ。
で、今になって気付いたのですが、私が選んだビーフって、今回ことごとくイマイチだったりしませんか?ええ、案の定、大失敗でした。味が中途半端に甘すぎる。塩、塩くれと叫びそうな。
ま、それでも完食しましたけれどもね。もう、こうなったら意地ですよ。残しません、絶対に。が、同居者様(あああ…)のほうはさすがにお残しあそばされてました。無理もない。こんなに喰う方がおかしい。アタイ、ドウカシチマッタヨ。
とまぁ、ここからしばらくは映画など見て過ごし。途中「お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか?」という展開を見せつつ、おお、映画みたい。と訳の分からないアニメ映画見ながら思ったりして。あと、例のネタを思い出して笑いそうに…。
と、適当に楽しんで(病人は大したこと無かったそうです)いたら、またまた最後の機内食。ええ、食べますよ。さすがにお腹もこなれましたから。味は…、大体ご想像の通りです。まぁこんなもんですよ、ええ。
で、いよいよ帰国。さようならハワイ、こんにちはニッポン。ようやく辿り着いた我が国は、既に夕刻。ああ、日が暮れているんですね。じゃあ、お家に帰るとしましょうか。ただいまワガヤ。
で、我が家に帰ってきたという事は、我が家の離れのダイニング(ポッサムチプ)に行かねばなりません。ええ、この旅はポッサムチプで始まりポッサムチプで終わるのです、こんばんわポッサムチプ。
早速、今までの足りない焼肉分を補充するかのように頂きます。生レバーとか塩ユッケとかはねしたとか味噌カルビだとか。うわぁ、日本の焼肉最高!美味しい美味しい。もうね、ボク、ここんチの子供になろうかな?
で、まぁ、ここでハタと気がついたのですが、お土産を買っていなかった。普通ほら、これから行ってきます!的にお店を出て、今帰ってきました!的にやって来たらお土産のひとつも買うもんですよね?そうですよね?ま、ここは例の決まり文句で終わらせましょう。
「無事に帰ってきたのが何よりのお土産ですよ」と
普通自分たちが言う言葉じゃありませんが、そこのところは、ほら…。
今回のお店:
L & L Hawaiian Barbeque, Honolulu, HI
2280 Kuhio Ave
Honolulu, HI 96815
Cheesecake Factory
2301 Kalakaua Ave
Honolulu, HI 96815
Tropical Bar & Grill Stinger Rays
Honolulu airport inter-island terminal
いい加減引っ張りすぎなので一気に行きましょう。というか、そろそろ終わらせないといけません。なので本日一気にダイジェストで。
朝は普通にサンドイッチ。そろそろ量を減らそうかと相談。というか、ココまでそれに気付いていなかった自分たちに乾杯。パパイヤは相変わらず美味しいのです。新鮮な果物が普通に手にはいるという幸せ。
で、運動不足解消のために自転車をレンタルいたします。結構離れたショッピングセンターまで快適な旅。というか、レンタカーは怖い(10年ほどの紙運転)なのと、ハーレーのレンタルが異常に高いので諦めた結果。
で、そこで昼食はローカル食のサイミン。もうね、神懸かりの昼食。麺はノビ放題、ぶつ切りのナルト、薄いスープ。わははは、これを日本で食べさせられるとテーブルをひっくり返すね。などと話ながら、いつまでも食べ続ける二人。意外とはまる…。日本でもラーメン食べない私なのに。
で夕食はステーキ。これはもう絶対のお約束。ステーキハウスで並んで。ってか座って待ったのですが。私、お店の看板メニュー「OUTBACKスペシャル」の12オンス。オラアメリカ人に負けねぇだ。だからレギュラーサイズ。
思い切りの良い赤身ステーキ。固いというよりは歯応え充分というステーキらしいステーキ。これいいね。日本のステーキでは味わえない、この充実感。あごは疲れますがそれでも肉を喰ってる感覚が気持ち良く。
同居者様(…ごめんなさい)はリブアイ12オンス。これ絶妙。旨すぎ。ボク嫉妬しちゃう位の旨さ。っていうか、二人とも12オンス(約340グラム)とは、日本じゃ考えられない量。ま、ここはメリケンですから、レギュラーですか。郷に入れば郷に従うのです素直な二人は。
