- いよいよ大阪へ本格的に進出「板前焼肉 一斗」
- → ゆうちゃん之助 at 10/30 (00:34)
- → さいとー at 10/30 (17:45)
- → てつや at 11/01 (19:43)
- → ゆうちゃん之助 at 11/02 (12:09)
- → てつや at 11/02 (19:25)
- 遅く帰ってもそれなりに幸せ「焼肉 ポッサムチプ」
- → ぜん at 10/25 (16:33)
- → びわんちゅ at 10/25 (17:58)
- → ゆうちゃん之助 at 10/25 (18:16)
- → てつや at 10/25 (18:26)
- → ゆうちゃん之助 at 10/25 (22:23)
- 求める気持ちが大切「韓国料理 アリランハウス」
- → おーちゃん at 10/26 (16:35)
- → おがちゃん at 10/26 (16:36)
- → てつや at 10/26 (18:23)
- 喰い応え最高「焼肉 ポッサムチプ」
- → さいとー at 10/13 (16:30)
- → ながしま at 10/14 (00:04)
- → ぜん at 10/14 (09:38)
- → かず@神戸っ子 at 10/15 (20:06)
- → さんご at 10/16 (13:27)
- 忙しいことと腹が減ることは別問題です。「丼 一味禅」
- → おこづかい帳 at 10/19 (23:56)
- → てつや at 10/20 (00:16)
- → ゆうちゃん之助 at 10/20 (12:17)
- → てつや at 10/20 (13:35)
普段は追い立てられるようには仕事をしないことで有名な私ですが、さすがにこのところの忙しさはただ事ではなく。仕方なく、いくつかのお誘いを断りつつ仕事と戦い続けていた訳です。とはいえ、これだけは絶対に外せないという、前々からのお約束。行ってまいりました、このお方と。
何度も神戸では、ご一緒していたのです。そして、大阪の特に焼肉ということに関しては圧倒的に信頼できる味覚の持ち主。その方のお薦めといえば行かずにおられましょうか。ということで「板前焼肉 一斗」に。
我が職場からは約一時間。ある意味、近場と言っても過言ではありません。ええ、電車と徒歩でわずか一時間ですから。それで旨いモンが喰えるのなら、それもお初ということならば頑張って行きますとも。
はい、無事に辿り着きました。(待ちきれず)早めに出発したので待ち合わせの半時間前に着くという張りきりよう。ま、ある意味私たち夫婦らしいのですが。早めにお店に入って、さてビールでも。
てなこといっている間にメンバーも揃って頂きます。結局十分前にスタート。今回は主催者様に必要以上の下調べをして頂いたお陰で、既にメニューは決まっているそうです。こういう風に企画することは大切ですよね。いつのも私たちのように適当に、ってのはよろしくありませんな。
というところで、これからガンガンと書きたいところですが、本日も時間となりました。というか、このところマジでゆっくりと出来る時間がないのです。あ〜残念。出来るだけ近いうちに、このレポートは書かせて頂きます。
忘れないように、取りあえずスタートを切っておきます。
肉についての詳細はあちらでお願いします。
今回のお店:板前焼肉「一斗」
大阪府大阪市西成区天下茶屋東1-23-18
TEL.(06)6659-8618
先週の土曜日。ポッサムチプへと行けなかったあの日。代わりに韓国料理を食べてきたのです。これまたご近所の「アリランハウス」へと御料人様と待ち合わせて。目的は豚の焼肉「サムギョップサル」をがっつりと頂く事。
お店が満席だったらどうしようか、と無駄にびくついたけれども大丈夫。団体さんはいらっしゃいましたが席の方は確保。早速つきだしを頂いて、酒はトンドンジュを瓶で。といってもボトルを瓶で頂くのですが。
こちらのトンドンジュ、ポッサムチプや春櫻亭で呑んだものとは味が違う。どこのメーカーなのかと聞いてみたのですが、よく分からない、とのこと。う〜ん。トンドンジュの割に発泡がほとんど無く、朝鮮人参の香りがするのでちょっと気になったのですが...。
ま、酒の事はその内に誰かが調べてくれる事でしょう。私達は喰うのです。必要なのは喰う事です。まずは小袋と肺。蒸したホルモンは旨いのです。ぶりっとした歯応えがますます酒をすすめますな。
このコブクロってのは本当に旨い。お店からは岩塩と辛味噌を頂いたのですが、どちらかというと塩の方が好みですね。あっさりと、それでいてホルモン自体の甘味を楽しませてくれますから。あ、塩の方には他の味付けもちょいとされてますから、塩辛いだけじゃありません。
そして肺。なんだか別の名前がついてましたが忘れました。俗に言うフワ・プップギ、神戸ではバサってのが通り名ですが、このお店では、え〜と何て呼んでたっけ?まぁその内思い出す事でしょう(「ほっぺ」だそうです)。要は旨かった、とこういう事です。
この肺は、本当にあっさりとした味。そして歯応えも、はふっと軽やか。でもこれが喰っていると病み付きになるという代物。実に旨いのです。そしてトンドンジュやマッコリに実に合うのです。ああ、旨い。
さて。ここで是非挑戦しておきたかったものがあります。ええ、チヂミです。以前、辛口で喰ったのですが、更にその上の辛さがあるとお聞きしていたのです。これは喰っておかねばなりません。いや、いかんことは無いですが、挑戦したいお年頃。
で、最上級の辛さで。これが辛い。でも旨くて辛い、旨辛いのです。辛さは青唐辛子のようですが、これがピリッとではなくバルリっと辛いのです。ああ、このタレの方もニンニクが効いていて実に旨い。
やはり韓国料理はこの辛さを楽しまねば。はひはひと喰らいつつ、目の前ではそろそろサムギョプサルの準備が始まっております。楽しみ。ここの豚バラは、結構な厚切り。これをじゅうじゅうと焼ながら喰らうのです。
そして鉄板ではなく石の板。溶け出した脂が流れるように溝が彫ってある長水石の石板。一緒に焼くのはキノコ類。椎茸、エリンギ、エノキダケ。そして忘れてならないニンニクぶつ切りなのです。
さて、肉の方はといいますと、お店の方に全てお任せ。適当に焼けた頃にひっくり返して、いい感じで焼けたところをハサミでジョキジョキ。さぁ、喰い頃。頂きます。肉汁がじゅう、チシャとゴマの葉でパムチムとキノコと肉を巻いて...。
旨、これ最高!旨いわ、堪らんです。豚バラ肉はこれが最高ですね。いろいろといじくり回すよりも、塩胡椒で焼いて野菜で食べる、これ最強。ニンニクとコチュジャンが、旨さを更に引き出すのです。
ほとんど会話もなく、二人黙々と食べ続けます。ええ、こんな旨いモン、一気に無くなるってもんです。貪るように喰いまくり御馳走様でした。いやぁ、旨かった。牛だけが焼肉じゃないね、豚肉最高!
結構な肉の量ですが、脂をきっちりと落としながら焼いているので胃もたれなんてとんでもない。そりゃそうです、野菜の方もかなりの量を喰ってますから。うん、実にヘルシーな夕飯となりました。
しっかりと喰いすぎですが。
色々食べたい衝動は抑え切れません。
このところ、きっちりとネタを温めております。韓国料理だとか自宅で野菜カレーだとか大阪でランチだとか。でもそれよりも。昨夜はもう、ぶっちゃけアレですわ、御料人様の愛情を感じたのでした。
土曜日に、久しぶりにポッサムチプで焼肉〜♪と電話を入れてみたところ満席。無理矢理席を作ろうとして頂いたようですが、さすがに申し訳ないので次回へと辞退。で韓国料理を食べてきた次第。あ、そちらのお店の話は次回にでも。
まぁね。店頭に「神戸ビーフ19日入荷」などと書かれてしまうと、喰いたくなるのは人情じゃないですか?ま、それでも美味しい韓国料理で満足したので、枕濡らす涙も1リットルには満たなかったのですが。
で、御料人様の愛情。実は昨夜は仕事で結構遅くなってしまいまして。終電とはいいませんがほぼ午前様。いつもは昼行灯で有名な私ですが、時々は仕事もやってますから。ええ。そんな訳で夕飯はコンビニで何か、とか思っていたのですよ。
ところが。御料人様より愛のケイタイメール。「夜食買った。お楽しみに。」と。ほう。それはそれは。この日、外食だった御料人様ですから、お店で何か買ってきてくれたのかな?ええ、正解といえば正解。買ってきたのはポッサムチプから。
前に、ナムルの盛り合わせってのを持ち帰りで作っていただいたことがありますが、今回はなんと夜食。それも特別メニューをわざわざ作ってくださいました。残業ってのもたまにはやっておくものですぞ。
ナムルの盛り合わせは以前にも喰らいました。ええ、旨いです。それにプラスして、賄いのお総菜と…。うわ!これホルモンじゃないですか?小腸と脂付きのハツとテッチャンと…うわぁ、こんな時間(0:00)からホルモン三昧。
もうね、喰えるなんて思ってなかったので嬉しいやら楽しいやらの深夜焼肉。惣菜は大根や天麩羅もあったのですが、何といっても圧巻なのは、この2パッケージ以外にもう一つの包み。ええ、最初何が入っているのかと思ったその正体。
「焼肉丼」だそうです。ええ、紛う事なき焼肉丼withキムチ。いやん、この上にちょこんと乗っかる白髪葱の可愛らしさ。既に心をガッツリと持っていかれましたわ、私。では早速いただきましょうか。
わーはーはーはー!旨過ぎ!これはいかんよ、旨いわ。深夜に喰っていいのか?こんなに旨い肉を!で、御飯の量も半端じゃない。喰い盛りの体育会系中高生並みの盛り。これをたっぷりとタレに絡ませた焼肉で。ぎゃあああーー!
悪いけど止まらないわ。わしわしわしと喰っちゃうよ、うん。もうナムルは残ったら明日のおべんとうにでもしようか、とか言ってたのに完食。すんません、私一人でこんな旨いモン喰って、ほんますんまへん。
いやぁ、見事に20分ほどで丼完食、ホルモンとナムルで焼酎を呑んだりして実に幸せな時間を過ごさせて頂きました。御馳走様でした。何でも、注文したのが10:30だったので、他のお客さんもほとんどいなかったそうで。でしょうねぇ。普段の炸裂したような混雑時に、これは作れないですよ、ええ。閉店間際くらいでないと。
よ〜し、今日も残業しちゃおうかな、これが喰えるなら。
どこまでお店のご厚意に甘え続けるのだろうか…。
今回の持ち帰り:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
あ〜。本当にヤバイです。見事なまでに時間が取れません。なので本気で不定期モードでドウモです。といいつつも、先日は餃子など喰ってきました。いつものお店でいつものように。だって、旨いモン喰わないとストレスたまりますから。
そんな訳で餃子。特に水餃子が旨かった。旨い水餃子は心も体も幸せにしてくれるから素晴らしい。今回の祥雲。水餃子は注文を受けてから包むという、由緒正しき正統派。これを中華そばと兼用のスープで頂きます。
旨いんだよ。黒酢で喰うと本当に旨い。これに紹興酒がつくと最早世界最強ですね。これから寒くなってくると水餃子の旨さは倍増なのです。ええ、完全食餃子の中でも水餃子のポテンシャルが発揮されるのは冬。
と、そんなこともあったのですが。本日、仕事もありまして大阪方面へと出向いておりました。滅多にない大阪でのランチタイム。ここはいいですよ、と連れられて食べにいった訳ですよ。だって土地勘無いですから。
ドナドナ気分でお店到着。素敵。この外観が素敵という「 一味禅 」です。何といいましょうか、酒飲み心を惹き付ける素晴らしい「匂い」がするのです。聞くところでは夜も呑み処だとか。そうか、そっちの匂いか。
さて、注文したのは海鮮丼。ミックス海鮮丼と海鮮丼の違いが分からないですが、コッチの方が高かったのでこれにしました、という意地汚さ。で、これが凄い。内容は海鮮ですから魚介類。
甘海老、鮭、ハマチ、鰤、鯛、イカ、蛸、イクラ、鰹。それが全部ぶつ切り。もうね、丼ってよりも皿鉢(さわち)料理っぽいのです。なんじゃこの量は?ってかんじ。しかも旨いと来ているから質(たち)が悪い。いや、質(しつ)は非常に良いのですが。
喰っても喰ってもなくならないかのような刺身。しかも御飯まで旨いから堪らない。喰いながら、一部の刺身を酒の肴にしたくて仕方がない。このあと人と会う予定がなければ間違いなく日本酒を冷やで注文してたね、ええ。
完璧なまでに満腹感で打ちのめされて御馳走様。次回は夜に行こうと心の底から誓ったことはここだけのお話で。
仕事の打ち合わせは夕方に限ると実感した本日でした。
あれだけの魚で酒が呑めないのは一種拷問です。
今回のお店:
餃子「祥雲」
兵庫県神戸市中央区加納町4-8-19
TEL.(078)-393-0396
丼「一味禅」
大阪府大阪市中央区谷町5-6-4
TEL.(06)4304-1621
ちょっと早めの年末進行(年度初め進行でもある)が始まったためにひとり言は不定期更新突入宣言です。主に外食する時間がない、というのが理由です。例え昼飯でも、何か面白げなものを食べた際にはアップします。
更新意欲だけは満ち満ちているのです。
忙しい時ほど現実逃避に力が入ります。
土曜日に「神戸地元の飲食店情報本」の出版記念パーティ(でいいのかな?)へとお呼ばれして参りました。ご招待頂いて、「行きます!」と返事したものの、一体どんな方が集まるどういう集まりかも分からずにのこのこと。