シーザーサラダやらガーリックマッシュポテトやらフライドポテトやら、がんがんと喰らうのです。もうね、胃袋が、胃袋がぁ、ってかんじで。でも旨いのです。ついてきたパンも実に旨い。さすがにお代わりはしませんが。で、最終的に部屋に戻ってワインでまったり、ご馳走様でした。
翌日はようやく学習した私たちなので朝食は少なめ。軽く食べて、バルコニーから海を見ているとウミガメ。うわぉ、ウミガメ可愛い!やんやん、食べたら美味しいのかなぁ?などと不謹慎な事を心の片隅に。
さて、じゃあ昨日の自転車を返しがてらお昼を食べましょうと。自転車返却してからお土産買ったりシャトルバスでマーケットに行きお買い物。無料ってのがありがたいですです。うろうろと腹ごなし。で、今回の二つ目の目的地。
コナブリューイングパブで地ビールのお試しセット。本来は一人前4酒(酒)なのですが、聞いてみると9種類全て頂けました。ありがたい。今回の旅行で呑んだ二種類を含めて全種類を楽しく試飲。
といっても、日本の小ジョッキくらいの大きさのグラスで9杯。二人で呑んでいるとご機嫌なのです。更にせっかくだからと、ココで好評のピザも頂きます。コレがアンタ。思いもかけずにメチャ旨なのです。
KOHALAピザという、ネーミングにまで旨さが漂うピザ。これもクリスピーとパン生地の間くらいの実に旨味のしっかりしたピザなのです。旨い。これはもう一枚お持ち帰りしたいと。本気で考える莫迦二人。
ま、さすがに思いとどまりました。だって、夜はアレですよ。喰いに行くべきお店を決めていましたから。何といってもこのサイトの名前。ほら、ご存じですか?「焼肉の罠」っていうんですよ。だから夜は焼肉!
お店の看板は「韓国料理・中華料理」となっています。この怪しさに乾杯!いや、外れたらそれはそれでネタという事で。早速見てみるとメニューは英語とハングル。わははは。どちらも読めない。
取り敢えずBEEFとかPORKとかCHICKENとかで「カルビ?サムギョプサル?タッカルビ?」などと聞きますと「YES〜♪」とお返事。そうか、この方韓国の方なのですね。ソッチの方が分かりますよ。
ということでご注文。カルビは「3piece」だとか…って、骨付きカルビ三つかよ。多いよ。でも喰うけどね。というか、同時にキムチチゲも頼んじゃったよ。大丈夫かね?いや、喰いますよ。
わしわしとカルビとチゲ(これはほとんど一人で喰った)を片付けて。で、野菜も欲しいね、ってんでサムギョプサルもお願いしたのです。いや、この時は野菜に包んで喰おうねという可愛い心根。
が、やって来たのは豚肉とニンニクと塩。あの〜チシャは?とも聞けず。というのも、今回の旅行最初の夕食でアヒの刺身のツマがキャベツだった訳ですよ。ということは恐らくチシャはないな、という結論になったのです。
もしもキャベツを出されても困る。喰えない。ってことで豚肉を焼いては食い焼いては喰い焼いては喰いを繰り返し。…繰り返し、…くりk…うわああああゴメンナサイ。これ以上は喰えません。量が、喰っても喰ってもなくならないの。
私自身、今回の旅最初で最後の敗北です。いやね、ここまで大量の豚三枚バラは無理。でもほら、韓国では残すくらい饗するのを良しとしてますよね。だから、韓国式に残す事にしました、マソッシヨー。
とまぁ、実に駆け足で二日分を書き上げてみました。韓国料理のお店にはいくぶん書き足りない事がありますので、その内機会があれば追加してみようと思います。ま、今日はこの辺で勘弁してやるか。
これでダイジェストか?と思わせる長さですが。
もう、本当に明日で終わらせますよ、ええ。
今回のお店:
Drysdale's Two Restaurant
78-6831 Alii Dr # 108
Kailua Kona, HI 96740
Outback Steakhouse
75-5809 Alii Dr
Kailua Kona, HI 96740
Kona Brewing Company
Kailua-Kona Brewery and Pub
75-5629 Kuakini Highway
Kailua Kona, Hawaii 96740
KOREA GARDEN RESTAURANT 高麗庭(King Yee Lau)
75-5799 Alii Dr # A6
Kailua Kona, HI 96740
さて、明けまして三日目の朝。いつものように買い置きのサンドイッチとパパイヤとバドワイザー。朝っぱらからバドワイザーは決まり事。呑みすぎですな。ま、気にせずに行きましょう、で、本日はどうしましょうか?