場所はよく知っています「chinese cafe 海月食堂」ですから、まぁ誰も知らない人でも寂しくなんかないやい、と覚悟を決めて。いやぁ普段は莫迦な喰いすぎ人たちとの集まりにしか参加してませんから、こういう大人のパーティってヤツは緊張します。
ま、ほとんど嘘ですが。ええ、緊張とは無縁。回りの席にはよく見知った人もちらほらいらっしゃいますし。では楽しませて頂きましょう。前菜から。ええ、楽しむのは主に喰う方です。よく考えてみると、このお店でオードブルから喰らうのは初めて。楽しみ。
果たして想像どおりの旨さ。棒棒鳥と叉焼と皮蛋のオードブル。あ、漢字だとよく分からんですね、バンバンジーとチャーシューとピータンです。ピータンに漢字があることにちょっと感動。コンピューターって便利。
いやいや、そうじゃなくて。ピータン大好きなのです。なのでパクパクと頂きます、旨〜。バンバンジーもビールに合うしっかりとしたお味。大好き。むしろ白飯が欲しいと思うほどの喰いっぷり。
というのも、四人席なのになぜか三人しかいないもので、基本的に私が二人前喰ってます。つーかそれ以上喰いたいくらいですが、さすがに初対面の方の前で狂ったように喰う訳にもいかない大人の事情。
それでも遠慮するふりをしながらガッツリと。旨い。チャーシュー旨い。御飯欲しい。続いてはスープ。野菜たっぷり。フカヒレ?そうなの?ボク子供だからよく分からない、とまぁ、これも三杯ほどお代わりして。
素晴らしい!実に旨い。この辺りで三味線演奏などを聴きながら、次の料理待ち。やって来たのは春巻き。揚げ春巻き。フライドスプリングロール。しかも二種。普通の春巻きとカレーの春巻き。このカレーの春巻きが旨いんだ。
ピリッとしたカレーが油と一緒になると、酒がすすまざるを得ないのです。で、ビールもそこそこに、同テーブルの方の差し入れ、宝山が。このタイミングで宝山をロック。堪らん、生きている幸せを噛み締める。
しっかりと噛み締めているところへとやって来たのはエビチリ。なんだ、辛いものが欲しいところを見計らってエビチリ。海老がぶりぶり。旨〜。海老の身の甘さと辛めの味付けで、ホッペタ落ちるかと思わせる罪深さ。
これはもういくらでも焼酎呑める。マジで。もうおいちゃん今夜は酔っぱらっちゃうよ、という気分。満喫していると次の皿。今度は何ですか?中華風というか海月食堂風揚げ出し豆腐ですか。ほう。
こちらも野菜たっぷりのとろ〜りあんかけ、揚げた豆腐。見た目よりもあっさりと、そして熱々は堪らない旨さ。酒飲みのハートをがっちり掴んでくすぐりまくるメニュー攻勢。もう、ここまで責め立てられては降参です。
後半一気に飛ばして参ります。次にやってきたのは、え〜と。「酢鶏」でいいのでしょうか?名前忘れちゃった。鶏の唐揚げに酢豚のあんがたっぷりと。これアンタ、どうするよ。めちゃめちゃ旨いじゃないか。
鶏の唐揚げ大好き、酢豚大好き、な私にとって、これは卑怯なまでのドンピシャ。旨い。超お気に入り。どのくらいお気に入りかといえば、このまま四人前を包んで持って帰りたいほどの気に入りよう。ってか普通か。
バリバリの鶏からにあんを絡めると至福の美味しさ。ビールが欲しいかなぁ、とも思ったのですが、この直後に炒飯がやって来ましたから。もうビールの時代は終わりました。これからは炒飯(飯もの)と酢鶏(おかず)の新世紀なのです。
この炒飯が秀逸。ぱらりとほぐれて美しいまでに火の通った炒飯は、まさに中華料理の最高峰。これに大好きな酢豚の味付けの鶏唐揚げとくれば、止まる訳がない。テーブルトークに花が咲きつつも、炒飯を盛った皿を手放さない。
いやぁ、それにしても約二人前を喰いまくりましたから。さすがに満腹。大満足なのです。そして、コースといえば最後にフルーツ。すみません。もうフルーツが収まる場所が胃袋に残されていません。
それでも意地汚く、一人前は喰いまして、いよいよ会の方もフィナーレ。御馳走様でした。出版のお祝いといいながら、ほとんど喰うことに集中している自分にも呆れかえりましたが、ほら、本がそういう食べ物関連なんですよ。だから、ね?
とまぁ、誤魔化しつつ。この後、二次会、三次会へと流れていきます。一応、私も二次会と三次会は参加させて頂きました。楽しいお話も聞けて大変有意義な時間でした。惜しむらくは著者の方とゆっくりお話し出来なかったこと。
いったい何をお祝いに行っている事やら。
本はまたご紹介させて頂きます。食い物写真に忙しくて本の写真撮り忘れました。
今回のお店:chinese cafe「海月食堂」
兵庫県神戸市中央区相生町4-8-12
TEL.(078)361-1858
現在、御料人様は旅疲れからか、大きな口内炎を患ってらっしゃいます。なので焼ミョウバンやビタミンC顆粒などで治療中。そのために、しばらく焼肉はお休みとなっておりました。ええ、過去形なのは昨日きっちり喰らってきたからです。ちょっと良くなると焼肉に走る莫迦夫婦。
私の方はそうでもないのですが、御料人様は仕事のストレスが溜まっているそうで、その発散には旨い焼肉。急な思いつきなので満月・くにきやは諦めて、待たされても自宅待機が出来るポッサムチプを選択。
やはりいつものように、満席状態。直前でも予約しておいて正解でした。私達が着いた頃にちょうど席も空いたのですが、その前後に満席で帰る人、時間を潰している人が続出。週末はさすがの人気ですなぁ。
で、もう言うまでもなくいつものようにナムルを摘みつつ生盛り合わせ。「本日はミスジがいいんですよ」と刺身。え〜と。このピンクの肉がミスジですかそうですか。一見脂の塊なのですが、口で溶ける温度が低いからなのか、はたまた脂の質がいいからなのか、脂っぽさはまるで感じず。旨い。
そしてハラミ。最初、こちらがミスジかと思ったほどの美しさ。そしていつものように旨い。最近、旨いという単語が連発されすぎていますが、旨いモンは仕方がない。クリの刺身などの他の赤身もサシ加減が絶妙で大変満足。
当たり前のようにレバ刺も素晴らしい。このレバ刺のために辛い仕事も頑張れるのです。辛くないけど。さて、では焼き物へと突入しましょうかね。当然ですが塩ものから。小腸の脂もぶりぶりと美味しく。
あ、ひとつ。アカセンだと思っていた肉が、ちょっと違ってました。これの正体を聞こうと思っていたのにすっかりと健忘症。仕方ない、近々もう一度お店に行って聞いてこなければ。えへへへ。
そして、ここで白飯。最近すっかりと白飯ブーム。本日は大飯でいってみましょうか。一応確認はしました。てんこ盛りとは違います。ええ、大丈夫。そこまで若くない。それでも結構な量の御飯ですが。
なぜかフリカケまで頂いてしまいました。大丈夫。御飯は焼肉の友(もしくは供)ですから。がっつりと頂きますよ。で、サシ肉と御飯の相性が最高!このしっかりサシが入った赤肉に、白い御飯は凶暴なまでに合うのです。
ああ、幸せ、と肉飯の幸福感に包まれているところへ本日の一品。「スジ二種」が。ミスジのスジと、え〜と。もう一つ。これをちりちりになるまでよく焼いて喰うのです。しかも塩で。レモンだれで頂くと実に味わい深い。
こりこりこりこりと噛めば噛むほど旨味が出てくるまるでスルメのような肉なのです。いや、肉なのか?まぁ肉だね。いやいや、非常に旨いのです。が、この辺りで、やはり御料人様の口内炎が暴れはじめたようで。
ということでこれ以降の肉は私が1.5人前頂くことになりました。ええ〜ぃがっつりいきましょう!タレ、突入。赤肉ホルモン入り乱れ、ちょいと辛めに味付けされたタレの盛り合わせ。そう、口内炎にはキビシイ味。
でもでも旨いのは間違いなく。私など全くの健康体には堪らない旨さなのです。いやいや、これは堪らんですよ。ハツスジあたりなど、鮮度良し味付け良し(カイエンペッパーがぴりりと効いてます)なのです。
とはいうものの流石に1.5人前はキビシイ。腹が張ってきた。が、ここで残しては男が廃るってものですから。そこへやって来たのは「特上ハラミもろみ添え」です。す、すみません。肉はこれでストップにしておいて下さい。
まるで串カツの専門店のような、「もういいというところでストップかけて下さい」システムと化しています。間違ってもここは食い放題のお店じゃないんですが。それでも限界ってものがあります。
どうやらもう一品用意されていたようですが、次回は御料人様の体調が万全な時にお願いします。さて、このもろみと特上ハラミ。サシがしっかりのパンチが効いたハラミにはちょっと甘過ぎでした。その辺りお伝えしたので次回が楽しみです。
ということで、すっかりと満腹。特上ハラミは辛口に調整したタレでしっかりと味わって御馳走様でした。いやいや、本日は私、ビール一杯のみ。大飯にしておいて本当に良かった。もう少しで肉に対して御飯が足りないところでした。
明らかに肥満への道を「転がり続ける石のように」です。
取り敢えず、夜の腹筋回数は二割増にしておきました。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
相変わらず、御料人様は北の大地でも豪放磊落。飛び込んだお店で莫迦ほど喰ってらっしゃったようで。その中の一店からクール便がやって来ました。御料人様曰く「干物が美味しかったので自宅に送った」とのこと。
そんな訳で、神戸の地でお留守番していたよい子の私にもご相伴あずかり。取り敢えず、一枚目に焼くのは「メンメ」から。これこちらで言うところの「キンキ」だそうです。真っ赤な魚ですが、干物になっては色褪せて。
が、味の方はというと色褪せどころか激旨なのです。もうね、干物と銘打っておきながら、焼き始めた時の脂の具合の堪らなさが素晴らしい。じぶじぶと上がってくる脂の様子を見ながら、しっかりと焼いて。
箸を入れると、もう見るからに旨い。身は結構厚く、干物だけに濃厚な味わい。旨い。先日の貝祭に勝るとも劣らない祭の開催。うはぁ、これは堪らん。背側と腹側とで脂のノリが違うばかりか身の味まで違う。
これは幸せ。取り敢えず焼酎で喰ってましたが、日本酒買っておけば良かったと後悔。う〜む旨い。焼肉連荘の後の魚介連荘ってのも乙なものですなぁ。と、そろそろ次の干物が焼き上がる頃合い。
二枚目は「ヤナギカレイ」の丸干し。ってか、カレイは開かないわな。で、これがまた旨いんだ。メンメに比べて淡泊で、それでいて確かにカレイの旨さが濃厚に凝縮。この時点で見切りました。ええ、日本酒買いに行ってきます。
近所の生協で樽酒を買って大急ぎで戻って来るのです。そして呑むのです。旨ぁ、やっぱり日本酒と干物は最強のコンボだわ。たまんねぇ。このエンガワの辺りをしがしがと喰らいつつ、樽酒の香りで、ぷはぁと。
ああ、やっぱり旨いなぁ、というところで三枚目。北海道といえばこれでしょう「ホッケ」の干物。結構な大きさだったのですが、御料人様が仰るには「地元で食べた方がでかかった」らしいです。う〜む。
でもさすがに三枚一気食いですから、このくらいのサイズの方がちょうどいいかな?ええ、脂しっかり旨味じゅんわり。素晴らしいホッケ。自分の今まで喰ってきたホッケ史上最強のホッケです。間違いない旨さ。
基本的に薄塩なので、ちょいと醤油を付けて食べると、どの魚も極上の旨味です。今度は自分も現地で喰いたいと心の底から思うのです、ええ。まぁいつになる事やら分かりませんが。でも、その前に行きたい場所もいくつかあります。
だって、いよいよ牡蛎のシーズン突入ですから。
ホルモンも物が良くなる時期でもありますし。
日曜日の夜、御料人様が帰宅されました。なんでも、北の大地は暴風雨だったそうで、持ち帰ってきた折り畳み傘の骨の曲がり具合が、その壮絶さを物語っておりました。折り畳みなのに畳めないほどの歪みよう。
で、実はその日曜日の午前中に、すでにお土産は宅配便で届いておりました。ええ、北の大地からの牡蠣と帆立貝。いやっほ〜!本日は牡蠣祭の始まり。ま、御料人様が帰ってくるまでお預けですが。
結局、件の暴風雨のお陰で。帰ってきたのは22:00を遙かにまわった頃。いやいや、お疲れ様でした。では祭を始めましょうか。
本来は生食用ですが、配送された物は生よりも火を通した方が旨い。なので今回は蒸し牡蠣で頂きましょう。蒸します、蒸します。付属のレシピ通りに15分蒸そうと思ったのですが、それはあまりにも多すぎる、ってんでちょっと早めに12分ほど。
それでも蒸しすぎ。身が小さくなっちゃいました。これは失敗。では次回からはと半分ほどに時間を減らしたところ大成功。素晴らしい。旨い。御料人様に言わせると、現地の方が遙かに旨かったとか。
まぁ、さすがに配送に時間もかかるし、現地物と同じとはいかないでしょう。それでも十分すぎるほど旨い。で、ホタテの方もバター焼で頂きましょう。御料人様は「刺身で喰う」とそのまま開いたホタテを切って食べてました(開いたのは私)。