いつものように町中をブラブラとしながら、気になっていたピザを昼食に。あの、アレですよそれなりに時間は経ってますからね。いきなり朝食から昼食という訳じゃないです。うん、大丈夫。
チーズピザとペパロニピザを二人でシェア。バドワイザーは付き物。もう、こうなってくると、水よりもバドワイザーの方が明らかに多い。ちなみにお部屋では地ビールなども頂いてます。美味しく。
ピザの方はクリスピーとパン生地の中間ぐらい。適度に量があって、でも多すぎず本日の昼食向きです。というのも、実は今回の目的のひとつであるハワイのローカルフードに挑戦するからなのです。
で、夜。呑みますよ、カバ(AWA)ってヤツを。何でも覚醒作用ではなく、まったり作用のあるという、酒の代わりに呑む飲み物とか。こういう怪しげなメニューは取り敢えず頼んでしまうのが私たち。
で、一人一杯ずつお願いしたのですが、レギュラーとスモールってのがあるはずなのにレギュラーで来ちゃった。いや、いいんですいいんです。呑みますよ、ええ。頂きます。って、これ、なに?凄い。泥臭い、ゴボウの煮汁?
もうね、普通に飲み物として駄目ジャンって感じ。敢えていえば、いや、こんな事いっていいのか分かりませんが、雑巾の臭い。で、これをガフっと呑んでパイナップル囓るそうです。つーか、パイナップなしじゃ呑めないかもしれんです。
って思ってるのに、同居者様(…。)は、主にパイナップ召し上がっている。で、私の前には二つのカバ。うん、こうなったらあれだ、呑んじゃいましょう、コレだけで。とまぁ半分自暴自棄になりつつ呑んでたのですが、これが呑み進めると意外といいじゃないですか。
ただ、だんだんと舌先がぴりぴりっていうか、もはやろれつも危ない。普段、酒呑んでもこんな風にはならんですよ?うわ、これいいわ。よく見ると隣の席ではコイツをがぶがぶ呑んでいる若いお兄ちゃん達。
ま、見たがジャ○キーっぽかったのは気付かない方向で。しかしまぁ、こうなったら食べ物も。カルアポークは蒸豚。塩味少なめで実にあっさりと。というか、普段の喰い方から考えると薄すぎるかも知れないですが、カバに合わせるとこれがちょうどいい。
更にポイも頂きましょう。コレがまたタロイモの擂り汁ですか。とろとろの液状。うは、これも酸味のある、木の根っこって感じです。最初、これってどれをつけるタレ?と思ったほどの食い物らしからぬお姿。
でも、これも喰っている内に旨く感じるんですよね。もう、この辺りで自分の味覚が壊れてしまったのかと心配でしたが。で、ポキ。これはもう普通に美味しく。基本的には塩味少なめの味付け薄目ですね。さすがに野菜も食べましょうってことでミックスベジタブル。お約束のように生のブロッコリー。コレさえも旨いと思える自分に乾杯(カバで)!