私はやはりバターが。あ、そうか、ついでにバターも買ってきていただけば良かった。そうすれば、北海道で全てを賄うという贅沢三昧だったのに。次回、機会があればそれでいきましょう。楽しそうじゃあないですか。
ということで牡蛎三昧終了。御馳走様でした。でもこれで終わらない。御料人様はいつものように旅先で歩き回り、厚岸でちょいと面白いお土産。薫製。牡蠣の薫製。これは笑える。だってね、剥き牡蠣が薫製になってそのまんまビニールパック。
これはあれでしょ?酒の肴でしょ?そりゃあ食べるでしょ?ええ、頂きますとも。牡蛎三昧の直後に食べては勿体ないので、本日(火曜日)まで置いてました。では喰いましょう。むきっとな。…。う、うわぁ。
何ともこれは旨いです。このソフトな食感、ほのかな薫蒸香が堪りません。焼酎で喰ってみましたが、これは間違いなく日本酒ですね。それも、ちょっと上等な冷酒で頂きたいところ。今日は帰りに日本酒買って帰りましょう。
隙あらば酒呑む口実を見つけるのを得意技としています。
私も厚岸に行きたいという気持ちを酒で誤魔化します。
※現在、大量のコメント・トラックバックのスパムにより、レンタルサーバ側から新規の書き込みをストップされています。その内なんとかなると思いますので、書き込み可能になりましたらお知らせさせて頂きます。
満月の翌日にポッサムチプで焼肉。これは私にとっては当たり前の行為。アレですわ、莫迦丸出し。まぁね、本当は大人しく自宅でうどんでも作ろうかと思っていたのですが、お誘いを受けては仕方がありません、行きますとも。
以前から「焼肉行こう!」と、まぁよくありがちな口約束していた知り合いが仕事場へと遊びに来ていたのです。で、そういえば最後に満月に行ったのはこの人とだった、と思い出して。そんな話をしているうちに、その方が「よし、今から行こう」と言い出して、で。
せっかくなのでyoshiも誘って三人で。焼肉ってのは人数が多いほど「多種」「多量」「楽しく」「安く」食べられる、まるで何かのネットワークビジネスのようなものじゃないですか?ええ、特に「安く」というところが大切。
前日の満月で、普段よりも豪勢に食べちゃったので、ここは予算緊縮で。ま、そんなこと言っても肉質を落とすとか、量を減らそうなんて微塵も思っておりませんが。そんなところが莫迦の莫迦たる所以。
そんな訳で、いつものようにお任せ。量は少なくお願いしてという、せめてもの心遣い。で、いつものように生から。綺麗。サシ肉は見事にピンク色。これを私は山葵塩で。やはりこれが一番好き。あっさり旨旨。
とはいえ、それだけでは勿体ないので醤油や胡麻油塩も適当に織り交ぜながら、生の肉の旨味を堪能。ハラミ刺が堪らんです。続いてはサシ盛り第二弾。っていうか、すげぇ豪勢なんですけど。あ、タタキもついてる。
タタキはポン酢で美味しく頂き、いや、それよりもこっちの方が。ハツ刺しとレバ刺しが二種ずつ。ブロックと薄切り。いや、薄切りったって、普通の厚さなんですけどね。それにも増してブロックのタンとハツ。
このブロック、悶えますね、ええ。レバーは口に放り込んでがぶりといくと、さっくりとそれでいて旨味がねっとりと。うはぁ、堪らん。生のレバーってのは鮮度が大事ですが、このブロックで喰らう歯応えも味のうちですね。
レバー自体の旨味・甘味が津波のように感じられて、これは幸せ。やっぱ、生レバーは旨いわ。そしてハツ刺し。こちらもブロックで。もうね、最強だよ。気分はまさに肉食獣なのです。生肉の一番旨い部位をブロックで。うはぁ。
生の幸せ、余韻に浸っている暇もなく、続いては塩のホルモン。アカセン・脂付きホルモン(小腸)・ハツスジ。あうん。ハツスジだぁ。このハツの中でも特に歯応えが気色いいハツスジを塩で頂く贅沢。
固すぎないように、しっかりと包丁を入れてあり、食べやすく、そして旨味が広がる幸せ。アカセンも小腸もしっかりと上質の脂で御飯が進む。ええ、本日も中飯を頂いております。最近のマイブームは焼肉御飯です。
そして辛口ホルモン。ウルテのこりこりと脂付きハツのさっくりぶりぶり、テッチャンは脂少なめですが新鮮さは十分すぎるほど。大好物のタケノコをこりこりとカッ喰らいながら、ハチクリが旨い。
なんだか、もう全てにおいて「幸せ」以外の言葉が見つからない。いやぁ、最高だわ。ってところで最後にタレの赤肉盛り合わせ。今回もまた驚くほどのいい肉が。全部の肉に説明を頂きましたが、見事に記憶から消えております。
だってねぇ、喰うのに忙しいから仕方がない。yoshi曰く、固定カメラでビデオ撮影するべき、と。うん、それはいいかもね。でも面倒だからやらない。つーか、自分たちの浅ましく肉を喰らっている姿なんて見たくもない。
そのまま「野生の王国」で放送できそうじゃない?きっとそんな感じだよ、うん。だから要らない。ま、ボイスレコーダーくらいは欲しいかな。取りあえず肉の名前だけ録音しとけばいいじゃない?本当はメモ取ればいいんですが、写真・喰う・メモを一度には不可能です、はい。
最後に「口直しに」と頂いたスジ。確か、ハラミとサガリの間のスジだったかと。これをちりちりと焼いて、いよいよご馳走様でした。本日も実に堪能させて頂きました。今回、量を少なくしたこともそうですが、白飯と喰ったお陰で実にさっぱりとした食後感。
やっぱり、そろそろいい年齢になってきましたから、サシ肉を喰いすぎると辛くなっているようです。なので白飯を平行して喰らうことで、旨い具合に腹がこなれています。これからは、まず大飯を注文してから肉を喰おうと思います。むしろその喰い方が若者向けな気はしますが…。
勘違いでなければ内臓が若返っているのかも知れません。
「おじいちゃん、もう御飯は食べたでしょ?」といわれるのも間近ですか。
今回のお店:焼肉「ポッサムチプ」
兵庫県神戸市兵庫区駅南通1-2-20
TEL.(078)681-8888
人生、何でも言ってみるものです。先日来、「誰か飯に誘ってください〜」と書いていましたら、見事にゆうちゃん之助さんからお友達との焼肉宴会に混ぜて頂けました。しかも、あの「炭火焼肉 満月」に!嬉しい!
かれこれ5〜6年ぶりになりますか、最後に行ってから。色々とあって、なかなかいく機会を逸していたのですが、こういう微妙なチャンスは大切にしなければいけません。よろしくお願いします!
まずは定番。ナムルとキムチとチャンジャの盛り合わせ。彩りも美しく(赤)て美味しそう。うん、旨い。そして、今回は私を含めて三人だったのですが、カクテキやオイキムチの数が三の倍数。つまり、喧嘩しなくて済むようになってます。
こういうちょっとした心遣いが、このお店の評判の良さに繋がっているのでしょう。ええ、素晴らしい。で、ちょいちょいと摘んでいると、次の料理へと。イチジクの牛タタキのせ。わはははははは。
まいった。しばらく来ない間に、更に洗練されちゃったのね。イチジクと肉のタタキの上には大根おろしと茗荷と刻み葱。ポン酢で味付けられたその美しい一品を一口で。こういうモノは一気に喰うのが旨いのです。
まずはイチジクの甘味。それが舌の上で溶けていくと次に牛肉のたたきの甘味。肉が甘い。イチジクとの相性も素晴らしい。だいたい、この手の料理は果実の甘味に負けてしまって、肉の旨味・甘味なんてかき消されます。
が、ここまで見事なサシ肉ならば、イチジクの甘味の後から肉のサシが溶け出す旨味が、しっかりと際立って感じられる。これは旨い。いきなり度肝抜かれつつ。次の品。これがまた。もうね、死ぬ。ホッペタから崩れ落ちて死ぬ。
酒飲み心鷲掴みのメニュー。「上ミノとキュウリのぬた」ってね。どうよ?ぬたなんて、イカだとかバカ貝だとか、魚介じゃないですか?それをミノって。…あ、そういえば湯引きのミノってイカに似てる。
なるほど、これは見事。美しく仕上がってますね。そして先付け(いや、二品目か)として十二分に役目を果たしている。あ〜、日本酒。コレだけで二合はいけるね。呑まないけど。今日はじっくりと焼肉楽しむ予定だから。
更に焼き以外のメニュー続きます。あ、そうそう。最初に「お任せコース5,500円」というのでお願いしたのです。が、「今日はいい肉がたくさんの種類ありますので、6,000円になっても良ければ…」という素敵なお申し出頂きました。
そりゃね、そんなこと言われて断るほどの莫迦じゃないですから。むしろ、7,000円になってもいいですよ的な莫迦ですから。そのおかげなのか、もともとそういうコースなのか、次のメニューは「牛肉の寿司」ですわ。
二種類の握りと巻が一種。牛トロ握り・タンモトの握り・ネギトロ巻。圧巻。肉の厚みが異常に分厚い握り。特上部位のタンモトのねっとりとした旨味。ダメ、本当に死ぬ。旨すぎてすぬ。「美味死」する。
もう、言葉に出来ない程の旨さ。シャリは甘めで小さく、私としてはシャリは倍の大きさでも良かったくらい、肉の旨味が強い。牛トロってのがまた堪らないよ。ちょいとサクッとした歯応えと、その後の肉の甘味がじゅわり感が。
本当に気を失いそうに旨い。更にネギトロ巻。マグロってのは割と脂と赤身が水っぽく合わさるのですが、この牛トロを叩いたネギトロ。脂(というかサシ)が見事にシャリと葱で混ざり合い、ねっとり旨い。ああ、ねっとりまとわりつく旨味。
取り敢えず、喰わなきゃダメだわ、これ。いやぁ、参りました。心底参りました。で、ここでようやく刺身。いわゆる「生」っていうメニューへと入っていくのです。…って。よく考えてみると、普段の「生→塩→タレ」というコースにまだ到達していなかった。
ま、今から喰うからいいや。ってんで生盛り。ハツ刺・生レバ・生センマイ、そして大根ユッケ。ハツ刺、旨い。でも最高に旨い時のポッサムチプの方が旨いよ。うん、最高の時ね。生センマイも好みとしてはくにきやの方が好き。レバ刺。これは三店通して、みんな旨い。別に比較しようというのじゃなく、問題の「大根ユッケ」へのマクラです。
そう、この大根ユッケ。笑う。笑みがこぼれる旨さ。ユッケはあっさりとした味付け。それに白髪葱と大根とおろしニンニク。これは堪らんです。もうね、この時点でマッコリ呑まなきゃいられない。そんなあっさりと、そして後を引く旨さ。
ポッサムチプでよく食べる塩ユッケ。それに大根と白髪葱の薬味感を加えた旨さ。旨さに圧倒される。これ、白い御飯に丸ごと乗っけて喰いたい。「大根ユッケ丼」として。ああ、堪らんです。「旨味死」しそう。
と、すっかりと七厘がやってくる前に堪能しまくり。そして、久しぶりに感じる「食べれば食べるほど腹が減る」という地獄巡り。喰わせながら食欲を増大させるメニュー構成に脱帽です。うん、罠だわ、これって。
かつんかつんにイコった備長炭(確か紀州産)の七厘がやってくる頃には、肉への欲望が絶頂に達しております。ふへへへ、焼くよ、焼く。塩から焼く。厚切りタン、カブリ、ハート、ミスジ、黒豚、塩てつ。
「タンとミスジはレアで」と言われつつ、心の中で好きなように焼くよ、と呟くテーブルの三人。ええ、タンが拍子木調に分厚いので、ここは「やまがた屋」方式で。しっかりと、ぱつんぱつんにタンを焼く。
う、旨〜!タン、旨〜!み、ミスジも旨〜!とまぁ、本当に旨い。厚切り加減でしっかりと焼くとこの旨さが大爆発。肉汁が外へと出ることなく、真ん中へ真ん中へと集まっていく、その肉をガブリとかぶりつく快感。
口の中へと熱された肉汁がじゅわ〜と広がると、最早得も言われぬ幸福感で全身満たされるのです。わはははは、今死んでも我が人生に一辺の悔い無し!嘘、悔いがある。そう、塩てつですよ。塩のテッチャン。
この所、どこのお店でもなかなか食べることが出来ない「脂ぶりぶり」のテッチャン。目の前にそれが鎮座坐すのに喰わずに死ねるか、なのです。焼く、めっちゃ焼きます。脂を上にして、腸面からじっくりと。
脂がじゅわじゅわと浮き上がり、腸面が巻はじめたところでひっくり返し。うは、脂が燃え上がる。食欲も燃え上がる。し、辛抱出来ないよ、喰う。そのまま喰う。旨い、熱いけど旨い。ちょっと口の中火傷したけど旨い。
この熱さも焼肉の醍醐味。味の一部なのだから楽しむのです。うはぁ、じゅるじゅると堪らんぜぃ。さあ、この勢いで脂付きのハツもいっちゃえ!わはははは旨いぜ!そして、意外と知られていない、このお店の名物。
黒豚のバラ。満月といえば、牛のホルモン・赤肉がどうしても有名ですが、この黒豚のバラが素晴らしいのです。普段は「え?豚肉?いらないよぉ」と思う私ですが、この黒豚は絶品なのです。脂を上手い具合に落としつつ頂く黒豚、最高!