で、恐らくカバの仕業かと思いますが、やたらとトイレが近くなる。利尿効果効き過ぎ。なのにこのトイレが共用で、鍵をもらわねば入れない。周りのお兄ちゃん連中も同じ物を私以上に呑んでますから、トイレが空かない。で、仕方なく別のお店へ。トイレの付いてそうな店へ。
今度はイタリアンのお店。ま、さんざ喰ってますから取り敢えず一皿お願いしてトイレへ、おしっこしたいの。んが、トイレは共用。同じ場所。へっ。まぁいいや、鍵さえあればこっちのもの。トイレ極楽。
さてさて、このハワイアンスパイシーシュリンプとやら。バドワイザーに合いますね、適度に辛くて。そういえば、ハワイって基本的に辛い味付けがないですね。薄味が多い。大味だと思っていたモノも、鑑みるに薄味。なるほど、健康的という考え方もありますね、こりゃ。
ということで、マティーニなどを頂いてマッタリと過ごし、ご馳走様。私たちの席についたウエイターさん。奥さんが長野の出身だとかで、日本語知ってますよ。「コンバンワ」「サヨウナラ」「アリガトウ」と。うん、私と同じレベル。ビールを注文できるだけ私の方が語学堪能。
で、まぁ、あれです。カバで余りにも気持ちよくなりまして、コンドミニアムに辿り着いたところで事切れました。バドワイザーを呑みながら。
教訓:カバとバドワイザーの呑み合わせは危険。
恐らく日本では必要がないお話ですが。すげー気持ち良くはなります。
今回のお店:
Kanaka Kava
75-5803 Alii Dr # B6
Kailua Kona, HI 96740
Rio's Seafood Grill & Bar
75-5819 Alii Dr # F
Kailua Kona, HI 96740
昼食が遅かったために、夕食の事を考えるのが遅れました。仕方ないでしょう、こう見えても胃袋はひとつ。肉袋やら酒袋などがあれば便利ですが、昼食と夕食は同じ袋に入る予定です。
で、腹ごなしにブラブラとお散歩。特に何か買おうという気もなく、ショッピングセンターを西へ東へ、南へ北へ。それでもほら、色々と買わねばならないものが。ドライヤーや、その他のおつまみなど。
で、いよいよ夕食という運びなのですが、如何せん腹の減り具合がまだ足りない。ならばここは可愛らしくローカルフード。愛すべきロコモコをテイクアウトと致しましょう。ほら、コンドミニアムまで、まだ二キロ弱ほど歩くので、その間に腹も減るんじゃないかという目論見です。
当然の事ですが、レギュラーでは喰いきれないおそれがあるのでミニサイズ。これを二つ購入しまして、再びブラブラご帰還なのです。が、ここで悲劇という名の喜劇。というか、不幸という名の甘い蜜。
いや、不幸なのは私。とある大きな木の下を通りかかった時に「べちゃ」っと。ご想像通り鳥の糞。そいつが私の肩口へ。うわぁ、なんじゃこりゃ。マンガかよ、こんな見事なタイミング。
で、何が悔しいかというと、その鳥の糞がココナツのような香ばしい香り。いや、糞だから臭いで充分。そう、なぜか旨そうな臭いなのです。悔しい、鳥の糞に食欲増進する自分の貧しい心根が悔しい。
ということで、鳥の糞のお陰ですっかりと食欲マシーンとなった私。ロコモコとビール!で御夕食と決まり。うほ、で、その。何だかね、このロコモコ、でかいよ。ってか普通にハンバーグと目玉焼きとソースにサラダ?これでミニ?
このボリュームでミニとは恐ろしい。後日分かりましたが、レギュラーはハンバーグが二個らしいです。二個って。それって普通大盛りとかダブルとかって名称じゃないの?デフォルトで二個ってところが分からない。
とまぁ見た目はこのくらいで。喰う。ハンバーグ、ふざけてるよコレ?どれだけ旨いか!ハンバーグ、肉だよ肉。昼食のハンバーガーも大概肉っぽかったですが、これはもう普通にタルタルステーキ。
これ、日本の洋食店でそこそこの値段出さないと食べられないよ?ってくらいの旨さ。大好き。ハワイ大好き。ロコモコ最高!わっしわっしと喰らう訳ですよ、脇目もふらず、時々ビールを呑みながら。あ〜旨い。
これなら、普通にレギュラーでも喰っちまうね。量が多くても途中で味に飽きる事なんて考えられない、そのくらい旨い。あ〜もう、日本に帰るまでにもう一度喰うよ、愛してるよロコモコ。
とまぁ、すっかりと腹一杯…いや、まだ喰えるから八分目くらいかな?になったところでご馳走様。うん、このくらいで抑えないと大変ですよ、これからの日程も。
ちゃくちゃくと腹肉は育ってきています。
腹回りからハワイアンになりそうです。
今回のお店:Kamuela Deli(Kona Coast Shopping Center内)
74-5586 Palani Road
Kailua-Kona, HI 96740