そして数年ぶりに来てみると、食べ方もちょっと進歩してます。チシャとシソとコチュジャンがセットで。コレに巻いて食べてくださいとのこと。なるほど、サムギョプサル風にいくのですね。というか、サムギョプサルそのものか。
出来ればニンニクスライスが付いていてくれると完璧ですが、ここはおろしニンニクでいきましょう。ぺっとおろしニンニク、そしてしっかりと焼いた黒豚をのせて、巻いて、一口で。うは、旨いわやっぱり。
牛とは違って、比較的サラリとしている豚の脂。これが野菜と合わさると実に美味。いやぁ、これならいくらでも喰えるね。堪らんですよ、堪らん。で、そろそろ塩が終わる頃合いでタレへと移行していきます。
この辺りでお店の方もお忙しいようで、ちょいと一息つきながら肉待ち。タレを先に頂いたので、ちょいと味をみると、あれ?こんなに甘口だったっけ?と昔の記憶を引っ張り出してみましょうか。
さらりとしたタレは、そういえばコチュジャンとおろしニンニク大量投入で味を調えていたなぁ。ま、今回はあまり辛くせずに。ちょいと楽しませて頂きましょうかね。てなことをやっていると、やって来たのはタレ盛り。
うは!いいね、いいね。ハラミがど〜んと二種。あ、もしかするとハラミとサガリだったかも。ま、いいや、どちらも旨い肉ってことで。そしてタケノコ、アカセン、上ミノ、ハチノスのモルモン中心。
ここで、ようやく白飯が。今回、私は肉のみを食べてみようと思ったのですが、我慢しきれずお隣さんの御飯を分けて頂き。では焼きましょうハラミ。喰いましょうハラミ。って、コレ旨いわ。ハラミ。
そう、ツケダレはあっさりだったのですが、この揉みダレの旨さですよ、このお店は。わっしりと揉み込んだハラミは、まるでそのタレのチカラで溶け出そうとするかの如くほろほろとほどけていきます。
もうね、飯とハラミのコンボは最強ね。あっという間にダウン寸前。わはははははは。いい!非常にいい!!とまらねぇよ、箸の動きが。タケノコもこりこりと、アカセンもじゅんわり旨味。ホルモンはタレが旨いね。
で、上ミノ。いわゆるサンドミノではなく上ミノですね。これが見事な包丁なのです。外側の固い部分は横向きに幅狭く、柔らかい側は縦に二本。これが歯応えの喜びと肉の旨味を広げるのに見事な仕事ですねぇ。
サンドミノの脂じゅわっ的な旨さはそれはそれで素晴らしいですが、この上ミノのコリッとした旨さは、また別の意味で格別です。で、更に。今回の超特筆はハチノス。「味付けしてますからそのままで」といわれたハチノス。
これが、口に放り込むと食感がもうね。なんだろう、敢えていえばグミの歯応え。もちっとむちっと歯応えが、噛み締めるとむにゅんと切れる。で味の方もしっかりと。こんなハチノス、初めてです。ああ、堪らない快感。
このハチノスにめろめろになっているところで〆の飯物が。テールスープの丼。クッパとも違う、白飯の上にとろみのついたテールスープのぶっかけなのです。これが、もう、アータ。しっかりと混ぜると得も言われぬ旨さ。
スープと飯を最後に〆るに相応しい一品。うはぁ、コレは最高だわ。しかりと混ぜ混ぜ、つるりと完食。満足。もう、本当に大満足なのです。
で、結局、酒代を入れて一人で8,000円。これを高いととるかどうかで、お店の評価が変わります。ちなみに普段のポッサムチプのほぼ倍、くにきやの3〜5割増くらいです。私としては大満足の料理でしたから、決して高いとは思いませんが、確かに「週に2〜3回、焼肉」という莫迦暮らしではかなり辛いですね。
それにしても、やはり旨い。この「焼肉の罠」というサイトを作ったきっかけは、この満月の旨さに心から感動したからなのです。余りの旨さに「焼肉を世間にもっと認知して頂きたい。」という思いから右も左も分からない状態でスタートしました。
それが、こうして随分と遠回りしたものの、原点回帰したのです。そう、自分の中の宇宙が見事に完結しました。これを機に、このサイトのこれからも見直してみるのもいいかも知れません。今まで本当にありがとうございました。
それではまた、機会がありましたらお目にかかりましょう。
って、どうせ明日もいつも通り何事もなく更新しますが。何か?
今回のお店:炭火焼肉「満月」
兵庫県神戸市中央区下山手通8-7-3
TEL.(078)361-3292
我が最愛の御料人様は、無事に北の大地に辿り着かれたそうです。ええ、昨日の夜からアレを喰ったコレを喰ったという、最早嫌がらせに近いラブメールを頂きまして、自宅のPC前で悶絶しておりました。
ちなみに、本日は朝から秋刀魚の押し寿司だとか、牡蠣祭のだとか、帆立のバター焼だとか、仕事中にヨダレがたれまくる様なお知らせも頂いております。
ということで、神戸の地でお留守番のワタクシ。引き続きお誘いの愛の手を求めております。どちら様もお時間と胃袋に余裕がありましたらメッセージくださいませ。もうね、そのくらいやっておかないと、牡蠣だとか帆立だとか花咲蟹だとか鬱になりそうです。
といいつつ、今から焼肉、行って参ります。
呑み会に、こっそりと混ぜて頂くことになりました。
日曜日の昼酒の反省から、昨日は自宅で残り物の炊き込み御飯。ま、丼鉢一杯喰ったので、節制とは遠いのですが。それでも大人しく自宅で食事しただけでも褒めてあげようじゃないですか。
で、本日。お仕事の加減で御料人様が近所までいらっしゃっていたので、せっかくだからと二人で食事。仲良くインド料理店。カレー喰いましょうカレー。そういえば、最後に食べたのが海月食堂(中華料理)のカレーという不思議。
さっそく。ランチですから、ま、軽くですが。カレーはチキンで旨〜、ナンは焼きたてで旨〜、タンドリーも香ばしくて旨〜。全て美味しく頂きました。パパドは御料人様のナンの三分の一と交換。御料人様はパパドが好き。
お昼御飯ということで辛さの方は「5倍」で。これは辛口と書いてましたが辛口とはほど遠い辛さでした。私達の辛さ度合いに問題があるとはいえ、これはインド料理的には「普通」でいいんじゃないでしょうか?
ガッツリと食べるとなると、やはり「10倍」は欲しいところ。出来れば「20倍」くらいが酒がすすむ辛さですね。今回は、まだ仕事が山ほど残っていましたので、この5倍カレーでよかったのかも知れません。酒呑めないし。
さて。実は明日から、我が最愛の御料人様が出張で週末までいらっしゃいません。そう明日からの数日間は、牛馬でいうところの「放牧」、パチンコ台でいうところの「開放」、プロレス技でいうところの「投げっぱなしジャーマン」なのです。
要するに「晩飯は適当に喰らって良し」というお墨付きなのです。こんな事は滅多にございません事よ。大抵は呑みすぎ喰いすぎに御料人様の目が光っておりますが、この度は遠く旅の空ということでコソコソと喰らいまくっても大丈夫。ええ、どなた様も、お時間のある方は是非旨いモンにお誘いくださいませ。
ひとりぼっちの場合は寿がきやのうどんで過ごすことにします。
最近はしっかり予定を決めないと出不精で引き籠もりがちなのです。
今回のお店:インド料理「シャンカル」
兵庫県神戸市中央区加納町6-6-2
TEL.(078)334-6366
以前から楽しみにしていた「神戸マルシェ」が日曜日にありました。小雨決行ということだったので、今にも泣き出しそうな空模様の元、無料送迎バスの乗り場に行ったところ、あまりの行列に泣き出したのは私でした。
もうね、何百人並んでるの?という状況。バス待ちで昼過ぎそうなので、待ち合わせていたおがちゃんと合流後、「あの葡萄は酸っぱいに違いない」と悪態をつきつつ別の店を探して街を彷徨いました。
どうやら、本当にしょっぱいこと(超特大混雑)になっていたようで、人見知りの激しい自分は行かなくて大正解だったのかも知れません。で、せっかくだから昼酒でもしたためて帰りましょう。
とはいえ、未だ11:00にすらなっていない(10:30集合だった)ので、まぁ、昼呑みの聖地新開地へと舞台を移します。が、既に小雨が降り始めまして。これは本当に遠出しなくてよかった。そんな後ろ向きな気持ちで乾杯。
しかし、あれです。この昼呑みの聖地はさすが。「11:30〜16:30まで飲物(酒)200円」だとか「ドリンクと○○のセット、18:00まで500円」などの看板が踊るが如く目に入る。よい!実によい!
取り敢えず、一軒目は乾杯だけ(ビール大瓶を二人で、日本酒の冷を一杯ずつ)でさっさと引き上げて、次のお店。なんだか普通に昼酒ツアー状態。せっかくなのでYoshiなども誘ってみるとこちらへ合流とのこと。
では、私がずっと行きそびれていたホルモンのお店「中畑商店」へと移動。ここがまた、実に素晴らしい。ホルモンは一串40円。バラやハツも80円という素晴らしさ。串カツ並みに「二度漬け禁止」のタレまで。
もうね、アッチの葡萄よりコッチのホルモンですわ。貪るように一気に10本ほど喰いながらビールの大瓶が揮発(呑みすぎ)する。ああ、幸せだ。昼間っから幸せを満喫。これこそが人生の醍醐味ってヤツですわ。
ガッツリとホルモンで胃袋を落ち着けた頃にYoshiと合流。更にビールとホルモンをすすめて、さて、では移動しましょうか。次に目指すのは「ボートピア神戸新開地」です。え?ギャンブルやるのかって?
トンでもございません。私の最大のギャンブル欲は、店の前で「ここは旨いかそうでないか」という自らのアイデンティティを賭けた勝負で満たされております。そう、このボートピアという濃厚な場所でもギャンブルは食い物。
看板に、「ミニきつねうどん 100円」とあれば、喰わない訳がありません。しっかりと頂きます。実は先日の土曜日におがちゃんとYoshiは揃って讃岐までうどんツアー(自主的)に行っていたのですが、それでもうどんを食わせる鬼。それが私。
と言いつつも、このコシの欠片も感じられないきつねうどん。実に旨かった。これを旨かったというと、私の味覚を疑われるかと思いますが、一度喰ってみるといいかと思います。勝負に疲れた(負け越した)オトウサン連中と、雨に打たれマルシェに行けなかった負け犬の私たちに、この温かいうどんは実に優しいのです。
とまぁ適当なことを言いつつ、神戸マルシェへ行くことが出来た、勝ち組のやっさん@鳥頭さんと合流すべく次の店。ここが500円酒セットのお店。注文は当然ですが酒と串カツのセットを。ええ、必要なのはアルコールと油。
串カツは三本。酒は二合に少し足りない程度の冷。これをガッツリと、というか際限なく呑み続け。だって、普通に酒の大が630円、セットだと串カツがついて500円。ね?酒好きのそこのあなた。注文は必然でしょう?
てな事をやっていると、やっさん@鳥頭さんとお友達が合流。じゃあ、改めてカンパ〜イ!さて呑みましょう。
神戸マルシェの様子を色々と聞いてみると、結構大変な状況だったとか。ま、その辺りは行かなかった私達には無関係。ならば、今から取り戻しましょう。
ちょいと電車で板宿へと移動。ほら、以前旨かった鰻店。そこへと向かう訳です。鰻、喰うよ。ちょいと寄り道なんぞしながら無事に到着。さて、それでは頂きましょうか。こちらのお店は焼き上がるの時間がかかる。
ならば、とまたしても酒。さすがにこれ以上の日本酒は危険なので取り敢えず冷や酒。これで突き出しと骨せんべいを頂いて、鰻の焼き上がりを待ちます。はい、ここで無理矢理呼び出して御料人様と合流。
旨いものは二人分かち合おう、ということで呼び出し。一方的に雨の降る中。すみません、反省しています。次回からはせめて天気くらいは考慮に入れます。ということで「うざく」。いきなり話は変わって「うざく」です。
これはうまい。このウザクを茗荷で喰うと、実に旨いのです。ああ、もうビールいいや。日本酒、冷やで頂戴。白焼きもやって来て幸せ。この白焼きの旨さったら、もう。分厚い身がホロリととろけるこの妙味。
いやいや、このお店はやっぱり絶品ですわ。何というか、小器用な技よりも、本当に誠実に旨いものをガッツリと喰わして頂けるのです。で、御飯の量を聞かれまして。え?今から炊くのですか、おおぉ。
炊きたて御飯で鰻丼ですか。そうですか。そんな贅沢を前回に引き続き、ですか。よろしくお願いします。御飯は少なくて結構です。はい。で、更に待つことしばし。いよいよ丼君の出来上がりなのです。いやっっほぉおおおい!
相変わらずの旨そうな丼。あ、御飯を少なく、とお願いしたら、丼丸ごと小さいものになりましたが、ま、結果的にはこの量で上等でした。では早速。炊きたて御飯と焼きたて鰻のコラボレーション。…………う、旨〜〜〜〜!
落ちる、ホッペタが落ちる。この旨さは何なんだ?あ、鰻ですね。いや、それは分かっている。もうね、昼前からぐだぐだと呑み続け、最初からご一緒しているおがちゃんは既に寝かかり、やっさんも起きているのかどうか微妙、Yoshiだけは昼間で寝てたので元気、という状況下で、目が覚める旨さなのです。
いやいやいや。やっぱりあれだわ。この店は私の好みにびったんこですわ。これまで東京まで行かねば満足いく鰻が喰えないと思いこんでましたが、神戸でも十分旨い鰻、喰えます。うん、この情報は誰にも内緒にしておきましょう。店が混んでは大変ですから。
と、インターネットの大海原で発表している時点で、私の莫迦さ加減が分かりそうなもの。ま、そのくらいお気に入りと思って頂ければ幸いです。さて、これ以上喰っては鰻の旨かった余韻が損なわれますから、ええ、御馳走様。本当に御馳走様。
朝はバスに乗れなかったり、雨に降られたりで散々でしたが、この鰻を喰えたことで私の全てが満足いたしました。いやぁ、実に素晴らしい休日でした。
これで宿酔になっていない自分に驚愕しています。
多分、一升以上は一人で呑んでおりますが。
今回のお店:
※一軒目は忘れました…。
ホルモン「中畑商店」
兵庫県神戸市兵庫区東出町3-21-2
TEL.(078)681-9598
ボートピア神戸新開地 売店
神戸市兵庫区新開地4-6-19
TEL.(078)511-1011
居酒屋「八喜為」
兵庫県神戸市兵庫区新開地3-17-101
TEL.(078)575-8238
うなぎ「加奈井」
兵庫県神戸市須磨区平田町2-2-13
TEL.(078)731-4055